2011年05月25日(水)  「パンとエスプレッソと」と出版とドラマとケータイ小説と

今日は打合せ三つ。第一弾は表参道とんかつまい泉近くにある「パンとエスプレッソと」で出版企画。

「ブレックファースト」の中に「ブレスト」があると発見。

朝食は食べてきたけど、パンは別腹。450円のモーニングに200円足してカプチーノに。トーストがとんでもなくおいしい。トマトのパンとあんこのパンもたまらなくおいしい。

近所にあったら毎日通う!

モーニングからランチの時間まで長居して、二つ目はドラマの打ち合わせ。その後に、ケータイ小説の打ち合わせ。

出版とドラマとケータイ小説と。

全部形になりますように。

ケータイ小説の文体の影響で、ちょっと改行多め。

打ち合わせを一日にかためて、創作の時間をまとめて取る、と先日読んだエッセイにあって、わかるわかると思ったけど、作曲家の池辺晋一郎さんの「耳の渚」だったか。

ダッシュで保育園へ迎えに向かいつつ母モードに切替。今日の東京は半袖率高し。サラリーマンも節電ビズ。


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表参道駅でユンケルの新製品配布。お、うれしい!と小躍りする年になってしまった。少し前はこんなのもらっても困ると思ってたのに。
posted at 10:07:41

【たま語】朝食はそら豆ごはん。皮をむきながら「まかろんににてるねえ」。大阪のフクちゃんちにあるマカロンクッションも鮮やかな黄緑。チャックを開けて帽子にして遊んだねと懐かしむと、急にあらたまり「まかろんって、かぶるものじゃないんだよ。たべるものなんだよ」。
posted at 09:38:28

【たま語】パパにゴミ出してもらおうと思ったのに行っちゃった〜とこぼしたら「パパいっちゃったの?」。ううん、パパはいるよと言うと「パパはいかなかったけど、ゴミしゅうしゅうしゃは、いっちゃった」。的確。
posted at 09:22:23

日記更新。5/21(土)「つばさ」ファンクラブ長瀞ロケ地ツアー http://j.mp/kSC3tL 取り急ぎ携帯の写真のみアップ。文字通り水の流れが静かな「瀞」場が長く続くから、長瀞(ながとろ)というのだそう。
posted at 00:14:02

@nagatoro25tora たま本人公認ではありませんが、わたしの「たま語ファン」リストに加えさせていただきます。でも虎パパにはなついてましたよね。
posted at 00:01:40

2010年05月25日(火)  ちゅるのまわりにアイスがいっぱい
2009年05月25日(月)  「一週間は日曜日からか月曜日からか」の不一致
2008年05月25日(日)  カレーパーティ当日
2007年05月25日(金)  車椅子専用クッションのすわり心地
2005年05月25日(水)  オペラに恋して〜愛ラブ3テノール
2003年05月25日(日)  レトルトカレーの底なし沼
2002年05月25日(土)  イージーオーダー
1979年05月25日(金)  4年2組日記 おかあさんが帰ってこれるか


2011年05月24日(火)  リレーおてて絵本とオリーブちゃん脚本

産休に入った元同僚と数年ぶりに会い、「案ずるより産むが易し」「産んだら未知の世界と寝不足が待っている」と先輩ヅラしてアドバイスする。会社を辞め、脚本家で一本立ちした矢先に晴天の霹靂でたまを授かったときは、喜びよりも戸惑いが勝ったけれど、蓋を開けてみれば、案ずるより産むが易し、だった。

わたしにとって、何より大きかったのは、ひとが言葉を習得する過程に立ち会えたこと。自分もこんな風に日本語と出会い、たわむれ、身につけていったのか、と母国語に出会い直す体験。1才になる前には数えるほどの単語しか口にしなかったというのに、オリンピック一回分の時間の間に、単語をもりもり吸収し、自在に組み合わせ、いつの間にか、ずいぶん込み入ったことも表現できるようになった。

少し前からおてて絵本を作らせていることを以前の日記にも書いたが、今日は、ふと思い立って、リレー形式でやってみることにした。「あるひ たまちゃんが あるいていると おほしさまが おちていました」と出だしをしゃべって「はい、どうぞ」とたまに渡すと、即座にルールを理解して、続きを作り、「はい、どうぞ」と返してきた。それを繰り返し、こんなお話ができた。マはわたし。タはたま。

マ)あるひ たまちゃんが あるいていると おほしさまが おちていました。

タ)たまちゃんは ほしを しあわせに したいと おもいました。たまちゃんは ほしを つれてかえることにしました。

マ)おほしさまは しあわせにんじんの かたちをしているので もう しあわせかもしれません。

タ)たまちゃんは ほいくえんに ほしを つれていきました。せんせいに みせると きれいねえと いわれました。

マ)きゅうしょくの じかんになって たまちゃんは こっそり スープに おほしさまを うかべました。そして きょうの しあわせにんじんは たまちゃんです といいました。

タ)たまちゃんは そのほしを たべました。

マ)ところが おほしさまが あいたたたと いいました。ほしは いきているので たべられません。

タ)たまちゃんは ほしを たべるのをやめて あそびました。

マ)おほしさまは しあわせでした。そらから おっこちたおかげで たまちゃんの おともだちと あそべたのです。

タ)たまちゃんは ほしを おそらに かえすことにしました。

マ)でも おほしさまは そらをとぶ ほうほうを わすれてしまっていました。

タ)たまちゃんは せなかに はねをつけて おほしさまを だっこして ほしの くにに つれていってあげました。

タイトルは「しあわせなおほしさま」としようか。

しばらくして、たまが「しょうどしまのオリーブがすきだから、いま、オリーブのドラマかいてるの?」と言い出した。どんなお話?と聞くと「かようびよる6じからやるの」と言う。内容よりまず枠を押さえるところが業界通っぽい。「あさ3じまでやるの」と言う。大作だ。

オリーブが出てくるドラマなの?と聞くと「オリーブちゃん。にんげん。15さい。しょうがくせい」と言う。15才の小学生とは! 本人は狙ったわけではないと思われるが。オリーブちゃんの悩みは?と聞くと「やっぱりオリーブのことでしょ」。そんなオリーブちゃんが「すくすくそだつ」お話らしい。それもやっぱりオリーブだから?

「ママもオリーブのドラマのきゃくほんかく?」と聞くので、いいよ、一緒に書こうと言うと「いまいまさことたまえはきゃくほんをやりますってちゃんといっとかないと、テレビにでないよ」。書く前にクレジットの心配をするプロ根性。

早速、脚本開発に入った。一緒にと言ったものの、たまがしゃべるのをわたしが打ち込む形の共同作業なので、おてて絵本の口述筆記と変わらない。以下、たまがしゃべったままに。
あるところに オリーブちゃんがいました。
オリーブちゃんは いなかのみちを とことこはしっていきました。
なんにちも はしっていきました。
あるひ オリーブちゃんママという オリーブの ママが きました。
オリーブちゃんは そのママの こどもに なることにしました。

はるが きました。
おかあさんは オリーブちゃんを ていねいに ていねいに あずかっていました。

あるひ きゅうに おかあさんは しんじゃいました。
なんにちかたって おかあさんは てんごくに とどきました。
オリーブちゃんは おかあさんが なくなるまで ずっと みまもっていました。

オリーブちゃんは おかあさんが つかってたものを すてるのは もったいないから おかあさんのものを つかうことになりました。

ラストがしりきれとんぼなので、お母さんが使ってたものを具体的に書いたらと言うと「たとえば おむつ」と言ったのでカットした。9時間の大作には足りないけれど、するするとこれだけの分量のお話を紡ぐようになったのか、としみじみとなった。


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【たま語】では責任を取って、真面目な話を。たま、真面目って意味わかる?「せすじをのばしてってこと」。なるほど。QT @han_zou_tw @masakoimai ウヒャヒャヒャ!あかぁ〜ん!ツボに…ヾ(^▽^)ノ まだ電車の中なのにぃ…。変人のレッテルの責任とってくださいw
posted at 21:11:24

【たま語】腰砕けって意味分かる?と聞くと「ママわかるでしょ?」。わかるけど、たまちゃん知ってるかなあと思って。「わかってるならきかなくてもいいでしょ」。落語の転失気みたい。QT @toshiyounggreen @masakoimai いちいち可愛くて、腰砕けになりそう(笑)
posted at 21:07:52

【たま語】「きょうね、ほいくえんで、でんきこわれたの」。停電?で、どうしたの?「みんなで、でんきやさんにかいにいったの。20えんだった」。どこの電器屋さん?「ビックカメラだよ。えきのちかくの」。どんな形で電気売ってたの?「みたせんってかいてるはこだった。さわるとベタベタするの」
posted at 20:24:35

【たま語】こないだ長瀞で会ったのはつばさのファンクラブの人たちよと教えると「たまちゃんもつばさのファンクラブぅ。てっぱんもファンクラブぅ」。じゃあママはたまちゃんのファンクラブと言うと「おとなはダメ」。年齢制限か…。
posted at 20:20:45

【たま語】野菜食べたらお肌つるつるになるよと諭すたび、わたしの頬を触って「あれ?」と突っ込む(むっちゃ感じええ!!)。調子に乗って「きょうね、ほいくえんでアスパラたくさんたべたの。ママのべたべたもよくなりますようにって」。余計なお世話です。
posted at 20:17:59

わたしにとっては子ども時代の記憶をくすぐるところも#teppanと共通。QT @obebenuma てっぱんとマイマイ新子もつながってますよ、舞台の尾道と防府の共通点。その1、瀬戸内沿岸 その2、ロープウェイが有る その3、天満宮が有る その4、向島が有る ちょっと無理有りますが
posted at 19:13:09

@y_kurokuro 一人の作家さんを集中して読むのって面白いですよね。共通点を見つけるとうれしくなり、違いを味わうとトクした気持ちになるし。西加奈子さん、他の作品もどれも良いですが『通天閣』もぜひ。
posted at 19:10:44

【たま語】今日の東京は雨。傘を差して徒歩で保育園へ。「ママ、きょうは、たまちゃんのこと、しらないひとだとおもって、あるいていいからね」とおねえさんぶってたくせに、「ママ、まってよ〜」。
posted at 10:11:08

2010年05月24日(月)  朝ドラ「てっぱん」クランクイン
2009年05月24日(日)  「つばさ」第9週は「魔法の木の下で」
2008年05月24日(土)  カレーパーティ前日
2007年05月24日(木)  マタニティオレンジ123 モンスター親とアリガター親
2002年05月24日(金)  清川虹子さん
1979年05月24日(木)  4年2組日記 しゅうじで「ビル」


2011年05月21日(土)  「つばさ」ファンクラブ長瀞ロケ地ツアー

4月に初参加した朝ドラ「つばさ」ファンクラブのオフ会。今回は第18週「二十歳の夏の終わりに」の舞台となった長瀞(ながとろ)へ。

「つばさ」ファンのたまも連れて行くことになり、家を出る前に第18週のDVDを観て予習。山下真司さん演じる船頭・末永富司の相方役で出演し、台詞はないものの重要な表情の演技を見事こなした地元の現役船頭さんが、今日の川下りの案内人を務めてくださるとのこと。地元長瀞のファンクラブ会員さんの交渉の成果。

乗り換え3回、2時間半足らずで長瀞到着。思ったより近い。そして、思った以上に観光地。



参加者は前回の川越とほぼ同じ顔ぶれ。川下りコースは「つばさ」仕様のスペシャル版。ドラマに登場するお捨てが淵で一旦船を止め、つばさへの想いのたけを伝える時間を設けるという徹底ぶり。持ち込んだ「つばさ」BGMの音源にのせて、延々と語られる「つばさ」愛……。待っている間の船頭さんの戸惑いの表情が何とも言えなかった。



お昼もまた「つばさ」仕様。ロケで出された食事を特別に出して頂く。これまたファンクラブの方の交渉の成果。陶板焼き、川魚、山菜、とろろ、ご飯と味噌汁。先ほどの船頭「飯島勝男」さんのサイン争奪戦が行われた。



天然氷で作るかき氷が絶品、しかもいつもは行列一時間覚悟の店が今日は十分待ちということで、噂の阿佐美冷蔵へ。目移りしそうなメニューから「まるごとみかん」と「秘伝みつ白あんつき」を選ぶ。解けにくく、頭が痛くならないのが天然氷の特長か。メニューにも並々ならぬ自信が表れていたが、このお店の「みつ」は、ただものではない。研究を重ねてたどり着いた境地だと思われる。



阿佐美冷蔵から少し歩いて上長瀞駅へ。SLを見送り、長瀞までひと駅乗ると、先ほどのSLが待ち受けていて、再会。たまは「(きかんしゃ)トーマスのでんしゃ!」と興奮。



解散の後、ロープウェイで山頂へ行き、シカやブタがのどかに暮らす宝登山小動物公園へ。 麓に下り、あかりと器の作品を鑑賞しながらお茶できるギャラリーカフェでお茶。訪ねたのが閉店間際で、落ち着かない滞在となったのが残念。

集合時間の10時から9時間後の19時過ぎに長瀞を後にした。これでもか、と充実した一日。準備に奔走してくださった「つばさ」ファンクラブの方々に頭が下がる。当日ぎりぎりまで参加を迷っていたわたしに、事務局の方は、どうですかとこまめに連絡をくださった。

土産物屋をひやかすのも楽しいし、ミシュランで星を獲得したばかりの神社もあるし、一日では見どころを回りきれない長瀞。秋の紅葉がこれまた素晴らしいとのことなので、その頃にまた来てみたい。

自分が関わった作品が縁で、日本に好きな土地がふえていく幸せ。もちろん、土地だけでなく、人とのつながりが広がるのもうれしい。


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【たま語】「パパどうしてなみだでてるの?」。あくびしたからだよ、悲しくないときも出るんだよとパパ。「おたんじょうびもなくもんね」。お誕生日は泣かないかなあ。「でも、あかりちゃんないてたよ」 #teppan
posted at 09:04:08

「あなたいつも元気ねえ。奥さんじゃなくて表さんね」「外ではね。家じゃ奥に引っ込んで居眠りしてるわよ。外では元気にしてなきゃ声かけてもらえないし」。高崎行き電車にて、齢八十間近のご婦人たち。
posted at 08:54:33

【たま語】車窓から外を指差し「あ、うなぎだ」。鰻屋さんがあったの?と聞くと「うん。うのところがうなぎになってたよ」。あのニョロってやつね。たいした動体視力。
posted at 08:14:12

電車で長瀞へ。膝にのっけたたまの髪が…乙女な服着てオヤジなにおい。子どもって汗かきなくせにシャンプーが大嫌い。
posted at 07:55:19

2010年05月21日(金)  朝ドラ「てっぱん」顔合わせ
2009年05月21日(木)  「バカ」と言われて傷つき、「うるさい」と叫ぶ。
2008年05月21日(水)  マタニティオレンジ291 徒歩20分の冒険
2007年05月21日(月)   マタニティオレンジ121 ついに床で寝る
2005年05月21日(土)  『サッシペレレ』でサンバナイト
1979年05月21日(月)  4年2組日記 水やり


2011年05月17日(火)  「てっぱんプロジェクト」石巻へ

朝ドラ「てっぱん」お好み焼き指導を務め、日本お好み焼き協会会長でもある佐竹佐知子さんが、被災地へお好み焼きを届ける「てっぱんプロジェクト」を発足。その第一弾で、今日石巻へ。浜勝のモデルになった鰹節の浜弥さんも一緒。予定していた石巻駅前は工事のため渡波駅前に変更とのこと。明日は自衛隊の皆さんにふるまうという。

プロジェクトの連絡のメールを佐竹さんからいただき、返事をした5月9日に「たまたま今日東京にその打ち合わせで来ています」と返信があり、急遽わたしもお邪魔させてもらった。佐竹さんとじっくり話すのは初めてだったのだけど、すでに別プロジェクトで被災地へ炊き出しへ行っている方の貴重なお話もうかがえ、熱い夜となった。

現地入りはできないけれど、後方支援で想いを馳せ、今朝はひさしぶりのお好み焼き。たまが包丁をやりたいと言うので、持たせてみる。猫の手と言ってもすぐに忘れて危なっかしいので、両手で包丁の上を握らせることに。 バンダナをあねさんかぶりして、張り切ってお手伝いしてくれた。


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審査を務めたキャリア・マム主催「届かなかったラヴレター2011」の結果が発表されました。 http://j.mp/dT6Sqf 旅行写真家の三井昌志さんと今井雅子の選んだ作品が最優秀賞に。読んだ瞬間、映像が思い浮かびました。
posted at 17:27:33

日記更新。5/5(木) 庭園と野球選手と町長の小豆島6日目 http://j.mp/jQIXJM プロ野球選手というのは引退しても現役なのだなと元巨人軍の宮本氏と定岡氏の少年野球指導を見て感心。そしてスピーチに感涙。
posted at 16:52:14

FUJIFILMのタイプWを4本とCASIOのEWタイプを2本発掘。インクリボンがもったいなくて、使い終えたら巻き戻してまた使ってた。今もワープロのインクリボンを使っている方っていらっしゃいますか。
posted at 15:42:20

【たま語】朝食のお好み焼きのキャベツ刻みに挑戦。危なっかしいくせに料理番組気取って解説つき。「こまかくするのにちょっとたいりょくつけなくてはなりません」 #teppan
posted at 07:30:41

2010年05月17日(月)  「ママ、ずっといっしょにたべようね」
2009年05月17日(日)  「つばさ」第8週は「親子の忘れもの」
2008年05月17日(土)  マタニティオレンジ288 気の済むまでやらせる
2007年05月17日(木)  マタニティオレンジ119 麻疹の予防接種を受けるべきか
2003年05月17日(土)  脚本が届く日
2002年05月17日(金)  人生最高の日〜『パコダテ人』最終日
1979年05月17日(木)  4年2組日記 今日から日記


2011年05月15日(日)  「週刊ブックレビュー」お薦め3冊追伸

昨日NHK-BSプレミアムで放送された「週刊ブックレビュー」。番組初出演だったのはもちろん、わたしにとっては久しぶりのテレビ出演だった(収録の模様は5/11の日記に)。

ustreamでは2月以降立て続けに3度しゃべっているし、アドリブでも反応できる手応えをつかんでいたのだけど、11日に臨んだ収録では、愕然とするほどうまくしゃべれなかった。こういうことを話そうと頭に浮かんだことを台本に走り書きした作業によって頭にもメモできた気がしていたのだが、緊張で言葉が飛んでしまった。ヘアメイクさんに二人がかりで髪とメイクをきれいにしてもらい、ピンマイクをつけ、ライトを当てられ……いつもとは違う段取りのひとつひとつに平常心が押し出されてしまった。

そもそもマイクを装着することすらわかっておらず、ワンピース一枚だけで収録に臨んだため、ウエストポーチに機械を入れたものをトイレへ行って腰に巻き、中からマイクをワンピースの襟ぐりに引っかけることになった。テレビに出演する方が着用するジャケットにはマイク隠しの効用もあったのだ。

書評ゲスト3人のイチオシを合評するクロストークでは、誰かの言葉に自分の言葉を引き出していただく形で、それなりに思っていることを話せた。しかし、肝心の、自分のお薦め本を紹介する言葉が、もう少し何とかならなかったのかと悔やまれる。

本棚を見ると、持ち主のことが見える。どんな本を薦めるかで、書評者の好みや人となりが見える。でも、わたしの言葉足らずの説明では、なぜその3冊を選んだのか、わかり辛かったと思う。

「起きてしまった物語は変えられない。物語の続きはあなたの中にある」と朝ドラ「つばさ」のヒロインの母、玉木加乃子は言った。収録で伝えられなかった続きを、日記に綴ってみることにする。

わたしが選んだ3冊は、いずれもすでに評価も人気も獲得している作家の最新本。平積みに並ぶような、手堅い、いわば「てっぱん」なセレクションだった。(この「てっぱん」という言葉も、リハーサルでは言ってたのに、カメラが回ると出てこなかった)

週刊ブックレビュー出演の依頼が来たのは、3月11日の震災の少し後だった。圧倒的な事実に打ちのめされ、作り物の脚本がどうしようもなく無力なものに思え、筆が止まり、立ちすくんでいた頃だった。

すでに読んだ本からお薦め本3册の候補を探った。広島の原爆投下後初めてGHQの検閲を受けて出版された本で、原爆の記録であると同時に行方不明の妻あてに綴られたあまりにも美しいラブレターでもある『絶後の記録』(小倉豊文)。人は網の目のつながりの中で生きていることを気づかせてくれる『君たちはどう生きるか』(吉野源三郎)。他に日本語が日本人の宝であることを大人が子どもに教えるのに最適(であり、大人自身も気づかされる)な『日本語は天才である』(柳瀬尚紀)などを思い浮かべたが、合評するイチオシ本は半年以内に刊行されたものという指定。「てっぱん」脚本執筆中は読書もままならず、最近の本は読んでいなかったので、イチオシの一冊を探すために書店へ足を運んだ。

脚本家にとって、書店は情報源である。棚に並ぶ背表紙のタイトルからヒントをもらうこともあるし、平積みをチェックして、今どんな物語が支持されているかを把握しておくことも欠かせない。腕組みして平積みのまわりをぐるぐるし、ふと顔を上げると、同業者と目が合ったりする。

震災後は本を読む気持ちにもなれなかった。けれど、書店に足を踏み入れると、読みたい本があふれていた。手に取って、読んでと訴える本たちと、次々と目が合った。目が合った本を何冊も連れて帰り、読みふけった。

わたしの好きな言葉に、"YOU can TAKE a BOOK ANYWHERE and VICE-VERSA"というものがある。海外の「本を読もう」キャンペーンのキャッチコピーで、1998年のカンヌ国際広告祭で出会った。「本はどこへでも連れて行ける。その逆に、あなたをどこにでも連れて行ってくれる」。立ちすくんでいたわたしに、物語の力をあらためて気づかせ、一歩先へ連れ出してくれた本たち。震災後に出会った3冊をお薦めしようと決めた。

ただ、脚本家にとって、何を読んでいるかを披露することは、手の内を明かすことになる。惚れ込んだ本であれば、自分が脚本を書きたい。だから、人には教えたくない。なので、お薦め本には「自分が脚本を書けない」という条件が加わっている。

一冊目は、乙一著『箱庭図書館』。読者から募った小説から著者・乙一氏が6本を選び、リメイク。原作のどこを削り、どこを膨らませるか、彫刻の過程が非常に勉強になる。さらに、そのばらばらな6本を連作に仕立て、ひとつの世界を作り上げたのがお見事。この作品が映画やドラマになるとしても、わたしは脚本を引き受けられない。原作から箱庭図書館に化けた以上の発明はできないと思うから。

2冊目は、小川洋子著『人質の朗読会』。地球の裏側で人質になった日本人旅行客8人が自らの人生を小説として語り合うさまが、仕掛けた盗聴器に残されていた。死と隣り合わせの状況の中で、日本語の美しさと生の愛おしさが際立つ、「耳を澄ませて読む」本。

お菓子工場でアルファベットビスケットの不良品をつまみ出す仕事をしていた女性が登場する。小川さんの文体からは、一生を祈りに捧げた女性が写植を一文字一文字拾っている姿が思い浮かぶのだけど、ビスケットのアルファベットを見つめる女性の真摯な姿が、そのイメージに重なった。

この本をわたしが脚本にできない理由は、何も足さず、何も削らず、朗読ドラマにするべきだと思うから。本の中では、盗聴された録音がそのままラジオで放送されたとなっている。

最後に、皆さんと合評するイチオシ本は西加奈子著『円卓』。家族にも友人にも十分すぎるほど愛さている小学三年生のこっこが、孤独なるものに憧れ、それを知っていく。とくに大きな事件が起こるわけではないのにページをめくる手が止まらず、けれど読み終えたくないほど登場人物たちにぐいぐい惹きつけられてしまう。西さんの大阪弁を駆使した文体が大好きなのだけど、この本はとくに、言葉もキャラクターもぴちぴち、ぴかぴかしている。もし映画かドラマになるのであれば、西さんご自身に脚本を書いて頂きたい。

……といった紹介ができれば、この時期に今井雅子という脚本家がなぜこの3冊を選んだのか、伝わりやすかった気がする。とはいえ話したことがすべて放送に採用されるわけではないのだけど、"YOU can TAKE a BOOK ANYWHERE and VICE-VERSA"はせめて紹介したかった。限られた時間、語数で思いを伝えることの難しさを思い知ると同時に、次回また声をかけていただける機会があれば、緊張しても飛んで行かないぐらいしっかり言葉と自分を結びつけて収録に臨もうと心に誓う。

『円卓』の合評では、放送では落ちているけれど、大阪弁の話題も盛り上がった。宮田さん、司会の中江有里さん、わたしが大阪出身なので、「大阪ではほんとにうっさい、ぼけと言ったりするのか」について話したりした。円卓の円はまあるいお好み焼きの形なので「てっぱん」の話を絡められたらとも思っていたのに、収録中は吹っ飛んでいた。

医師の向井万起男さん推薦『フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)』と旅行エッセイストの宮田珠己さん推薦『日本の素朴絵』の合評は楽しかった。同じ本を読んで意見を言い合うと、そんな見方があったのかと気づかされる。食事に喩えると、より栄養が身につく感じ。

『フェイスブック』については、本の感想だけでなくフェイスブック論も盛り上がった。本の内容から離れるので放送では採用されていないけれど、この本をとっかかりに、これからのインターネットや広告はどうなるのかといった話や、国際情勢がどう変わるのかという話をしていたら、ひと晩でも語れそう。

フェイスブックをしている人にはますます興味が湧くし、していない人が読むと、始めてみたくなる。そして、フェイスブックをしている・いないに関わらず、何のために働くのか、生きるのかという普遍的な問いを投げかけてくれるのが、この本のいちばんの魅力だとわたしは感じた。

ちなみに、facebook内にある本書のファンページに書き込みをしたら、翻訳を手がけられた高橋信夫さんと即座につながった。

『素朴絵』では、みんなでわいわいと「何ページのこの絵」について突っ込み合うのが楽しかった。日本の古からの絵を扱いながら、フェイスブック的な共有によって面白みが加速する。放送には採用されなかったが、わたしは坊主とやり手婆の絵に即興で台詞をつけてみたり、キトラ古墳の壁画に小学生が作文をつけるコンクールがあったのを思い出して、本書に登場する素朴絵でも同じ企画ができないか、町おこしにもなるかも、などと話した。

NHK-BSプレミアムにて再放送2回あり。
5/16(月)午前2時00分〜午前2時54分
5/20(金)午後0時00分〜午後0時54分

2010年05月15日(土)  母娘で取り合い!Q-potのメロンシャーベット指輪
2009年05月15日(金)  朝ドラ「つばさ」7週間の感想百色
2008年05月15日(木)  マタニティオレンジ287 財布から消えたお札と『相棒』チケット
2007年05月15日(火)  三島由紀夫はなぜ死んだのか
2004年05月15日(土)  レイモンド・ローウィー展→フォトモア展
2002年05月15日(水)  パコの不一致


2011年05月14日(土)  こんなに幸せにはなっていなかった

NHK BSプレミアム「週刊ブックレビュー」放送に立ち会うため早起き。恥ずかしいのでダンナにもたまにも見せず、一人でこっそり。案の定緊張しまくり。録画を見たダンナはダメ出し。

同郷の堺市泉北ニュータウン出身の竹本ゆき子さんの個展が今日までなので、たまを連れて原宿へ。歩きたくないとぐずるのをなだめ、器見る間も落ち着かず。竹本さんとギャラリーの方が相手してくれてる間に器オーディション。ひとつひとつ手に取って比べた結果、カフェオレボウルになりそうなお茶碗二つを連れて帰る。

「これ、わたしのイチオシだったんです」と竹本さん。

夜はイランから留学中の女性をわが家に招いて、お好み焼き。テヘランに赴任した友人に現地でペルシャ語の先生をしていた人で、テヘラン出身のセピー君がつないでくれた。日本イラン合作映画『風の絨毯』を観ながら夕食。この人はイランでは有名な俳優で……などと解説してもらう。

「私は『沈まぬ太陽』のイランロケの通訳をしました」と言うので撮影話をあれこれ聞く。週刊ブックレビューの録画も興味深そうに見てくれた。

もともと医師になりたかったが医学部に入れず日本語専攻に転向して10余年とのこと。後悔してないですかと聞くと「日本語を勉強していなかったら、こんなに幸せにはなっていなかったです」。聞いたこちらが幸せになった。

客人が帰った後、たまたま見た「佐野元春のザ・ソングライターズ」(NHK教育 土曜夜23時〜23:29)が衝撃的な面白さ。今宵のゲストはKREVAさん。聴講生から言葉をもらって即興作詞。即興脚本もこんなライブ感でやりたい!と大いに刺激を受けた。

KREVAさんもそうだし、竹本さんもそうだし、好きなことに打ち込んでいる人からは、「これをやってなかったらこんなに幸せにはなってなかった」オーラが出ている。自分もそうでありたいと思った。


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とても同感♪ QT @Reiko_Ide どんな選択をしても人生に無駄はなく、それが幸せに繋がるという感じがすごくしますね RT 4月から日本に留学中のイラン人女性がわが家で夕食。医師になりたかったが医学部に入れず日本語専攻(cont) http://tl.gd/af0n1f
posted at 22:48:32

日記更新。5/13(金) 京都鉄板焼き「丹波亭」てっぱんお疲れさま会 http://j.mp/jW9ykK 京都鉄板焼き丹波亭のお好み焼きをどやどやっと。
posted at 10:54:03

【たま語】「パパー、どこいくの?」。じいじばあばの家だよ。「なにもらいにいくの?」。実家に行くのは食料調達のため、と思っているらしい。たしかに毎度いろいろいただいてくるのですが…。
posted at 09:37:28

@ryokocchi925 趣味合いますね♪ 本の番組なので赤ずきん→ http://j.mp/dCly16 QT『週刊ブックレビュー』拝見!「円卓」はとてもおもしろそうな話ですね。興味がわきました。お召し物〜素敵でした(*^_^*)一目ぼれです♪どこでお求めになられたのですか?
posted at 08:33:25

【たま語】「♪まちこばあはおば〜ちゃん まちこばあはおば〜ちゃん」。おばけなんかな〜いさの替え歌で。 #teppan
posted at 07:37:34

@Gbaba66 @reikochansama @cop_eku @horoyoka 週刊ブックレビューを見ていただきありがとうございます。緊張してうまく伝えられなかった部分、後ほど日記にて言葉を補います。
posted at 07:14:33

6時半よりNHK-BSプレミアム「週刊ブックレビュー」書評コーナー初出演。最初の一言でずっこけるかもしれませんが、時間とともに緊張がほぐれていきます。向井万起男さん、宮田珠己さんと。 http://j.mp/jmkrOr
posted at 06:29:11

大学時代の同級生5人が飲んでいるところへ電話。次々と電話口に出て「私は誰でしょう」クイズ。声を聞くと記憶スイッチが押され、懐かしい顔が脳裏に浮かぶ。しばし大学生のあの頃に戻って喋った。
posted at 01:18:55

「てっぱん一年間お疲れさまでした。チョコレート一年分です」とJEAN-PAUL HÉVINのチョコレート12粒いただきました。12粒を12か月と喩えるセンスがsweet。
posted at 01:16:21

手堅い「てっぱん」な3冊と言うつもりでしたが…QT @hinocchi RT @y_kurokuro 「円卓」を紹介 http://j.mp/ltyC6Z RT @bakusouzanbo 14日午前6時30分〜NHKBSプレミアム『週刊ブックレビュー』に今井雅子 #teppan
posted at 00:29:59

2010年05月14日(金)  「どうしたかったの?」と聞きましょう保護者会
2009年05月14日(木)  信号の「赤」の位置はどこ?
2008年05月14日(水)  マタニティオレンジ286 プチ反抗期で「いーの!」
2007年05月14日(月)  遠山真学塾で『障害者権利条約』勉強会
2005年05月14日(土)  病は気まで 『ぎっくり背中』の女
2002年05月14日(火)  戯曲


2011年05月13日(金)  縁と円の「てっぱん」お疲れさま会

てっぱんお疲れさま会をしましょうと脚本家仲間が労い会を開いてくれることに。せっかくなら鉄板を囲んで、と自分でお店を探させてもらい、ネットで評判の良かった西新宿の京都鉄板焼き「丹波亭」丹波亭に決定。

口コミと写真から期待を膨らませたのはわたしだけではなく、さすが脚本家集団、皆さんネットでばっちり下調べの上集合。

その期待を上回る鉄板焼きの数々が次々と。まずは餅チーズと明太子の丹波亭焼き。



牛すじネギ焼き。このネギっぷりは圧巻。


切り分けたネギ焼き。おろしぽん酢が実によく合う。


豚べた焼き。いわゆる広島豚玉。麺はそば。


豚ねりこみ。いわゆる大阪豚玉。油かす入り。油かすとは天かすのことのよう。たしかにそう呼ぶ人がいたと懐かしく思い出す。


人気店なので2時間制ですと予約のときに言われていたけど、タイムリミットから逆算して食べ物、飲み物のラストオーダーが刻まれ、「次のお客様がいらっしゃたいました」と言われてテーブルを明け渡す。ぐるなびの「ワンドリンク無料」クーポンを使ったこともあり、一人3000円でおさまり、満腹な上にお値段に満足。

食べる口を忙しく動かしつつ、てっぱんの話や今書いているものの話や今見ているドラマの話などなどおしゃべりも忙しい。皆さん、わたしが全4回審査員を務めたNHK奈良の万葉ラブストーリー募集の受賞者さんたち。それぞれ書き続け、作品をひとつひとつ形にし、着実に階段を上っているのが頼もしい。「先生」と呼んでくれるけれど、わたしは脚本家仲間だと思っている。

30〜50倍の競争率を勝ち抜き最終選考に残った数十編は、どれが受賞してもおかしくなく、各審査員の好みや審査の流れで明暗が分かれる。受賞を引き寄せた運も実力のうちなのだが、コンクールとは作品を選ぶと同時に人を選んでいるのだとあらためて気づかされる。あのとき誰かが放った一言が風向きを変えなければ、今鉄板を囲んでいる顔ぶれは違っていたかもしれない。

縁だなあとまあるいお好み焼きを見ながら思った。

万葉ラブの審査員を務めたのは、企画を立ち上げたのが、大学の教育学部の同級生、高田君だったから。その高田君に連絡すると、たまたま東京で同級生たちと飲んでいた。電話口に次々と同級生が出て「誰だかわかる?」。中には大学卒業以来声を聞いていない人もいたのに、声が記憶倉庫のスイッチを押し、奥のほうからその人の名前を呼び出してくれた。疎遠の中にもen(縁)がある。

ところで、大団円の中だけでなく、The endの中にも「en」があることに最近気づいた。これも縁かしらんと笑んでみる。

2010年05月13日(木)  たこ焼きと豚まんと手作りパズル 
2009年05月13日(水)  2才と17才と60才のピアスの穴
2008年05月13日(火)  マタニティオレンジ285 OH!ボール OH!三枚目
2007年05月13日(日)  マタニティオレンジ118 母の日は「わたし」の日だった!
2004年05月13日(木)  246CAFE<>BOOK
2002年05月13日(月)  ディレクター


2011年05月11日(水)  NHK-BSプレミアム「週刊ブックレビュー」収録

行ってまいりました「週刊ブックレビュー」収録。

2002年に朝日ニュースターの番組「ニュースカフェ」に『パコダテ人』の宣伝で出演したときのプロデューサー・吉田雅英さんが現在こちらの番組の制作に関わっており、声をかけてくださいました。9年ぶりの再会。

メイクさんが二人がかりで、髪と顔をせっせと何とかしてくださいました。

NHKのオーディオドラマ募集で脚本家デビューのチャンスをつかみ、NHK-FMのFMシアターでデビューしたのも同じ、と勝手に親近感を抱いている中江有里さんが司会。やっと会えました。「『納豆ウドン』聴きました」と挨拶すると「『ランゲルハンス島の謎』聴きました」と意外な返事が。中江さんが手がけたNHK-FM青春アドベンチャーの不思議屋不動産(作家10人の競作)のオリエンテーションで、わたしの書いた不思議屋旅行代理店の作品が例として紹介されたとのこと。「いつか今井さんに会えたらこの話をしようと思ってました」とのこと。

「ランゲルハンス島?」と即座に反応したのは、書評ゲストの一人、合評本に『フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた) 』を推薦された医師の向井万起男さん。もう一人、『日本の素朴絵』を推薦されたエッセイスト、宮田珠己(たまき)さんとともに初対面ながら控え室でのトークは大いに盛り上がりました。




そして、いざ収録。

あんなこと言おうこんなこと言おうと用意していた言葉が、緊張で吹っ飛びました。とくに自分が紹介する3冊(合評本の西加奈子著『円卓』と、あと2冊)。なぜこの3冊を選んだのか、もう少し上手に勝たれなかったものかと我ながらもどかしい。放送当日の日記にて、言葉を補います。放送を見た上で補完していただけば幸いです。

書評ゲスト3人がそれぞれ3冊を推薦、うち各一冊を合評し、計9冊を紹介します。向井さん、宮田さんが紹介された本、早速読みたくなりました。

放送はいずれもNHK-BSプレミアムにて。
5/14(土)午前6時30分〜午前7時24分
5/16(月)午前2時00分〜午前2時54分
5/20(金)午後0時00分〜午後0時54分



今日のtwitterより(下から上に時間が流れます)
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脚本家でもある「週刊ブックレビュー」司会の中江有里 @yurinbow さんが今井雅子をご存知だったと知る。NHK-FM青春アドベンチャーの作家競作シリーズ「不思議屋不動産」を書くにあたり、わたしが手がけた「不思議屋旅行代理店」の「ランゲルハンス島の謎」が例で挙げられたそう。
posted at 23:37:14

近い、というか、すでに言われています。QT @tatsuya_harada @masakoimai たまちゃん大物ですねー。「味付けにもう一工夫するとよくなるんじゃないかしら。」なんて言われる日も遠くないでしょうか(笑)
posted at 23:29:46

【たま語】今日はたま語祭りと化しているので、書きそびれているものも発掘。ふりふりワンピースでガーデニングしようとするのを見咎めて、そんな可愛いカッコして汚れたらどうするつもり?と聞くと「あら?ママ、せんたっきもってなかったっけ?」。姑口調で親を絶句させる娘…将来、嫁をいびりそう。
posted at 23:25:26

@yulimekko ファミレスは妄想をかきたてる刺激がいっぱい。こういうのも→ファミレスにおける人物相関図 http://j.mp/9vDEMM
posted at 23:21:34

こんな感じ→シナトレ2 頭の中にテープレコーダーを http://j.mp/j2zcqk QT @cop_eku 脚本家が如何にしてネタを収集するのかにも興味津々です。QT「そいつ京都のヤツでさ。京都で流行ってるんだってさ、指時計」。これまた珍味を収穫。ファミレスはネタの宝庫。
posted at 23:11:48

日記更新。5月3日(火) meipamギャラリーと農村歌舞伎の小豆島4日目 http://j.mp/mabFtk 島民によって数百年受け継がれている農村歌舞伎。その一方で若手が新たなギャラリーを3つ同時にオープン準備。小豆島は知れば知るほど面白いところです。
posted at 23:02:21

水と油ですね。倦怠期フライドチキンは、しょっぱそう。QT @Reiko_Ide 脂っぽい仕上がり……RT ケンタッキーと洗濯機が似てるなんて、思ったことなかったですが、文字を知らない子どもは語感の親戚を見つけるのが上手です。ミントはいいけど、洗濯機フライドチキンはいただけない。
posted at 22:42:32

@bakusouzanbo 今日収録でプロデューサーのY氏と噂してました。メールはしてないけど名前は覚えていると仰っていましたよ。
posted at 22:40:02

@kouchan777 うちは永らくほったらかしにしていたベランダガーデンがゾンビも滅びて砂漠になっていたのですが、GW明けから再開。早速ゾンビ1名を出しましたが、水やりして生き返りました。
posted at 22:37:45

@Reiko_Ide @theGONchan ケンタッキーと洗濯機が似てるなんて、思ったことなかったですが、文字を知らない子どもは語感の親戚を見つけるのが上手です。ミントはいいけど、洗濯機フライドチキンはいただけない。
posted at 22:36:34

@hinocchi 「そいつ京都のヤツでさ。京都で流行ってるんだってさ、指時計」と続きました。これまた珍味を収穫。ファミレスはネタの宝庫です。
posted at 22:34:19

【たま語】「パパかっこいい」と珍しくパパを褒める発言。このところ冷たくあしらわれて落ち込んでいるダンナに報告せねばと思い、どういうところが?と突っ込んでみると、少し考えて「…ネクタイ」。報告しないでおこう。
posted at 22:33:14

【たま語】お風呂にて。「ママがおふろでたくないってゆったら、たまちゃんがおふくきせてあげるね」。いつも自分がされていることの逆だね。「じゃあ、おふろでたくないってゆって」。出たくないことないですけど。「いいから、ゆって。たまちゃんがおふくきせてあげるから」。無茶言いますわ。
posted at 22:28:46

ファミレスの隣のテーブルで大学生らしき男性が新入生男子の噂。「けっこうお洒落なヤツでさ、腕時計した上に指時計っての、してるんだ」。お洒落なのだろうか。過剰な気もするが…と、その図を想像。
posted at 22:26:13

【たま語】久々にファミレスで二人で晩ご飯。ドリアを鉄皿から直接すくって食べようとするので熱くないの?と心配すると「ママがしんぱいするからおさらにいれるとするか。めんどくさいけど」ともったいつけてから、かしこまって「では、いただきたいとおもいます」。料理番組のゲストかいっ。
posted at 22:23:17

【たま語】「うちにセンタッキミントあるんだよね?」。惜しい。ケンタッキーミント。でも洗濯機ミントも爽快感あるわ〜。
posted at 22:18:33

NHK BSプレミアム「週刊ブックレビュー」で書評をご一緒する医師の向井万起男さんと旅行エッセイストの宮田珠己(たまき)さん。初対面でしたが収録が終わってからも控え室で話は尽きず、楽しい出会いでした。放送は今週土曜ほか。 http://www.nhk.or.jp/book/
posted at 19:20:34

@y_kurokuro 面白いでしょ、円卓。一気に読めてしまいますよ。そして、こっこもぽっさんも、もっともっと大好きになってしまうと思います。
posted at 19:04:06

【たま語】今日保育園どうだった?と聞くと「とくになにもありません」。クールだねえ。じゃあママから報告。庭のゾンビ(←しおれていたハーブ。たまが命名)が生き返ったよと言うと「それだけかいっ」。低体温症かいっ。
posted at 19:02:58

山芋はキャラでいうと「まとめ役」。鉄板を囲む時間が主役って素敵です。QT @y_kurokuro @p_mit @masakoimai 具材でいえば、自分も山芋です。あれが少ないとなんだか物足りない感じが…。でもお好み焼きの主役は焼き上がるのを待っている時間とその間の会話かも。
posted at 16:44:38

@yurinbow いつかお会いしたかった中江さん、週刊ブックレビューで叶い、うれしかったです。もっと上手に本を紹介したかった!!ですが、推薦した本に興味を持ってくださる人が現れますように。放送の反響をドキドキして待ちます。
posted at 16:42:56

【たま語】朝起きてベランダを見て「ママ〜おにわがゾンビになってるよ」。しおれたハーブの葉っぱがうなだれた姿を、朝ドラつばさで加乃子がやってたゾンビに重ねた模様。
posted at 16:20:47

2010年05月11日(火)  ひげそりクリーム爆発(!?)事件
2009年05月11日(月)  おうちのベランダでピクニック
2008年05月11日(日)  美容院とまつ毛と鏡
2007年05月11日(金)  お茶することが仕事
2006年05月11日(木)  さよなら交通博物館
2005年05月11日(水)  段ボールから発掘 BarNoneみっけ!


2011年05月08日(日)  絶品パスタとマドレーヌと「はからめ」

人生の半分以上のおつきあいになる京都のMさんが昨日から泊まりに来ている。わたしにとっては、小姑のような手強いお姉様。「今から毒を吐きまっせ」と予告の上、「このごちゃっとしたのは何なんや?」「この鍋の中身は、いるんかいらんのか?」「湿った布巾なんか考えられへんわ。食中毒出すで」と矢継ぎ早にダメ出しが飛ぶ。食中毒より怖いのはM毒なのだけど、はいはいと聞き流していると、ダメ出しは2ラウンド目に突入する。

「そのうちやるからいいでしょ」と口答えすると、「いや、自分で気持ち悪ないん?今やったらええやん」。たしかに、そのうちと言いつつ先延ばしにしているのはたしかで、痛いところを突かれているのだけど、素直に従うのも面白くない。わかりましたよはいはいとささやかな抵抗を試みつつ、たまっていたガラスの類いを処分した。

「この包丁切れんな」「この鍋重っ。ようこんなん使ってるわ」と毒づきつつ、家にある材料で世にもびっくりなおいしいものを作り上げるMさん。「てっぱん」の民男は初音のことを「手からおいしなるビーム出てるんちゃうん?」と言ったけど、まさにそんな感じ。

野菜だけのトマトソースのパスタに、生ハムとベビーリーフのサラダをのっけて、絶妙な塩加減が完成。



学生時代、貧乏学生でMさんの家に押しかけては、食事をごちそうになっていた。生まれて初めて食べる七面鳥のワイルドライス詰めや、どの店よりおいしいコーンブレッドや、舌にとろけるミネストローネや……。その頃わたしたちは、食べさせてもらうのがあたり前のようにして食べ、たまにお礼をするとしたら、今思えばかなり安物のワインだった。時が流れ、Mさんの毒舌はさらに冴えたが、ようやく大人同士のつきあいができるようになってきた。



お菓子作りの腕前も玄人、というより実際プロとしてお店に出したりしているMさんが、お土産に持って来たのは手作りの焼き菓子。「これが、お土産なんやけど、ちょっと事情があるいうか……」と説明してくれたところによると、Mさんが材料費を負担し、ひとつ百円で買ってもらい、全額を復興支援に奔走している知人に活動資金として送っているという。

「はからめ」の名で活動する鈴木匠さんと鈴木佳子さんは、キャンピングカーに積めるだけの物資を積み込み、被災地を回っている。パソコンを一緒にのぞきこみ、はからめのサイトを見た。こういう人に送るとお金が活きるねという話をし、マドレーヌを買わせてもらう。「そのままお金を送るのもええけど、なんか自分でもやったほうがええやん」とMさん。マドレーヌを一個焼くのに材料費だけで40円はするというから、人件費も考えると、一個百円はもともと儲けの出ない価格。マドレーヌを作る人、置く店、買う人、気持ちを出し合うことに意味がある。


今日のtwitterより(下から上に時間が流れます)
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@cop_eku 誤植がRTされるいたたまれなさ、わたしも何度か経験が。目が悪いので「ぱ」が「ば」になっていたのに気づきませんでしたが、誤植のあるつぶやきをRTするときに修正すべきかどうかも悩むところです。「てっぱん」となる前はそう発音していたのでは…と思ったり。
posted at 18:50:30

【たま語】家族の顔をお絵描きしながら「ママはだいすき。たまちゃんはおっかない。パパはめんどくさい」。一家三人の勢力図はそうなっているのか。
posted at 18:47:47

娘の女子力を見習いたいです。QT @takamotoko @only39love @masakoimai 強気な台詞が似合ういい女たまちゃん、現在4歳。
posted at 18:46:29

@horoyoka こちらこそ楽しいやりとりに励まされました。ありがとうございます。寺田さんも関さんも次の作品が形になっていますね。てっぱんスタッフ・出演者をこれからも応援していただけたらうれしいです。
posted at 18:42:36

@zunko83 @keita01234567 ちびまるこちゃん、油断して観ていると不意打ちで泣かされることが多いです。今日の回は母の日ネタでとくにど真ん中でした。 #chibimaruko
posted at 18:39:32

@reikochansama チェック済でしたか。初出演ということで、紹介する3冊はメジャーどころをそろえてみました。わたしも人のレビューを聞いて読みたくなるので、自分もそんな話をできたら、と思います。
posted at 18:37:07

@y_kurokuro @ruri_sakura 瑠璃姫さんの語る「てっぱん」にはわたしも何度も唸らされています。こちらの意図を見事に汲んでくださっていることもありますし、それ以上の深い洞察に驚かされることも。
posted at 18:34:48

@bakusouzanbo 9年、早いですよね。そのときのプロデューサー氏が今いる制作会社で週刊ブックレビューの制作をされています。
posted at 18:32:26

@y_kurokuro 『円卓』を読んでから観るか観てから読むか…悩ましいですが、一気に読めてしまうし、何度も味わいたい本なので、先に読んでもいいかもしれません。
posted at 18:31:24

さっきまで泣いていたたまが「ちびまるこちゃん」を見て泣き止み、なだめていたわたしが泣かされた。うわーん、いい話。 #chibimaruko
posted at 18:25:34

次週NHKBSプレミアム「週刊ブックレビュー」に出演、『円卓』(西加奈子)他2冊をお薦めします。『パコダテ人』公開時に友人・田村あゆちが司会していた朝日ニュースターの番組「ニュースカフェ」に出演したときのプロデューサー氏から出演依頼。 http://j.mp/ltyC6Z
posted at 15:01:17

2010年05月08日(土)  じいじがまってるから、じいじとあそぶ。
2009年05月08日(金)  2才8か月、言葉で納得して卒乳。
2008年05月08日(木)  マタニティオレンジ282 どうしてお友だち嚼んじゃったの?
2007年05月08日(火)  マタニティオレンジ117 愛情と責任と○○
2005年05月08日(日)  佳夏の置き土産、高倉三原同窓会やるでー。
2004年05月08日(土)  STRAYDOG公演『母の桜が散った夜』


2011年05月07日(土)  摘みたてハーブティーのある暮らし

昨日、小豆島から東京の自宅に帰り、3月まで通っていた保育園へ借りっ放しのシーツを返しに行った帰り道、花屋でハーブの鉢を6つ買い求めた。ミントを4種類(そのうちひとつはケンタッキーミントといい、たまはせんたっきミントと呼んだ)とレモンバームとレモングラス。小豆島でお世話になった「おうち」では畑にハーブがどっさり育っていて、毎日摘みたてのフレッシュハーブでお茶を煎れていた。

あれを、東京でもやろう。ベランダから海は見えなくても、それぐらいのリゾート気分は味わってみよう。というわけで、砂漠化して久しいプランターに、ハーブを植えた。



ポットを一度満たせばつんつるてんになりそうな量で、相当増殖させないと、毎日の習慣にはできそうにない。でも、ベランダにハーブがあるのは、なんだかうれしい。


今日のtwitterより(下から上に時間が流れます)
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一人だけ幸せにはなれん。一人だけ不幸にもできん。それが家族じゃ♪ QT @cop_eku #teppan クラスタという言葉もありますが、敢えてここでは、同じ鉄板と食卓を囲んで泣いて笑って半年を一緒に過ごした、てっばんファミリーとでも呼ばせていただきたい RT 鉄板を囲むノリ
posted at 14:31:02

日記更新。4/30(土) たま電車経由小豆島1日目 http://j.mp/jYEaw0 #diary
posted at 13:54:11

【たま語】ボーイフレンドのりお君にラブレターを声に出して書きながら(←書いてるつもり)「りおくんへ。たまちゃんのこと…これからも、ずーっとすきで…」いてくださいと続けるのかと思ったら「いていいですよ」。強気。
posted at 13:40:42

【たま語】お昼のニュースに登場したお相撲さんに「お、おすもうさんだ」と反応してから「スモークサーモン」。語感からの連想!?スモークサーモンのなかにスモーサンが隠れてる。
posted at 12:12:05

【たま語】朝目覚めてわたしの顔をのぞきこみ「ママのこと、もっとすきになるゆめをみたの」と可愛いこと言う。パパのことも好き?と聞くと「うん。かぶ2こぶんぐらい」。大きなかぶでしょうか…。
posted at 07:00:50

2010年05月07日(金)  事件は家の外ではなくパソコンの中で
2009年05月07日(木)  「100%アポを取る方法」と「必ず雨を降らせるお祈り」
2008年05月07日(水)  シナトレ10 ラジオドラマってどう書くの?
2007年05月07日(月)  甘いものは何が好きですか
2005年05月07日(土)  甥っ子二人、弟三人。


2011年05月06日(金)  千年の樹とお土産と感謝感激の小豆島7日目

小豆島の大きなおうちをお借りして、6泊。これ以上ないというほどのんびりさせてもらった。リフレッシュなどというカタカナでは足りない、体中の空気が入れ替わったような感じ。

小豆島を発つ前に、樹齢千年を越えるというオリーブの木を見せていただく。柳生さんの小豆島ヘルシーランドが震災のすぐ後、3月15日に植樹したもの。はるかな海を越え、スペインから運ばれてきた。コンテナに入るギリギリの大きさになるように枝を落としたが、すでに小さな芽が顔を出している。今は一生懸命根を張っているところらしい。



たまはするすると木に登り、幹に耳をつけて「どくどくいってるよ」。千年の樹の生命力を感じているのかもしれない。

オリーブの木といえば、前回訪問した際に植樹していただいた「たまえの木」を昨日の夕方見に行った。



「のびのび育て たまえの木」のメッセージ通り、木はひとまわり大きくなっていたけれど、たまもすくすく伸びたので、2年前(左)と比べても、比率的にはいい勝負。



土庄港まで送っていただき、お土産を買い求める。お土産屋さんの黒島さんという女性が柳生さんの知り合いで、おまけをくださる。展示してあるアンパンマンの似顔絵を描いたみかんに、たまは大喜び。その皮で作った砂糖漬けも、レシピとともにいただいた。

お世話になりっぱなしだった柳生さんの一家の皆さんが見送りに来て、岡山行きのフェリーが見えなくなるまで手を振って見送ってくださった。親戚のたくさんいる故郷みたいだと思いながら、こちらも手を振り返す。たまは「またくるね〜」と声を張り上げていた。


今日のtwitterより(下から上に時間が流れます)
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@y_kurokuro 熱いエールありがとうございます。てっぱん食堂は大阪のどこかで続いています。てっぱんワールドが皆さんの心の中で続いている限り。また逢う日まで #teppan を温めておいてください。
posted at 23:02:22

@toshiyounggreen なかなか返信できず、すみません。船上での総集編、最後のほうしか観られませんでしたが、船内でいちばんテンション高かったのは、たまです。ラストのてっぱんダンスも踊っていましたよ。
posted at 22:55:57

@takayoueda てっぱん楽しんでくださり、ありがとうございます。あかりっていい名前だなって回を追うごとに思いました。音の響きも明るくて伸びやかで大好きです。お嬢さん、何度も名前を呼ばれた半年でしたね。
posted at 22:54:40

@t_massugu 放送時と編集が変わっているのかは未確認ですが、どなたか気づかれた方はいるでしょうか。金額の大きな買い物なので悩まれるのはもっともなこと。録画されてたらなおさらですね。ツイッター上のてっぱんファンに個人的に購入特典を企画しましょうかねえ。
posted at 22:52:25

鉄板を囲むノリの #teppan こちらこそ楽しませていただいています(←進行形)。QT @cop_eku ちりとちてん終演に間に合うようにと始めたTwitterで、今度はてっぱんワールドの大団円というこれまた歴史的な瞬間を、多くの同好の士と一緒に見届けることができました。
posted at 22:41:44

船上てっぱんファイナル。放送終了と同時に子どもたち数人が「てっぱ〜ん」(玉緒さん口調)。歌舞伎の掛け声のようでした。 @t_massugu うらやましい、居合わせたかったかも QT 鬼が島行きフェリー船内テレビ http://twitpic.com/4t0767 #teppan
posted at 22:38:39

@satomi_sa またしても映画の話題がシンクロしました。GWは『八日目の蝉』のロケ地小豆島で過ごし、その話で持ちきりでした。昨日は小豆島町長さんと話す機会があり「すでに五回観ました」。原作を新聞連載で読んでいたこともあり、ますます楽しみです。
posted at 14:25:51

【たま語】額面広告を指差し「ウェルかめがふじさんのぼってる!」。たしかにウェルかめのオープニングを連想させるビジュアル。富士山は空き瓶のリサイクル材で作ったものだそう。<いいエコ... http://twitpic.com/4tzh17
posted at 14:19:26

【たま語】小豆島でマテ貝採りを初体験。貝が出入りする穴に塩をふりかけ、貝(殻のついた太い土筆のような形状)が顔を出したところをつかまえる。たまは専ら塩かけ役。その翌日のこと。「パパのかみ、あなあいてるね。しおかけよっか」。
posted at 14:06:53

【たま語】知り合いの忠兵衛兄さんがいつもと違う眼鏡。勝負眼鏡だよと教えられ、数分後「チュウベエ、しょうゆめがねしてたね」。確かにフレームは醤油色。醤油の島、小豆島での出来事。
posted at 12:44:45

【たま語】「たなかそうにどろぼうがはいったって、うそだよね?あのどろぼう、あかりちゃんのおとうさんでしょ?」。笹井さんの大事な絵を盗んだ泥棒は別な人だったのよ。でも絵は捨てちゃったんだって。「おまわりさんおこったんじゃない?」どんな風に?「ぷんぷんって」 #teppan
posted at 12:02:07

2010年05月06日(木)  子守話114「とうきょうタワー おおさかへいく」
2009年05月06日(水)  ゴールデンウィークのゴールデンタイム
2008年05月06日(火)  マタニティオレンジ281 梅拾いの才能は隔世遺伝!?
2007年05月06日(日)  マタニティオレンジ116 泣き止まなくて急患
2005年05月06日(金)  吉村公三郎作品『眠れる美女』『婚期』
2002年05月06日(月)  古くても新聞


2011年05月05日(木)  庭園と野球選手と町長の小豆島6日目

7時半起床。大阪から合流したT家は2泊3日で今日帰る。朝食は昨日のバーベキューで食べきれなかった魚の香草焼き。火を使った料理も得意な消防士さんが焼いてくれた。彼のお父さんが朝釣ったタイとスズキにたっぷりのオリーブオイルと香草をすりこんで。これがおいしくないわけがあろうか。いやはやご飯が進む。

バーベキューの席で小豆島国際ホテル社長の山田建之氏と奥様を紹介される。ホテルの前に広がるエンジェルロードは『ぼくとママの黄色い自転車』のロケ地にもなったが、エンジェルロードのロゴを開発したのは、わたしの元同僚で、わたしが独立したときにチョコレート名刺を作ってくれた古川ジュンさん。世の中広いようで狭い。土庄を見下ろす高台に立派なお庭があるそうで、「明日うちの庭を見にいらっしゃい」と誘っていただいた。

これが、その、うちの庭。池を渡るのにボートが浮かんでいた。



洞窟あり、滝あり、橋あり。これはもはや庭ではなく庭園、というより国定公園かなにかのよう。個人の持ち物のレベルを超えている。造園も営む山田氏は、頭の中にある設計図をもとに11年がかりでここまで庭を育てたそう。

山田さんと奥様は「てっぱん」を観られていて、とくに奥様は大ファンだそうで、お堂から庭を見下ろしながら、てっぱん談義。「最後はどうなるか最初から決まってたんですか?」などと質問が次々。石舞台のようなところで秋には観月会を催すとのこと。



エンジェルロードを見晴るかすこの絶景。独り占めするのは、もったいないと思ったら、美術館も建てて、庭園美術館として公開する計画だとか。

美術品のコレクションも見せていただく。歴史で習った古い時代の割れ物。たまが粗相をしては大変と緊張した。



讃岐うどん屋でおなかいっぱい食べた後、たまが大好きなドラゴンロードのある高見山公園へ。ここのグラウンドに巨人軍OBの宮本和知氏、定岡正二氏が来て、少年野球の指導をしているという。ソフトボール部出身でありながらプロ野球には疎いわたしでさえ、ようく名前を存じ上げているお二人。

5年の約束で始まったが来年もとなり、今年で6回目。島じゅうの少年野球チームが結集すると、かなりの人数。女の子もいる。宮本氏はマイクを持ち、しゃべり続けている。

ピッチャー宮本の球に子どもたちが挑む。引退してずいぶん経つはずなのに、球の切れること。チームの監督が打席に立つと、さらに球威を増した。いちばんグラウンドが湧いた瞬間でもあるが、日頃厳しく指導しているわが監督が果たして太刀打ちできるのやらと子どもらはドキドキ、ワクワク。一人目の監督さんは三振し、チーム全員でランニングを命じられたが、二人目の監督さんはランニングホームランを放った。

わたしたちが見学したのは最後の一時間ほどだったが、3時間以上みっちり指導にあたられたというから、並々ならぬ気力体力集中力。最後に両氏から挨拶があったが、これがまた熱く心を打ついいお話だった。

宮本氏は親御さんに向けて「どろんこのユニフォームの洗濯は大変でしょうが、子どもたちが一生懸命やった証です」。定岡氏は、震災でグローブもユニフォームもなくなった子どもがいることに触れ、「野球ができることがどんなにありがたいことか。まわりの人が環境を作ってくれていることに感謝してください」。野球をする本人よりも、支えるまわりに目を向けさせる言葉の力強さに、わたしの涙腺ネジはゆるみ、汗のように涙がぽたぽた落ちた。

今日この教室を体験できた子どもたちは、宝物を受け取ったなあと眩しくなる。

滞在中お世話になりっぱなしの柳生さんは、この定期教室が始まるきっかけを作ったそうで、宮本氏と定岡氏に紹介してくださる。二人ともたくましい体格といい笑顔の爽やかさといい、そこらにはいない、いい男。「写真撮ります?」と定岡氏から言ってくださったのに甘え、記念写真を撮らせてもらった。

グラウンドでは小豆島町長の塩田幸雄さんもご紹介いただく。小豆島がロケ地の『八日目の蝉』をすでに5回観られたとのこと。シャイな方という第一印象だったが、夜お酒をご一緒すると、饒舌になった。塩田さんとも接点がいくつかあることがわかり、世の中広いようで狭いとこれまた思う。

そのお店で、昨日採ったマテ貝を調理していただいた。意外なおいしさだったのが、お刺身。くさみがなく、貝らしい食感も楽しめた。


ゆでたほうが貝くささが出たように感じたのが意外。


2010年05月05日(水)  「めばえ」付録は大したもんだ
2009年05月05日(火)  言葉遊び絵本「あいうえおパラダイス」にぶっ飛んだ
2008年05月05日(月)  マタニティオレンジ280 子どもの日にワークライフバランスを考える 
2007年05月05日(土)  マタニティオレンジ115 つかまり立ちがはじまった!
2005年05月05日(木)  店主も冷蔵庫も味な居酒屋『串駒』
2004年05月05日(水)  映画『チルソクの夏』
2003年05月05日(月)  日本橋三越に「風じゅー」現る!


2011年05月04日(水)  鬼が島とマテ貝採りと石窯ピザの小豆島5日目

6時50分起床。トーストとフルーツとプチトマトの朝食。ぽんかんが甘酸っぱくて、おいしい。「てっぱん」で自分の恋心に気づかない鉄平に、加奈が「どんかん」と独り言でなじってから「ぽんかんのおいしい季節になりましたね」と誤摩化す台詞を書いたものの使われなかったことを思い出す。

女木島(めぎじま)へ行こうか、男木島(おぎじま)へ行こうか、朝まで決めかねていた。どちらも行ってみたいけれど、はしごだとせわしない。男木島は女木島の次の港、片道20分多くかかる。決め手は「木村崇人」の名前を女木島のアート作品に見つけたことだった。

留学時代の同期のミカコのいとこヒロコちゃんのダンナさん。10年近く前に体験した木もれ陽プロジェクトが印象に残っている。木もれ陽は太陽の形だと教えられ、そのことを歌詞に入れこんだウェディングソングを作詞したほど。

これが、その、木村さんの手がけた作品「カモメの駐車場」。女木島の港に着くと、ずらりと並んだ風見鶏のカモメたちがおしりをふって出迎えてくれる。



女木島は別名鬼が島。港にある「鬼の館」で洞窟行きバスの往復切符を買い求め、バスに乗り込む。鬼が住んでいたという洞窟を探索できる。説明の看板を読みつつ奥へ進んでいると、元気のいい男性ガイドの声が聞こえてきた。遠い昔、海賊たちが手で穴を堀り、自分たちのアジトを作ったこと。入口は敵から攻め込みにくいよう、出口は逃げやすいよう作られていることを、何度も説明するうちに身についたと思われる名調子で語ってくれる。

出口付近に「鬼合戦、あるいは裸の桃の勝利」というアート作品が。ワイヤーで形作られた裸体が三体、天井からつり下げられているのだが、その影が洞窟の壁面に映し出され、幻想的。



ガイドのおじさんが「瀬戸内の海をパノラマで見られるのはここだけ!」と絶賛する展望台へ登り、360度のビューを満喫した後、バス停近くの茶屋でお団子を食べる。ひと皿百円と良心的。



愛知県立芸術大学アートプロジェクトチームが手がける「MEGI HOUSE」。コンサートなどのイベントをやる日はにぎわうらしいが、平日ということもあり、のんびり日光浴できた。受付の男性がチョコレートとガムをくださる。



「MEGI HOUSE」を出たところで手押し車を押した地元のおばあさんに声をかけられる。たまを見て「この島は年寄りばっかり。子どもがいないの。年に一度産まれるかどうか。去年一人産まれて今年も一人産まれそうだけど。保育所も高松まで行かないと」。島にある保育所を通り過ぎたが、そこはもう使われていないということのよう。

「島から小学校に通う子はいない」と女木島と男木島を舞台にした映画『めおん』の資料にも書かれていた。



海辺に置かれた「20世紀の回想」(禿鷹墳上)は、帆を張り、船のようだけど、回り込むとピアノになっている。『海の上のピアニスト』という映画もあったし、『ピアノ・レッスン』も連想。



女木島のいいところはアート作品を歩いてまわれること。「均衡」(行武治美)はケータイより小さな鏡を無数につなげあわせて(気の遠くなるような作業だったのではと想像)天井から簾のように垂らした不思議な部屋。目が慣れてくると、無数の自分が映り込んでいるのがわかる。裏側から見たり上から見下ろしたり、角度を変えると、また違う風景になる。



離れには五右衛門風呂。たまは「トトロのおふろ!」と興奮。



「不在の存在」(レアンドロ・エルリッヒ)はアルゼンチンのアーティストと日本の美の掛け合わせが興味深い。レストランで飲食する場合、建物と石庭は無料で鑑賞できるが、茶の間の鑑賞には300円かかる。「二枚の鏡」が置かれた茶の間で味わうサプライズが楽しい。推理小説のミスリードのよう。

ここの石庭には「透明人間」が現れる。たまを始め、最初に気づくのは子どもたち。庭を眺めて透明人間探しをするだけでも楽しい。


アートは日本を実にうまく調理しているが、レストランのお味もなかなか。パエリアは売り切れていたけれど、パニーニもカレーも期待以上。



デザートのわらび餅は見た目と味で楽しませてくれ、お値段も良心的。



惜しむらくはオペレーション。平日でこれだけもたついてしまうと、休日は大変な混乱が予想される。スムーズに流れる工夫が必要。「こちら、カレーになります」のなります語の違和感も惜しい。この点は豊島のほうが洗練されていた。



路地を通って「鬼の館」へ戻る。



何かもの言いたげな佇まいの建物たち。そのうちアートとなって再生するかもしれない。



海沿いの道もいいけれど、路地探索も楽しい。



「鬼の館」は観光案内所であり、鬼関係の資料館でもある。帰りのフェリーを待つ間、資料館を見る。陳列棚の上段にお酒の鬼ころし、中段に鬼の出て来る絵本いろいろ、いちばん下の棚に目をやると……「キッチンハイター」のポストイットが堂々と丸見えになっていて脱力。ネタとしては面白いけれど、センスのいい資料館だけに、舞台裏が表に出ているのはこれまた惜しい。

棚にあった『ないたあかおに』を手に取り、たまに読み聞かせるうち、涙で声がつまる。人間の友達ができたあかおにくんが自分の仲間だと思われないようにと旅に出てしまった、あおおにくん、なんていいヤツなんだ。でも、悲し過ぎる。失って初めて気づく、真の友情の物語。

女木島のアート作品について、詳しくはART SETOUCHIのページへどうぞ。
臨時便のフェリーで高松へ。高松から土庄への高速艇の切符は『八日目の蝉』仕様。島をあげて映画を応援。乗り継ぎ含めて1時間20分で土庄着。豊島もそうだけど直行便があれば小豆島が島めぐりの拠点になれる。



土庄港に黄色いレンタサイクルが今もあるのを発見。たまが「きいろいじてんしゃ!」と駆け寄る。『ぼくとママの黄色い自転車』の名残。うれしい。

女木島で十分すぎるほど濃い一日を過ごしてきたのだけど、本日のイベントはまだ続く。まずは、マテ貝釣り。マテ茶は知ってるけどマテ貝は知らない。駐車場で長靴に履き替え、食塩をペットボトルに分ける。塩で貝が釣れるという。



海には先客がたくさん。採り尽くされているのではと案じるが、いやいやまだまだいますよと言う。たまのために、柳生さんがピンクの長靴を買ってくださった。ピンクのワンピースとそろえたように色がぴったり。砂浜で一人だけギャルファッションに。



砂を掘り返し、貝が出入りする穴を見つけて塩をふりかけると、貝が穴から顔を出す。ここで焦ってつかんではいけない。やわらかい身がちぎれてしまう。殻まで出て来たところでつかむ。でも、これまたあわてて引き上げてはいけない。貝との引っ張り合い、駆け引き。貝が力を抜いたところを狙って引き抜く。



穴の見極めが難しく、わたしは最後まで、これだと思った穴に塩だけ取られててぶらに終わった。地元の目利きが塩をかけたところからは、一挙に三匹(と呼ぶのか)がにょきにょきにょき。

「マテ貝のおいしい食べ方」について、地元の若者たちが議論。オリーブオイルとハーブで臭みを消すべしか、などと話している。あまりおいしいものではなく、採る楽しみに重きが置かれる食べ物であるらしい。

貝採りの後は、本日のメインイベント、バーベキュー。前回はぼくママ上映会の後に開いていただき、そのスケールの大きさと新鮮な魚介のおいしさに目をみはった。その記憶が蘇る。今回はさらに石窯でピザも焼くことに。



子どもたちは大はりきりでお手伝い。石窯に入れ、どんどん焼き上げる。火を消す仕事だけど火を使う調理も得意という地元の消防士が慣れた手つきで手本を見せてくれ、旅行組もおそるおそる挑戦。回転させてまんべんなく焼き、最後に持ち上げて火に近づけ、焦げ目をつける。とても本格的な仕上がり。


もちろんお味もBuono!!

今回のバーベキューでは地元の若い人たち(といってもわたしたちと同じぐらいか、ちょっと下の世代)とたくさん交流することができた。うららー新聞を作っているメンバーにも会えた。自分たちが小豆島を楽しんでいることを発信していこう、という意気込みが、新聞からも一人一人からも感じられる。去年の瀬戸内芸術祭に合わせてカフェが6つでき、MeiPAMギャラリーも始動しようとしていることもあり、前回よりも島が活気づいている印象を受ける。

8月の20日から28日には第1回の瀬戸内国際こども映画祭も開かれる。サイトのトップページにある言葉「二十四億の瞳、きらり」を寄稿したが、映画祭の舞台で小豆島も、そこに住む人たちも、実にきらきらしているとあらためて思う。


今日のtwitterより(下から上に時間が流れます)
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【たま語】突堤を指差し「あそこからおのみっちゃんがとびこんだんだよ」。いいえここは尾道ではなく鬼が島。「おに、やだ」と洞窟に入るのを渋り、鬼じゃなくてベッチャーだよと言うと「ベッチャーどこ?」。からだがてっぱんでできてます。 #teppan
posted at 16:36:16

鬼が島行きフェリー船内テレビ、てっぱん総集編を放送中。こどもたちが「てっぱんや!」 #teppan http://twitpic.com/4t0767
posted at 09:58:01

#teppan でつぶやき続けてたのに全然反映されてない。洋上だから?高松行きフェリーにて、まわりの携帯から総集編が聞こえてます。
posted at 09:22:04

2010年05月04日(火)  どうぶつ折り紙とデジカメでゴキゲン東海道
2009年05月04日(月)  ベランダパーティで束の間のオフ
2008年05月04日(日)  マタニティオレンジ279 子どもを一人のゲストとしてもてなす
2007年05月04日(金)  マタニティオレンジ114 二世代で同級生
2005年05月04日(水)  一緒に飛べなかった『アビエイター』
2002年05月04日(土)  フランスのパコダテ人、函館のアメリ。


2011年05月03日(火)  MeiPAMギャラリーと農村歌舞伎の小豆島4日目

味噌汁とご飯と豆腐の卵とじの朝ご飯を作り、「てっぱん」総集編を観つつ、大阪から2泊3日で合流する友人のT君一家を待つ。朝7時に大阪を出るフェリーで小豆島の牛の背中のお尻寄りにある港に着くらしい。小豆島の地形は牛の体に喩えるとわかりやすく、土庄港は首のあたり。わたしたちが厄介になっている大きなおうちは口のあたり。

9時半過ぎ、T家到着。元気いっぱいの男の子二人はお兄ちゃんが10才、弟が今日で9才。たまとは去年のゴールデンウィークに初めて会い、そのときの相性があまりに良く、たまの面白い部分を引き出してくれたらしい。らしい、というのは、そのときわたしは実家に帰省しつつ、ずっと仕事をしていたので見ていない。あの兄弟とたまをまた会わせたい、とダンナはしきりと言っていて、今年のGWは小豆島で遊ばない?と声をかけたのだった。

車ならあっという間のエンジェルロードへT家の車で向かう。引き潮になると島と島がつながって間を歩けるのだけど、その潮が引いて現れるのが天使の通り道というわけ。ところが行ってみると、潮は満ち、こら歩かれへんなあ、けど水きれいやなあとすごすごと引き返した。途中にたまを魅了したドラゴンロードがあり、そこがT兄弟も虜にしまった。天使より竜である。

わたしはスーパーに寄って薬味を調達し、昼はうどん。お世話になっている小豆島ヘルシーランドが作るオリーブオイル仕立ての手延べうどんは、お世話になっているから言うのではなく、実においしい。ドラゴンロードで遊び疲れた子どもたちもつるつるとよく食べた。

昼食の後、T家は車で観光へ。わが家はおうちでのんびり。星新一の『にぎやかな家』という本があったので、たまに読み聞かせてたら、二人して寝てしまった。

今日のメインイベントは、農村歌舞伎。五穀豊穣を願う年に一度の上演がたまたま滞在中に重なった。前回の小豆島訪問で舞台を案内していただいただけに、そこが使われているところを観られるとは、なんたる幸運。

農村歌舞伎に向かう前に、絵描鬼の柳生忠平たちが中心になり、5月19日同時オープンに向けて準備中の三つのギャラリーを見せてもらう。いずれも土庄町の「迷路のまち」の中にある。迷路と明治と名作のメイ(mei)をかけ、Peformance & Art & Marché の頭文字をつなげたpamをあわせて、MeiPAM(メイパム)というのがプロジェクトの名前。



どかん!と存在感のある太い煙突のようなオブジェは香川の鉄アーティスト・槙塚登さんの作品。表面は地図になっているとのこと。



中は螺旋階段で上がれて、コンクリートの建物の屋上と橋でつながる予定らしい。子どもたちがキャッキャ言いながら上っていった。基地探険の感覚。



奥の蔵もギャラリースペース。つぶされる運命にあったほどボロボロだったので、相当手を入れたそう。


蔵の中。たまは「まっくろくろすけでておいで!」の歌を熱唱。たしかに出てきそう。



場所を変えて、徒歩圏にある別なMeiPAMギャラリーへ。「寿司屋兼喫茶店」をリフォームという。寿司屋兼喫茶店って……。昼は寿司屋、夜は喫茶店だったのか、てっぱん食堂のあかりのお好み焼き屋と初音の食堂のように同時営業だったのか。壁紙もユニークで、ここは原形をなるべく残す方針とのこと。



3つめのMeiPAMギャラリーは2階建ての倉庫の一階天井を取っ払い、パフォーマンス小屋としても使える広い空間に。様々に使い分けできる照明も仕込んであり、床のガラス板の下からも照明を当てられる。どんな風に使おうか、表現意欲をかきたてられる館。

子どもたちはどのギャラリーを見ても大喜びの大はしゃぎだった。

さて、農村歌舞伎。麓から見える灯りが、ここが会場ですよと教えてくれる。舞台へ続く道の両側には夜店が出て、いい雰囲気。



舞台前の斜面にゴザを敷いて鑑賞する。めいめいお弁当を広げ、お酒を飲み、舞台にかけ声かけつつ、宴会も楽しんでいる。お花見の花の代わりに歌舞伎を愛でる風情。



お世話になっている柳生家の皆さんが、わが家とT家の分も立派なお弁当をこしらえてくださる。炊き込みご飯、唐揚げ、醤油豆、玉子焼き、ひじきの煮たの等々。

演じているのは、素人の住人たち(芝居は素人の域を超えている)。顔見知りが演じているので、掛け声にも力がこもる。「いい人がいたら紹介を」などとアドリブで婚活台詞が飛び出すと、どっと笑いが。

地区ごとに交替で順番が回ってくるので、自分たちの年でやめられないのが数百年続いている秘訣なのだとか。

数百年!

すごいことだ。伝統が受け継がれている一方で、新しい芸術の拠点が産声を上げようとしている。小豆島、知れば知るほど面白い、奥深い島。


今日のtwitterより(下から上に時間が流れます)
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【たま語】パパの顔を下からのぞきこんで「パパ、おはなのなかにもヒゲあるね」。娘よ、人はそれを鼻毛と呼ぶ。
posted at 15:17:54

後編で相当な王子充を予定♪ RT @doramimiyan: 岩潤王子が不足しとる(´・ω・`) #teppan
posted at 09:35:20

間もなく「おひさま」の後8時15分から「てっぱん」総集編。オープニングのてっぱんダンス画面は前編後編ともに総集編仕様。つながるダンスをお見逃しなく。 #teppan
posted at 08:15:07

本日と明日「おひさま」の後「てっぱん」総集編前編「かならず腹はへる」後編「かならず朝は来る」を放送。ニュースを挟んで10時まで。新撮・未公開シーンをお楽しみに。 #teppan
posted at 07:48:20

2010年05月03日(月)  庭のいちごを収穫
2009年05月03日(日)  「つばさ」第6週は「父のぬくもり」
2008年05月03日(土)  80BOYS AND BABYの会
2007年05月03日(木)  中原道夫さん目当てにサイエンス俳句
2004年05月03日(月)  渋谷川ルネッサンス
2002年05月03日(金)  スペクタクル・ガーデン「レジェンド・オブ・ポリゴン・ハーツ」


2011年05月02日(月)  豊島でアートとジャムとカフェの小豆島3日目

瀬戸内の明るい陽射しが目覚まし。朝食は、バターがたっぷりしみこんだトースト。豆腐とわかめとプチトマトのサラダを柚子醤油で。朝から体がキレイになりそうな生ハーブティー。そして、いちご。

今日は、豊島(てしま)で過ごすことに。

土庄港から宇野行きフェリーに乗り、最初の港、唐櫃まで30分。さらに20分乗ると、豊島のもうひとつの港、家浦に着く。


降りると地図ぐらい配っているだろうと思ったら、立て看板の地図があるだけ。「美術館まで1キロ」と書いてあるけれど、どっちへ行けばいいのか表示がない。シャトルバスを待ち、美術館前で降りる。土地はたっぷりあるのに、美術館をだいぶ通り過ぎたところにバス停がある。

観光客に迎合していない。親切すぎない。

親切すぎるサービス過剰な観光地に、良くも悪くも慣れてしまった身には、新鮮。この島の楽しみ方は自分で開拓せよということだ。いざ、ディスカバー・テシマ!

そういえば、昨日訪ねた小豆島のカフェOhLiveも道路に看板ひとつ出ていないのに、ひっきりなしにお客さんが来ていた。求める人は自分の嗅覚で探り当て、たどり着く。


予備知識なく入った豊島美術館(設計:西沢立衛)は、いわゆる作品が並ぶ美術館ではなく、館がアートそのもので、その胎内で、作品(内藤礼)の鼓動と体温を体感するようなことになっていた。胎内と何気なく書いたけれど、子宮や命の芽吹きを連想させる空間だった。あるいは、太古、わたしたちの祖先が暮らした洞窟の中のような。

後で、作品の名が《母型》だと知った。素材は「地下水、コンクリート、石、リボン、糸、ビーズ」とある。

ゲルニカだって海を渡れるけれど、この作品は、豊島の外には連れて出せない。見たければ、豊島に来るしかない。島の自然に溶け込む半地下のオーバルな建造物も大地に埋まった恐竜の卵のよう。


併設のカフェ&ショップで食べた米粉のドーナツが美味。レモンクリームといちごジャムがのっかっている。


バスをつかまえ、家浦港へ。こちらの港のほうが圧倒的に栄えている。港前のレンタサイクル屋の前に求めていた地図やリーフレットがずらり。この近くで見られるものは何がありますか、とそばにいた地元のおじさんに聞くと、3分ほど歩いたところに食事のできるアートスペースがあると教えてくれ、ついでにトラックの荷台に乗せて、そこまで連れて行ってくれる。たまは初めてのドナドナ体験に興奮。


しましまの「イル・ヴェント」の奥にある「100歳の手ほか」(木下晋)をまず鑑賞。国内最後の瞽女として知られた小林ハルさんの手や表情の陰影を22段階の濃さの鉛筆で描き出している。たまは古い家屋に興味津々。急な階段に登ったまま動かない。すだれ状のふすまは、わたしにも珍しい。「ここは薬屋だったんだよ」と受付のおじさん。島の他の見どころも教えてもらう。


「しましまの家」「ジグザグの家」「チカチカの家」とたまが名づけた「イル・ヴェント」は民家がアートに。鑑賞料300円だけど、飲食(テイクアウト含む)の場合は鑑賞料なしで楽しめる。


見渡す限りのしましま。アートの中で食事を楽しめる、というより自分もアートの一部に。着るものによって溶け込んだり反発したりする。二階もしましまのチカチカ。


中庭も厨房もトイレの外も中も隅々まで作品。トイレという表示もなく、ドアも溶け込んでいるので見つけられない人多し。その不便が楽しい。


パエリアランチは売り切れで、キッシュランチとケークサレランチを。各1000円、プラス200円でコーヒーか紅茶がつくが、お冷やとほうじ茶がセルフサービス。最近あちこちでレシピを見かけるケークサレは、塩味のおかず系パウンドケーキといったところ。キッシュの卵度を下げて粉度を上げた感じともいえる。このケークサレ、キッシュともに期待以上。つけあわせやスープもとてもおいしかった。


「てっぱん」神田栄治役の赤井英和さんの4度目にしてついに実現したスタジオパーク出演をワンセグで見つつ、シャトルバスで清水前へ。湧き水が飲めるところにある作品「空の粒子/唐櫃」(青木野枝)を見過ごして有名な「島キッチン」(設計:阿部良)まで来てしまい、受付にいたお兄さんに聞いて、引き返す。このお兄さん、たまを見るなり、ちょっと待っててと奥に引っ込み、ペロペロキャンディーを持って戻って来た。たまはたちどころに心をつかまれ、以後、何度も相手をしてもらうことに。


島キッチンに戻り、昨日今日限定のジャム作りのワークショップに参加。まずはシール台紙にハンコやペンでオリジナルのラベルを作りつつ、調理の順番待ち。


イチゴを量り(60gで約4個)、へたを取って包丁で縦半分に切り、イチゴの重さの30%の砂糖を入れ、レモン汁小さじ1を加え、スパイスを12種類の中から選んで加え(たまはカルダモンを選んだ)、その都度かき混ぜる。


鍋を強火にかけ、沸騰したら火を弱め、イチゴが白くなるまで煮詰める。熱いうちに瓶に空け、蓋をする。以上の作業をほとんどたまが担当。包丁にも初挑戦。実に生き生きと、いい顔で。明日の朝はバターのしみこんだトーストにジャムで。

島キッチン脇の土蔵にて「Your First Colour」を鑑賞。スイスのアーティスト、ピピロッティ・リストによるビデオ・インスタレーション。インスタレーションと呼ばれるアートはわたしには難解なことが多いけれど、好きに刺激を受け、解釈すればいい。丸いスクリーンに13分ほどの映像が映される。見上げるうえに、ストーリーのある映像ではないので、たまには難しいかなと思ったら、それなりに面白がって観ていた。

豊島のアート作品一覧はART SETOUCIにて。豊島をはじめ瀬戸内の島々のアート作品を美しい写真と詳しい解説で紹介しているので、興味をかきたてられるはず。


島キッチンでランチ第二弾。おいしいと小豆島で噂を聞きつけたキーマカレーをセットで(季節のサラダとおかずの茶碗蒸しがついて1200円)。


食後のデザートは。苺のプチシューとヨーグルトムース。単品300円をドリンクセット700円にして。

結局、2時間以上島キッチンで過ごし、帰りがけにたまが心奪われたお兄さんに声をかけると、バスが来るまで時間あるなら、カゴ作りを見ていけばと言われる。刈ってきた蔓でカゴを編んでいるおじさん。さっきのジャムの先生(大阪から来ている料理研究家のさん)が、ここでは生徒。「何作りよるん?」とおじさんの同世代の友達が冷やかしに来る。どの世代も生き生きと、実に楽しそう。いいな、島。いいぞ、島。束の間だけど、島の時間の流れを感じられて、うれしかった。


バス停(木造六角形のしっかりした建物)の横に、「ご自由にお使いください」スペースが。ここでお弁当広げたら気持ちよさそう。

帰りのフェリーはうとうと。港に着いて宿まで1キロ半歩き、今日は1万2千歩。たまは今日もドラゴンロードへ行き、おしりの下に敷くダンボールをもらって帰ってきた。持ち手の紐がついていて、「そういちろう号」と書いてある。

夕飯は昨日のお好み焼きの残りの焼きそば。

2010年05月02日(日)  タクシーの運転手さんも不眠不休
2009年05月02日(土)  絵本みたいなデコレの収納ボックス
2008年05月02日(金)  マタニティオレンジ278 2380円のピアノ
2007年05月02日(水)  マタニティオレンジ113 上野動物園でいちばん面白い生き物
2002年05月02日(木)  永六輔さんと「しあわせのシッポ」な遭遇


2011年05月01日(日)  カフェとすべり台とお好み焼きの小豆島2日目

中で迷子になれるほどの広いおうちを貸し切りにして目覚めた2日目の朝、移動の疲れもあり、時計は9時前。生ハーブティーを飲み、お菓子をつまむ。昨日の夜、ごちそうになったので「お礼にわが家がお好み焼きをふるまいます」と言ったら大歓迎され、今夜決行となった。昨日のうちに買っておいた粉とだしを水で溶き、冷蔵庫に寝かせておく。ふわふわの生地を作るために必要なひと手間。

前回来たときに「カフェかな」と思った海辺のビーチハウスがOhLiveというカフェになったというので、そこでお昼を食べることに。車を持たない我々の移動手段は徒歩。携帯のGPSで自分のいる位置を確認し、OhLiveの地図を検索すると、1キロぐらい。一本道で最後に一度だけ海に向かって曲がる。ただし、曲がるところに看板は出ていない。不安になったので店に電話すると合っていた。

パームツリーを目指して歩くと、海から百メートルぐらいのところにあるOhLiveに到着。入口のディスプレイも、中に配置された家具も、デリが並ぶショーケースも、お酒とジェリービーンズが仲良く並ぶカウンターも、とてもわたし好み。

メニューは日替わりで黒板には「デリ」「サンドイッチ」「ドライカレー」「スイーツ」の4ジャンルが書かれている。各500円。ポーションが小さいので組み合わせて注文する。一家三人でデリとサンド(サンド二つのものと、サンド一つ+デリのセット)とカレーをシェアすることに。柑橘系の飲み物二つも注文。シュワシュワするレモネードがとても気分に合う。
 
どれも手作りのやさしい味。いちばん気に入ったのがドライカレー。瀬戸内の島では給食にドライカレーが出る習わしが合ったのか(今もあるのか?)、この後、あちこちの店で給食のカレーと称してドライカレーを見かけた。

お店を切り盛りする池本智恵さんのテキパキとした接客が気持ちいい。地元名産のオリーブのようなフレッシュさを感じさせる人。彼女のお姉さんのユッコさんに前回訪問時、香川の個展会場で遭遇しているのだけど、声が大きく、皆からユッコユッコと頼りにされていた様子がとても印象に残っている。そんな話や、カフェが紹介された「うららー新聞」を読みましたという話をしたら、バックナンバーを持ってきてくれた。

「カフェが大好きで、歩くのも大好きです。5キロぐらいなら平気で歩けます」と言うと「5キロ以内にカフェはないですね」と言ってから「Early Birdさんぐらいか」。土庄港から鹿島の海水浴場のほうへ向かう道の途中にあるカフェ。後で地元の方に評判を聞くとケーキがおいしいらしい。

オリーブを使った調味料を紹介したりチラシを置いたりしているカウンターで、小豆島の地図を入手。ここで手に取ったチラシで知ったZENKON湯に深く感銘を受ける。仮設ではなく本格的な建築のお風呂(材料費だけで50万円)を被災地に建てる活動。寄せられたお金はすべて活動にあてるという。

東京よりも被災地からはるか離れた瀬戸内の島で、復興支援について考え、行動している人が多いことが、とても印象に残った。おにぎりには佃煮を、お風呂に入れるようになったらオリーブオイルのシャンプーを。物資の豊かさとそれを送り出す自然な善意があった。

OhLiveから少し歩けば、前回、水冷たい9月の海を貸し切りで泳いだ、懐かしの砂浜。そこへ続く広い緑の絨毯の上で、たまはくるくると踊っていた。

もらった地図を頼りに、97メートルのローラー滑り台があるという高見山公園をめざす。30分ほど歩いて、急な坂を上ったところに、竜が口を開けていた。その体長が97メートル。すべり台には「ドラゴンロード」と名がついている。

しっぽの先まではアスレチックの山あり谷ありグラグラありを乗り越えて行く。てっぺんから見晴るかす海は絶景。走るとあっという間の距離だけど、高低差がついて滑り降りる97メートルはかなり長い。子どもはおおはしゃぎだけど大人は自分の体重がおしりにかかり、滑り抜けると我慢できないほどおしりがかゆくなる。

たまが竜の虜になっている間にスーパーで買い出しをして宿に戻り、夜のお好み焼きの準備に取りかかる。お世話になっている柳生さんの一家が8人来てくれ、にぎやかな夕食。大根のお好み焼き、キャベツのお好み焼き(いわゆる大阪豚玉)、焼きそば入りチーズのっけ豚玉を続けて焼く。「てっぱん」を観てくださっていた皆さんの期待値が高く、その期待に応えられるかドキドキするが、売れ行き好調。粉1キロ、キャベツ1個半、山芋2/3本、大根1/2本が気持ちよく平らげられた。

締めは醤油プリンと生ハーブティー。

2010年05月01日(土)  仕事、仕事、ときどき息抜き。
2008年05月01日(木)  マタニティオレンジ277 いつの間にやら、いっちょ前。
2007年05月01日(火)  今井雅子という人物は存在しない!?
2005年05月01日(日)  天才せらちゃんと神代植物公園
2004年05月01日(土)  池袋サンシャイン国際水族館『ナイトアクアリウム』
2002年05月01日(水)  きもち

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