Just for today !
re-invention



 根を育てる

3年生のいない朝の練習。
それを一番実感しているのは,号令を掛ける生徒だろう。
2年男子の甘さが見えるのをどう刺激するのか。
本気で練習しなくては強さは生まれない。

今日も総合体験日。
良い体験ができることを願う。
そんな願いを,もっともっと語らなくては。
願いを語ることが,願いを実現することにつながる。

今日も畑作業を1時間。
小型の耕耘機も操作を覚える。
今日はここぎり鎌も登場。
その昔,井川で下草狩りをしたことを思い出す。
遊んでしまう生徒も当然いるが,頑張る生徒もいる。
やんちゃな奴らが活躍する場の必要性を感じる。

1年生は長縄で50回を超えたクラスがいくつか出たとのこと。
これはすごい!!

帰着チェックをしつつ,残りわずかのところで,
他の先生に依頼し部活へ。(これが間違いだった。)
そこまでの練習メニューが見えていないが,
今やりたいことを指導。攻めの姿勢をどう作るのか。
終了後,コーチと1時間ほど話し込む。

帰宅時にトラブルがあり対応。
根を育てなくては幹も葉も花もない。

2006年05月31日(水) 課題提示のタイミング
2005年05月31日(火) 色のグラデーションを見せて
2004年05月31日(月) 代休


2007年05月31日(木)



 素敵な時間

朝の道場清掃は1,2年生のみ。
号令を掛ける生徒も,まだまだ気持ちの揺れが見える。
2年生が1年生をリードし切れていない。
この状態を突破させなくては。

2年生は総合体験日。
とはいえ,体験しない生徒も出てなんとも。
第2時からは畑作業に勤しむ。
働くことに慣れていない生徒達。
昔に比べて,年々,我慢できない生徒になっていることだろう。
もっとも,やり方一つ,言葉掛け一つでも大きく変わるはず。
畑作業で癒される部分もある。
ミミズや草と戯れる時間も,いいかもの。
こんな場を生かそうとしている校長先生の幅の広さも感じる。

帰ってくる生徒を出迎える。。
緊張がほぐれ,ホッとした生徒の笑顔が見られる瞬間は,
教師として,大人として,何とも素敵な時間。
どんな様子だったかを聞き出せるのもいい。
多くの善意に見守られていることに感謝する。

大きなトラブルもなく終了でき,一安心。
早めに帰宅を・・と思ったところで,学年部の打ち合わせ。
最近起きた出来事を確認。
そこから,前向きな流れを作るのが今の自分の役割か。
話し出すと,いろいろ出てくるもの。
自分のことに精一杯にならず,ビジョンを持たなくてはとも。

部活ノートにペンを入れて帰宅。
途中,本屋に立ち寄り,注文しておいた本を受け取る。
ひまわり社の本を2冊。
家本芳郎氏にも一度お目にかかりたいもの。
実務的な本ばかりを買って読むようになているのは,
余裕がない証拠。
本気で生きる中でも,OFFの時間が持てるようになりたいのだが,
現実は,締め切りに追われる日々。


2006年05月30日(火) 一番欠けているものは
2005年05月30日(月) 乗法の意味も深い
2004年05月30日(日) のんびりと静養


2007年05月30日(水)



 「自分が主役」という思い

修学旅行前日。
3年生は荷物の詰め込みから。
朝の練習にも気合いが入る。
そろそろ1年生指導重点のペアリングから,
大会に向けてのペアリングに変更すべきだろう。

授業は連立方程式の計算練習を。


どのクラスでも「学び方」がやる気を誘発し,
落ち着いた雰囲気で真剣なやりとりが聞けるのはうれしい。
今日は昨日の復習をして,
・○○君に丁寧に教えてもらったから,自分でも説明できるようになり,説明を○○君に聞いてもらったらOKと言われたから安心しました。
・みんなで1人の人を一生懸命教えることができて良かった。自分もわかる相手もわかってくれてよかった。
・自分で解くのも大切だけど,こうやって人のやったことを見て理解するのも大切だと思った。
・相手が質問してきて,それがわかったら今度は自分がわかったかどうかを質問してみると良い。

やらされるのでは良いものは生まれない。
どうすれば手を抜けるかを考えることに勢力を費やしているだけになる。
部活も授業も同じこと。
自分達で振り返り考える瞬間を与え,
良いものを示して,刺激していく。
本気になれば,生徒はどうしたら良くなるかを考え始めるもの。
小さなチェック欄が,こんなに大きな威力を持つとは。

第5時は明日の確認から。
以前修学旅行で伺った,
仏師の松本明慶氏と,団扇の「阿以波」さんの話をする。
一瞬の出会いが人生を左右することがある。
変化できる若者の魅力をうらやましく思う。
自分もまだまだ変化しなくては!

3年生がいない部活動。
活き活きと教室を出て行く生徒もいれば,そうでない生徒も。
「自分が主役」という思いになるかどうかで,
そこから先の人生が大きく変わる。
後期からの生徒会本部役員も気になり,
何人かの生徒には声をかけ始め,その昔の自分に思いを重ねる。

実習生と授業についてのやりとり。
さらにいくつかの処理。
明日に向けての用紙の発注など,
もっと早くから気がつくべきだった。

2006年05月29日(月) いいところを見つけよう
2005年05月29日(日) 諦めてはいけない
2004年05月29日(土) 当たり前のすごさ


2007年05月29日(火)



 見え隠れする空気に

昨日の余韻を残して集まる部員達。
今日は道場掃除を。
雨降って地固まるようにしなくては。

授業はクラスによって進度が少しだけ違う。
連立方程式の解法を確認。

加減法を2種類と代入法。
何だかわからないけれど,書かせることも必要か。

代入法は図で解説する。
うなずく生徒は決して多くない。
スタンドアップでできることもあるが,
全体説明では理解できない生徒を作っているのかもしれないとも。
磨かなくては光らない。

代入法の解説は,四角で囲んだ書き方の方がいい感じ。

もう一クラスは,その続き。
教科書の4問を解く。
最初の2問は○付け法で確認。
残りは答えを黒板に書いて各自で答え合わせ。
できたらスタンドアップで。









振り返りカードでも,
新たに設けた「学び方」でチェック出来る生徒が増えてきた。
・わからない人に教えるのは大変だけれど,説明していくうちに,自分もちゃんとわかっていきました。
・自分がわからなくて困っていたときの相手の教え方を使って,友達に教えたらわかってくれたので,自分にとっても良い勉強になりました。

チェックした生徒に,全体の場で紹介するわずかな時間がいい。
生徒の言葉で語られることで,
よりよい授業をみんなで創り出そうというムードになる。
生徒が主役の,主体的な授業が生まれる。
授業がさらに面白くなってきた。
これまでの集大成と思えるような企画を,
何としても今年行いたい。

事件があり,対応する。
それぞれの小さな思い違いの差が,大きなことに。
残念ながらトラブルを煽る空気も見え隠れ。
当事者は実は被害者でもある。
事件を通して試されているのは学年部の指導姿勢。
生徒に求めるだけでなく,こちらも育てていかなくては。

さらに別件でも対応を。
話し合うことで,分かり合う部分を増やしたい。
必ずできることがあるのだから。

終了後,再テストの採点。
さらにプリント印刷。
月曜日から23時帰宅なのは,ちょっと辛い。
帰宅後も,3年生の部活ノートだけはペンを入れる。
これから部活は,毎週イベントが続く。


2006年05月28日(日) もっと関われるはずなのに
2005年05月28日(土) 息子の運動会
2004年05月28日(金) 構えと呼吸


2007年05月28日(月)



 心に火を

4校を招いての大がかりな錬成会。
卓球場も借りて,試合の準備を完了したところで,
2Fフロアーに生徒が来る様子がないことに気づく。
確認すると,どうやらどの部も活動しないことが判明。
急遽,会場を2Fフロアーに変更。
準備を一からやり直し。
慣れた作業なら手際よく動く生徒達も,
会場作りでは,気が利く生徒ばかりではない。
アップの練習を見ず,コート作りをやり直す。

「どれだけ周りを巻き込めるのか」というテーマを与えたが,
一昨日の波紋が残っているのか,気持ちがもう一つのよう。
5人組のリーグ戦は,各校の力の差がよく見える。
3回で終了しているが,4回5回と重ねた方が面白いのかも。
とはいえ気迫のぶつかり合いという感じはもう一息。
自校の生徒も4番手以降がもう一息。
トーナメントでは,2年女子のエースが優勝。
小さな自信を過信とすることなく,どこまで育てられるのか。
遠間からの技の応酬は迫力があるが,
溜のある技がほしいところ。

団体戦でも,もう一息の盛り上がり。
試合の間の時間を取らなかったのが原因かもしれないが,
みんなで勝つことを知っているチームでありながら,
それを出せないのは情けない。
他のチームを巻き込むどころではない。
途中で女子が2人欠けることになるのも,複雑な思い。

閉会式では参加者の心に火を付けられなかったことを謝罪。
限りのある人生。今日この一瞬にもっと思いを込めたい。
思いの差が全て。

片付けをして,終了と思っているとキャプテンが
「面を着けて練習してもいいですか?」
意図がわからないまま許可をすると,
コーチと一対一の気持ちと気持ちのぶつかり合いが始まる。
とことん追い込む練習を,昔は良くやったもの。
突かれ倒され追い込まれながらも,
必死の思いで打つ面。
少々の覚悟では,何も出来ないことだろう。
疲れているから,体の力が上手く抜けて,
見事な面を放つ者も出てくる。
本気で迫るコーチ,頑張る生徒,
固唾を飲んで見守ってくださる保護者の方々に感謝。
これで少しは流れが変わるかな。

予想以上に遅くなるが,
職員室で明日に向けての仕事をいくつか。
総合に向けての企画は,自分がすべきだったのか。
心配は尽きない。

帰宅後も文書作成。
6月に締め切りとなるものが数多くあり,
早めに仕上げなければと気持ちは焦るが,
思うようには進まず。





2006年05月27日(土) イメージを持たせると変わる
2005年05月27日(金) 本質を見失わない
2004年05月27日(木) 油断してはいけないが


2007年05月27日(日)



 ”スタンドアップ”を発見!

昨夜の雨が止み,息子の運動会が無事開催。
久しぶりに小学校へ。
自分が子どもの頃から慣れ親しんだ
コンクリートのお城が壊され跡形もなくなっているのは,
何とも寂しい限り。
シンボルとして残された楠も,昔の勢いが無くなっている。

徒競走では何と2位に。
順位はともかく,
元気で明るく活動している子どもの姿を見ると
ホッとするのは,どの親でも同じこと。
学校はそんな場でなくては。

一緒にお昼。
いつもは複数の子どもと食べていたのだが,
上の息子が中学に入り,
今日は自分と妻と下の息子の3人のみ。
親としてはちょっぴり寂しい感じだけと,
下の息子にとってはうれしい時間かな。

午後は帰宅して,少しだけ仕事。
日記のReferから思いがけない発見!
福島市教育実践センターの研修レポート
授業を深呼吸する」(PDF 5.14MB)の中で,
”スタンドアップ方式”の言葉を使っての実践が掲載されていた。
こんなスタイルの授業が,
全国でも認知され,広がってくれるのはうれしい話。

数学教育9月号の原稿に手を付ける。
書く内容はたくさんあるのだが,
どうまとめるべきか,まだ時間がかかりそう。

2006年05月26日(金) 全体を見る意識
2005年05月26日(木) こんなときこそ
2004年05月26日(水) 学びの充実感


2007年05月26日(土)



 攻める指導

朝の練習は,小手打ちを入れる。
ポイントを示すと生徒の意識も変わる。
指導者の意識が変わると,生徒も変える。

朝のスタートが何とも。
係に声を掛け,少しは流れが変わる。

授業は連立方程式の解法。
いままでは,もっと簡単に行っていた気がするが,
スタンドアップを行うと,かなり時間がかかることがわかる。
dbookの図をmimioを使ってみせるだけでも,
ずいぶん印象が深くなる。や


代入法も図で見せられるのはいい。
あとは,音声カードでマスターさせていく。


残念なこともあり・・・・。
生徒の心を動かす指導とは程遠い自分も情けない。
目指せしずかちゃん
帰りにも心配なことがあり,結局は見守るのみだが。

学年部会では気持ちがダウンしている様子が見える。
自分のクラスだけではなく,全体をどう変えていくのか。
カバーする気持ち,攻める指導でいかなくてはと思う。
動きを変えなくてはいけない。

部活では,気持ちのズレが起きているよう。
ぶつかることから新たな何かが生まれればいいのだが。

さすがに金曜の夜は疲れがピーク。
テスト範囲を作成。
生徒がチェックできる欄を設けてみる。

2006年05月25日(木) 授業に賭けるこだわり・志
2005年05月25日(水) 続けることが大事
2004年05月25日(火) 証明したくなる気持ち


2007年05月25日(金)



 心を動かす指導

朝の練習では,さらに声を出すことを指示。
K中に完全に声で負けていることを,乗り越えたい。
彼等のハートにさらに熱い炎を付けることに。
今週末は大きな日。
最近取り入れた,押さえての刺し面は良い感じ。
これから小手打ちもできるはず。
以前行っていた小手面をやるべきか。
摺り上げ技などを練習させたいもの。

今日は授業満載の日。
音声計算の盛り上げが良い感じに。
やはり記録中心ではなく,
自己ベストの人数をカウントしてほめるべき。
これもS先生の授業を見せていただいたから。


連立方程式の第2時間目。
原理を理解するのは
楽しいもの。
わかったものを
文字式を使って解く方法を
理解し合う。



この前の授業のクラスも。

回数を重ねて,
何を抽出すべきかが見えてくる。
一気に二元一次方程式の用語を出して,
一つに決まらないことを確認。








昼休みに指導を一つ。
感情がもつれると,そこから別のトラブルが発生する。
第三者になれば見えることが,生徒にはなかなか見えない。
VLFやSST的な学びの必要性を改めて感じる。
自分も中学校時代は,人間関係で苦しんでいた。
出来ることを考えていこう。

放課後に数学基礎テスト。
今回は生徒に任せたが,ノリは今一。
もっとリーダーに求めなくては。
みんなを動かす力は,どこから沸いてくるのか。

放課後はテストの採点を実習生と。
もう少しのところなんだが・・・。

掲示物に関しては,今日は平穏無事に。
願いが届いたのか。そう簡単でもないのだろうが。





2006年05月24日(水) ビジョンを描けない
2005年05月24日(火) 思いが空回りしないように
2004年05月24日(月) 不思議さがあるから


2007年05月24日(木)



 トラブルを通じて

朝の道場清掃は1年生が入って一気に進む。
人数がいるというのはありがたいもの。
彼等1人1人をどう育てていくのか。
部活指導の中に,チームとしての視点だけではなく,
1人1人に視点を置けるようになったのは以前との差。

思いがけない電話が入り,主任が対応。
生徒の揺れをどう止めていくのか。
大事な1人だというメッセージは届いたのだろうが,
心を動かす力になっていないかな。
まだまだ心配は尽きない。

S先生の授業を見せていただく日。
パソコンとデジカメで記録をとり,ブログ風に仕上げていく。
データのやりとりが簡単にできるデジカメがほしくなる。
音声計算からノリのいいクラス。
カードを使っての上手な説明をし,正負の数の計算練習へ。
出来た生徒を前に来させて見ていく。
生徒を良く育てているのが見える時間。
自分が初任者の時はこうはいかなかったことだろう。
気になる点もいくつか。
カッコがついていたりいなかったりする問題認識は,
なかなか難しい。
符号と数字をセットで項として見ることも。
昨年は,ペアで読ませる指導をしたことを思い出す。
問題を符号と演算記号でわけて読ませて,
引き算を足し算に変える音声カードがあってもいいのかも。

給食時には,いくつかの対応をして・・・
行事をどうプラスに働かせるのか考えなくては。

午後の道徳は,「目指せしずかちゃん」
昨日の掲示の話から,ジャイアン,のび太,しずかちゃんの
それぞれならどう対応するかと,その後を考えさせる。
ワイワイしながらも,ちゃんと考えているかな。
3パターンをアサーション的な見方でまとめ,
今日のトラブルで,しずかちゃんならどうするのかを
ロールプレイでやらせてみる。


良いものを取り上げる時間がないのは残念。
感想を書かせて終了。

放課後は生徒指導会議。
いろいろな生徒を知るが,
他学年の情報はなかなか入ってこないもの。
揺れる学年を何とかしなくてはいけない。

珍しく早めに学校を出て,スポーツ店の特売へ息子と。
下の息子にはサッカーのアップシューズと,
上の息子にはスニーカーを購入。
うれしいだろうな。

帰宅後いくつかのメール。
明日のテストと,ハニカミ王子の掲示を作成。

2006年05月23日(火) 変化があると活性化する
2005年05月23日(月) よりよくありたい
2004年05月23日(日) 観察力が低ければ


2007年05月23日(水)



 病んだ心と

朝の練習では,押さえての刺し面を。
生徒は頑張っている。
自分も止まっていてはいけない。
今必要な練習をもっと考えていこう。

数学授業は1時間のみ。
新任のS先生,教育実習生のギャラリー。
見ている方がいる方が楽しく授業ができるようになったのは,
いつ頃からだろうか。
まずは音声カード。
本気の練習が本気の自分を向上させる。
いいムードがこのクラスの強み。
さらに振り返りカードの紹介。
学び方についてのコメントが良い感じ。
多くの生徒がいっかり書こうとしていることを感じる。
それがそのままいい学びにつながる。

のこり30分ほどが本時のメイン。
ハンバーガー1個とポテト1個で360円。
これだけからそれぞれを求める。
2元一次方程式一つでは
解が一つに決まらないことを
経験させた上で,
もう一つの条件を与えて
解を求めさせる。
ほとんどは
生徒同士の学び合いの時間。
ハンバーガーやポテトの図が
動くというだけだが,
それがいい。
それで十分。
動くことで,
関係を意識しやすくなる。
これがてんびんの図に
なっていたら,
どうなのだろうか。

第3時からは総合。
来週の体験を控えて,まずは学年集会。
きちんと話を聞かせることの大切さを感じる。
主な話の後,時間をいただいて願いを込めて語る。

講座別に戻って,1人1人個別に指導。
質問に自分なりの命を吹き込む作業。
さすがに昨年の自分のクラスの生徒は良い感じ。
どんな質問が良いのかをきちんと学ぶ場面を作るべきだと実感。
教育課程のデザインをどこかで作りたいもの。
人任せではいけない。
そのためにも,まずは教員研修なのだろう。

クラスはわずか2時間ながら授業は今一だったよう。
流れを作ってしまう生徒をどう巻き込むか。
まだまだ,クラスになり切れていない。

実習生に日記を1班だけ見ていただく。
生徒よりも書き込むことを指示。
こういう作業はすぐに得意になることだろう。
でも,必要なことはそれではない。

部活をちょっとだけ。
5月なのにさわやかな日が続く。
彼等に伝えるべきことはまだまだある。
体調を崩す生徒がいるには気になるところ。

掲示にいたずらされ・・・
2月に見た応時中のことを思い出す。
その思いを込めて文章を作成,掲示する。
病んだ心とどこまで勝負するのか。

2006年05月22日(月) 本気で思っているのなら
2005年05月22日(日) 今日の一滴
2004年05月22日(土) 誰かの心を一杯にすると・・・


2007年05月22日(火)



 受け止める決意で

さわやかな日が続く。
これで本当に5月なのかと心配にもなる。

朝の練習は,剣線を押さえての刺し面を。
体調を崩す生徒が常にいる状態なのは,
この陽気のせいか。

今日から教育実習生が来校。
生徒にとっても自分にとっても,
もちろん彼女にとってもいい出会いになることを願う。

授業は昨夜,上原さんに送っていただいた動く掛け図を使って。


まずは条件を一つだけ出して,求められないことを経験させる。
二元一次方程式の用語を出してまとめておくべきだったのか,
判断が迷うところ。
もう一つの条件を出して考えさせる。
塾等で連立方程式を学んでいる生徒も当然いるのだろうが,
まだ自分のものになっていないこの段階。
本気で考えて取り組む姿がいい。









数字のみの計算式で
求めている生徒が多いのは
当然か。
その式操作が
そのまま連立方程式になるのがいい。




次の時間の集約が楽しみ。
1時間でまとめる内容にすべきだったか。

遅れているクラスは,ようやく文字式を使っての証明。

難しいところだけれど,
本気で学ぶ姿勢が見えるのはうれしいもの。

帰りの会での,落ち着きのない姿に生徒を強く指導。
別室で落ち着いて話をする。
どんな心模様なのか,反応は心配にもなるが,
でもこの1年,どんなことがあってもきちんと受け止めなくては。
実習生はさぞ驚いたことだろう・・・

放課後,少しだけ部活動へ。
年配のコーチから,
昨日の練習試合についてアドバイスをいただく。
よりよいものにするため,考えなくてはいけないことが多い。
モチベーションが上がる場を,もっと仕組まなくては。

いくつかのことがあり,電話での対応も。
そこから家庭訪問を2件するが,どちらも空振り。

このところ頭が痛く,思ったように仕事は進まず。


2006年05月21日(日) プロの仕事
2005年05月21日(土) 休日も学校で
2004年05月21日(金) 面白さだけでは不十分


2007年05月21日(月)



 本気にさせたい

練習試合のため,早朝から学校へ。
けが人や体調を崩している生徒もまだいて,気になるところ。
ここから全体のモチベーションをどう上げていくのか。
生徒以上に自分が考えなくては。
刺激しなくては,変わらないが,
叱責するだけでは,生徒は伸びない。
他校のチームの指導を見ていると,気がつくことがたくさん。
いずれにしても,他を巻き込む力はまだまだ弱い。
自分の言葉も,今ひとつ。切れのなさを感じる。
もっともっと本気にさせたいもの。

終了後,そのまま職員室でいくつかの仕事を。
月曜日からの動きは,かなり気になるところ。

息子の学習習慣をどう変えていくのか。
目標がないと,やらされるだけになるのは誰しも同じこと。
生徒たちの今とも重なり,
親としての対応の難しさも同時に感じる。

上原さんから早速メールをいただきありがたい。
こちらに基本的な知識がなく,
いくつかのやりとりをしていただき,
動かせるハンバーガーとポテトのdbookを何とか完成。

振り返りカードの集計記録と,
音声カードランキングを印刷。


2006年05月20日(土) ちょっとのんびりと
2005年05月20日(金) 嘘はないが悩みは大きい
2004年05月20日(木) 共に学べる幸せ


2007年05月20日(日)



 久しぶりに母校へ

市一斉の部活休み。
今年中学に入学した息子の学校開放日。
久しぶりに母校へ。
息子の様子も気になることながら,
それ以上に学校の掲示や,生徒の表情,
授業の様子を見ている自分。

特に授業については,普通の授業も良いなあと思ったり。
落ち着いて全員が取り組めるのなら,それもいいのだ。
じっくり考える時間が,スタンドアップでも必要だと感じる。
以前同じ学校でお世話になった先生方とも話をさせていただく。
板書に課題が書くように言われるのは,
ちょっとだけ授業を見る側の理論かもしれないとも。
妻と上手く連絡が取れず,昔の通学路を歩いて帰宅。

午後は下の息子のサッカーへの送迎の間に。
連立方程式の音声カード12を作成。
カード作成が,何を学ばせ,トレーニングすべきなのかを,
改めて把握する作業であることを感じる。

連立方程式の導入は,
教科書通りの「遊園地のチケット問題」でと思っていたが,
操作するイメージが難しいことを感じ,変更することに。
dbookで動かせる図を作成しようとするが,
思ったようにはいかず,上原さん達にメール。

2006年05月19日(金) 昨年の反省を生かして
2005年05月19日(木) 前時の板書を投影して
2004年05月19日(水) 生徒のワークシート点検で


2007年05月19日(土)



 我慢することから

今朝は我慢しての面を久しぶりに。
我慢する間に,いくつかの変化ができると,
ためのあるところから,

今日は,拡散した授業を納める。


たくさんやらせようとするから無理がある。
3つ程度に限定して,
スタンドアップでフォロー。
「自分で解けるとやっぱりうれしい」
という反応が振り返りカードに見えて,
ホッと一安心。
この手の問題を,今までは
半分程度の生徒が
理解できれば良いかと思ってきたが,
こうして音声カードでベースを作り,
Voyageで一般化できることを認知させ,
スタンドアップでやりとりすれば,
かなりの生徒ができるようになることを感じている。
テストがちょっとだけ楽しみ。

チャレンジタイムで宿題が片づくのはいいのかもしれない。
全員提出のクラスもいくつか出るのはありがたい。

選択では,出張の先生の代わりに生徒とビデオを見る。
千種高校ラグビー部監督の話。
昨夜偶然見てしまった清宮監督のそれとも重なる。
ラグビーを知らない生徒達には,ちょっと届かないかも。
圧倒的なフォワードの体重差で,
スクラムが一方的に押し込まれながらも,
必死に粘るシーンには目頭が熱くなる。
「全部出し切れや,全部や」
「高校生はのラグビーは勢いや」
「どうせ背負うのなら・・」
というフレーズは,
自分のこの夏を予感させるもの。

来週からの教育実習生の先生を迎える
プロジェクトチームも決める。
気になることを,どう変えていくか。

専門委員会は・・・。時間がかかるのは仕方がないか。
途中来客あり。
わざわざ来ていただいてありがたい。
これをご縁に,何かを教えていただけたらと思う。
仕事を抱え,今日は軽く見るだけと思っていた部活動も,
見に行くとやっぱり本気になってしまう。
練習試合で生徒にコメントさせる際の注意点を,
コーチから指摘していただく。有り難い。

総合を確認して,部活の予定も立てる。
いくつかの電話連絡・・・家庭訪問しなくては。
振り返りカードを何とか見終わって帰宅。

2006年05月18日(木) 説明する側に
2005年05月18日(水) 深さに感嘆!
2004年05月18日(火) Voyageで法則を発見する授業


2007年05月18日(金)



 無限の世界を感じているか

久しぶりの朝の練習。
雨の朝ながら,この日を待ちかねていた
多くの生徒達の表情はいい。
遅れる生徒がここでいなくなるようだと,本物。
もう少しをどう変えるのか。
練習は定番メニューで。

授業はVoyageを使って,仮定を変えて法則を発見させる。



ほとんど生徒の委ねているだけで,
個々の学びをとらえることが難しい。
それでも無限にある数を体感してほしいもの。
























Voyageでのそれぞれの学びが,
この後の文字式での証明に生きてきてほしいもの。
それを検証することはどこまでできるのか。

余裕時間の面談では,問題発生。
ここから1年,どう向き合っていくのか。
明るいだけではいけなくなっている苦しさを,
自分がどこまで共有できるのかの勝負。
諦めなければいいと覚悟を決める。

放課後の練習でも,大会の余韻が残る。
大会での力を10として,そこからどう積み上げるのか。
昨年よりも力が伸びるピークが早かった分,
ここからの伸びも期待できる。
重圧に負けない生徒達に育っていることは事実。

いつものような帰宅時間にまた戻る。
振り返りカードの1を記録してみる。
生徒差があるのは当然だが,これを変える手だてを考えたい。
単に刺激するだけから,どこかで指導の手を入れようと思う。
総合についても,心配なことばかり。
時間を生み出すことはできなければ,
気力でカバーしていくしかない。

2006年05月17日(水) 絆が生まれる瞬間
2005年05月17日(火) いい話を聞けた
2004年05月17日(月) さっそくVoyageを使う


2007年05月17日(木)



 きちんと受け止めてもらえるだけで

今日で部活のない日も終了。
朝,数学や道徳のワークシートを印刷する。

授業は,Voyageで発見した数の法則を確認し,
文字式で説明するもの。

Voyageを
生徒に持たせずに,
こちらが操作し,
法則を確認する。

その上で,
そうなる理由を
文字式で。
核となる
骨組み部分のみを
黒板に示し,
大半の時間は,
スタンドアップで
理解を促す。
生徒同士の関わり合いは,概ね上手く動いている。
柔らかい時間の中でしか,抽象思考の伝達は行われないと
腹を決め,生徒に思いを伝えて委ねる。
ここで,Voyageを使ったクラスとの差が,
どのぐらい出るのだろうか。

初任者のS先生の授業を見る。
基本的な部分が安定しているので,授業が楽しい。
「減法で答えが増えるのはどんなときだろうか?」
という主発問に対して,
「マイナスのカードを引く時」と答えた生徒の発言を,
スタンドアップで理解させていく。
ところが,どういう訳か時間が経つにつれて話がずれてくる。
多くの生徒が,
・プラス引くプラスは,答えが減って
・マイナス引くマイナスは,答えがふえるとまとめている。
プラスとマイナスの演算を考えていないのか,
見ていながらそう流れていった理由が不明。
おそらくは,加法の授業時の中に原因があるのだろうけれど。

午後の道徳は,人とのつきあい方シリーズ第1弾と題して,
「上手な聴き方」を実施。
流れは以下のような感じで。

この授業のねらいや,全体への注意事項の後,
1.お手本のロールプレイを見せる
「このクラスで話を聞くのが上手な人は誰?」と聞き,
 その生徒のみに「良くない聴き方のポイント」を見せてから,
 みんなの前で,話の得意な人に話させて,(話題例:今日の朝ご飯)
あえて良くない聴き方で話を聞かせるロールプレイを見せる。
       ↓
話し手や見ていた生徒に
「どう思った?」「どこが良くないと思った?」
と聞いて,何がポイントなのかを明らかにする。
併せて,良い聴き方もさせて「どこがよかった?」を聞いてみる。

2.良くない聴き方と良い聴き方の両方で話を聞く
  ロールプレイを隣同士で行う。
(話題例:今日の朝ご飯)
・時間を1分間区切って,良くない聴き方・良い聴き方をし,
 交代する。(1分×4)
・2つの聴き方をされての感想を書く。

3.良い聴き方のポイントをまとめる(ワークシートに書かせる)
  詳細は,「実践ソーシャルスキル教育」をご覧下さい。
  この本はお薦めです!

4.3人組で,よい話の聴き方の練習をする。
 (3人組で,話し手・聞き手・コメント係を交代して行う。1分×6回)








5.今日の授業の感想を書く


ロールプレイが上手な生徒のお手本を見せることで,
その場の雰囲気を和らげて,隣同士でロールプレイ。
良くない聴き方をされると,以下に辛いかを実感させた後で,
具体的に気をつける点をまとめて,それを練習し,
聴き方を評価させ流れは,なかなかいい。
生徒もかなり乗って,聞いてもらえる快感を実感した様子。
クラスの雰囲気が目に見えて良くなる。

生徒達の感想は以下のような感じ
・よくわからなかったけれど楽しかった。相手の目を見るのが私は苦手だから,気をつけたい。友達であっても,初めてであった人でも,私の話をしっかり聞いてくれるとうれしいです。だから私も気をつけたいです。
・今までは人の話をちゃんと聞かなかったのかもしれないけれど,これからはちゃんと聞こうと思いました。また,この授業をやるときは,もっとしっかり聞けるように頑張りたいです。もっとしっかり聞けば,友達関係も良くなるのかな?人の話を聞くのは難しいけれど,人の話が聞けるように努力したいです。
・言い聴き方をしてもらってうれしいとコメントできた。今までうれしいとか思ったことなかったです。たぶん悪い聴き方をされて比較できたから書けたと思います。いい聴き方をするのがあたりまえになっていきたいと思います。周りの人の良いところももっと見つけていきたいです。
・自分では気づかなかったことも少しわかりました。これからはもっと意識して聞きたいと思います。聴いてきたときはかなり良い気持ちでした。前までのことを悔やみます。


自分も,生徒の言葉をどこまできちんと受け止めていたのか,
ちょっとだけ反省。
このシリーズを,もっと

早めに帰宅すると,そのままダウン。


2006年05月16日(火) 長縄大会で
2005年05月16日(月) 何となくの会議を変えたい
2004年05月16日(日) 仕事の見通しを持つ


2007年05月16日(水)



 生徒をとらえる難しさは

まだまだ疲れが抜けない。



ソフト部の生徒が
拾ってきたのは,

新しい軟式ボール。
小さなディンプルで
三角形が描かれているが,
何面体かを
模したものだろうか?
ネットで探したが
見つからなかった。


授業は今日も,Voyageを使って。

振り返りカードでの生徒の問いに,
「5n+1は偶数?」というものがあり,
説明できたら座る
スタンドアップで取り組ませると,
案外,迷っている。
単純に,n=1として迷う生徒と,
偶数になる場合があるけど
ならない場合があるから迷う生徒,
必要十分条件の話で,
混乱している生徒も。
収拾がつきそうにないので,
途中で切り上げて,自分が説明することに。
わかると言うことは,なかなか複雑。
また,「3n−2は?」という問いもなかなか秀逸。
音声カードと,前時からの発展を扱うと,
もうそれだけで,残り時間は30分余りしかない。
授業スタイルを再度考えるべきか迷うところ。

次のクラスでも,同じ問題を紹介してみる。

「4nは偶数?」という問いも,奥が深い。
心配な生徒を,新採のS先生が対応して下さりありがたい。
まだまだ,自分は関わりが上手くない。









個々に広がる,生徒の様子をつかむためには,
様々なことに気を配る必要がある。
画面を見ることと,表情を見ること。
その両方をどうとらえるのか。
えんぴつを持ってノートに向かう生徒よりも,
生徒の様子をつかみ難く感じるのはどうしてなのか。
慣れだけではないような気がするが,
原因がわからない。
とらえることを阻害しているのは,何なのだろう。


学級活動は,進路の話を。
職場体験を,是非ともさせたいもの。

部活がないと,仕事は進む気がするが,
それでも,まだまだ終わらないもの。
生徒の部活ノートも,当然思いがたっぷり。
こんな生徒達と出会えることは,
もうないのかもしれないと思いながら,
赤ペンを走らせる。

拡散した授業を収拾させるためには,
やはりワークシートが必要か?






2006年05月15日(月) リアルな交通安全教室
2005年05月15日(日) こんな先生がいたら
2004年05月15日(土) Voyage(航海) 


2007年05月15日(火)



 拡散する授業

今日から3日間,部活動は完全にお休み。
昨日の余韻が頭を冴えさせているのとは反対に,
体はかなりの疲労感。
優勝のカップ・トロフィーを運び込む。

デモ用として送っていただいた
IZUMIの収納ケース一体型スクリーンを試す。
ケースの重さは多少あるが,セットや収納は確かに便利。
サイズが今使っているものよりも多少小さいのは気になるが,
それ以外は,大変優れものであることを感じる。

授業は今日もVoyageを使って。
連続する3つの整数の和の法則を,Voyageで試させる。

とんでもなく大きな数で試してこそ,
法則の見事さ,文字式での証明の凄さも実感できる。

次の授業では,自分なりに仮定を変更して,
法則を発見させる。
生徒の問いの広がりや,追究の方向性が拡散していく授業。


生徒によって
追究は様々。
一つ試して,
仮定を変える生徒もいる。

これも
一般化を
志向しているのかも。






∞やπを使って,
追究している生徒も。

無理に
収拾させようとは
思っていないが,
知的好奇心を,
どう広げていくのか。



座席は班の形に。
先週よりは,
互いのやりとりが生まれる。
追究方向が拡散していると,
話合いも難しい。
Voyageを使うことで,戸惑う生徒もいる。





遅れているクラスでは,奇数,偶数の問いが出されて,
一気に解説してみた。

知りたいときが旬。
リアルな問いを追いかける面白さ。

チャレンジタイムは,生徒と個々に面談を。
こんな時間は確かに必要。
でも,この先どうしていくのかな?

疲労感が意欲を減退させる。
思い切って早めに帰宅し,いつものカイロプラクティックへ。


2006年05月14日(日) 道の険しさ
2005年05月14日(土) 生徒の思いをまだ拾い上げていない
2004年05月14日(金) 松下教育財団の贈呈式


2007年05月14日(月)



 苦しいところで何ができるか

大会当日。
早朝から練習を学校の道場で。
ストレッチと素振りを中心に。
素振りをどこまでやるのが良いのか,迷いがある。

大会会場へ車で移動。
会場と同時に,面を着けているのは立派。
それでも,決して存在感のある練習とは言えない。

組み合わせを見て,唖然。
昨年の結果を基に作ってある組み合わせ。
男子は,予選リーグを抜けられるかどうかもわかならい。
練習中に,女子のレギュラーが足を怪我する。
左の親指では,踏ん張りが効かない。
すぐに病院へ連れて行ってもらうことに。
最初からメンバー交代は初めてのこと。
一週間前の錬成会で,控えメンバーも
試合を数多く経験したとはいえ,実戦は初めて。

緊張の初戦。男子は後半からエンジンがかかる。
女子も同様。
どこからでもポイントが取れるチームとはいえ,
やはり,緊張は隠せない。
二戦目から,徐々にペースを上げる。
応援態勢を何度も指示。
一年生も巻き込んで,全員で闘うチームを目指す。
男子予選リーグの3戦目は大勝負。
大柄なチーム相手に,先鋒・次鋒が一気に二本負け。
ここから,中堅・副将が鮮やかに取り返す。
大将は攻め合いで迷い,一本を先取されるも,
一気の見せ技から小手で何とか同点。
そのままタイムアップで引き分け。
勝者数の差で,辛うじて決勝トーナメントへ。
指示を出すまもなく,女子が準決勝。
過去3回とも代表戦負けしているS中との対戦。
先鋒が粘って,相手のタイミングを外して見事に面の一本勝ち。
控えの次鋒は,何とか一本負けに踏みとどまる。
中堅が鮮やかに二本勝ち。流れが一気に傾く。
副将は相手を追い込んでおきながら,アンラッキーな取られ方。
でも,流れは譲らない。
大将戦も攻め攻め攻めの剣道。
いい技がいくつか。引き分け本数差で薄氷を踏む勝利。
男子はここからも苦しい試合が続く。
控えとメンバーを交代するも,状況は変わらず。
それでも副将が,攻めと我慢と思い切りの面技で絶好調。
苦しいところで流れを譲らないのは立派。
男女揃っての決勝戦。
女子は早々に勝負を決めるが,男子は時間一杯まで。
副将戦で勝負を決めるも,大将戦で星を落としたのは痛い。
アベック優勝は久しぶり。
昨年とは大きく違った結果にほっと一息。
生徒達も満足気。
苦しいところで力を出せたこの一瞬は忘れられないことだろう。

力を存分に出し切った生徒達。
おそらくは一日でかなりの疲労感があることだろう。
自分自身も,それは同じこと。
3日間の休養を決定。

母の日だというのに,何の用意もせず帰宅。
娘と妻の用意してくれたプレゼントを母に贈る。
家族に支えられていることに,もっと感謝をしなくては。




2006年05月13日(土) 息子の試合に
2005年05月13日(金) 何かできそうな思い
2004年05月13日(木) 人を惹きつけるもの


2007年05月13日(日)



 自負はあるが

午前中は部活動。
明日が大会とあって,気持ちも高まるが,
今日も体調不良で,全員が揃っているわけではない。
どこにも負けない練習を積み上げてきた自負はある。
しかし勝負は一瞬。
何が起こるのかはわからないのがこの世界。

練習はいつもの基本メニュー。
たくさん打ち込む練習が繰り広げられる。
自分の知らない世界がそこにある。

後半の30分をもらって,先日同様,小手に対する技の練習。
タイミングをどう取るのか。
決め手は足だったり,構えだったりすることに気づかせたい。
そして仕上げは,4人組での稽古。
盛り上げ方がまだまだ少ない。
本気の度合いが足りない。
病院に行くため,練習を中座する生徒が2名。
まあ,それも必要なことと思うしかない。

地稽古は,卒業生や保護者を交えて。
いつもより早めに切り上げて,その分ストレッチをしっかりと。

こんな日にトレーナーを着たままなのは,
体調が良くない証拠。
午後まで仕事をしていく予定だったが,無理と判断し帰宅。

夕方まで熟睡。
頭の痛さは多少抜ける。
仕事をいくつか。

ようやく10時間の授業が終わり,
振り返りカードが一枚終了。
評価ポイントが明確だと,
生徒の記述もいい。
また,問いの量・質や,
統合的な見方・考え方に
絞って見ていくと,
思いがけない生徒が
活躍していることも見えてきた。

先日全クラスに紹介した
学び方に対する項目を
新たに設けた
振り返りカードを作成。
何をどう評価しているのかを,
より明確にしてみた。




明日は久しぶりの大会。
どんなドラマが待っているのか。

2006年05月12日(金) チェーンメールに対応
2005年05月12日(木) 全員納得の授業に
2004年05月12日(水) 忙しいけれど充実感あり


2007年05月12日(土)



 知的な好奇心を

朝の練習は,今日も同じメニュー。
一見,細かいフットワークができたとしても,
そこで打てる体勢かどうかは怪しい。
123-1234のフットワークは,新入生との差が歴然。
1年かかって積み上げたもの。
他校を振り切れるものになっているかかどうか。

音声カードは11と10を1回ずつ。
生徒の取り組みに差が出ている。何とか解消したい。
生活習慣を変えなくては。

授業はいよいよVoyageを使って。
一人一台は初めてのこと。
使い方を,指導するのもなかなか大変。
昨年も一度使っているので,
わからないことを全部先生に聞くのではなく,
周りで聞くように指示を出す。



連続する3つの整数の和が
3の倍数であることや,
元の真ん中の数の3倍になることを,
Voyageで確認する。
4つ程度の事例を確認して,
成り立つだろうは,あまりに乱暴な話。

取り組ませると,
さすが生徒たち。
これでもかと,
いろんな数を
入力して確認する。

後から
わかったことだが,
∞,∞+1,∞+2
と入力して
いた生徒もいた。



この程度のことでも,知的な好奇心を一気に広げてくれる道具。
一人一台はおもしろい。
しかし,生徒の様子をなかなか見て取れない。
個々での作業で,小さな話し合いが生まれにくい。
次回は班の隊形になって取り組ませてみようと思う。

文字式での証明を教科書+デジMATHで解説。
本当は,ここでスタンドアップをする時間が欲しい。
最後に,条件を変えたらどうなるだろうかを,
振り返りカードに書かせて終了。
どんな内容を書いたのか,楽しみ。
そして,ここから授業をどう展開すべきなのか,
問いが拡散する中での授業の在り方を,
自分なりに確立したい。

もう一種類は,無限の数を文字式で表す授業。

後半は,音声カード11を理解するスタンドアップを行い,
最後は練習。








良い感じで学び合いができるようになってきたのがうれしい。
クラス全体を見る目だけでなく,
個々の取り組みを見る目の両方を持ちたい。
目線を生徒の位置に下げ,
安心して授業を見られるようになりたいもの。

放課後は,部活総会。
そして,剣道部の父母会。
熱心に支えてくださる保護者の皆様でありがたい。
頑張る生徒達・真摯なコーチ陣にも囲まれて,
顧問として幸せな思いを抱きながらも,
自分が今,本気で取り組みたいのは数学教育。
とことん部活とはいかないが・・・と何とも歯切れの悪い挨拶。
一年生の保護者は,何のことやらと思ったことだろう。
それでも,
「みんなで一生懸命取り組み,感謝できる生徒を育てたい。」
という,偽らざる指導方針を話す。
強くなるためには,お金がかかることを改めて感じる。
来年はどうなっていくのだろうか。

大会前の練習を見る。
一年生をどう指導すべきなのか。まだまだ迷う。
体調を崩す生徒もいる中,どうなるのか。
昨年,ここで勝てなかった悔しさは,忘れられない思い出。
明日,無理して練習をさせないように連絡するよう
女子のキャプテンに指示。

疲労と寝不足で,満足な仕事ができない。
いつもよりは早めの帰宅。

2006年05月11日(木) できない子が生き生きと
2005年05月11日(水) どの生徒も伸びる
2004年05月11日(火) 人との出逢いで人は変わる


2007年05月11日(金)



 勝負前夜

朝の練習前に,昨日の学級通信を印刷。
思い切って,先生方にも配付することに。

朝の練習は,一年生が入って戸惑いもあるが,
なかなか面白い。
技術面ではもちろん稚拙だが,本気の度合いは負けていない。

授業満載の一日。
遅れているクラスは,比の性質の授業。



授業の始めに,
等式の変形で,
逆数を掛けるのだという,
視覚的にとらえやすい
アイディアが出され,
全体で紹介する。






比の性質は,前回同様,帰納的にはなしをまとめ,
内項の積=外項の積で押さえる。
「2:3で示したことが,他でも同様に・・・」
と,数学的な厳密さを求める部分は,語って終わったが,
どこまで理解できたのか。

進んでいるクラスは,無限の数を文字式で表す。


後半は,音声カード11の理解と練習を。
また,音声カード10はランキング記録を取る。
本気さを刺激するのは良いが,残念ながらごまかす生徒も。
差をつけることの意味が,どこまであるのか。
まだまだ指導力不足の自分を感じる。

チャレンジタイム。
何をどうするのかが,まだまだ見えないこの時間。
漢字テストの補習をやりつつ,宿題を片付けさせる。
さらに,お待ちかねの席替え。
全員が今とは別の班になるスタイルでのくじ引き。
今回は班長を決めずに実施。
天に運を任せて・・・さて,どこまでどうなるのか。
人間関係づくりのチャンスではあるけれど。

限られた時間ながら部活に顔を出す。
小手に対する技の6連続。
さらに久しぶりの4人組での応し技の練習。
二の太刀を打つスピードが一気に高まるのがいい。
攻め込む中での,技練習にすることを指導。
地稽古なしだが,今週末の大会に向けてまずまずの内容。
とはいえ,風邪で体調を崩す生徒もいて,
どうなるのか。
こんな場面で当日勝負になるのは,残念だが仕方がない。
それも勝負。
”されど勝負は一瞬”
の言葉を背負えるだけの,日々の精進が試されるとき。

そこから,さらにいくつかの対応。
気になる生徒への電話連絡。
願いだけは,込めたつもりだが,
波風を立たせることになるかも。
明日の部活保護者会のための資料印刷。
そして,明日からのVoyage200を使った授業の構想。
最初は,2倍数・9の倍数の話をやろうかと思っていたが,
それよりも教科書にある
「連続する3つの整数の問題」を扱うことに。
どんな広がりが待っているのか,
どんな授業になるのか。


2006年05月10日(水) わかりたい気持ちが充満すると
2005年05月10日(火) 気になることが
2004年05月10日(月) 家庭訪問スタート


2007年05月10日(木)



 感謝して生きる素晴らしさ

部活動のない水曜朝が,道場清掃の日。
一年生が入って通常の清掃はあっという間に終わる。
こんな掃除も,まじめに率先してできる生徒を育てたいもの。
一人一人でどこまでできるのかを見たくなり,
途中で教室掃除を命じ解散。
10分後の各教室を見回る。
部員が多いクラスはまじめに取り組む。
一人でも頑張っている生徒もいる。
一年生はまだまだ。これは当然か。

初任者がいないため今日はラッキーDAYに。
まずは生徒の日記へ魂の(笑?)赤ペン入れ。
渾身の思いを込めて書きつづる。
これに約2時間。
次に,新たなVoyageのためのラベルをテプラで作成。
新しい機種で機能は満載だが,
使いたい機能を調べなければならない。
ナンバリング機能があることを知り,早速活用。
16台ながら,大事な一台一台。
総合の体験先を確認し入力し午前中は終了。

午後の授業は文字による証明と題したが,
正しくは,「無限の数を文字式で表す」かな。

2nという文字式を,文字の達人(?)である教師は軽く見ているが,
生徒にとっては,実はそう簡単ではない。
偶数と2nの関係は,必要十分条件に支えられている。
無限にある数の集合としての理解が必要。
「4nも偶数ではないか?」という生徒の素朴な問いから,
俄然,話が深まる。
本当に知りたいと思うリアルな問いが,授業には必要。
Voyageを持ち込んだが,残念ながらそこまで行かず。
でも,必要な1時間を実感。

そして,第6時は道徳「告知」の3回目。
まずは前回生徒が書いたものを,班の中で紹介。
ちょっとした緊張感を生むために,シールを全員に配り,
自分の心に響いたものに,2枚あげる俳句の投票方式(?)で。
次に,別のグループを作り直して同じことを。
最後にシールの多かった生徒を全体で紹介する。
書いた内容だけでなく,思いを込めて語れるかどうか。
そして,一番最後は
「残りの人生をどう生きたいか」を書かせて終了。

放課後は,いくつかの対応あり。
前面に出てくださる主任に感謝しつつも,
先手の指導の必要性も。
友達との付き合い方について,授業を行いたい。

SCとの話し合いも持ちつつ,今日の道徳を一気にまとめる。
久しぶりの学級通信作成。
真剣に生徒達と向き合ってくださった保護者の思いも熱い。
当然のことながら,生徒達の思いも深く,感謝にあふれている。







打ちながら気持ちが高ぶり,何度か目頭が熱くなる。
久々に深夜まで。

2006年05月09日(火) 仕事配分に迷い
2005年05月09日(月) ( )+( )=−2
2004年05月09日(日) どんな進路指導ができるのか


2007年05月09日(水)



 授業をどう振り返るのか

朝の練習で,フットワークの大切さを改めて感じる。
追い込んでの技を練習するも,まだまだ。

授業は2種類。
式の値と,等式の変形を一気に。

dbookでざっと説明し,あとは音声カードでフォロー。








がんばる生徒の姿がたくさん見える授業はいいもの。

もう1時間は初任者のS先生が参観する授業。
比の性質と,文字式で数を表すもの。
全体的には悪くないのだが,
気になる生徒を巻き込めない。
スタンドアップまで持ち込めず時間切れ。
教師の説明がメインになると,授業は重いものに。
写真を撮るのも忘れていた。

五時間目の学活では,
昨日問題があった授業についての話し合い。
単純に結論が出ると思っていたが,
やんちゃな一人の生徒の本音の発言から流れが変わる。

聞いてみると,なるほどと思うことがある。
そんな発言のできる関係がありがたい。
全員が発言し,いい顔に。
自分にできることを約束し,同時に彼等への願いも語る。

大会前,わずかな時間ながら部活を見る。
ラスト10分をもらって,相面相懸かり。
勢いをどこまで磨けるのか。
まだまだ,気迫が全面に出てくるまでには至らない。


振り返りカードをチェック。
一クラス当たり15分〜20分かかるこの作業。
生徒をつかむことで,
今日の授業を振り返り次の授業を構想する大事な時間だが,
次を構想する余力がなくなる時もある。
授業計画は,生徒に合わせているとはいえ,
流れに任せたままでは改善されない。
時間は限れている。
システムとして,どう変えていくのかを考えたい。
まずは,目的をはっきりさせることからか。

届いたVoyage200を開封し,電池を入れる。
3年前に同じ作業を行ったときには,
責任の重さに,開封する手に汗を掻きながらだった。
「この程度で不安になっては,大願は成就できない」
と自分に言い聞かせながらの作業だった。
以前のような緊張感はなくても,
以前以上に感謝して,きちんと力を発揮しなくては。
新たに16台,以前購入したものと併せて36台。
これで一人一台の体勢になる。
気を引き締めて,思いを高める。
物が増えると,管理も大変になる。
しかし,手間には変えられないものがある。

2006年05月08日(月) 連休明け
2005年05月08日(日) 一人一人と向き合う
2004年05月08日(土) 運は志に対する賜物


2007年05月08日(火)



 盛りだくさんの中で

朝の練習は,錬成会の余韻が残る。
今週の大会に向けて,一年生をどこまで巻き込めるのか。

プラスメッセージの掲示に傷がつけられていて残念。
これで3回目。
どんな思いでこういうことをしているのか。
心に手が届いていない生徒がいるのだ。

授業は文字式の終盤戦に。
音声カード10のトレーニングの後,
式の値と,等式の変形をデジMATHで一気に説明。
カード11を使ったスタンドアップで,後は生徒に任せる。




進んでいるクラスは,比の値。

ここも同様,一気に解説。
教科書では「比の値」をキーワードに
「内項の積=外項の積」を説明しているが,
それよりも,比の性質を帰納的にまとめる方が自分にはしっくり。
生徒の振り返りカードには,
「比例している」という言葉が何人かにあり,うれしい。
さらに,文字式の説明を。
ここも実は難しい話。どこまで,どうすればいいのか。
一次関数とも重なる話でもある。

総合はいよいよだというのに,まだまだ心配。
さらに生徒集会と盛りだくさん。
体育祭の色決め集会。
フリースピーチは盛り上げにはいいのだろうが,
内容はもう一息。
クラスでは気になる話も出されて・・・明日が勝負か。

かなり遅れて部活動へ。
指導してくださる方がたくさんいるのは本当に有り難い。
こういう方がいるから,品格が備わるのだろう。
しかし,目標とされる部として見ると,まだまだ。
大きな宿題をいただいた感じ。

部活ノート,振り返りカードと,見るものがたくさん。
一つ一つ心を込めていきたい。

Voyageが16台届く。
これで一人一台体勢が取れる。
早速手配して下さったことに感謝。
とはいえ今日は荷をほどく時間がないまま。


2006年05月07日(日) 連休最終日
2005年05月07日(土) そば打ち体験
2004年05月07日(金) 考える力を育てるには


2007年05月07日(月)



 連休最終日

連休最終日。
せっかくの休みも今日は雨。
思っているほど,やりたいことは進んでいない。
生徒達もどんな思い出この日を過ごしているのか。

偶然,坂村真民氏の番組の再放送を途中から見る。
ご自身の生き方をそのまま言葉にしているような氏に,
少しでもあやかりたいもの。

科研費の書類をようやくまとめる。
一人一台のVoyageを,まずは文字式のところで使ってみようと思う。
3年生で行ったような授業が,2年生ではどうなるのか。

連絡網をようやく作成。

情熱大陸(二宮和也さん)を途中から見る。
ビデオに録画すべきだった。
自閉症のマラソンランナーを演じる様は,
鳥肌が立つほどのリアルさ。
「僕はアイドルです。」と
力を入れずに語る言葉の裏側に,プライドが見える。


2006年05月06日(土) リフレッシュの休日
2005年05月06日(金) 連休の狭間に
2004年05月06日(木) 選択説明会


2007年05月06日(日)



 やるべきことを書き出すと

こどもの日。
昨日のもみ返しなのか,体が今一さえない。
午前中はのんびりと。

午後から仕事に手をつける。
振り返りカードにペンを入れる。
学び方を高めるコメントが多くうれしい。
振り返りカードの評価項目に追加することに。
やるべきことを書き出すと,何と多いことか。
まずは,科研費の書類をなんとかまとめる。

夕方から弟一家が来て,夕食。
年齢差があってもいとこ同士は楽しいもの。
子ども達も妻もうれしいひととき。

2006年05月05日(金) エコパでの錬成会
2005年05月05日(木) 子供の頃を思い出すこと
2004年05月05日(水) 自分で見つけること


2007年05月05日(土)



 予想もしなかった結果

今日も早朝に学校へ集合しエコパへ。
磐周地区の錬成会。
昨年に続いて,3回目の参加。
生徒には「ベストの行動を取ろう」と話す。
特に「返事」で負けないことを確認する。
行きの車中では,教育論文の書き方についての読書を。
当然のことながら,知らないことがたくさん。
先行研究を調べられない自分が,
論文を書けるのだろうかと思うことも。
データの絞り込みも,
まだよくわかっていないことが見えてくる。

会場前の広場では多くの学校がアップを。
強さの秘密は他校が抜いているところでも
次への意識があるかどうか。
素振りの中でもそれがあることを知り,有り難い限り。
開会式前の指示や開会式での返事は,まだまだ甘い。
ためらいがある中では,何もできない。
昨年も感じたことだが,
本部のH先生語りは品格があり素晴らしい。
威圧するのではなく,しかし,確かに相手の心に届く言葉。
これを自分は学ばなくては。

男子は,力を伸ばしてもらえそうなチームとの対戦。
攻め心構えや,応援で巻き込むことについて,
少しずつ理解していく様子がうかがえる。
さらに全員でベストの試合を求めていく。
2年生の出番でも,3年生ががっちり支えることを指示し,
女子を見に。
2人欠けているけれど,それでも飽くなき探求心。
試合慣れしていない生徒が,試合に慣れてきて,
思いがけない技もいくつか見ることができうれしい。

今日は昼の練習もきちんとできいい感じ。
午後の男子は,午前以上に燃える試合展開。
「俺たちがお前達を応援したように,今度は応援しろ!」
と自信を持って下級生に語る主将は頼もしい。
心で攻めて次を狙うことが,少しずつできるようになってきた。
自信が生徒を成長させる。
心配していたもう一人のエースも復調の兆し。
後半は2年生を出場させて,女子を見に。
これだけのメンバーでも,剣道を楽しむ姿。
キャプテンの溜めて粘っての面は,
もしかしたら夏には大化けの予感さえ感じさせるもの。
転入生のハートの熱さ,挨拶のさわやかさもいい。

閉会式では,誰も予想もしていなかった最優秀校に選出される。
生徒の返事が2テンポほど遅れてなのは,正直なところ。
県外44校,県内40校の中から選ばれる2チームに入るとは。
本当はまだまだその域には達していないが,
でも,がんばればできるというご褒美をもらい,
生徒もこちらもうれしいもの。
申し合わせでも,気迫をさらに込めなくてはと思うのは,
残念ながら,背伸びをしている証拠でもある。
でもその背伸びを続けていけば,いつしか自分のものになるはず。

帰りのバナナは大正解。
気がついたところで続けていこう。

大きなトロフィーを手に学校に戻る。
解散前,保護者からありがたい話いただく。
こんな方々だから,生徒が伸びるのだろう。

さすがに疲れもピーク。
帰宅すると弟が。家族で来ているとのこと。
母が頼んだマッサージ師に兄弟揃って観ていただく。
最近の生活状況では,
気になるところがたくさんあっても不思議はない。



2006年05月04日(木) 反数より減数
2005年05月04日(水) 大蝶杯柔道大会
2004年05月04日(火) 子供とのトランプ


2007年05月04日(金)



 言葉にすると当たり前のことも

さすがに6時集合が辛い朝。
それでも,元気な生徒達を見ると気力は沸いてくる。
県外チームを多数招いての錬成会。
主催者の思いがひしひしと伝わるこの会に,
招待していただける幸せ。
それをどこまで生徒は理解しているのか。

行きのバスで,コーチが熱く指導する中,
申し訳ないが自分は睡眠時間に。
連休で東名も所々で渋滞し,予定より遅れて到着。

西で事故があったようで,
会のスタートが遅れることとなりアップもかなりできありがたい。
男子は,それぞれが課題を持ったままの試合ぶり。
この場でどう高められるのか。
ステージ上での他の顧問の指導から,多くを学ぶ。
「足で打て」「強気で攻めること」
言葉にすると当たり前のことも,
思いを込めて伝えると,
実は当たり前ではないことを強く感じる。
昼の取り組みが甘く,思いを一気に伝える。
やればできることを,本気で取り組まなくては,
あまりに申し訳ない。
そこから,流れが一気に変わる。
本気になれば応援も面白い。
申し合いも県外校から申し込まれるのはうれしいもの。
決して強いチームではないが,
本気の度合いが見ているものを動かす。
まずはここからだと改めて思う。

帰りのバスでもコーチのビデオでの解説。
何ともありがたいが自分は・・・。

明日に向けて,再び気持ちを入れ直す。

2006年05月03日(水) 負けに感謝できるか
2005年05月03日(火) 憲法記念日に
2004年05月03日(月) 大蝶杯柔道大会


2007年05月03日(木)



 何のために

朝の道場清掃も,がんばる生徒とそうでない生徒が見える。
どの生徒も掃除に真剣に取り組む部活でありたいと思う。
生き方の差が,技量の差にもなって表れる。
そこに気がつかせることができれば,話は簡単なのだが,
それができないところが,今の自分の指導力のなさ。
まずは目標としているTOP校よりも,
きちんと清掃ができると自負できる学校でありたい。

授業を変更していただく。

中途半端ながら,他クラスでの問いの広がりを紹介。
デジカメ映像で紹介すべきか。
さらに多項式が分子の分数式について。
何度扱っても,忘れてしまうところ。
そして,ラスト10分程度で
音声カード11の上二段をスタンドアップで理解する時間。
理解するということが,極めて個人的な作業であることを感じる。

引き続いて初任者S先生の授業を拝見。
最初は音声カードから。
音声カードで聞く側の姿勢を問題にするのは,とてもいい。
細かいところで授業を安定化させる指摘も。
トランプゲームは,
何を目指しているのか,伏線としているのか。
授業者がどこまで意識しているのか。
最低レベルのことも,実は難しく感じる生徒がいるはず。
授業最後で扱った,
結合・交換法則も後できちんと扱えるといいのだけれど。

授業後の研修会では,前回よりも要点をまとめられる。
話をこちらがするときの間を,自分も磨かなくてはと思う。

給食時に指示を出して,出張。
こちらの聞く姿勢の問題なのかもしれないが,
一人一人の学びにするためにどうしたらいいのかを
どこまで考えてのプログラムなのか。
この人数を相手に仕組むことの難しさを割り引いても,
参加型の研修会にしないところに無理がある。
研修会の持ち方の研修会に参加したくなる。
分科会も,本時の課題を書いたものがないこともあり,
作成してきた資料に振り回される。
それぞれの思いが詰まったもの。
話の内容も,研修のための会なのか,
個々の授業におけるアイディアなのかブレが出る。
いずれにしてもこれではダメ。
岡山での研修会に強烈に行きたくなる。
終了後,よく知るO先生に思いを伝える。

帰校し,気になる報告を受ける。
自分がいたのなら,どうしたのだろうか。
明日からの錬成会に向け練習を確認。
伸び悩む男子チームがどこまで戦えるのか。
レギュラー二人を欠いた女子がどこまでやれるのか。
どちらも楽しみ。

帰宅し若干遅れて学校の歓迎会へ。
いくつかの話をする中で,
自分の今年の立場が見えてくる。
納得できる判断基準を持つ必要も感じる。
珍しく二次会・三次会と回を重ね,2時過ぎに帰宅。
こういう時間も確かに必要。
とはいえ,今の自分にはなかなか苦しい。


2006年05月02日(火) 大会直前の緊張感の中
2005年05月02日(月) できることをしていかなければ
2004年05月02日(日) 連休2日目


2007年05月02日(水)



 連休の合間に

連休明けながら,
気持ちよく登校できるのは生徒のおかげか。
朝の練習は一年生が参加し始め,
いつもとちょっと違う感じ。
このメンバーを加えた新生T中剣道部がどう育っていくのか。
まずは声が出るチームになることからか。

朝の打ち合わせは話題満載。
それだけ慌てての仕事が多いと言うこと。



毎週1時間ながら,
初任者のS先生に見ていただくのは,いい刺激。

久しぶりに授業をするクラスも。
時間が空いてしまうと,せっかくの問いの連鎖も,
なんだかぼやけてしまう感じになるのは自分だけか。
生徒は,出される問いの広がりを楽しんでいる。
ここでスタンドアップの時間を取れないのが,本当は苦しい。
生徒の問いを拾い上げると,それだけでかなりの時間。
音声カード11をちょっとだけ。
一気に飛ばす授業を見て,どう思ったのか。

続いての総合は,やっぱりビジョンが不十分。
「中学生相手なのだから,目先を変えるべき」という
以前のY主任の言葉が思い出される。
第5時の道徳は,告知の続きを。
保護者に書いていただいた文章を全て自分が読むところから。
様々な人生模様が見えて,それを聞くだけでもいい経験。
さらに,自分が思いを語る。
そして,生徒の結論と学んだことを書く。
書かせるだけで時間切れなのが,何とも惜しい。
どこかで話をさせたいもの。
VLFではないけれど,2時間連続にしたい内容は,
次週,もう一度扱おうかどうしようか・・・

少しだけ部活動に顔を出して,生徒の様子を確認し仕事へ。
選択の名簿を作成。
さすがに疲れが残り,いつもよりも早めの帰宅。

科研費で購入するVoyage200を16台発注。
頭が下がる思いを,実践でお返ししなくては。


2006年05月01日(月) やり直しのチャンス
2005年05月01日(日) 指導者は注意されることが少ない
2004年05月01日(土) 迷い


2007年05月01日(火)
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