消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

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1928年07月31日(火)

奥深い洞窟探検を終えて外に出た感
長い長いトンネルを抜けて
やっと外の景色に辿り着いた感


昨日を思う思い方も
明日を思う思い方も
人それぞれで

過去を振り返るのも
未来を夢見るのも
人それぞれだと

それぞれの見方があるのだと

だからお手本も反面教師もない

どんな自分もみつめて

自分の在り方は
自分で決めることだと

わかったから


1928年07月30日(月)

時間がなくてしたいことを残したまま
どんどんしたいことは増えて
いつになったらできるだろうか
全部できるだろうか
みんな時間をどうしてるんだろうか
いつになったら時間ができるんだろう
したいことより
やらねばならぬことの優先
今は毎日ねむい


1928年07月29日(日)

この時期になると
なぜかそわそわと
自分のための買い物をしてしまう
自分にご褒美とか
自分へのプレゼントだとか
甘いキャッチに惑わされる
もう恒例になった
誕生日という言い訳


1928年07月28日(土)

公園に
半袖の子どもたちが
たくさん遊んでる

明日の天気予報も
全部オレンジ色だって
どの時間帯も太陽いっぱい


1928年07月27日(金)

ノルディックスキー世界選手権2023
天気がよくなってきて
半袖や短パンの選手がいて
空がキラキラして
稜線が夏山に見えた

坂を上るときの
機関車みたいな迫力が好き


1928年07月26日(木)

庭の力作業
やっと解禁

花粉対策を万全にして
汗もかいた

つまらないリハビリより
普通に体を動かす方がいい

本当に気持ちよかった
春だなあと思った

きれいなぼかしのピンクの
クリスマスローズがたくさん開いた

今年は種をたくさん欲しいので
飾りたいけれど切らずにおく


1928年07月25日(水)

悩み話も自慢話も
結局のところ
ただ公表したいだけなのなら
単にSNSの素材なだけ
くだらないな
共感なし


1928年07月24日(火)

お洒落な字面で
難解で意味深で
意味不明で空っぽ
頬杖ついたり
インク瓶を使ってみたり
カッコイイと思ってたのは
高校生の頃のこと
オトナになっては郷愁でしかない


1928年07月23日(月)

退屈なリハビリの時
ぽかんとしてやってると
案外進むものです

何も考えていない時間は
案外早く経つものです

考えずにせっせと動くと
すぐ時間がくるものです


1928年07月22日(日)

書付けなんてメモだから
自分だけのメモだから
暗号ばかりのヒントなし
なぞかけパズルのピースだけ

けれど
時が経っても
鮮やかに仕上がるものだ


1928年07月21日(土)

春の山を見にゆこう

ゆったりとそこに

きっと笑ってる

きみにも

わたしにも

歌いかけている

花霞の向こうに


1928年07月20日(金)

かみ合わぬ言葉に反発するより
自分の言葉をみつけなさい

離れていなさい
足音の聞こえぬところに
息の届かぬところに

木洩れ日と
小鳥の元気な羽ばたき
生きているものの証を
みつけなさい


1928年07月19日(木)

反発の気持ちは

ただ埋めておく

外に放てば

何かに当たって

返ってくるだけ


1928年07月18日(水)

憧れは 薔薇色の影 と教わった

その甘さとやわらかさと明るさ

儚く消えるもの


新たなものは別の影


1928年07月17日(火)

その人は はるかな日に
首位だったこともあるのだろう
きっと得意だったのだろう
そのことが忘れられずにいる
今はもうそうではないのに
不足感からもやもやして
他者へのひがみになり
そのことがなおもやもやになる
それでなんだかんだと
昔を引き出してくるのだろう
なつかしさとは少し違うかな
切なさに近いかも
哀しさになるのかも

妄想の正体見たり枯れ尾花


1928年07月16日(月)

今日の俳句番組 お題 卒業

絶賛一位の句

三月の空に託せるものがない

  春風亭昇吉さん


そうなんだよ 
と思う人はきっと多いと思う
るんるんもわくわくも
未来に夢ふくらむ も
うそじゃないけれど
そればかりでもない
どちらへ足を踏み出せばいいのか
今何もない
そんな気持ちの人もいる
そう思った
なんていうか
うっと胸にくる句だった

でも第一印象は
俳句というより
短歌に近い感じを受けた

続き(七七)ないの? と思ってしまう


1928年07月15日(日)

その人はなぜ
自分の書いた短歌や詩に
いちいち注釈するのだろう

指導者やサークル仲間に
場面や心情、意図を説明し
批評や指導を求めているのだろうか

それならこうした方がよろしいのでは?とか
それはおかしいとか??

興ざめだ
詩情もなく膨らみもない


私ならば

   「春」   

    春だ
    春だね
    ほら 
  

それだけで充分詩だと思うし
説明はしない
人に評価も指導も求めない
愚かとも傲慢とも違うと思う
自分の感性だけだ

     
ほら  のあとは読んだ人が自由に思えばいいこと
     のどかな雲や鳥の声もいいし
     広げて見せた手のひらにてんとう虫がいてもいい

    リズムが少し気になるので
    
ほら あそこ  とすれば 指さす先に何かを思う
         人それぞれでいい


ほら あそこ
黄色い蝶が風にのる  と続ければ 春の明るい色彩感や
               風のやわらかさ あたたかさを思う
               そして野原や庭や空を思う


どこで止めるか どこまで書くか
何を見せるか ふくらませるか
それを決めて言葉にしたなら 
そのあとは読む人にゆだねればいい
私と違う思いでもかまわない
そう思う

作者がいちいち注釈なんて興ざめで
読む人に失礼ではないのか


1928年07月14日(土)

あたたかくて暑いほど

春が来てる


ガーデンセンターへ行って

おいしいソフトを食べたい


のんきな望みだ


1928年07月13日(金)

人それぞれに
スタイルに変化なく
そのペースで進んでいる

ふと開いたページは
何年も前に見た雰囲気そのまま
そういうものなのかな と思う

たぶん私にはスタイルがない
ノンジャンルでノンスタイル
書付けだからそんなものかな
気まぐれだし

どうするか考えている


1928年07月12日(木)

異国に旅しても 暮らしたことはない
この国のいくつかの都市に住んだ程度では
井の中の蛙だと思っている
そのことは意識しているし
心は世界にアンテナを張ってきた

その気持ちで読むと

人生のほとんどを地元で暮らして
井の中の蛙的な考え方なのに
そう思っていないようなその人に驚くばかり


1928年07月11日(水)

君を見て
私はどうすればよいのか
わからない

手を差し伸べるのか
背中を押すのか
音楽隊になって
らっぱを吹くのか


1928年07月10日(火)

君は強く生きているのか
ただ流されているのか
私にはわからない

けれど
もう凍えることはなかろうと
安堵する


1928年07月09日(月)

ふと

中和滴定 という言葉を

思い出した

中学か高校で実験したよね

ぴこぴこ


1928年07月08日(日)

その婆(自称)ちゃん 
しっかり者の姉ちゃんなんだなと思った

弟さんからのSOS
かなり深刻な場面
それでも落ち着いて
さらりと淡々とでも的確に対応してる
大げさに書かないところが
すごいなと思った

そういう文体でありたいなと思う

頼れる人なんだな
しっかり者ねえちゃん


1928年07月07日(土)

花粉情報を調べた

そこにヒートテック指数という
初めて見る言葉とユニクロの広告と
知らない気象予報士さんの画像があった

クイズの阿部クンもそうだったよね

流れで

“Make each day your masterpiece.” と

 雲外蒼天 に出会った


1928年07月06日(金)

無計画 思いつき 出たとこ勝負

支離滅裂 ちゃらんぽらん

行き当たりばったり

所詮 そんなものです 私は


1928年07月05日(木)

スイートオリーブの足元
クリスマスローズの葉陰に
蕾がたくさん上がってきた

今のところ 明るいピンク系や白
好きな色優勢
そのうち濃い紫系も来るかな

ダブルはどうなったか
のら猫野郎に襲われたからね
花芽がつぶれたかもしれない


1928年07月04日(水)

やっと苛々から抜け出せるかも

反感しか生まれず
不愉快になっていたのは自分

もうやめた
理由はない 
いえ あるかな

あたたかい思いだけを
心にともしていたい
そう気づいたから

あたたかな思いを育んでいる
そんな人の言葉に出会いたい
いつもそう願っているから

もう春
庭の菫を待っている


1928年07月03日(火)

手放せないもの

それは
 
そこに自分の原点があるからだと思う

そこにいつも自分の楽しみがあるから

心にぽっとあたたかいものが灯るから

たとえ昔の古びたものでも


1928年07月02日(月)

結局やっぱりまた見送った
これまでは自己嫌悪になったけれど
今度は違う
自分も乗っかろうと思うのをやめる
ということに気づいたから


1928年07月01日(日)

その人にとって
それは心の大切なものではなかったのか
それを自分のカッコつけの材料に
貶めたのだ そう思う

結局何だかんだ言いながら
それは大切なものではないんだね
拍手の証明と思っているだけなんだ

人からの拍手を求めているだけの人
拍手をくれない人は敵
そんな風に思っている人
それだけのこと

言葉が通じない
反感しか出ない

私なら本当に自分の大切なものは
人に見せびらかす材料にはしない
神聖なもの扱い
心に灯った拍手って
そういうものだと思う




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

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− ささやかに −          

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日付は通し番号として記しています         


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