消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

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1928年06月30日(土)

その人が書くものに
なんかすっとなじめないわけ
心に響いてこないわけ
気取りを感じるからかな

気取って書く文体もあるけれど
気取ってない風を装い
へりくだった風を装って
なのに気取りを感じるって
それは文体ではなくて
その人が醸す空気だと思う
おしゃれな言葉を使いたい
どこかの俳句結社みたい


1928年06月29日(金)

何度も見送ってきたこと

そろそろ決心しよう

やると決めたら行動は早いタチ

だから私ものった

期限は月曜日

今度こそ


1928年06月28日(木)

なににでもだれにでも
心の中で声をかける

本当は話せない相手でも
心を寄せることはできる

そうやって送る日々
誰かに会えるのはうれしい


1928年06月27日(水)

自己満足で完結ならば
それで上等ではないか

誰のためでもない
自分の魂のために記すなら
それでよいではないか

嘘があれば消す
誇張があれば正す
言葉不足ならば付け足し
ピンぼけなら少し時をあけ
言葉を探す

そうやって残したものは
偽りなく自分なのだ
自分を残せたことに
満足すればいい
そう思う


その人に迷いが残るのは
人に受けたい願望に惑い
カッコつけたからだと思う
自分の心から離れた場所に
言葉を並べてみただけだから

作品と思うのなら
作品として展示すればよいのだ
中途半端な立ち位置でなく
作品として評価を求めればいい
お情けやお仲間票でなく
厳しい真の評価を仰げばいい

でなければ 
己れのメモ以上の何物でもない
そう思う


1928年06月26日(火)

この季節はいい季節
地域性が顕著に出る
自分の住んでいる場所への
愛着を思い直す

そうだね 
ここはこういうところ
そことはちがうんだ
あちらはあんなところ

自然の中にも傍にも
離れた場所にも
それぞれの場所に人はいて
皆頑張って生きてゆく
時の中に適応してゆく


1928年06月25日(月)

つまらない歌だなあ
つまらない詩だなあ
なにも響いてこない
何を書いてるんだろうなあ
何を書きたいんだろうなあ
その人は

自分の言葉を絞り出せ
どこかで見たような
どこかで聞いたような
そんな手垢にまみれた言葉
そんな言い回し
つまらないよ
何かの真似なら
創作ではない


1928年06月24日(日)

いっしょに
よろこんであげる
たのしんであげる

それが
ちいさな人たちの
成長を助けること
なんだろうな

公園から見える園庭
先生も走り回って
かくれんぼしてる
ほんとに元気で楽しそう


1928年06月23日(土)

忘れてはいないよと
ただ伝えたくて訪れる

いつも変わらぬ一言に
心を休め明かりを灯す

いのちの温かさをもらう
通う血の温かさを抱く


1928年06月22日(金)

人間を作ったのは何?
人の始まりは何だったの?
話しているとそのぐるぐるまわり

結局は宇宙からのもの
どの宗教にしても
天の神は天上に存在して 
というのは宙のことだ
地底から湧き出て来やしない
人々が祈るのは天上だ

神の姿は
きっと別の天体から
ふっと出現したものたち
そしてふっと帰るんだ
意思だけで移動できるのだから


1928年06月21日(木)

混じりけのない其処は
しずかでしずかで

しずかすぎるほど
ひろびろとして

大草原のようで
大海原のようで

ただたっぷりと
自由な時間


1928年06月20日(水)

桜流鏑馬というのを初めて見た
神事ではなく女子だけのスポーツ流鏑馬らしい

女の子たちの装束が美しい
疾走する馬にまたがり
ぶれない姿勢で矢を射る
かっこよすぎ

舞い散る桜の下の
華やかな勝負服?達に
目を奪われる
そして武士のごとき技に
あっぱれと思う

矢が命中すると
桜色の衣装を着けた係の子が
赤い唐傘をすぱーんと開く
見ていて気持ちいい

和種の馬限定ということもあり
お馬さんも飾ってもらって
真剣に走ってる
色白さんの女の子たちが
勇ましく矢を射るのがすごくて愛らしい
桜の下のイベント感もあり
よい競技会だなぁと思った


1928年06月19日(火)

ぽかんと空いた時間
忘れごとをよくする
忙しい方が次々にできる
何をしようか 
何をするんだったか
まったく関係ないことを始めた
本を売る整理


1928年06月18日(月)

落ちる前の金星が
木星よりぐっと大きく輝いていた
さすがだと思った

木星と金星が
毎日どんどん近づいている
調べると3/2一番近くなるとあった

今日は新月
2/23には 細い月と金星と木星が
ならんで見えるかも
天気はどうかな
タイミングはどうかな

今夜は条件ばっちりだったし
見える位置にあったけれど
やっぱりここでは
肉眼ではZTFは無理だった
他のはよく見えた


1928年06月17日(日)

こもっていて

まだ冬のつもりでいたけれど

以前なら最後の日帰りスキーを

どうするか考える頃

ぼんやりしてたら梅すら終わる


1928年06月16日(土)

バスタブのことと
もう一件あったのだけれど
思い出せない
何を書こうとしてたのか
忘れてよいことだったのか
思い出したらまた書けばいい
としておこう


1928年06月15日(金)

不明の原因を探って
目星をつけて
とりあえず対処して
少しずつ改善されていると
感じるとき

考えたことがうまくいってると
感じるとき

やったね 
よかったね


1928年06月14日(木)

新しいことが何も起こらない
というのはつまらないことだ

だから ひとには
明日という未知が残されているのだと思う

生きる歩みを止めないために

あしたのことはわからないのだから
取りあえず生きてみよう
と思えるように


1928年06月13日(水)

働き者というわけではないので
さぼりはしないけれど
隙あらば遊びをみつける
お茶にする

ただなぜか
今からっぽの気分が続く
で なぜか片づけを始めた

空っぽ気分だと
空っぽにしたくなって
雑物なんかを入れてる箱も
どんどん中を捨てている

整理しよう!と
意気込んでる時の方が
考えてしまって
捨ててよいかの決心がつかず
結局あまり捨てられない


1928年06月12日(火)

ムーン・リバーが好き
たゆたう気分に浸りたい時
聴き続ける

歌としてのムーン・リバーは
いろんな人が歌うけれど
アンディ・ウィリアムスのがいちばん好き
部分で少しハスキーになるところが
なんかあたたかくて落ち着く

ジャニーズ系のファンではないけれど
ドラマを見てから
平野紫耀クンの声をふと思う
もう少し大人になったら
ソロの歌い手として
ムーン・リバーを歌ってほしいな
聴いてみたい


1928年06月11日(月)

たばこ
吸ったことないし
周りも吸わないし
煙が大嫌いだし吐き気がするし
その近くは息を止めて通るし遠回りするし
吸ってきた人は匂いでわかるし
吸ってる人は嫌いだし
女のひとなら驚くし
読んでも嫌悪感だけだった
まして
誰かが灰皿に捨てた吸殻を
拾って吸うって
信じられない
貧乏な不良?

ただ
人それぞれなんだろう
子どもに影響しないのだろうか



追記

あとで知った
娘も喫煙者って
そういう環境を
親が作ってるんだ

というか
それが普通?
男女関係なく
老若関係なく
お酒もたばこも
問題なくふつうな地域?


1928年06月10日(日)

わたしが 

一歩を踏み出し

寄りそえばいいんだ

花束を持って

楽になればいいんだ


ジャンプして

此処にいるのだから


1928年06月09日(土)

レンジフードの掃除の
姿勢が悪かったのか
腰が重痛い
うーんうんという感じ
腰を前かがみに曲げられなくて
腰を落として下にある物を取る

筋肉痛なのか
ぴっき〜ん という感じの
ぎっくり腰ではないと思うので
時間の問題かな

寒いからさっさと動きたいのに
無理で 余計寒い


1928年06月08日(金)

周りを気にすることなく

自分のスタイルを通せるということ

それが一番の成果なのだと思う


1928年06月07日(木)

前々から気になっている

赤えんどう豆 

煮てみようかと


どうなるんだろう

塩か砂糖か 

どっちだろう


1928年06月06日(水)

心底驚いたのだけれど

当然のコトだった


私が買って出たようなものだ

そういうこと


1928年06月05日(火)

やっと行動に移せた

前々から思ってた

静かな場所を探してた

そういうことだった

すぐ近くにあった

一番近くにあった

自分の心の中に


1928年06月04日(月)

そこはどんな世界だろう
私もジャンプする

飛びおりた窪地はやわらかな草地
後ろの崖は世界を遮る

空だけが見える
風だけが通る

しずかに息をして
星を待とう

何も求めず
何も追いかけず


1928年06月03日(日)

戻ると言っていたけれど
姿が見えなくなった
崖下の草地に着地して
疲れを休めているのだろうか
そんなに高くはないのだから
登ればいいよ


1928年06月02日(土)

大声をあげる人も
どうかとは思うけれど

熱意のない人も
どうかと思う

そうでしょ?


1928年06月01日(金)

木星と金星が

公園の大樹に向かって

一直線に落ちてゆく

冷たい夕暮れ




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

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− ささやかに −          

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日付は通し番号として記しています         


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