2011年07月17日(日)  尾道土産と福石猫の「えん」



尾道一泊旅行から昨夜戻った。てっぱん談義で司会進行を務めたFMおのみちのパーソナリティのてんこ(河上典子)さんが、地元の中華料理屋さんが出しているラー油をたくさんお土産にくださった。「去年尾道で買ったじゃこラー油がおいしかった」とわたしが言ったのを聞いて、「これもぜひ」と買いに走ってくださったとのこと。早速わが家の食卓にのぼらせてみると、名物イカ天入りで、やみつきのおいしさ。

てんこさんからは他に七味、「たまちゃんに」と路地猫のイラスト入りバッグもいただいた。尾道は、路地と猫の街。

てっぱん談義の連絡窓口だった尾道市教育委員会の内海嬢からも、おいしいお土産をどっさりいただいた。生口島のレモンケーキは尾道紅茶とともに午後のおやつに。いもけんぴは、芋好きのわたしも圧倒される大袋。

内海さんの運転で今治まで足を伸ばして買い求めた地元の方の手作りキウイジャムと梅干しは、これからのお楽しみ。

しばらくの間、尾道の旅の余韻にどっぷり浸れそう。



それから、尾道イーハトーブのハーブ庭園カフェ「ブーケ・ダルブル」のご主人、園山さんにいただいた「福石猫」。一匹ずつ手描きで、世界に三万匹配ったというからすごい。

猫の名前を「たま」にしようかと思ったら、たま本人が難色を示したので、「えん」にした。

ブーケ・ダルブルのお店が「てっぱん」第1話のロケに使われた上に、福石猫の作者・園山春二さんとは花巻の知人・宮沢和樹さんでつながっていたという、ご「縁」。お好み焼きのような、和やかな、まあるい「円」。つられてにっこりしてしまう穏やかな「笑ん」。福石猫の「えん」が、さらに縁・円・笑んを広げてくれますように。


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わわ、たまが映ってます。冒頭でわたしにくっつき、終盤で乱入してマイクを奪い…お騒がせしました。じんさん、ご来場ありがとうございました。QT @onomichi_jinn 尾道駅前で「てっぱん談義」始まったヨ! #teppan http://j.mp/nFnM3b

2010年07月17日(土)  原稿送信!今から遊んで!
2009年07月17日(金)  一年ぶり!SKIPシティ国際Dシネマ映画祭
2008年07月17日(木)  最近食べたお菓子
2007年07月17日(火)  マタニティオレンジ147 働くお母さんの綱渡り
2005年07月17日(日)  阿波踊りデビュー
2004年07月17日(土)  東京ディズニーシー『ブラヴィッシーモ!』
2000年07月17日(月)  10年後に掘り出したスケジュール帳より(2010/11/29)


2011年07月16日(土)  尾道「てっぱん」ツアー2日目

昨夜のてっぱんトークは、たまの乱入がありつつも無事終了。一夜明けた尾道も快晴。

朝食は、去年訪問した際に気に入った「パンのなる木」へ。小さなお店にパンの香りがたちこめるのがたまりません。

今日は尾道市教育委員会の内海さんと同僚の西田さんが観光におつきあいしてくださることに。

まずは、「つけーっ」の隆円さんの鐘のあるお寺へ。

長い階段は継ぎ目のない石で積み上げられているが、てっぺんの55段目だけにあえて継ぎ目をつけてある。「完璧なものはない」と。




続いて、おのみっちゃんの店舗セットを公開(来年5月まで)中の「てっぱんの坂のみちしるべ」に本日一番乗り。入口で、等身大「かつお武士」がお出迎え。


大阪お好み焼きの間にあるすなずり、大阪放送局での公開時にはなかったかも。


民男君の絵の下には欽鉄兄弟のサインが。





千春のトランペットケースなどを公開している尾道商業会議所記念館。以前使われていた議場で、なりきり議長のたま。


小路を歩いて汗じんわり。からさわアイスクリームは昨日食べたので今日は居夏(いさん)のアイスキャンディ。


船で向島へ渡り、「まとやみそ」のアーチのない船着き場を見る。大林監督作品『あした』で使われたセットを移した停留所の向かいにある休憩所で村上家の鉄板や村上鉄工所の作業着を公開。

そばにある公園の滑り台で遊びたいと言い出したたまに、水をくんでいた地元のおばちゃんが「あついって」を連発。滑り台を触ると鉄板になっていた。尾道のおばちゃんのお節介は、大阪のおばちゃんよりぶっきらぼうというかマイペース。一見愛想がなさそうに見えるおばちゃんが延々としゃべりかけてくる。

鶴瓶の家族に乾杯に出ていた住田製パン所で「お好み焼きパン」発見。名物のおばちゃんのトークも堪能。これまた驚くほど自然にいきなり話しかけてくる。


村上鉄工所ロケ地を見た後、しまなみ海道を車でひた走り、お隣の愛媛県今治市へ。お食事処「大漁」の豪快な海鮮丼380円、にぎり350円也。

道の駅では、作り手の名前を書いたジャムやらわかめやら梅干しやら野菜やら。


尾道へ戻り、旅の締めは、第1週であかりが自転車で隆円とすれ違った赤い門のある浄土寺。後ろ姿だけ出演した住職さんに案内していただく。国宝の本殿の柱に「てっぱん」出演報告の紙が。真知子母ちゃんがのぞみに贈った戌の日の腹帯も出演。








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【たま語】尾道の浄土寺にて「どうしてうしろにひがついてるの?」と住職に質問。不動明王が背負う炎のこと。あれは煩悩を燃やす知恵の炎です、と住職。本能に点々がついて煩悩。それを否定はしないが、知恵でコントロールすることが大事…と説法が始まった(続く)
posted at 18:03:23

【たま語】昨夜の尾道てっぱんトークに乱入し、マイクを奪って「こんにちは!」。しょうがないと巻き込んで、たまはてっぱんの大ファンで…と紹介し、好きなキャラクターは?と振ると「プリキュア!」。空気読んでよと突っ込んだものの登場人物と聞かなかったわたしも迂闊。 #teppan
posted at 17:50:58

2010年07月16日(金)  東京R不動産でプチ旅気分
2008年07月16日(水)  JASRAC著作権料9円!
2005年07月16日(土)  『リトルダンサー』と『アマデウス』と『マノン』
2004年07月16日(金)  島袋千栄展 ゴキゲンヨウ!


2011年07月15日(金)  尾道「てっぱん」ツアー1日目

春先に「てっぱんの話をしに来てください」と尾道市の教育委員会の方より連絡をいただき、てっぱん大ファンのたまが同行を希望。でも子守をどうしようと思っていたら、これまた熱烈なてっぱんファンのせらままが、「あたし行く!」と手を挙げてくれ、「大人の遠足だ!」と指折り数えて出発の日を待つことになった。

せらままは、わたしの映画脚本デビュー作『パコダテ人』で、大泉洋さん演じる古田はるおの娘、まゆちゃんを演じた前原星良ちゃんのお母さん、前原実香さん。2001年の撮影当時せらちゃんは5才、今や高校生。当時影も形もなかったたまは、間もなく5才。

新幹線ではおいしいコーヒーとパンの朝食を!と意見が一致し、カフェラテと焼きたてパンを優雅に食しつつ西へ移動。たまもハイテンションをキープ。福山から尾道へ向かう山陽本線では車内の手すりをバレエのバーに見立ててバーレッスン。

尾道駅で、メールでやりとりを重ねた内海さんと、今夜のてっぱん談義の司会の河上典子さんが出迎えてくださる。講演依頼のメールは事務的に済ませる人も多いのだけど、内海さんは、気持ちの見えるメールを何度も寄越してくださり、尾道へ行くのがますます楽しみになった。

尾道グリーンヒルホテルにチェックインし、尾道市の公用車で、「お好み焼き 村上」へ送っていただく。カウンターだけ、6人掛ければぎゅうぎゅうの店内は満席。それでも10分待ち程度。休日は行列だそう。



順番待ち用のベンチの後ろに「てっぱん」村上家のサイン。鉄兄、お母ちゃん、お父ちゃん、あかり。あれ、欽兄は?

「村上流尾道焼き」を注文。3枚頼もうとしたら「大きいで、2枚で十分じゃわ」とおばちゃん。ひっくり返すところを写真に撮っていいですかと聞くと「ひやひやするわ」とおどけた。

店のおばちゃんとお客さんの掛け合いが楽しい。近所のおばちゃんが買い物してきたものを届けに来る。食パンと、スイカ。「糖度13度で398円。安いじゃろ?」。そのおばちゃんは時計の修理に5万かかったという。後で4万6千円と下方修正。「電池かえるついでに分解したけぇね」というが、直す直す詐欺ではないとしたら、どんな手のかかる時計なのか、興味をそそられた。

念願の尾道のお好み焼きは、砂ずりとイカ天とやわらかいそばたっぷり、それでいてしつこくなく、満腹、満足。たまも無言で食らいついていた。「あんたと同じぐらいの孫がおるけぇね」とお手伝いのおばちゃんがくれたヨーグルトもペロリ。

千光寺ロープウェイで山頂へ。「函館を思い出すね」とせらまま。山があって海があってロープウェイがあって。『パコダテ人』で函館と縁を結べたように、「てっぱん」で尾道と縁を結べた。作品を重ねるごとに新しい土地に出会える。日本地図に旗がふえていく。


山頂で、あかりちゃんのポスター見つけて、おどけるたま。手に持っている「てんこ」の葉書は、河上さんがポスターのパロディで撮影したもの。Tシャツの数字の767を、パーソナリティをつとめる尾道FMの周波数にあわせて794に。ご本人も遊び心と人生エンジョイオーラあふれる人で、遠い町に住む他人という気がしない。


山頂展望台からのビュー! 夜上がったら、「あかり」の名の由来になった尾道の街の灯りが見えるはず。


「てっぱん」にたびたび登場する鼓岩、通称「ぽんぽん岩」では、記念撮影する人が、ひっきりなし。大ファンという女性と少しおしゃべり。


立て札のロケ作品紹介には誰かが「てっぱん」の写真を追加。

ぽんぽん岩の近くの6週「家族のつくり方」で駅伝君が駆け上がった坂を下り、千光寺へ。たまがピンクのランドセルのお守りを所望。「中に願い事を入れてぇね」と名物のすすめ上手なおばちゃん。

去年5月の第一次ロケのときに尾道を訪問した際、気になっていた小径に偶然出られた。今放映中の北川景子さんのカメラのCMにも登場する「尾道イーハトーブ」と称する一帯。その中にある「ブーケダルブル」というお店が、初音が千春のトランペットを引き取った古道具屋のロケに使われている。

そこの店主であり尾道イーハトーブの主である園山春二さんという方が、花巻の知人、宮沢和樹さんと宮沢賢治つながりだと以前和樹さんに聞いていたのを思い出し、和樹さんに電話すると、お店にいる園山さんへかけてくれ「今、店に来ている今井さん」とわたしのことを紹介してくれた。

フランスで生まれ、フランス語で賢治を知ったという園山さん。和樹さんは「骨董屋の主人として出演している」と言っていたが、「似てるらしくてよく間違われるんだけど違います」とのこと。役者でも通用しそうないいお顔とフランスの香り漂う紳士だった。


その園山さんがひとつひとつ手書きしているという福石猫をお土産にいただく。てっぱんの「縁」「円」「笑ん」にちなんで「えん」と命名。

あかりが飛び込んだ突堤の向かいにある「からさわアイスクリーム」で、忘れられない味のアイスもなかを買い、とけないうちに急いで食べた。

18時半からの「てっぱん談義」の会場は、しまなみ交流館の芝生広場。晴れて良かった。住職であり尾道市の観光協会理事でもある加藤慈然さんと司会の河上典子さんと3人でのトーク。事前に軽く打ち合わせしてから、いよいよ本番。


たまはわたしに一瞬はりついたけど、すぐにせらままの元へ。

尾道という素晴らしい舞台をお借りできたことへのお礼を言い、「てっぱん」がどのように作られたかを話した。

3人の脚本家が交替で書き、演出陣やプロデューサー陣もあわせて十人以上でああでもないこうでもないと話し合い、登場人物一人一人の名前をつけ、人生の輪郭を作り、てっぱん世界を作っていった。同じ世界観を共有するには、とことん話し合うことが必要で、その熱さが作品の熱になったのではないか、と話した。

陽が落ちて来て、謎のトランぺッターが登場し、「ひまわり」と「What a wonderful world」を演奏。あえて名前を明かさなかったのは、橘さんかも、の想像の余地を残してくれたのか。譜面台にはてんとう虫という心憎い演出。

キャンドル作家でもあるせらままがキャンドルを灯し、たまはそのアシスタントで、ろうが溶けてきたキャンドルを引き上げるお手伝い。壇上にいるわたしがどうしても気になり、ときどき寄ってくる。「うんち」とマイクに入る声で訴えて焦ったが、せらままが連れて行ってくれた。

その後、トーク終盤の質疑応答のところで再び乱入し、マイクを奪って「こんにちは!」。河上さんがたまを上手に紹介してくれ、来月5才になることを知らせてくださる。わたしも、だったら巻き込んでやれと開き直り、「たまはてっぱんの大ファンなんです」と紹介し、「いちばん好きなキャラクターは?」と振ると、元気よく「プリキュア!」。思わず「空気読んでよ」と突っ込んだけど、「てっぱんでいちばん好きな登場人物は?」と聞くべきだった。

質疑応答では「あかりちゃんの髪型が変わることに意味はあるんですか?」「瀬をはやみ〜は続編があるという伏線ですか?」といった質問をいただいた。

河上さんと慈然さんとのトークが初顔合わせとは思えないほど楽しく盛り上がり、あっという間の1時間半。「尾道は路地が狭いから、すれ違うとき、声をかけるしかないんですよ」「尾道の寺は拝観料を取らずに町にとけこんでいるんですよ」といった慈然さんの話に、尾道の人と人の距離感の近さや、ファンタジーと現実の境界線の淡さの理由を見た気がした。お坊さんでありながら観光協会の理事をやってトークに出て来る慈然さん、どこか隆円さんに通じる雰囲気があった。

河上典子さんのブログ「ママ・ブランチ」7/18 てっぱん談義!

慈然さんのブログ「じねん坊がゆく」7/17 尾道と「てっぱん」の裏話

最後は再び謎のトランペッターが登場。参加者の皆さんと「また逢う日まで」を歌い、締めはてっぱんダンス。たまもわたしも踊った。トーク終了後は色紙を持った方が何人も話しかけてくださった。

尾道やてっぱんについては、まだまだしゃべりたいことがたくさん。また尾道に呼んでください、河上さんの尾道FMの番組「ママ・ブランチ」にも呼んでください、と言う。呼ばれなくても、何度でも来たい街。

万葉ラブストーリーみたいに尾道が舞台の脚本募集をやって、脚本家の卵たちにシナハンに来てもらうのもいいのではとトークで提案したが、尾道は、創作意欲をかきたててくれること間違いなし。

会場近くの洋食屋で晩ご飯を食べるうちにたまは寝入り、わたしとせらままはスパークリングワイン飲んで大人の時間。ホテルに帰ってから窓辺にキャンドルを灯し、窓に映るキャンドルとその向こうの海の灯りを見やりながら深夜まで話し込んだ。

ああ、尾道に帰って来れて、幸せ。

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【たま語】「なおしまのあいらぶゆう、まだあるかなあ。たまちゃんをまってるかなあ。まってたら、たまちゃんいくよ」。二年前に行った直島のアート銭湯『I LOVE湯』。自分は愛されていると信じられる幸せ。
posted at 12:42:43

尾道へ同行し、「てっぱん」トークの間たまの子守をしてくれるせらままはキャンドル作家。手作りキャンドルをいくつか持参、あかりを会場に灯します。 http://twitpic.com/5qaw7m
posted at 12:10:46

黒地を削ると下から色が出てくるノートでお絵描き中。間もなく福山着。 http://twitpic.com/5qah4l
posted at 11:43:09

新幹線で尾道に向かってます。おともはパンとカフェラテ。 http://twitpic.com/5q8y2r
posted at 09:51:39

@mippe03 注意報ですね。「おまたのかみのけ」というネーミングがツボです。QT 我が家には息子しかおりませんが、昨夜まだ職場にいるお父ちゃんに、全文コピペしてメールしておきました(笑)
posted at 06:58:09

【たま語】「はけれないよー。ねじまきになってるよー」。ぱんつがねじれて、ねじりはちまき状態。
posted at 06:49:30

植物の歴史は面白いですね。シロツメクサは「プチプチ」として日本に来た「詰め草」だと先日聞きました。QT @zacchye 中国では紫陽花はライラックのことで平安時代に日本に間違えた紹介をしたとの内容の文章がありました。日本語では、藍色が集まっている集真藍(あづさい)がなまったもの
posted at 06:22:43

2010年07月15日(木)  LANケーブルを引っこ抜いて仕事はかどる
2008年07月15日(火)  6本めの長編映画『ぼくとママの黄色い自転車』撮影中
2007年07月15日(日)  MCR LABO #4 愛憎@shinjukumura LIVE
2004年07月15日(木)  見守る映画『少女ヘジャル』
2002年07月15日(月)  パコダテ語
2000年07月15日(土)  10年後に掘り出したスケジュール帳より(2010/11/29)


2011年07月10日(日)  「無農薬で米作りから酒造りを楽しむ会」草取り編

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭で知り合った木村美砂さんに「無農薬で米作りから酒造りを楽しむ会」のことを聞いたのは、たしか昨年の秋。わあそういうの好きです、と言ったのを覚えていてくれて、年が明けてから「今年の募集始まっていますよ」と知らせてくれた。

申し込んだのは、震災の後。鎌倉山で陶芸を教える友人の壇上君は震災後になぜか受講生がふえたと話していたが、大自然の脅威を見せつけられ、命というものについて考えさせられたとき、いつもより気持ちが「土」へ向かうベクトルが働いたのは、わたしだけではないらしい。

朝ドラ「つばさ」の舞台、埼玉県川越市の先にある小川町で行われることにも縁を感じた。

先月12日、第1回の集まりがあり、田植えをした。裸足でつかむ泥の感触は、砂浜とも違い、はるか昔小学校の社会科見学で味わった泥もこんな感じだったのだろうかと思い出せないほど、初めての体験のようだった。

そして、約ひと月経った今日は、草取り。

稲がぐんと成長したことに驚いた。

草取りの前にあぜ道を30分ほど歩き、植物や虫の紹介を聞く。シロツメクサは「詰め草」が名前の由来の外来種で、その昔、プチプチ代わりの緩衝材として外国から持ち込まれたという。



草取りは、稲と稲の間に生えたひょろりとした茎の丸い草を取るが、藻は残すのがルール。たまはデッキブラシで草を根こそぎどける役を仰せつかる。田植えのとき、「パンツがぬれたよう」と気持ち悪がったので、今回は水着。皆さんから「いいねー水着」とはやされて、照れていた。



隣の田んぼでは、会の主催者でもある金子さんがアイガモ農法に挑戦。草をたらふく食べて太ったアイガモを最後に食べるという。


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@theGONchan 銀座で買ったのは1000円のワンピースと水泳帽と水中眼鏡。安上がりな子マダム(!?)です。
posted at 22:41:55

@s_mura723 おお、パコダテ人のなつみちゃんだ。たま、へんてこでおもろいよ。
posted at 22:40:42

【たま語】日本全国どこの地名を挙げても、幻の兄や姉がいると自称。道端の地図看板を見ているわたしに「いまどこ?」と言うので、現在地ってとこよと指差すと「げんざいち!たまちゃんのおねえちゃんがいるとこだ!」。
posted at 22:39:48

【たま語】「ママ、なんにもしないから、みみかして。こちょこちょばなし、するだけだから」。こそこそ話よりくすぐったい言い間違え。しかも、油断すると、耳をペロッとなめてくる。もしかして、それで、こちょこちょ話!?
posted at 22:36:38

「米作りから酒造りを楽しむ会」の草取り。先月植えた稲、すくすく成長。有機農法なので草もすくすく。秋に収穫して日本酒を造り、小川町の伝統和紙で瓶のラベルを造り、冬に完成。 http://twitpic.com/5nx9qu
posted at 14:01:04

2010年07月10日(土)  ルーフバルコニーのある暮らし
2009年07月10日(金)  リチャード・ギアが「ヘァチ」と呼ぶ謎『HACHI 約束の犬』
2008年07月10日(木)  脚本家デビュー9周年
2007年07月10日(火)  マタニティオレンジ144 離乳食も食いだおれ
2005年07月10日(日)  12歳、花の応援団に入部。
2003年07月10日(木)  三宅麻衣「猫に表具」展
2002年07月10日(水)  『朝2時起きで、なんでもできる!』(枝廣淳子)
2000年07月10日(月)  10年後に掘り出したスケジュール帳より(2010/11/28)


2011年07月01日(金)  ウーマンリブ公演『サッド・ソング・フォー・アグリー・ドーター』

『子ぎつねヘレン』と『ぼくとママの黄色い自転車』に阿部サダヲさんが出演した縁で、大人計画から毎回舞台の案内が届く。

2009年10月07日(水) 鈴木蘭々主演『サッちゃんの明日』(大人計画)
2008年11月16日(日) 『七人は僕の恋人』
2007年05月27日(日) 大人計画『ドブの輝き』
2006年11月11日(土) ウーマンリブvol.10『ウーマンリブ先生』
2006年05月09日(火) 大人計画本公演『まとまったお金の唄』
2005年11月02日(水) ウーマンリブVol.9『七人の恋人』

毎回は本公演に対して番外編的なウーマンリブ公演で、『パコダテ人』の宮韻△いちゃんが客演。



タイトルは『サッド・ソング・フォー・アグリー・ドーター』。
不細工な娘に捧げる哀しい歌。
その不細工な娘を演じるのが、あおいちゃん。
といっても、猛ダイエットして、キレイになった後。

後添え(宍戸美和公)をもらった父親(松尾スズキ)と折り合いが悪くなって家を飛び出し、アイドルのなりそこないみたいなことをやって、久しぶりに家に戻って来たのは、婚約者(岩松了)を紹介するため。

父親と年の変わらない、人生で働いたことのないオッサン。当然、父親は面白くない。でも、それが娘の狙いなんじゃないかと思えてくる。

と、ここで、ふっと懐かしい記憶が浮かび上がってくる。

昔むかし脚本家になりたくてあちこちのコンクールに出していた頃、『あいうえお〜愛に飢えた男と女と大人たち』という作品を書いた。

日本語の最初の5文字、あいうえお、それが、人間の根源的欲求を物語るフレーズになっていることを発見した、その興奮にひらめきを得たのだけど、タイトル以外はよく覚えていない。

留守電に見知らぬ人からのSOSが入っていて、メッセージを頼りに助けに行く、といった話だった気がする。

後に上杉祥三さん率いる演劇ユニット「トレランス」の公演を観ていたら、「あいうえお、愛に飢えた男と女」とまったく同じ台詞が出て来て、わたし一人の発見ではなかったんだと思い知った。

古今東西いずれの物語も、愛に飢えた男と女が愛を求める話、といえるのかもしれないのだけど、話を大人計画公演に戻して、この作品には、とくに「飢餓感」を強く感じた。

そもそも、不細工な娘が痩せようとしたのは、父親の愛を得るためだったのだろう。

娘はキレイになったけど、父親との距離は変わらなかった。それどころか、父親を失望させてしまった。太っていた頃の自分のほうが愛されていたのだ。父からも、初恋を寄せてくれた幼なじみからも。

希望があるうちは、人は頑張れる。けれど、その希望に裏切られたら、絶望するしかない。

かつて不細工だった娘は、これ以上自分が傷つかないように、父親を悲しませる行動に出たのではないか。そうすることでしか父親の関心を引けないのだ。

娘には引きこもりの弟(矢本悠馬)がいて、これまた、愛に飢えている。引きこもることで、心配や迷惑という名の関心を集めている弟の元に、ウルトラマンのなりそこないのような全身タイツの自称未来人(荒川良々)が現れる。

未来といっても、ほんの数年先で、その時代に大戦争が起き、人類の多くが死に絶える。未来人の携帯に名前を告げると、未来での生死が判明する。弟は存命、姉は死亡。だが、姉が連れて来た婚約者は存命。弟と同じ名字になって。

婚約者は姉の元に婿入りした上、彼だけが生き残る、弟にとっては最悪な図式。

ところが、舞台終盤、姉である「かつて不細工だった娘」は未来人が残した銃弾に倒れる。絶命したとは描かれていないが、おそらくそれで命を落としたと思われる。となると、彼女が連れてきた婚約者は、婿入りしたのではなく、彼女抜きで養子になったことになる。

一度も働いたことのないは、天才的な和菓子職人だった。娘の父は、彼に、生業である和菓子屋を継がせることにしたのだ。長年の弟子である娘の幼なじみでもなく、血を分けた娘でもなく、娘を奪おうとしたオッサンに。

ダイエットして、きれいになったのに、幸せになるどころか不幸に転落してしまった娘の人生は何だったのだろう。父親へのあてつけのつもりで連れて行った婚約者の眠っている才能を目覚めさせ、跡継ぎ不在に悩む父親の窮地を助けるという親孝行をしたことで、意味のある人生だったのだろうか。

でも、彼女は、和菓子屋の未来なんて、どうだってよかった。ただ、父親の愛を確かめたかっただけた。

その夢は、彼女の亡骸を父親が抱きしめることで、ようやく叶うのだろう。

そんな想像をめぐらせると、『サッド・ソング・フォー・アグリー・ドーター』というタイトルが、切ない歌詞のように響いてくる。

宮藤官九郎の脚本は、おーい、どこまで広げるんだ、と思ったら、終盤にブーメランのように返って来る印象がある。未来人を単なるおふざけではなく、とことんしゃぶって、核心を突く存在に昇格させていく。

彼が現在の世界では借金を踏み倒して追われていることがわかったり、未来の少し時間が進んだ時点で子育てしていることがわかったりするが、「時間」という身の置き場所を変えることで、同じ人物が違う人生を生きるように見えるのが面白い。

そもそも未来人というのが自称じゃなくて本物なのかという疑いも頭をもたげるが、彼がベッドから床へ飛び降りると未来へ飛べたのに、ひきこもりの弟が真似しても、どこへも行けない。

どんなに居心地悪くても、時空を自由に行き来できる未来人でない限り、今を生きるしかないし、目の前の現実に向き合うしかない。

舞台のあおいちゃんを見るのは、「勃たないくせに!」とすごい台詞を口にしても、衣装の白いワンピースそのままに清楚なままのあおいちゃんは、やはり稀有な女優だった。

『七人の恋人』では異様に足の長い男だった田辺誠一さんが、今回は異様に髪の長い和菓子職人役で出演。あおいちゃんと顔が似ているとかねてより思っていて、二人が並ぶところを見ていたいと思っていたのに、上演中はそのことを思い出さなかった。


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【たま語】キャーこんなところにカビが!!と焦るわたしに「どこ?ママに?」。いえ洗濯機です!!
posted at 22:28:50

大人計画の舞台見て帰宅中。今回は宮崎(正しい字が出ません)あおいちゃん客演。弾けてた。いつもながら客席はよく笑い、会話のテンポと終盤の収束に感心。達者な役者がそろわないと作れない空気。
posted at 21:21:49

駅まで10分歩いただけですごい汗。メイクというより顔が流れてる感じ。
posted at 16:42:09

【たま語】「ようこちゃんのまねしたいから、かみちょうだい」と言うので脚本を打った裏紙をあげると、印字面を上にして「なんぎょうめからなんぎょうめってゆって」。朝ドラおひさまの陽子ちゃんのことだった。墨で教科書を塗りつぶす哀しみをまだ知らない幼児の目には楽しい遊びに映ったよう。
posted at 15:54:19

ありがとうございます。たま語ファンリストに加えさせていただきました♪ QT @tatata_ka @masakoimai かわいいですね!たま語録いつも楽しみにしています(^-^)
posted at 15:35:11

@yukienishimura おひさしぶりです。『子ぎつねヘレン』でご一緒した今井雅子です。読売夕刊の記事を読み、ツイッターにたどり着きました。「スマイルピアノ500」の活動、応援します。広めます。 http://t.co/5mcCD8F
posted at 15:13:36

不自然に成長中…QT @mayatchmama きゃわいい!ママのは、でも、自然の成長ではありませんね (笑)“【たま語】お風呂上がり、小さくなったぱんつをはくのに四苦八苦。「はいんないよ。ママみたいに、おしりがおおきくなっちゃったから」。それは遺伝ではなく自然な成長です。”
posted at 14:39:52

【たま語】今日7月1日はプール開き。「ほいくえんのプール、すっごくおおきいんだよ。おにわの3ぶんの1ぐらいあるの」。分数知ってるのと感心し、たまちゃんは3人家族の3分の1だよ、パパとママとたまちゃん家族全員だと3分の3だよと言うと「じゃあ、たまちゃんぜんぶは、たまぶんのたま」。
posted at 07:21:25

2010年07月01日(木)  7月になつちまつた
2009年07月01日(水)  2才10か月で「夏の扉」を開ける
2008年07月01日(火)  マタニティオレンジ305 トイレトレーニングは「まだ!」
2007年07月01日(日)  マタニティオレンジ138 いつの間にか立ってました
2005年07月01日(金)  ハートがいっぱいの送別会
2003年07月01日(火)  出会いを呼ぶパンツ
1998年07月01日(水)  1998年カンヌ広告祭 コピーが面白かったもの


2011年06月29日(水)  「てっぱん」と堺泉北のご縁のエンブックスさん

ペーパーバック絵本のレーベル「エンブックス(enbooks)」の西川俊充さんと打ち合わせ。

今年3月に堺・泉北お好み焼き会で知り合った、同郷の泉北ニュータウン出身。そのときに、「てっぱん」への思いのたけを綴った素敵なカードをいただいた。



絵本を作るために脱サラし、イタリアへ絵の修行へ行き、エンブックスという会社を立ち上げたばかりということで、「いつか一緒に絵本を作りたいですね」と話した。

その「いつか」が、具体的な実現に向けて、一歩進み出した。

100話以上ある子守話を西川さんはすべて読み込み、絵本にしたい候補作をいくつか挙げてくれた。そのなかからわたしも気に入っているものを絞り込んだ。

さて、絵はどうしましょうとなり、一度だけ仕事したことのある島袋千栄さんにお願いしたいと話した。島袋さんとは、いつかまた一緒にお仕事したいですねと言い合っている。その「いつか」を引き寄せる時期かもしれない。

社名のenは「円・縁」からつけたそうで、それって「てっぱん」だ!と盛り上がる。てっぱんと同郷(堺市泉北)の縁でいい絵本を作れますように。



エンブックスの1冊目の絵本『こわくないもん』をいただく。主人公の女の子のおかっぱ頭がたまによく似ている。早速読んで聞かせた。


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【たま語】「なにがほしいってかこうかなあ」と保育園の短冊。サンタさんじゃないんだから、物じゃなくて願い事を書くんだよとパパに言われて「こばなしができるようになりたい」。そう言うたまは小咄でできてるよ。
posted at 22:25:33

【たま語】「ねえ、りおくんにりおくんママもらったら、なにあげたらいいとおもう?」。自分で物語を作っているらしい。お返しにたまちゃんママあげたら交換になるんじゃない?と言うと「ママはもうおっさんにあげちゃったの」。だったらパパをあげなさいと提案。
posted at 22:23:49

【たま語】ブルーハーツの『少年の詩』。「そしてナイフをもってたってたってうたったら、ナイフもってたちたくなっちゃうよ」。歌の世界と現実は違うよとたしなめつつ、ナイフを他のものにしたらと提案。「じゃあ、ナスにする」。ナがつく代案を挙げただけなんだろけど、ナイスなチョイス。
posted at 21:22:29

【たま語】「あーあ、きょうほいくえんやすめばよかった」とため息。なんでそんなこと言うの?と聞いたところ「ママだって、おしごとやすみたいなあっておもうとき、あるでしょ?」。そのままドラマの台詞に使えそうな切り返し。
posted at 19:22:05

@murasaki_asano あの校舎、古いまま耐震工事を施すことができなかったのか、残念です。ずいぶん反対があったようですね。
posted at 17:32:55

日記更新。6月18日(土) おっさんとあどけなさのギャップ http://j.mp/mkrUHk 上野動物園のパンダのこと。
posted at 16:19:22

日記更新。6/17(金) 保育園5年目で初めてのグループ晩ご飯 http://j.mp/iA16cf
posted at 15:44:14

日記更新。6/16(木) 20年物絵の具でおうち美術部 http://j.mp/mayuwp
posted at 15:28:20

@bassmanof40 ありがとうございます。朝ドラに限らず連ドラを一人で書き切れるようにならなくては、ですね。QT いつの日か、今井さんがお一人で最初から最後まで通して書いた朝ドラを見てみたいです。3人の作者の一人とか、脚本協力ではなくて。
posted at 12:20:18

@y_kurokuro 読書の夏、ですね。有川浩さん、おすすめした甲斐がありました。
posted at 12:12:46

母校の堺市立三原台中学校の校長先生より電話。10月29日に講演することに。校区の方は聴講可能のようです。10月18日には大阪府立三国丘高校で講演。こちらは授業の一環で、年に何度か卒業生を講師に招いて実施しているセミナー。ようこそ先輩気分で行ってきます。
posted at 12:09:14

@namagakisandbag たま語を面白がっていただきありがとうございます。たまは過剰な感性を持て余しているようにも見え、バランスのいい子ではないのですが、そこをユニークだと受け止めて伸ばせたらと思っています。
posted at 09:57:46

次々と飽きて買い替えるより時間が経つほど愛しいものに囲まれたほうが幸せということを理解するには、人間もまた成熟する必要があるのかもしれません。QT @p_mit @masakoimai 我慢させる躾ってサジ加減が難しいですよね〜、いかにして愛着を持たせるか。
posted at 09:55:20

@HeartLandII 影鯨のシートベルト、今朝は「あそこだけくうきがはいってないのかな」と言ってました。日によって違うものに見えるのも面白いです。
posted at 09:52:36

【たま語】「ママもじてんしゃ、でんどうにしたらいいのに」と言うので、電力に頼らず体力で漕ぐから太らずに済むのよ、ママおデブじゃないでしょと答えると「いつもおなかにハンバーグつけてるくせに」。ハンバーグ=ハンバーガー(○段腹)のこと。
posted at 09:51:41

2010年06月29日(火)  6月に食べたsweetなもの
2009年06月29日(月)  涙は世界でいちばん小さな海
2008年06月29日(日)  マタニティオレンジ304 「たらちねの母」と「たらちねの女」
2007年06月29日(金)  マタニティオレンジ137 おっぱいより朝ごはん
2002年06月29日(土)  パコダテ人大阪初日
2000年06月29日(木)  10年後に掘り出したスケジュール帳より(2010/11/28)


2011年06月26日(日)  サンリオピューロランドを「たまセンター」と呼ぶ

昼食を食べ終えて、突如たまが「ディズニーランドいく」と言い出した。3時からのスターライトパスポートで入るのももったいないし、ダンナは暑いから行かないと言うし、さて、どうするか。

このときふと思い出したのが、「そうだ、サンリオピューロランドへ行こう!」。

1月25日(火) たまちゃん→てっぱん→キティちゃんの以心伝心

たまとてっぱんのご縁から頂戴した招待券を使わせていただくことにした。

行ったことのある人からは「意外といいのよ」という驚きを伴った良い噂を聞いているのだけど、実際行ってみて、そう言いたくなるのがわかった。

到着したのは3時前だったけど、そこからの数時間でもかなり回れる、楽しめる、子連れにはちょうどよいサイズ。

アトラクションは乗り物よりショー中心で、これが子どもだましではなく、なかなか良くできている。キティちゃんがオズの魔法使いのドロシーとなってオズ大王に会いに行くショーでは、家族を想う心に親が泣かされる。

キティちゃんの家も、ディテールを見るのが楽しい。子どもはかならずと言っていいほどバスタブに入りたがり、大人は棚の中をのぞきこむ。






大変だったのは、物欲とのたたかい。四方八方から甘いものやかわいいものが誘惑して来るので、あれ買ってこれ買ってをなだめ続けなくてはならない。アイス1個を分け合い、シナモンちゃんのカチューシャを買うにとどめた。

閉園の6時ぎりぎりまで堪能し、ボートは2回乗った。

「またいこうね、たまセンター」。たまはすっかり気に入った様子。

外に出て、多摩センターの駅へ向かう途中に「多摩センジャー」という筋肉系大道芸ともいおうか、アクロバティックな芸が人垣を集めていた。元新体操選手の縄を使った演技や世界記録保持者のへッドスピンに見入っていたら、高校時代に一緒に留学した友人とバッタリ再会。


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【たま語】たまもテレビ出る?マルモとか?と親バカのパパに言われて「うん……でも、マルモにでたら、ママにあえない」。ドラマは母親と別れる設定。役を生きる!?
posted at 22:26:07

【たま語】『マルモのおきて』の台詞はなく劇伴が流れている場面を見て「こえがでてない」。言葉にならない場面は音楽にくるむのよ。 #marumo
posted at 21:36:55

【たま語】石巻のカフェにケーキを送る友人より、封のシールになんか気の利いた言葉ない?とリクエスト。アイデアを募ると「そっちはあぶないから、こっちにきたら?」。あっちで頑張ってる人たちに送るんだよ。「これをたべてげんきになってね」。他には?「うまれてきてくれて、ありがとう」
posted at 21:30:09

昨日のカルパッチョ、粒マスタードと柚子胡椒を入れるレシピでタレを作ったら大正解。便利だなあ、クックパッド。 http://j.mp/jC7CuA
posted at 12:24:44

何もしていないのにテレビが突然ついて驚いた。リモコンは子どもの手が届かないところにあり、たまがいたずらしたのでもない。あまりに感度が良すぎて、近所の家のリモコンに反応……なんてことがあるのでしょうか。
posted at 12:21:32

【たま語】「どういうときになく?」と自問自答するたまに「どういうときにわらう?」とパパ。「こちょこちょされたとき」などと答えた後に「どういうときにパンツはく?」と変化球質問。笑いながらどんなとき?と聞くと「パンツぬいだとき」。
posted at 12:20:10

【たま語】「どういうときになく?」と自分で投げた質問に自分で答えて「かなしいとき、こわいゆめみたとき、ひとりになったとき、ころんだとき、ケガしたとき……」。それから「なにもしてないのにママにしかられたとき」。悔し涙。
posted at 12:15:02

【たま語】パパが女子十二楽坊と言うのを聞いて「じょしじゅうにがつごう?」。
posted at 12:02:28

【たま語】昨夜の仙台からの客人が置いて行った銘菓萩の月を食べ「うちのむすめがけさたべましたって、これくれたひとにいっといてね」。萩の月は冷やすとおいしいことを教えられ昨夜は冷凍庫に少し入れてから食べた。ひと晩経つとアイスクリームケーキのようになる。
posted at 09:06:17

たまが早々と寝てくれ、仙台からの客人を囲む飲み会を先ほどまで。枝豆、平目と烏賊のカルパッチョ、牛タタキと茗荷、さつまいもの胡麻和えと水菜、お好み焼き3種(大根、キャベツ、キャベツと麺とチーズ)、塩豚と野菜のパスタを用意。食後の「萩の月」は冷やすとおいしいとのことで冷凍庫に30分。
posted at 02:56:30

2010年06月26日(土)  JAGDA新人作家展とキャンドル展とことりっぷ
2009年06月26日(金)  江ノ島の大道芸人「のぢぞう」さん
2008年06月26日(木)  知らなかった、大坂夏の陣『戦国のゲルニカ』 
2007年06月26日(火)  マタニティオレンジ136 サロン井戸端
2004年06月26日(土)  映画『マチコのかたち』


2011年06月25日(土)  「萩の月」は冷やして食べるべしの宴

昨夜「シェ ルネ」で会食しているところにダンナから電話があり、「明日の夜わが家でお好み焼きを焼けるか?」と聞かれたので、いいよと答えた。仙台から仕事で東京へやって来る後輩を囲んで家で飲もうという算段。

お好み焼きの前にカルパッチョ、根菜のサラダ(今夜はさつまいものみ)、牛肉タタキサラダ、枝豆を用意。カルパッチョのタレはクックパッドで調べて、柚子胡椒と粒マスタードを使うレシピにしてみた。ニンニクをたっぷり入れると、味が締まった。



わたしは初めましての夫妻と、ビールと肴で始めて、仙台君が登場してからお好み焼きを焼いた。大根のと、キャベツの(スタンダードな大阪お好み焼き)と、焼きそばとチーズ入りと。

夜深くなって家族サービスを終えた後輩君がもう一人ふえ、たまが早々と寝てくれたおかげで、大人はゆっくり、とことん飲んだ。気がつくと、2時過ぎ。こんな深い時間まで飲むのって、いつぶりだろう。

仙台土産の「萩の月」は冷やして食べるとうまいのだとダンナが言い張り、冷凍庫で30分ほど冷やしてから食べてみたら、ほんとにおいしかった。


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【たま語】パパと公園へ。「ママ、どろぼうがきても、ぬすまれないようにね。ママがぬすまれたら、たまちゃんとあそべなくなるからね」とのたまうハート泥棒。
posted at 10:52:25

【たま語】プロ野球の順位表のジャイアンツの横にあるジャビット君の小さなマークを見て「たまちゃんのバスタオルとおんなじ!」。自分のバスタオルのマークがテレビに出ている!と興奮。読売新聞購読の景品。
posted at 10:07:54

【たま語】保育園のお昼寝シーツをパパの肩にかけ「いらっしゃいませ。たまーびよういんです。ほらここにたまってなまえかいてるでしょ。きょうはどんなカットにしますか?」。美容院に行ったことがないのに、それらしい会話。
posted at 10:05:11

暗い東京の夜道のご利益でひさしぶりにナンパされたことをつぶやいたら、あちこちから「まだ大丈夫」の声。賞味期限切れを心配され励まされる年頃。
posted at 09:52:39

【たま語】サイレン鳴らして通り過ぎた救急車を見送って「だれか、もえたのかなあ」。消防車と出動理由が一体化。
posted at 09:50:44

@blackbird7777 では照明暗めで!? QT ぼくも、ナンパしたいです‼僕の担当する番組にでていただけませんか?
posted at 09:49:53

@ryokocchi925 フランシュリッペのワンピースを着て東京の夜道を歩くと初ナンパがあるかも、です。
posted at 09:47:17

【たま語】「たまちゃんは、なにしょくけい?」。肉食系じゃないかなあ。「たまちゃん、おにくもおさかなもすきじゃない」。肉食系草食系じゃなくて肉食系魚食系という新分類。で、たまは何が好きなの?「ママ」。ママ食系。
posted at 09:46:41

思い出せないほどひさしぶりにナンパなるものに遭遇。東京の夜道は暗すぎて、歳がわからないのですね。節電のご利益。
posted at 00:12:12

本郷三丁目駅近くのロシア料理屋ベスナー(Весна)が今日閉店。先週訪ねた折、マスターが「いいお客さんに恵まれて楽しかった」といい顔をしていたのが印象的。今宵は名残を惜しむ客で大いに盛り上がっているのでは。常連客がつく店は、ある人のある時代を占める。物理的にも精神的にも。
posted at 00:06:03

会社員時代に連れて行かれ、素材を活かしたフレンチに目を見開かされた東銀座のシェ ルネが今月閉店。猫又短歌の会で知り合ったミホコさんなじみの店でもあり、一緒に食べ納めへ。名物のアスパラとトマトやステーキにあらためて感嘆し、自腹だとこれぐらいするのかと初めて知る。
posted at 00:00:42

2010年06月25日(金)  たこ焼き持って保育園へお迎え
2009年06月25日(木)  眞木準さんのコピーが大好きだった
2008年06月25日(水)  整骨院のウキちゃん7 赤道ぐらい知ってますよ編
2007年06月25日(月)  割に合わない仕事
2005年06月25日(土)  『子ぎつねヘレン』ロケ見学最終日
2002年06月25日(火)  ギュッ(hug)ギュッ(Snuggle)
2000年06月25日(日)  10年後に掘り出したスケジュール帳より(2010/11/28)


2011年06月24日(金)  思い出とご縁のフレンチ「シェ ルネ」最後の晩餐

広告代理店マッキャンエリクソンのコピーライターになり、関西から東京に出て来た20代のはじめ。CM制作でお世話になったプロダクションの葵プロモーションに連れて行ってもらったお店で、「フレンチ」の概念をひっくり返された。

それまでわたしが大阪と京都で食べてきたフレンチといえば、「バターたっぷりソース」。さらに、ジュレにしたりテリーヌにしたりの見た目も味つけも趣向を凝らし、一言で言えば「こてこて」という印象があった。もちろん、こてこて大好きなわたしは、そのこてこてを愛していたのだけど。

その店のフレンチは、違った。最初に運ばれたアスパラとトマトのサラダがそれを象徴していた。アスパラはアスパラとして、トマトはトマトとして、シンプルに存在していた。その新鮮な素材の味を最大限に引き出す最小限の味つけがされていた。

メインのステーキは、一枚ではなく一塊という単位で数えるほうがふさわしい形状で、外はこんがり、中に肉のうまみを閉じ込め、これまた肉が肉らしさを発揮できるよう寄り添うソースが心憎い塩梅でからめられていた。

出される皿がことごとくこんな感じで、「これがフレンチなのか!」「これもフレンチなのか!」と、わたしは目をみはり、食べてはとろけた。

それから何年かして、カンヌ国際広告祭へ行き、本場フランスのお店へ行ってみると、野菜や肉や魚の素材が主張している皿にたくさん出会ったのだけど、当時はとにかく、わたしの知っているフレンチと、その店のフレンチはまったく違っていた。

そのお店は東銀座にあり、「シェ ルネ」といった。

会社員時代に何度かごちそうされる機会があり、自分でお金を払って食べに行ったのは、会社をやめる少し前、社内の女子会で行ったときだけだった。それも、もう6年前のことだ。

2005年5月20日(金) 『シェ・ルネ』→『ラ・ボエム』8時間の宴


このときお店で居合わせたのが、短歌の会「猫又」で知り合った宮崎美保子さんで、美保子さんとルネはわたしがルネを知るはるか前からの長いおつきあいがある。気の合う人のなじみの店が、自分の好きな店という偶然にはご縁を感じる。

その美保子さんから「ルネが6月に閉店するから一緒に行きましょ」とお誘いがあり、今宵、ひさしぶりの、そして最後のルネへ行ってきた。

トマトとアスパラは健在。あらためて、なんとおいしいこと。



集まったのは、5人。わたしと美保子さんの他に3人。

美保子さんに誘われ、一年だけ参加した高円寺の阿波踊りで出会った建築家の横山夫妻とは、5年ぶり。おなじく美保子さんに誘われ、面白そうと参加したものの仕事が忙しくなって数回で脱落してしまった勉強会「日本の風」で知り合った大内由利さんとは、2年ぶり。

横山氏の高校時代からの友人がわたしがマッキャンで一緒に仕事していた人という偶然は、ずいぶん前に発見していたのだけど、今夜は大内さんとわたしを結ぶ線が次々と発見された。

大内さんがプロデュースされている人形作家の恋月姫さんが、わたしがファンレターを書いたほど熱を上げた綾辻行人さんの小説のモデルであり、恋月姫さんのビスクドールが綾辻さん原作の映画に出演しているとか、大内さんが『篤姫』のスタジオ見学をしたときに案内したのがわたしの大学時代からの友人だったとか。

ムール貝を頬張りながら、またつながった、と興奮した。




そもそもわたしと美保子さんの「猫又」つながりも不思議なご縁。『パコダテ人』の撮影で知り合った宮韻△いちゃんのマネージャーさんに勧められて投稿した短歌が、単行本『短歌があるじゃないか』に載っていた。それを、会社で隣の席だったデザイナーの名久井直子が、猫又主宰の穂村弘さんの友人という縁で読んでいた。「この『いまいまさこ』って今井ちゃん?」と教えてもらってなければ、その後、美保子さんちで開かれた猫又飲み会に参加することもなかった。

2004年12月11日(土)『猫又祭』に初参加

偶然のようでもあり、必然のようでもあり。縁って面白い。楽しくて、ワインが進んだ。もちろん、あらためて力強い感動を届けてくれた食事たちの力も大きい。



別れを惜しむ常連さんたちで、店は満席。名前をようく存じ上げているあの作家さんが、これまたようく存じ上げている装幀家さんと飲んでいた。美保子さんは開高健さんや椎名誠さんとテーブルを囲んでいた若い頃の思い出話をしてくれた。その頃を知っている人には、なおさら名残惜しいだろう。

先日訪ねた本郷三丁目のロシア料理店「ベスナー」は今宵、7年の歴史を閉じたが、店はそこに集う人と作られて行くものであって、その店がなくなるということは、場所がなくなる以上にぽっかりと何かが失われる気がする。けれど、何十年も店を切り盛りして来たシェフ夫妻の顔は晴れやかで、これからの計画を生き生きと語るのだった。感傷を感じさせないのではなく、通り越したのかもしれないし、店を閉じてから、淋しさはやって来るのかもしれない。

わたしがルネで食事をしたのは、片手では足りないけれど両手では余るぐらいの回数だろう。それでも、一回一回の食事に深い感銘を受けた。あのアスパラとトマト、ステーキの味は、ずっと忘れられないだろう。

しみじみと、最後の晩餐を味わった。

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そんな考えから生まれた歌『春の小川2004』→ http://j.mp/jeIz8G QT @y_kurokuro 「地球は、親の代から預かって、子孫に譲り渡す『借り物』」という考え方もあるようです。借りているものだから、次代の人たちも気持ちよく使えるようにしておかなければ
posted at 17:14:00

6/16付読売「顔」に「しあわせ節電」を訴える言語社会学者の鈴木孝夫さん。「地球を所有する」という発想に膝を打つ。「地球も自分のものだと思えば大事にするし、節約も楽しんでできる」。物を捨てられなかったわたしが「家がもったいない」と発想を変えた途端執着を断てた、その超拡大版。
posted at 15:20:44

タイトルと作者から満足保証されている『県庁おもてなし課』(有川浩)。今すぐ読みたい。 http://t.co/FfFdbIS
posted at 10:39:55

【たま語】鳥のさえずりで目覚めて「じょうずだねえ。かまくらのしーでぃーをきいたのかなあ」。鎌倉の友人宅で鳥の鳴き声の録音CDを聴いたのが印象に残っている様子。それを聴いた鳥が真似してさえずっているという発想は大人にはないですねえ。
posted at 09:40:34

2010年06月24日(木)  栄養も元も取る朝食バイキング
2009年06月24日(水)  江ノ島の思い出「たまえのしまをゆく」
2008年06月24日(火)  カレーとコーヒーとチョコレート
2007年06月24日(日)  マタニティオレンジ135 うっかりケーキでたま10/12才
2005年06月24日(金)  『子ぎつねヘレン』ロケ見学7日目
2004年06月24日(木)  東京ディズニーランド『バズ・ライトイヤー夏の大作戦』
2000年06月24日(土)  10年後に掘り出したスケジュール帳より(2010/11/27)


2011年06月19日(日)  鎌倉散歩

行くたびに、いっそここに住みたいと思ってしまう街、鎌倉。友人セピー君のセカンドハウスがある縁で、ちょくちょく遊びに行っている。そこを拠点に、そのときどきの気分で、どこを歩くか、何を見るかを決める。今日は鎌倉駅界隈に新しく出来た店をひやかしてから、セカンドハウスで夕食というプラン。

心ひかれる新しい店がいくつかできていた。しらす丼を食べたいねとなり、チェーン展開しているBOWLSという丼カフェへ。ラウンジ風のソファでいただく丼が新鮮。しらす丼はわかめとごまたっぷり。わたしは鶏の唐揚げ丼。子連れにはソファもうれしい。けっこう強気な価格設定で、休日のにぎわいもあって20分ほど行列に並んだが、ゆっくりできた。

鎌倉駅方面へ戻る途中に、間口の小さい、異様ににぎわっているドーナツ屋を発見。オープンして間もないらしい。ここのドーナツむちゃくちゃうまいよと地元のセピー君が絶賛したので、ひとつ買い求める。「とんびにさらわれないようご注意」と店員さんに言われるのが鎌倉らしい。ほんとに、むちゃくちゃおいしかった。揚げてあるのに、軽やか。

後で調べるとフロレスタというお店。



由比ケ浜のほうへ、お店を冷やかしたり、燕の巣を見上げたりつつ、汗をかきかき歩く。BOWLSで合流した、鎌倉山で陶芸教室をやってるダンちゃんが、たまを肩車してくれた。

わたしの元同僚のいづみさんが子ども時代によく行った「ギルド」というお店を通りがかる。いづみさんに教えてあげよう、と店の写真を撮っていたら「記念にお土産を贈ったらどう?」とセピー君。プラスチックの指輪やキーホルダーやストラップに電動ニードルで名前を入れてくれるお店。こういうの、たしかに、わたしが子どもの頃もあって、夢中になった。

年齢不詳のアネゴのような人が一人でカウンターの中で名前を彫っている。名前を入れたアクセサリーを、手の形をしたオブジェにのせて、スイッチを押すと、手がぬっと客のほうへ突き出される。その瞬間に、たまはいたく興奮していた。

「ギルド」の近くに「ジャックと豆の木」という客が一人ずつしか買い物できない小さな小さなパン屋があり、ここはただものではないと嗅覚がピーンと反応したら、ダンちゃんが「うまいですよ」と太鼓判。スコーンとレーズンたっぷりパンとメロンパンで1000円超え。これでおいしくなければ行列はできますまい。



晩ご飯は地元の新鮮な魚のアクアパッツァと、先日京都のMさんがわが家で実演してくれた娼婦のパスタ。ワインが進み、次々と空いた。

2010年06月19日(土)  〈の〉はおしりに似てるね『とけいのほん』
2009年06月19日(金)  報酬系とドーパミンと子守話80話
2008年06月19日(木)  「第2回万葉ラブストーリー」受賞作発表
2007年06月19日(火)  父イマセン、ピースボートに乗る。
2005年06月19日(日)  『子ぎつねヘレン』ロケ見学2日目
2004年06月19日(土)  既刊本 出会ったときが 新刊本
2003年06月19日(木)  真夜中のアイスクリーム

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