2005年05月20日(金)  『シェ・ルネ』→『ラ・ボエム』8時間の宴

先日、宮崎美保子さんちに行ったときに銀座のフレンチ『シェ・ルネ』の話題になり、ひさしぶりに行きたいなーと思ってたら、願いは通じるもので、会社の女子部飲み会が「ルネでやります」ということになった。しゃべり出したら止まらないクリエイティブ部署のツワモノどもが十数名。同時多発的に話題を提供し、爆笑と悲鳴が交互に起こり、「静かにしてくださいます?」と他のテーブルから注意が入る。騒ぐお店じゃないのはわかりつつも、お酒がおいしくて、女子部会はますます陽気な集団に。ちょうど銀座で飲んでいた美保子さんのグループも来店。美保子さんと飲んでいた男性が、わたしの隣に座っていた後輩コピーライターが元いた会社の上司とは、世の中狭い狭い。美保子さんが家族のようにおつきあいしているというルネのママとちいママのお嬢さんともお話しできた。

ラ・ボエムに全員移動した女子部集団は、さらにパワーアップ。店内でダントツにかしましい一角を形成する。どこぞの偉いさんを自称する男性が近づいてきて、「君たち、華やかだけど、日本人?」。何ジンに見えたのだろうか。「六本木で飲むときは俺の名前出していいよ」と、背がすらりと高くて目立つ美人のM子に名刺を差し出したが、その名刺が「こーゆー人だってさ」と集団を回遊しはじめたのを見て、「返せ!」とあわてて取り返しにかかった。あの名刺、六本木でどれぐらい威力を発揮するのか、興味はある。ここ数年、いつも締め切りに追われていて、会社の女の子たちと飲みに行く機会も減る一方だったのだけど、ひさしぶりの本音ガールズトークは大失恋話あり、シモネタありで、一晩でいくつもの物語が書けそうなネタの宝庫。わたしに足りない悪女系ネタは、とくに勉強になった。「自分を振った男のことを恨み続ける」悪魔キャラと「自分を振った男の幸せを願う」天使キャラのやりとりは、そのまま台詞に使えそう。天使VS悪魔を書くときは彼女たちをモデルにしよう。8時から4時までしゃべり続けて、声が出なくなった。

2002年05月20日(月)  ともだちの写真集デビュー
1979年05月20日(日)  4年2組日記 はちがみねキャンプ場

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