2008年05月17日(土)  マタニティオレンジ288 気の済むまでやらせる

娘のたまは自己主張が強くなり、なんでも自分でやらないと気が済まなくなってきていて、手を貸そうとすると「いーの!」とはねのける。ズボンをはくのも靴をはくのも自分でやりたい。結局は「ママ(やって)」となるが、できないと納得するまで延々と根気強く挑戦する。おむつの上にもう一枚おむつをはこうとしたり(パンツ式おむつはゴムで伸びるので、けっこうはきやすそう)、玄関のものをキッチンに移動させたり、大人から見れば無意味で不可解な行動も本人は目的意識を持って取り組んでいる。ビデオに撮ったり日記のネタにしたり、鑑賞を楽しみつつ、気の済むまでやらせるしかない。

気の済むまでやらせていたら、できないと思っていたことが、できたりする。子ども用の椅子に自分で登りたがるので、危ないけれど、落ちたら手を出せるようにして見ていると、安全バーに手をかけて体を引っ張り上げ、木登りみたいにするすると登ってしまった。子どもにとってはアスレチック感覚なのだろうか。上がったり下りたりを繰り返し、親をハラハラさせて喜んでいる。

鍵を開けるのも、エレベーターのボタンを押すのも、自分でやりたくて手を伸ばしてくる。自分が、自分がとなるのはこれぐらいの年の子どもによくあることのようだけど、出しゃばりなわたしの性格が遺伝したのかもとも思う。

買い物に出かけると、スーパーのかごを持つと言い張って聞かない。かごを床から持ち上げられないからずるずると引きずることになり、かごが単独で移動しているようにも見える。ベビーカーのときは自分の腕で商品を抱きかかえようとして、ベビーカーの中がかご状態になり、野菜がぽたぽた落っこちる。レジまでたどり着くと、レジ台に商品を載せるのをやりたがる。後ろの人がつかえていたりすると焦るのだけど、皆さんおおらかに「お手伝いしてるの? えらいわねえ」などと言ってくれるので、たまは余計に調子に乗る。これだけは片時も離したくないという商品はレジ台に載せるのを拒むので、店員さんがバーコードリーダーを伸ばして読み取ってくれる。会計を終えた商品も持つと主張し、でも疲れたのでだっこを要求する。こっちは体力が急降下する年頃だってのに、弱ってもいられない。

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