消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

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1929年04月30日(火)

終えた作業のこと

失敗したかな・・と
悩むより

一つ済ませた と
思うことにした


1929年04月29日(月)

並縫いで運針するように

並足で進むように

緩めず 速めず おだやかに

フラットな気持ちで

一日作業した


1929年04月28日(日)

考えるのをやめた
それは
悩まなくてすむ
ということになる

考えずに
即座に反応している
目についたところから
順々に進んでゆく
淡々とこなしている

一日が早く終わった


1929年04月27日(土)

手順は同じでも

対象ごとにパターンは違う

だからいつも初対面

どこから切り込もうか

考え考え始める作業は楽しい

わくわく感が続く


1929年04月26日(金)

価値観は人それぞれ
ではあると思う

でも いや だから

私の価値観では

くだらないなぁ
ホントくだらない
そう思ってしまった

別に悪いことではないし
価値観というより
きっと好き嫌いの問題

TVの視聴率みたいなもので
大騒ぎするほどのことでなし
大した話ではない


1929年04月25日(木)

未成年ならいざ知らず
長く生きてきた人が
井の中の蛙というか
責任転嫁で卑怯な感じの言い草
自分が歩いたとおりに
自分を育ててきたはずなのに

言葉だけ立派な心遣いをして見せても
上っ面の形式的な社交辞令に感じる


1929年04月24日(水)

気持ちの静かな日だった

積極的ではないけれど
何にしても迷わず
淡々とこなして
はかどったカタチで終わる
こんな日もいいなと思う

小雨が降ったりやんだり
時に強くなったり
とてつもなく蒸してきたり
でも静かだった

テンションフラットも
いいものだな
静かに元気が戻る気がする


1929年04月23日(火)

信長が (大河ドラマ)
天目茶碗も天目台も一緒に
台ごとエラソーに扱い 飲み干した

おおぉっ と思った
お殿様飲み?を初めて見た

台天目点前のお稽古の時は
面倒と思っていたけれど
少し上のお客設定で
お殿様はなかった気がする
でも本来のかたちはそうなんでしょね
サボリだからあまり覚えていない


1929年04月22日(月)

わたしが在るわけ
神が決めた
星が決めた

わたしが今在るわけ
父と母が決めた
風が決めた

わたしが今ここに在るわけ
わたしが決めた
歩いてきた


1929年04月21日(日)

梅雨の晴れ間はラッキー
とにかく動きたくなる

外作業 暑かった

ちゃんと栄養摂るようにと
言われるけれど

食欲のないときは
ご飯で生きる

今のマイブームは
ホースラディッシュ醤油で
(わさびは強すぎる)
焼きのりとごはん

あとは
梅干しと冷たいお茶漬け(海苔)

あとコカ・コーラ
(ペプシでは元気出ない)

生き返る気がする
食べられる


1929年04月20日(土)

予定なし だった

なのになぜかあれこれと
普段以上に外で動いた自分は何なのか
それもあとで見るに
今日の30度越えの時間帯ずっと

以前トコロさんが
熱中症になったことで
注意喚起していたし

自分の好きでやってることは
夢中になって続けてしまって
あとで どっと来るということを
わかっているのに

気をつけないとだめだ
梅雨の晴れ間は要注意
肝に銘じる

とにかく冷房頼みで
生き返る

明日も頑張る 
とは言いません


1929年04月19日(金)

予定のない日
時計を止めて
天井をながめて
カーテンをながめて
空の明るさを
たしかめる
ふわっとした
少しの時間


1929年04月18日(木)

おーーーい と呼びかけて
おーーーい と返してくれる

人生であと何回
やまびこと会えるだろう

素直にかえってくる声は
嘘偽りのない自分そのもの

しみじみ大切に受け止めたい

また高い山へ行きたい


1929年04月17日(水)

いつも不思議だった
その人がどうして
そういう考え方になるのか

驚きと納得

今まで
気づきも学びも
求めてこなかった という

それがその人の思う
自分に正直 本当の自分
ということらしい

ふーん そうなんだ
そういう人もいるんだ
でもやっぱり不思議


1929年04月16日(火)

陶芸をしてみたい

土をこねて何か作るらしい

絵を描けるなら豆皿を

土だけならへらで模様をつける

キットを通販で見る

簡単そうに見える


1929年04月15日(月)

あとで後悔したくないと思って
なかなか決断できない
後悔してもいいと
開き直る強さもない

「後悔」というものを
しなければいいだけのこと
単純に自分の辞書から無くせばいい
振り返らずに前だけ見ろと
そう言う人を
ポジティブというらしい


1929年04月14日(日)

いろいろと
いろいろと
考え重ねて
結審すればいい

決心し終えて
決着とすればいい


1929年04月13日(土)

今でなくてもイイデショ

なんでも先延ばしにする悪い癖


だから決まらない

肩の荷物が増えるばかり


1929年04月12日(金)

ナンバ走りの本を読んだ

イメージがわかない

竹馬に乗るみたいな感じかな??


1929年04月11日(木)

なかなか姿勢が身につかなくて
こつこつと丁寧にやっていたら
ようやく身体が覚えて
スムーズに流れるようになった

すると今度は
雑に端折ると気持ち悪くて
時間がないときでも
きっちりとしたくなる

自分の変化に驚いている


1929年04月10日(水)

匂い立つ言葉
香る文章に
出会いたくて
旅に出た

けれどそこは
風のない景色
香らない街だった
その街を出る

また新しい旅


1929年04月09日(火)

公園の大きなヒマラヤ杉に
緑の松ぼっくりがたくさんできて

枝ごとにずらっと
重そうなほどに並んでいた

冬にシダーローズを拾えるかもと
楽しみにしていたのに

高所作業車が来て
見事にばっさり剪定された

あまりの出来事にがっかり

辛うじて幾本かの枝に残っている
この秋に茶色くなるのかな


1929年04月08日(月)

次々に出てくる他愛ないもの
でもそれぞれが元気をくれる
お気に入り
その歌が大好き

あなたのお気に入りは何ですか

そう問われて
すぐにいくつ並べられるだろうか


1929年04月07日(日)

悪い癖
迷い続けてGOできない

どちらでもいいから
とにかく始めて

後で修正すればいいと
思うけれど

まだ迷ってる


1929年04月06日(土)

あなたは
覚えていなかった

お愛想で
記憶をたどろうと
してくれる

でもそれは
少し哀しいことだった

二人が大事にしているもの
私はそう思っていたけれど

ふっと抜け落ちる
そういう記憶もあるんだね


1929年04月05日(金)

踏襲というと聞こえがいいけれど

執着というとよくなくて

どこかで方向変換を思う

ぽんとパラレルにとんで

ねじれの位置の向きへ


1929年04月04日(木)

我を張りすぎな人と
根に持ちすぎな人

二人は互いに
自分を直す必要なし 
直すことは自分に正直でない と
本気で思っていがみ合ってる

我を張り 根に持って
執念深く恨むように暮らす時間は
自分の人生の何分の1かを
不幸せな時間にしているだけと思う

どこかで折れることと
まるくなることを
覚えれば安らげるのにと思う


1929年04月03日(水)

見晴らしのよい場所
高台でなくとも
高層でなくとも
屋上でなくとも

ベランダでいい
窓からではなく外に出て

はるかな山並みをまっすぐに見通す
公園をこえ家々をこえ
気持ちがまっすぐになる
その感覚が好き

山からまっすぐに来る風を受ける
遠くの稜線を見るのが好き


1929年04月02日(火)

ほとりを辿り
蛍を探しに

風にのって
蛍のにおい

探検みたいで
楽しかった

見つからなくても
また行こう


1929年04月01日(月)

深海の底の知らない世界
映像で見られることがすごい
ヒトデが面白かった

命の循環
出会ったことはないけれど
繋がっているんだな




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

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− ささやかに −          

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日付は通し番号として記しています         


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