2010年05月21日(金)  朝ドラ「てっぱん」顔合わせ

NHK大阪放送局にて朝ドラ「てっぱん」顔合わせ。一年半前の「つばさ」の顔合わせでも驚いたけれど、ひとつの作品を作るのに、これだけの人が力を合わせるのかと驚かされる。実際にはさらに多くの人を巻き込むことになるのだけれど、台本の出演者とスタッフに名を連ねる人を数えただけでも、すごいな、としみじみ思う。お好み焼き、鰹節、鉄工所、造船所、それぞれの専門の方が監修され、大阪と尾道のことば指導が入る。

先日の出演者発表には立ち会えなかったので、ヒロイン村上あかり役の瀧本美織さん以外は、初めてお目にかかる出演者さんばかり。皆さんのコメントに笑わせていただきつつ、背筋が伸びる。大阪制作で関西人率が高いせいか、笑い声のたえない顔合わせとなった。

脚本家からは寺田敏雄さんが代表で挨拶。顔を合わせる前に遠藤憲一さんから電話をもらい、ホンの感想を伝えられたエピソードを披露された。

最後は一本締めならぬ「てっぱん」締め。一本締めの要領で「てっぱん」と唱和しながら手を合わせる。フライング一回の後にタイミングが合い、拍手でお開きとなった。

顔合わせの後は、第1週の読み合わせ。間の取り方ひとつで台詞が深くなったり、面白くなったり。その声、呼吸を覚えておきたい、と初めて聞く生の台詞に耳を傾ける。「てっぱん」はオリジナルストーリーなので、ヒロインあかりも、彼女を育てた尾道の村上家も村上鉄工所も、親子でつきあいのある篠宮造船も、大阪の初音婆ちゃんも、ご近所さんも、鰹節の浜勝も、そこで働く人たちも、半年前にはどこにもいなかった。脚本の中に産み落とされた人物たちが、生身の役者さんの体を通すと、ぐっと立体的になる。二次元のホンが三次元に立ち上がる瞬間に立ち会う興奮を味わった。

今日のtwitterより(下から上に時間が流れます)
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