2004年05月01日(土)  池袋サンシャイン国際水族館『ナイトアクアリウム』

■『池袋15分』という小冊子で「池袋サンシャイン国際水族館でナイトアクアリウム」の記事を見つける。(国境を越えていろんな海の生き物が集まっているから、「国際」水族館?)。懐中電灯を手に、明かりを落とした夜の水族館を見て回るというゴールデンウィーク限定のイベントらしい。2年前に『アクアリウムの夜』というラジオドラマを脚色したとき、閉館後の水族館に忍び込むシーンを描いていたので、興味をそそられて行ってみた。館内は真っ暗というほど暗くはなく、懐中電灯に頼らなくても足下は十分明るい。無料で貸し出された懐中電灯は、暗い水槽の中を照らすのに使う。ただし、魚の目に光を当てないように。親子連れやカップルが水槽にはりつき、懐中電灯を向けている光景は、昼間の水族館では見られない。■水族館に行くこと自体がずいぶんひさしぶりなので、水槽をのぞいているだけで楽しい。『ファインディング・ニモ』を観たおかげで、水中の生き物たちに以前よりも親しみを感じる。いちばん引き込まれたのは、クラゲの水槽。赤いクラゲ、青いクラゲ、しっぽの長いクラゲ、線画みたいに輪郭だけが白いクラゲ……。暗い水の中を透けた体が揺らめいて、ずっと見ていたいぐらい神秘的で幻想的。家にいてもステキかなあと思った。

2002年05月01日(水)  きもち

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