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re-invention



 大会直前の緊張感の中

大会前日の朝練。
気合いが入ると思いきや,欠席する生徒もいる。
まだまだ全員で戦うチームになっていない。

職員室前の黒板がまたいい味。
なんでもないけれど,
こんなことを感じて生活できたら,
幸せな気持ちが向こうからやってくるもの。

自分の教室の黒板も,これで3日目に。
内容はまだまだ未熟だけれど,
心を込めて書いた板書を
係でもないのに,自分から,
うれしそうに消してくれる生徒も。
ちいさなことの積み重ね。
続けていこうと思う。




授業は,足し算の意味の発表から。

「変化+変化=変化」の足し算と,
「位置+変化=位置」の足し算。
教科書(デジMATH)では,「変化+変化=変化」でありながら,
0からスタートして,最後は位置に帰着させている。
これと同じ感覚で説明する生徒が多い。
0から動いて−2に行くなら,0+(−5)+(+3)となるはず。
つまり「位置+変化+変化=位置」ならわかるが,
これは (−5)+(+3)=−2の説明とは,ちょっと違う。
これまで何度も足し算を説明させてきたが,
ここきちんと分離できたのは今年が初めてかな。

デジMATHで,矢印が動くのはいい。
(自分のこだわりと,違うのは残念だが。)

クラスによって,ちょっとずつ違うけど,押さえどころは同じ。

ゴルフのスコアでも,二種類の説明が出たのはいい。

進んでいる我がクラスでは
トランプゲームを楽しむ。
欠席の生徒もいて,
自分も一緒に参加。
計算できていない生徒が見えるが,
自分が参加してしまった分,
個別に対応できない。

日記や宿題点検を必死にこなして,研修主任研へ。
道を選んでも,30分以上かかり,気ばかり焦る。
わずか5分で着いた前任校がなつかしい。
研修主任になるのは,もう10年前のこと。
以前は授業の在り方自体を問題にしていたが,
今はマネージメント的なことが主題に。
PDCAがどこまで見えるのか。
講師も受講生も,まだまだ書式に振り回されている感じ。
定量的な評価をきちんとしていないから,
学校や生徒の実態が見えてこない。
だから,次に何をすべきかもあくまで感覚的なものに。
引き継ぎされても,わからないことになる。

その後の班別研修では,小学校の先生から厳しい指摘。
「どうして中学校では全員が授業を公開しないのか。」
忙しいからというのが最大の理由だろうが,小学校との差は何だろう。
浜之郷から学んで・・という話も出て,ちょっとうれしい。
振り返ってみると,自分の研修計画は見にくい内容。
前任者のものをベースにしているが,これではわからない。

急いで帰校し部活を。
30分延長して,下がり技での対応を加える。
最後はメンバー全員から決意の言葉。
「されど勝負は一瞬」
善の修行をしているような日々。
純粋な真っ白な気持ち。
これまで一日たりとも気を抜いた練習はしていない。
けれど,全員が参加できていない。
直前に怪我や体調を崩した生徒もいた。
さあ,どうなるのか。

夜は学年の出発式。
ベテラン揃いの中,4歳下の中堅教員から,
「刺激が欲しい。本気で仕事している方がいて,うれしい。」
との言葉をいただく。
期待に応えられる自分でありたい。
この日は二次会まで。

2005年05月02日(月) できることをしていかなければ
2004年05月02日(日) 連休2日目


2006年05月02日(火)
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