2012年12月19日(水)  「おじゃる丸」本読み打ち上げ

今宵は「おじゃる丸」本読み打ち上げ。

「本読み=収録前の読み合わせ」のことだと長い間思っていたのだけど、おじゃる丸チームに加わって、「本読み=脚本会議」だと知った。NHKの打合せ室が「本読み室」となっているのも「会議室」という意味なのかもしれない。

おじゃる丸は、現在、脚本家8人で書いている。わたしはスペシャル「銀河がマロを呼んでいる〜ふたりのねがい星」が縁でチームに加えていただいた。新参者にも居心地のいい、とても和気あいあいとした雰囲気のチーム。そして、皆がおじゃるを心から愛している。飽きやダレがなく、一緒にいる時間の分だけおじゃる達がかわいくてしょうがなくて、まだ見たことないおじゃる達への好奇心も衰えていない。

本読みは全員参加で、お互いのプロットや脚本を読み合う。みんなでおじゃるを育てている。そんなチーム。15周年を迎える来年も面白いもの書いて、まだまだ長寿番組を目指すぞーと盛り上がった。

今井雅子の脚本は、15シリーズでは「タナカ油を売る」の一作品が形になった。16シリーズでは、もっと形にできるよう、楽しく書いていきたい。



お土産にアフロどーも君とLUNA SEAどーも君とコスプレおじゃる50クリアファイルをいただいた。ファン投票で選ばれた「コスプレおじゃるベスト10」の10作品は12/24から1/10にかけて再放送。

2011年12月19日(月)  「たま語大賞2011」誕生秘話と11-20位
2010年12月19日(日)  2010年最後の「てっぱん」大阪出張
2009年12月19日(土)  肉!魚!肴!の家族クリスマス会
2008年12月19日(金)  シルク・ドゥ・ソレイユと「ハートばたけ」
2007年12月19日(水)  車内の電話に考えさせられたこと
2002年12月19日(木)  クリスマス・ファンタジー2002
2001年12月19日(水)  害虫


2012年12月10日(月)  「ドラマを建てる」大阪建設業協会十日会講演

大阪京橋にある太閤閣で開かれた「十日会」十二月例会にて講演。十日会とは、一般社団法人大阪建設業協会の会員会社のうち大阪府下に本・支店を置く中堅建設会社の代表者有志の月例親睦会。

ここの会長である今西邦夫氏が母校・三国丘高校の同窓会会長も務められていて、6月の同窓会総会での講演を最前列で聴かれて「うちでもやって。おいしいワイン用意するから」とその場でスカウトされたのだった。どうやら講演で知らず知らずお酒の話をしていたらしく、酒好きに違いないと思われたそう。

一年の納会である十二月例会ということで、20社から社長と部長課長クラスの方々も参加。70余名の出席者は全員男性という新鮮な眺め。



「ドラマを建てる」と題して、約60分。脚本はよく設計図にたとえらえる。ドラマも映画も限られたお金と時間と人材から最大限の結果を出すことが求められる。大掛かりな作品は何億、何十億単位のお金が投じられ、何年もかけてプランが練られる。

そして、脚本家は、使える「アイデア」と「代案」を出すことで次の受注につなげていく。条件に合わずに最初にやりたかったアイデアが実現しないことはよくあるが、「アイデアを削る」のではなく「もっと面白い代案を出して磨く」気概が大事。

都合のいい宝石など、転がっていない。自分たちが「石ころを宝石に」彫刻していく気持ちを持って、ネタを拾い、磨いていく。石ころの面白いところを見つけて磨くコツは、「なんで?」「そんで?」と想像力を働かせること。さらに、自分ひとりの考えではなく、いろんな人からの意見を「拾う、つなぐ」ことで、石ころの輝きは多面的になる。

そんな「次につなげる」ための発想法を映画『パコダテ人』『子ぎつねヘレン』や朝ドラ「てっぱん」の事例とともに紹介した。皆さん熱心に聞いてくださり、メモを取る手元が動くのが壇上から見えた。


その後の懇親会では、「びっしりメモ取りましたで」「朝礼で使わせてもらいますわ」「私もあちこちの建物を眺めながら、ネタ探ししてます」などと気さくに話しかけていただいた。なかには「嫁姑話が参考になりました」という方も。姑とのあれやこれやもネタにすればストレスにならない、という話がいちばん笑いを誘った。

出席者は男性ばかりだけど、華やかなコンパニオンさんたちがお酌やらお食事の取り分けやらをしてくださり、わたしは飲み食いおしゃべりに専念。大阪のコンパニオンさんたちは大阪弁でくだけたトークができて、見ていても楽しそう。

建設業界は厳しい時代が続き、暗く沈んだ納会になる年もあるそうだけど、「今年は皆さん明るいわ」と今西氏。今月で十日会会長の任期を終えるので、最後の仕事にわたしを呼んでくださったことになるが、「ええ締めくくりになったわ」と笑顔だった。


今西氏の約束通り、持ち込みのおいしいワインが充実。立食パーティでこんないいワインいただけるなんて、と感激しながらおかわり。「そんなにお好きなら」と飲みかけのボトルに栓をして持たせてくださる。帰りかけに、事務局の方が後ろから追いかけてきて、「さらがありましたで〜」と封を切っていないボトルまでいただいた。

大阪の講演はおもろいなあ、と一本半のワインの重みを抱いて、心地よいほろ酔いで東京に戻った。

2010年12月10日(金)  海老蔵はザリゾウのお友だち
2009年12月10日(木)  健康の証明→母なる証明
2006年12月10日(日)  マタニティオレンジ41 お食い初め
2005年12月10日(土)  5年物のモエのマグナム
2004年12月10日(金)  エコアス馬路村の間伐材商品【monacca】
2002年12月10日(火)  美人計画


2012年11月01日(木)  龍馬からの手紙(2000年)

坂本龍馬を最後にかくまった木工屋の「酢屋」さんが募集したコンクールで2000年度の最優秀賞を射止めた「龍馬からの手紙」を発掘。賞品の一枚木の文机(酢屋さんの作品)に置いてパチリ。



ニュースで「観光客が龍馬の目の高さまで梯子で登って対面できる」という龍馬像を見て、今の日本人の目は龍馬にどう映るのかなと考え、こんな手紙をしたためた。

 毎日毎日たくさんの「目」に出会う。日本諸所に立つ私の像を見る目だ。様々な視線を受け止めながら心がかりなことがある。未来を楽しみにさせる目の持ち主を、めっきり見かけなくなった。
 射るような鋭い視線の若者に「国を背負って立つ大人物になるかもしれぬ」と期待を寄せる。熱っぽく語りかけるまなざしの紳士に「同じ時代に生きていたら、開国の夢を分かちあえただろう」と好ましく思う。引き込まれるような澄んだ瞳の少女の成長した姿に思いを馳せる。そんな心躍る出会いに、近頃なかなか恵まれない。
 目をのぞき込むと、その人間が内に秘めている思念が見えてくる。ところが、私が出会う目たちは何も訴えない。そこに映っているのは私の厳しい顔だけで、空っぽなのだ。希望も野心もなければ、怒りも焦りもない。そんな目の持ち主がどこへ進もうとしているのか考えるとき、私は日本の行く末を案じずにはいられない。国を動かすのは人間であり、人間を動かすのは情熱や野望だからだ。
 人生とは魂が肉体を与えられ、地上に暮らすことを許された期間である。その短い旅の道標を見失い、立ち往生している日本人を見ていると、歯痒くてならない。大抵の物は難なく手に入る豊かな時代になって、自ら進んで求めることを忘れてしまったのだろうか。私が出て行って檄を飛ばしたいところだが、それは叶わぬ。
 現代の日本を生きる諸君、ひとつだけでも良い、自分をつき動かす何かを持って欲しい。一人ひとりの目に宿る力が合わさったとき、この国は再び生き生きと動きだすのではないか。かつて私と仲間たちがいた頃、日本は夜も眠れぬほど面白い国であった。
                                                                    坂本龍馬


2011年11月01日(火)  大阪から持ち帰った「刺」激
2010年11月01日(月)  セクハラサイコロ事件で考えさせられた白と黒
2009年11月01日(日)  「おべんとう もっていこうよ」で初めてのお弁当
2008年11月01日(土)  「恋愛地理学」の朴教授
2005年11月01日(火)  シナトレ4 言葉遊びで頭の体操
2002年11月01日(金)  異種格闘技
2000年11月01日(水)  10年後に掘り出したスケジュール帳より(2010/11/29)


2012年10月31日(水)  島袋千栄さん個展×わにのだんす



絵本『わにのだんす』の心おどる絵を描いてくださった島袋千栄さん(写真左)の個展ANIMAL GIRLS COLLECTION(11/3まで南青山のスペースユイにて)へ。絵本わにと原画わにがお出迎え。おめかししたアニマル女子にまじって、カラフル・パワフルに存在感を発揮していた。



「だんすわにをおうちに連れて帰って〜」の図。



最終日に絵本『わにのだんす』のサイン会を……と考えていたら、仕事が重なり断念。絵本にサインするかわりに「そこをなんとか」の宣伝はがきに「金持ちより人持ち」のサインを。

そこなんのヒロイン楽子とだんすわには「一攫千金」をもくろむ者どうし。他人と関わる中で「金よりも愛」が重くなっていくところも、似ている。

2011年10月31日(月)  安田真奈さん→びたしゅが打ち上げ「電」
2010年10月31日(日)  motherways(マザウェイズ)で子ども服
2009年10月31日(土)  初めての短編小説「クリスマスの贈りもの」
2008年10月31日(金)  『ぼくとママの黄色い自転車』初号試写
2006年10月31日(火)  マタニティオレンジ24 体重貯金
2005年10月31日(月)  もしも、もう一度子育てができるなら。
2004年10月31日(日)  ご近所の会@タンタローバ
2002年10月31日(木)  青年実業家


2012年10月17日(水)  時間が経っても冷めない「てっぱん」熱

大阪に帰ったとき、父行きつけのお好み焼き屋さんで、朝ドラ「てっぱん」以来今井雅子作品のポスターも貼らせてもらっている「どんどん」へ行った。豚肉を先に焼いてからタネをのっけて焼くのが特長で、生地はカリッと焼き上がる。



「てっぱんのファンの方もいらしてますよ」とお店の方。そのひと月前に行われた大阪の「てっぱん」ファンによるミニオフ会の会場も、この店だった。ツイッターで開催を知って、父に「近いし、行ってみたら?」と声をかけたころ、父ばかりか母まで飛び入り参加し、にぎやかなひとときを過ごしたらしい。

ひとつの作品から、鉄板を囲む輪が広がっていくのが、なんとも楽しい。

ネットで囲める鉄板=ファンサイトもじわじわ温まっている。放送が終わって随分時間が経つのに、放送時の熱を温め直してくれているファンがいるとは、ありがたき幸せ。

2010年10月17日(日)  賃貸の更新事務手数料は払わなくて良い!らしい
2009年10月17日(土)  子どもが描くパン「らいおんさん賞」×ライオン・パーマのお芝居
2008年10月17日(金)  イランの非常に強い漢方薬
2007年10月17日(水)  マタニティオレンジ194 長生トマトの歌にノリノリ
2006年10月17日(火)  マタニティオレンジ21 赤ちゃんと話したい
2002年10月17日(木)  Globe Trotter×ELEY KISIMOTOのスーツケース


2012年10月16日(火)  母校講演・三丘セミナー「石ころを宝石に」

母校の大阪府立三国丘高校で「三丘セミナー」講演。卒業生が講師を務めるセミナーを1、2年生の希望者が受講するというもの。去年のセミナーが好評だったとのことで、今年もよんでもらえた。

希望者約70名の中には「去年も来ました」という生徒も。内容は去年やった「宝ものはあなたの中にある」を膨らませた形で、題は日曜日にやった学校の先生向け脚本教室と同じく、「石ころを宝石に」とした。

日曜日に受講された中学校の先生から「脚本の指導を通して、あなたたち一人一人が石ころで、磨けば光るということを教えようとしていたのか!」という感想をいただいた。

そうなんです!

だからわたしは、脚本を書くのと同じぐらい、脚本の話をしたい。高校生の2倍以上のときを生きているわたしが、こんなに夢中になっている世界を知って、同じように、それ以上に、目を輝かせて「脚本って面白い!」と感じてほしい。



去年に比べて質問があまり出なかったのだけど、終わってから「そこをなんとか」のハガキを配ったところ、「サインして!」と列を作ってくれて、感想を聞けた。

「面白かった」「どんな本がおすすめですか?」「てっぱん観てました」などなど、一対一だと、みんな、おしゃべり。サインのあて名で一人ずつ名前を聞いていったら、「あかり」ちゃんが。しかも「吹奏楽部でトランペット吹いてます」と言う。「それって、てっぱんのあかりちゃんやん!」。こんな出会いも楽しい。

2010年10月16日(土)  「てっぱん」ノベライズ予約受付じゅう
2009年10月16日(金)  ビックカメラで携帯とパソコンを買っていた
2008年10月16日(木)  偶然の遭遇
2007年10月16日(火)  マタニティオレンジ193 シュレッダーごっこ
2006年10月16日(月)  マタニティオレンジ20 ビバ!ウンチョス!
2004年10月16日(土)  SolberryのハートTシャツ
2002年10月16日(水)  カンヌ国際広告祭


2012年10月14日(日)  「石ころを宝石に」先生たちと6時間

堺市役所地下の会議室にて朝10時から16時まで学校の先生向けに「石ころを宝石に」と題して脚本教室。

きっかけは、今年一月に母校の堺市立三原台中学校でやった「中学生の脚本会議」。参加者された堺市教育委員会の杉中さんが、「面白い!ぜひまたやりましょう!」とつながりのある先生方に声をかけ、寝屋川市、大阪市、堺市、河内長野市、忠岡町、岸和田市……と色んな町から14名が集合。休日に自腹で学びに来る先生方の熱意と集中力で、密度の濃い6時間となった。

意識したのは、「授業で使える」こと。脚本の書き方(書式)より、発想を引き出し、つなげるコツを実践で学んでもらえるように、受け身ではなく参加型の講義にした。

まずは午前の2時間。最初の1時間で「石ころを宝石に変えるキーワード=なんで、そんで」と脚本の書式を説明。次の1時間で、各自にキャラクターを設定してもらい、そのキャラクターを演じて「忘れ物を取りに」来る寸劇をやってもらった。

「ベリーダンススタジオに北野天満宮のお守りを忘れた離婚調停前の弁護士」
「ラッキーアイテムの黄色い花を買って持ち帰るのを忘れた占い好き女性」
「サポーターを忘れて女子マネージャーにテーピングを頼むパスケ部員」
「ま、いっかが口癖で忘れ物をすぐに諦める中学3年生」
「お菓子教室の先生に忘れ物を装って告白するスイーツ男子」
「レンタル割引券を忘れたTSUTAYAの常連」
「走行中の電車から線路脇の民家にリストバンドを投げ入れられ、力が出ないショッカー」
「スクープ写真を納めたカメラを忘れた生徒会長」
「告白のセリフを書き込んだ紙を挟んだ推理小説を忘れた刑事」
14通りのキャラと忘れ物で「セリフでキャラクターがわかる、キャラクターでセリフが変わる」を実感してもらった。

「学校の授業で脚本をどう活かす?」談義に花が咲いたランチを経て、午後からは「脚本を書いてみよう」。



「朝起きたらしっぽが生えていた」という『パコダテ人』的設定をお題に、物語の転がし方を説明。3グループに分かれて、「しっぽの生えた中学生カップル」のドラマ展開を考えてもらい、発表してもらった。「男の子のしっぽだけどんどんのびる」「しっぽが生えたのは、たぬきに見込まれたから。動物の言葉がわかるようになり、ダム建設を止める等、動物のために活躍」「浮気を隠していたことで、しっぽが生えるが本音をぶつけあうと消える」と三班三様。

最後に「赤ずきん」の新解釈を3グループで。「赤ずきん=猟師」というマタギ編、「オオカミを見て、またおばあちゃんボケかまして〜と怖がらない赤ずきん。だが、そこに来た猟師がオオカミに銃を向け、かばった赤ずきんが撃たれる」というブラックコメディ編、「病気のおばあさんのためにオオカミのおなかに入って生きた肝を取りたいのにオオカミが草食系で食べてくれない」という逆転の発想編とこれまた三班三様。

通常なら1泊2日でやるようなメニューを凝縮した半日。熱意と集中力もさることながら、先生方が芸達者ぞろいで、笑いのたえない脚本教室だった。

締めくくりに、わたしのリクエストで参加者一人一人から感想をもらった。「授業でも、拾う、つなぐを意識したい」「どの発言もムダじゃないという考え方を大切にしたい」「今すぐ帰って試したいと思った!」……先生方は最後まで熱く、いやむしろ、最初より熱くなっていた。

杉中さんが、つなげてくださって実現した脚本教室。縁も拾って、つないで、宝石に。次は、先生方がつなぐ番。ぜひ教室に持ち帰って、「石ころ→宝石」をやってみてくださいね。

2011年10月14日(金)  歓喜のuguisu
2010年10月14日(木)  「ママ、ヘタクソにうんだ!」事件
2009年10月14日(水)  Macのマウスが暴走して困ります
2008年10月14日(火)  このごろの、たま語
2004年10月14日(木)  PLAYMATE 第5弾!『SWAP 2004』
2002年10月14日(月)  四あわせの五円玉


2012年10月12日(金)  「そこをなんとか」打ち上げ

春から夏にかけて脚本開発にかかりっきりになっていたNHK BSプレミアムドラマ「そこをなんとか」(10/21よる22時スタート)が無事クランクアップ。和気あいあいと打ち上げが行われた。

出演者の皆さんが口々に「楽しい現場でした!」と挨拶。大友康平さんや市川猿之助さんといった気配りとサービス精神を発揮される方々が、ハードスケジュールにも関わらず和やかで笑いのたえない現場を作ってくださった様子。

全9話の脚本をつなぎあった横田理恵さんと「良かった良かった」とおいしいお酒を飲む。顔合わせで挨拶したときにヒロイン楽子役の本仮屋ユイカさんに「二人で脚本ってどうやって書いてるんですか」と聞かれて、「リレー、というより、二人三脚?」と答えたけれど、実際には五人六脚(脚本家二人、演出二人、プロデューサー)、さらに演出補さんや美術さんも加わっての打ち合わせで、ああでもない、こうでもないと楽しく悩み、原作の麻生みこと先生や法律監修の片瀬小波先生の意見をうかがい、脚本を作っていった。

挨拶では「演出二人が甘いもの好きで、毎回打合せではたくさんのおいしいお菓子が机に並んだ」と話すと、会場から「いいなあ」の声。全打合せで消費したカロリーを足し上げると、すごい数字になりそう。でも、打ち合わせって、ほんとに甘いものが欲しくなる。脳がブドウ糖を要求している証拠なのか。

原作を描かれた漫画家の麻生みことさんともご挨拶。脚本に返してくださるコメントがとっても温かかったのだけど、ご本人もやわらかな雰囲気のかわいい人だった。



打ち上げの写真をと思ったら、役者さんたちと撮った2枚だけ。掲載OKかどうかわからないので、EMIさんにいただいた主題歌のCDをご紹介。プリシラ・アーンさんの「アイル・ビー・ヒア」、沁みる名曲。収録アルバム『ホーム〜マイ・ソング・ダイアリー』(TOCP-71434)が10月31日にEMIミュージック・ジャパンより発売予定。

2010年10月12日(火)  このところの「てっぱん」朝食モダン焼き
2009年10月12日(月)  新幹線の車掌さん×おむつ!
2008年10月12日(日)  鎌倉で語り明かす
2007年10月12日(金)  マタニティオレンジ191  「働きマン」と「子育てマン」
2006年10月12日(木)  マタニティオレンジ18 デニーズにデビュー
2005年10月12日(水)  シナトレ3 盾となり剣となる言葉の力
2003年10月12日(日)  脚本家・勝目貴久氏を悼む
2002年10月12日(土)  『銀のくじゃく』『隣のベッド』『心は孤独なアトム』


2012年09月30日(日)  沢口靖子じゃなくてすみません!(堺親善大使委嘱式)

東京さかい交流会にて、堺親善大使委嘱式。



まずは『パコダテ人』のポスターの絵を描いた安井寿磨子さんと感激の再会。パコが公開された10年前に前田監督と個展にお邪魔して一度だけ会った(2002年5月18日)ことを覚えてくれていました。「お互い、堺出身やて、知らんかったねえ〜」。同じときに堺親善大使になったのもご縁ですね。

右端にちらっと写っているおしゃれな青年が、『わにのだんす』のエンブックスの創業者にして社長にして編集者にして営業マンの西川俊充さん。


会場の一角には、親善大使の作品コーナーが。『わにのだんす』(エンブックス)『ルミチカ』(ほるぷ出版)『おじゃる丸名作シリーズ 銀河がマロを呼んでいる』(学研)の見本誌とチラシを置かせていただきました。



竹山修堺市長より委嘱状を授与されました。市長は三国丘高校の先輩でもあり、6月に講演をした三丘総会同窓会のパーティでも隣の席でお話しできたのですが、なんと、大阪府庁時代は、わが妹の上司でもありました。世の中狭いですね。



今井雅子のスピーチ。「最初に謝ります。沢口靖子じゃなくて、すみません」が思いのほか受けて(※沢口さんも堺親善大使なので、「今日来るの?」と期待していた参加者多し)、その後も会場でネタに。「ひあるん玉せっけん」をくださった堺のみやびコスメティックスさんは「ほんま、きれいになりますよー。次に会ったら、沢口靖子さんて呼ばせてもらいますわ〜」。

ちゃっかり堺名誉大使の川淵チェアマンとツーショットに。高校の先輩でもあるチェアマン、愛校心がとにかく強く、スピーチでも高校の話をしていました。もうひとつ、「なでしこジャパン」を公募から選んだときには気づかなかったけれど、「撫子」は「手を使わないサッカー」にぴったりな名前だった、という話が印象的でした。

気づかないうちに運命的な選択をしていることって、ありますね。



さて、おっちょこちょいの今井。壇上に上がってから、『パコダテ人』のポスターを下に置いてきたことに気づいて、「ちょっとそこの伊藤君、ポスターもって上がってください」と高校の同級生であり東京泉北会仲間である伊藤君を呼びつけました。サッカー部だった伊藤君、川淵チェアマンは部活の大先輩。



当日出席された親善大使の皆さん。左から小田勝美さん(バレーボールの堺ブレイザーズ部長。身長198センチ!)、安井寿磨子さん(銅版画家)、竹山修堺市長、川淵三郎チェアマン(名誉大使)、今井雅子、中谷彰宏さん(作家)。長身×さわやか笑顔の中谷さんを見て、わたしと安井さんは「シュッとしてる」を連発。

くどいですが、親善大使は他に沢口靖子さん。あと、サッカーの扇原貴宏(セレッソ大阪選手)さん、旭堂南陵(講談師)さん、堺名誉大使に『ゴルゴ 13』のさいとう・たかを(劇画家)さん。http://www.enpitu.ne.jp/usr9/bin/day?id=93827&pg=20120930


お土産どっさり。手前の日傘は親善大使の記念品でいただいた「手染め注染(ちゅうせん)日傘」。着物を着て差したい、品の良いデザイン。奥に見えるは堺のお菓子詰め合わせ。有名な「当たり前田のクラッカー」も。堺商工会議所会頭でもある前田製菓の前田寛司社長にいただきました。その隣の「ひあるん玉せっけん」は大阪百貨店(有楽町交通会館1階)で現在バカ売れ中。これで顔を洗えば、あなたも沢口靖子に。ほんまかいなっ。

センスのいい紙グッズ「堺カミモノ」は、手がけていらっしゃる女性お二人がいらしていて、いただきました。紙カフェなるものも展開しているそうで、紙好き、カフェ好きには興味津々。

この日は運がついてたのか、ファン垂涎の「へうげもの」グッズ一式が抽選で当たりました。エンブックス西川さんもホテル宿泊券を当て、「わにのだんす組は持っている」と話題に。

そして、もうひとつ、堺ならではのお土産は、「パーティの間に堺の研ぎ師が研いだ包丁」。驚くほど切れ味が良くなりました。

堺かるた曰く「むかしから 堺の包丁 よく切れる」。

2010年09月30日(木)  シールペタペタ『カラフルアニマル 』(新井洋行)
2009年09月30日(水)  「ウェルかめ」がはじまり、ひかりTVを終える。
2008年09月30日(火)  脊髄を洗って乾燥してキレイになる
2006年09月30日(土)  本と遊ぶ「おそろい展 ミヤケマイ」
2003年09月30日(火)  BG SHOPでお買い物


2012年09月24日(月)  ふるさと堺を売り込む「堺親善大使」に

生まれ育った大阪府堺市を売り込む「堺親善大使」をつとめることになりました。

ほかに親善大使は、50音順でサッカーの扇原貴宏(セレッソ大阪選手)さん、バレーボールの小田勝美(堺ブレイザーズチーム部長)さん、旭堂南陵(講談師)さん、沢口靖子(女優)さん、中谷彰宏(作家)さん、安井寿磨子(銅版画家)さん。また、堺名誉大使に川淵三郎(日本サッカー協会キャプテン)さん、『ゴルゴ 13』のさいとう・たかを(劇画家)さん。

偶然ですが、安井寿磨子さんは、今井雅子の映画脚本デビュー作『パコダテ人』のポスターの絵を描かれた方。



もともと前田哲監督の友人だったそうで、一緒に個展を見に行ったこともあるのですが(2002年05月18日(土) 『パコダテ人』のかわいい絵の安井寿磨子さん)、堺の方だったとは。これもご縁ですね。

委託式が行われる今週末の東京・さかい交流会では、安井さんの絵本と、『わにのだんす』を並べていただけるかもしれません。

2011年09月24日(土)  おんぶひもの出番なし!高水三山縦走
2010年09月24日(金)  パイプ椅子も熱演『テノヒラサイズの人生大車輪』
2008年09月24日(水)  トマトジュースのレシピで泣かせる『味覚日乗』
2005年09月24日(土)  DVDプレーヤーがやってきた
2002年09月24日(火)  アメリカ土産の「Targetスーパー」のカード
2001年09月24日(月)  『パコダテ人』ロケ2 キーワード:対決 

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