2012年07月18日(水)  「てっぱん」レシピのパンケーキ

ご飯もパンもないとき、ささっと作れる朝食が、パンケーキ。今朝は薄くスライスしたバナナを混ぜて、バナナパンケーキに。


材料は、小麦粉100gに牛乳140ccに卵1個。砂糖は入れなくてもバナナの甘みで十分。

この「粉100g対牛乳140cc」は「てっぱん」のお好み焼きの応用。小麦粉100gに水140ccのバランスで作ると、固すぎず、ゆるすぎず、ちょうどいいやわらかさに。

加えて、「粉と水分を混ぜたら冷蔵庫で寝かす」のが、ふんわり焼き上げるコツ。料理監修のオカズデザインさんにお話を聞きに行ったときに「そうすると、グルテンが『自由』になるんです」と話されたのが印象に残っている。

それ以来、たねを冷蔵庫で寝かせると、自由に飛び回るグルテン君なる妖精めいたものを想像してしまう。

お好み焼きのときは、「切ったキャベツを冷蔵庫に入れて水分を飛ばす」というコツも、お好み焼き監修の佐竹佐知子先生から教わった。これまたお好み焼きの仕上がりがぐんと良くなるので、おためしあれ。

2011年07月18日(月)  充実、充電、ピタパンサンドの休日
2010年07月18日(日)  今日も押しかけ一家
2009年07月18日(土)  荒川自然公園に驚いた
2008年07月18日(金)  マタニティオレンジ312 『JUNO』を観て思い出した9か月
2004年07月18日(日)  ニヤリヒヤリ本『ニッポンの誤植』
2000年07月18日(火)  10年後に掘り出したスケジュール帳より(2010/11/29)


2012年07月15日(日)  北鎌倉のシェアアトリエ「たからの庭」

親しくしている陶芸家の檀上尚亮くんが関わっている北鎌倉のシェアアトリエ「たからの庭」へ。檀ちゃんからはずいぶん話を聞き、写真もたくさん見せてもらい、先月行ったたまからも「すごくいいとこだよ」と自慢されて、期待はふくらむばかり。だったのだけど、

期待以上に、すばらしい場所だった。

いい意味で想像を裏切られたというか、宝石が海の底に眠るように、たからの庭はお寺の境内の奥で静かに時を刻んでいた。


小道を分け入り、「しずかに」の看板をいくつか超えると、かつて陶芸家が暮らしていたというアトリエが見えてくる。

左奥には、のぼり窯。その名も「たからの窯」。昭和10年から40年代にかけて使われた後、永い眠りについていたのだけれど、去年再び火が入った。

薪をくべ、どんどん温度を上げる。二晩寝ずの番をして、千度以上に。このときはまだハ百度台。

いつもあるとは限らない、気まぐれ営業のカフェで、なぜか川越のCOEDOビール。

手作りのフランクフルトとタイカレー。なんとも本格的。それもそのはず、鎌倉山でレストランをされている方が腕をふるっていた。檀ちゃんの陶芸の生徒さんだそう。
陶芸のほか和菓子作りやヨガなどのワークショップがちょくちょく開催されていて、大人気なんだとか。夏休みには子ども講座もあるそう。

たまは勝手知ったる顔で道案内。茂みの奥まで細い小道が。

いい意味で、「手を加えすぎていない」ところが、すごくいい感じ。携帯も通じにくいし、ここでは、五感を働かせて、緑や風や生身の人間との対話を楽しむ。

2011年07月15日(金)  尾道「てっぱん」ツアー1日目
2010年07月15日(木)  LANケーブルを引っこ抜いて仕事はかどる
2008年07月15日(火)  6本めの長編映画『ぼくとママの黄色い自転車』撮影中
2007年07月15日(日)  MCR LABO #4 愛憎@shinjukumura LIVE
2004年07月15日(木)  見守る映画『少女ヘジャル』
2002年07月15日(月)  パコダテ語
2000年07月15日(土)  10年後に掘り出したスケジュール帳より(2010/11/29)


2012年07月14日(土)  次回作はNHKBSプレミアム「そこをなんとか」

本日情報解禁。

朝ドラ「てっぱん」
よる★ドラ「ビターシュガー」
アニメ「おじゃる丸スペシャル 銀河がマロを呼んでいる〜ふたりのねがい星〜」
FMシアター「金魚鉢の教室」

と来て、次の作品は、

BSプレミアムドラマ「そこをなんとか」

またまたNHK。

プロデューサーはまたまた後藤高久さん。朝ドラ「つばさ」が縁で「ビターシュガー」に声をかけてくださり、今回で3度目。

脚本は横田理恵さんと。「ごくせん」とか「1リットルの涙」とか、あの作品もこの作品も横田さん!なぐらい、たくさん書かれていて、さすが百戦錬磨の仕事ぶり。勉強になりました〜。打ち合わせの合間の雑談も楽しくて、ドラマ「そこなん」は、お菓子(演出の片岡敬司さんと一色隆司さんがそろって甘いもの好き)と笑いのたえない会議から明るく楽しく誕生。

原作は麻生みことさんの同名漫画『そこをなんとか』。



愛せるキャラクターぞろいで、エピソードは笑いあり涙あり。今まで映像化されなかったのが不思議なぐらい。難しい法律用語も、キャバ嬢上がりの弁護士楽子ちゃんのためにわかりやすーく噛み砕いてくれているので、弁護士もの初挑戦のわたしにも、するする読めた。

これを読んでドラマの予習をすれば、法律の知識もバッチリ身について、一石二鳥。

ヒロイン・改世楽子役に本仮屋ユイカさん、ボス弁・菅原耕太郎役に大友康平さん、アニ弁・東海林弘明役に市川猿之助さん、事務員・久保田亜紀役にMEGUMIさん、東海林の元彼女で修習同期の弁護士・中道志織役に井上和香さん(つじふさえ〜)、中道の後輩弁護士で楽子の修習同期の赤星光貴役に五十嵐隼士さん。

放送は10月NHKBSプレミアムにて。

2010年07月14日(水)  「いつか公平」つかこうへいさんの祈り
2009年07月14日(火)  「好き!」を見せるとトクをする
2008年07月14日(月)  英国ロイヤル・バレエ団 日本公演2008『眠れる森の美女』
2007年07月14日(土)  マタニティオレンジ146 コンロの火を消した犯人
2002年07月14日(日)  戯曲にしたい「こころ」の話
2000年07月14日(金)  10年後に掘り出したスケジュール帳より(2010/11/29)


2012年07月12日(木)  なんだかモヤッとする文京区育成室保育料激変値上げ

はじまりは、7月3日に保育園で配られた一枚のプリント。5歳児クラスの保護者向けに、育成室の料金改定の説明会をやりますという告知と、日時と場所が記されていた。

「ふうん、料金変わるんだー。説明会開くってことは値上げだろうね」

他のお母さんたちも似たり寄ったりな反応だったよう。

そしたら、上の子を育成に通わせているお母さんが
「知ってます? 月額4千円から1万円に値上げするそうですよ」

ええっ、それはまたいきなり乱暴な!
月々6千円、一年で7万2千円、1年生から3年生まで3年間通わせたら、21万6千円の負担増!
わにのだんす』(税込み788円)が274冊買えて、88円おつりが来る!



子育て世代に一冊のわにを買ってもらうありがたさが身にしみているので、わにに置き換えると、わたし的には事の重大さがよくわかる。もっと簡単に言えば、1000円の本を216冊買えるお値段。

これはおおごとだ!
なのに、この、情報なさすぎな説明会告知は何?

同じ保育園のお母さんと、「電気代の値上げや消費税引き上げでこんな大騒ぎしているのに、その何倍もの値上げをしれっとする気なのかー!」とあきれたり怒ったり。

そうしたら、7月9日に文京区のサイトに「修正案」が出された(こちら)。7月6日付となっているので、プリントが配られてから、あちこちから「いくらなんでも!」と非難が押し寄せたのかもしれない。

それによると「激変緩和」の観点から、一気に1万円に上げるのではなく、25年度は千円アップの月々5千円、26年度はさらに千円アップの月々6千円、27年度はさらにさらに千円アップの月々7千円に上げる案に修正したとのこと。

計算し直すと、3年間で7万2千円の負担増。わにに換算すると、91冊買えて、おつりが292円。

当初の3分の1に減って、14万4千円浮いちゃった……と数字のマジックにだまされてはいけない。

激変緩和になってません!

なので、行ってきました説明会。

19時に始まって、区役所職員からの説明が約20分、その後質疑応答が1時間の予定だったのだけど、ツッコミどころ満載の値上げ案に鋭い質問が続出。「あと15分で予定時間」と言われたところで、まだ質問したい人が12名。結局、2時間にわたって白熱の質疑応答が繰り広げられることに。

これが面白かった!

面白がっていいのかわからないけれど、皆さんの質問と区の担当者の答えの応酬を聞いていると、いろんなことが見えてきて、勉強になったし、考えさせられたし、頭も心もフル稼働の2時間。

毎年、確定申告で所得税を取り返したと思ったら、その後に住民税の請求がどかっと来て、試合に勝って勝負に負けた気分を味わっているのだけど、その負けの元を取れているのかどうかの検証をする機会を逃していた。

しっかり納めているんだから、使い道まで見届けないとね。

説明会で何度も出て来た「応能負担」と「応益負担」という言葉。「応能負担」は払える能力に応じて負担する形で、保育園保育料はこれにあたる。一方「応益負担」は受けた利益に応じて負担する形で、育成室保育料はこれにあたる。

保育園から育成室に上がると、保育料のありようも変わる。

で、「応益負担」とセットで出て来た「受益者負担の適正化」という言葉。利益(サービス)を受けている人と受けていない人の間の不公平感をならしましょうという考えだそうで、文京区が出して来たのが、「性質に基づく行政サービスの分類」というざっくりとした4分割。

第1区分(公共的・必需的) 利用者負担割合=0%
公共性が高く、民間での提供が難しく、住民の大半が利用する必需的なサービス
(公園・児童遊園・遊び場、公衆便所)

第2区分(公共的・選択的) 利用者負担割合=50%
公共性は高いが、選択性も高く、特定の住民の生活や余暇をより快適で潤いのあるものとするサービス
(区民会議室、交流館、地域アカデミーなど)

第3区分(市場的・選択的) 利用者負担割合=100%
民間でも提供され、選択性も高く、特定の住民の生活や余暇をより快適で潤いのあるものとするサービス
(響きの森文京公会堂、スポーツ施設、八ヶ岳高原学園施設開放、駐車場など)

第4区分(市場的・必需的) 利用者負担割合=25%
民間でも提供しているサービスだが、住民に必要とされる社会保障的要素を含むサービス
(育成室、幼稚園)

なんとも、ざっくり。0%と50%の間を取って25%なのか!?

質疑応答では、25%の根拠は?に質問が集中。

そもそも当初案の「月額1万円」は、「一人あたり月額42100円コストがかかっていて、その25%」からはじき出されたものらしい。

「4万2100円は何を積み上げた数字?」という質問に、
「年間にかかるコスト5億9628万9千円を22年度4月1日の定数1178人かける12か月で割ったもの」との回答。
6億弱のコストの大半を占める約5億5千円が人件費とのことで、その内訳も示された。

常勤職員の平均給与が806万5千円で、かける49人で約4億。
再任用が一人あたり422万円で5人で約2100万円。
他に非常勤やアルバイト代。

「職員の給与は適正なのか?」の質問が飛んだ。
現場で子どもと接している人が十分にもらっていないのでは、という声。
49人の常勤職員の内訳も気になるところ。
「そもそも人件費を計算に入れるのはおかしい」という声も。

月々4万2100円かかっているという根拠も、25%という料率の根拠も不明瞭。
なので、区が挙げている「1万円」という数字には説得力がない。

でも、区側はこの「1万円」になるべく早く近づけたくて、年に千円ずつ上げるところは守りたい様子。

平成14年から10年間月額4千円を守って来たのに、ここに来て3年連続千円の値上げ。さらにその後も1万円に近づけていきたいという。

わたしもここは黙ってはおれぬと質問。
「せめて5000円に値上げして数年据え置く考えはないんですか?」
答えは「ありません」
「過去に文京区でこれだけ劇的に受益者負担増を強いた例はありますか?」
答えはこれまた「ありません」
もちろん、そういう答え方はしなくて、6%ぐらい値上げした例を出して来たのだけど、「全然ケタが違いますよね?20%級の値上げを3年連続ですよ?」

金額だけでいうと、数年前の保育料の値上げのほうが大きかったけれど、今回問題なのは、その「値上げ幅」。財政状況が悪化しているわけでもないのに、なぜ「激変」値上げを急ぐのでしょう。

くどいですけど、年に月額千円ずつアップ(年1万2千円)の3年連続は、「激変」です。いきなり1万円に比べて「緩和」と呼ぶのはふさわしくありません。

しかも、「減免規定の見直し」により、これまで「義務教育未修了児童がいる世帯は保育料2割減」だったのを廃止するという。つまり、「月々4千円の2割減で3200円」を心づもりしていた世帯は、25年度は「月々3200円のはずが1800円負担増の5千円」になる計算。月々800円が3年分積もると、800円×36か月=28800円。これに先ほどの7万2千円を足すと、3年で100800円の負担増となる。

またまたわにに換算すると、127.9冊。(127冊+おつり724円)



さて、この「2割減額」を受けている人数は?
「現在育成に通っている1144人中、過半数の577人」とのこと。

きょうだいのいる方々、2割減額廃止は大問題です!

一方、「住民税所得割4万円以下世帯は5割減額」を代わりに実施の予定で、こちらが適用されるのは1割程度の予想とのこと。

「文京区の財政状況は厳しくないのに、なぜ今急な値上げが必要なのか?」
「財政が逼迫している目黒区では、今度値上げして8千円になるらしいが、無料の区もある」
「23区でトップクラスの保育料になってしまうが、サービスは充実していない」
「値上げするのなら、運営時間の拡大を。(保育園は7時15分からなのに育成室は8時45分から。子どもに鍵を預けて先に出る親も)」

といった意見が出るなかで、「子育て支援を諦めるのか?」「文京区は子育ての看板を下ろすべき」といった区長への手厳しい意見が目立った。

育休を取り、「イクメン区長」を名乗っている成澤区長は、どういう想いでこの値上げ案を議会にかけようとしているのか。ぜひご本人の口から聞いてみたかった。

「保育料が値上げされたとして、浮いた分の税金は何に使われるのか?」と質問された方がいた。せめて、それが文京区の子育て環境の改善のために使われるのならば、という願い。そう、みんな、自分の財布の心配だけして集まってきたのではない。いきなり子育て世代に「激変」的な負担増を強いろうとしている文京区が、どういうつもりなのか、そこをしっかり聞いておこうと仕事を終えた平日の夜に集まってきた。

不親切なプリントに始まり、親の間を戸惑いや怒りが駆け巡り、これまた急な修正案を複雑な思いで受け止め、親同士で話題にし、家庭で話し合い、今夜の説明会に臨んだ。

その親たちの想いを、受け止めてもらえただろうか。

わたし自身は、かつてなく「税金の使い道」について真剣に考える機会をもらった。

何年か前の保育園保育料の値上げのときは、いつの間にか決まっていて、流されるように受け入れたし、今回の件も、父母の会の役員をしていなかったら、ここまで前のめりにはならなかったと思う。

根拠のない数字にも、進め方にも「モヤッ」とする。子育ての現場から離れた人たちが机の上ではじき出した数字が勝手に目標値にされ、そこを議会で通すための手続きが進められていて、民意なるものは置いてけぼり。

「一応説明会やります」のポーズとも思えるような、あの不親切な告知プリントがそれを象徴しているように感じる。

「今日の説明会はどういう位置づけですか?」と質問された方もいた。説明会で説明責任を果たした、ではなく、ここで出た意見が次の改定案につながるのか。2時間の質疑応答で出た意見を、さすがに「なかったこと」にはできないだろうけれど、成澤区長にも今一度考え直していただきたい。

育成室のある3年間のおかげで仕事を続けられる人は、その後も納税し続けるわけで、今回の「改悪料金案」は文京区に納税する意欲を「激減」させてしまうのでは、と心配している。

説明会に出てみて、値上げ案が「しく」だという想いを強くしたけれど、区民が集まって区政に声を届ける、こういう機会があるのは良いなと思った。おそらくこれまでにも機会はあって、わたしが見過ごしたり尻込みしたりしていたのだろうけれど、行って良かったと思ったし、これからも機会があれば首を突っ込んでいこうと思った。

たまたま父母の会つながりで最近メールでやりとりをしていて、お互い「会いたいですね」と言っていた区議の海津敦子さんがこの問題にがっつり取り組まれていて、説明会の後にお話しできた。とても刺激的で勉強になりましたと感想を伝えると、「区議会はもっとネタの宝庫ですよ。ぜひ見に来てください」と海津さん。

帰り道、「たまのおかげで、普段なら行かないところに行けたよ。ありがと」と言った。

追記(2012年9月13日)
ちょっと待った!
この唐突で強引な値上げ案が9月の議会に提案され、可決されようとしています。これだけの激変値上げでありながら、より影響を受ける4歳児クラス以下には、説明会のお知らせもされていません。急いで可決する理由はまったくないので、じっくり議論を、そして、納得のいく根拠を示してもらえるよう、文京区に声を届けたいと思います。

区民の方も、そうでない方も、こちらのフォームから声を届けられます。9/19に行財政システム調査特別委員会で減免規定の見直しが、9/24の文教委員会で育成室保育料の改定が審議、議決されるようです。時間がありませんが、会議室の机の内側だけを見て出て来た根拠のない数字に、生活者の実感の声を届けて、ブレーキをかけてください。

2010年07月12日(月)  7/21多摩で『ぼくとママの黄色い自転車』野外上映
2009年07月12日(日)  朝ドラ「つばさ」第16週は「嵐の中で」&「ラジオぽてとin渋谷」
2008年07月12日(土)  ログ解析〜みなさんどこから飛んで来るの?
2005年07月12日(火)  『子ぎつねヘレン』打ち上げで ipodをゲット
2003年07月12日(土)  15年目の同窓会
2002年07月12日(金)  『真夜中のアンデルセン』小原孝さんのピアノ収録
2000年07月12日(水)  10年後に掘り出したスケジュール帳より(2010/11/29)


2012年07月11日(水)  新居緑化計画


弟分パキラに「あきら」と名づけた、たま。
じゃあ他の植物にも名前つけてとリクエスト。

これは?「のびちゃん」


これは?「ちゅうぐらいの、のびちゃん」(のびちゃんをカットして、水に差しています)


これは?「かわでかちゃん」(かわいくて、でかいから)


以上3名は、スポットライトのダクトレールに吊り下げフックをかけ、そこから吊るしている。スポットライトを追加購入したエレック・ラボ楽天店にて、ひとつ190円で購入。

スポットライトは電球つきで980円。探し出したときは、リフォームを担当した建築家マツエに「イマイは安くていいものを見つけるのがうまい」とほめられた。

観葉植物を鳥かごに入れたら可愛いと思って、ネットで探したら、merci present楽天店にてグリーンが映えそうなシンプルなものが見つかった。

じゃあ、これは?右が「なっつちゃん」(ココナッツの殻に入っているから)で、左が「どくちゃん」(毒を持っていそうだから)。


この二人が鎮座するどっしりした木箱は、足場として使われていたという古材をリサイクルしたもの。その名もOLD ASHIBAシリーズ。時間をかけて刻まれた傷が、なんともいい味。

気に入って、書斎のデスクの足にも採用。


クローゼットの天板だった横長の板をデスク天板にしたのだけど、これまでは引越のダンボールを足代わりにしていた。ちょうど天板の奥行きとほぼ同じ奥行きのOLD ASHIBA箱があり、あつらえたようにぴったり、いい感じ。

これまた見つけたのは、WOODPRO楽天店。

気がつけば、欲しいものはまず楽天で探す思考回路に。楽天の術中にはまり、すっかり囲い込まれている。限りなくウッドデッキに近いウッドボードなるものもWOODPRO楽天店で発見……。楽天のおかげで(!?)新居緑化計画は着々。

2010年07月11日(日)  葉書をなくしても投票できた
2009年07月11日(土)  川越でおいしいものと「ちゅばさ」探し
2008年07月11日(金)  マタニティオレンジ310 「きー」ときどき「あれ?」
2007年07月11日(水)  マタニティオレンジ145 皆様のおかげの空の旅
2004年07月11日(日)  ヤニィーズ第7回公演『ニホンノミチ』
2002年07月11日(木)  映画『桃源郷の人々』
2000年07月11日(火)  10年後に掘り出したスケジュール帳より(2010/11/28)


2012年07月10日(火)  「パキラのアキラ」と「たまママ漫才」

新居祝いにパキラを頂いて、元々あったパキラと鉢が二つになった。大きいほうは贈り主の名前をもらって「ますみさんの木」。じゃあ小さいほうに名前をつけてと言うと、「あきら」とたま。



パキラの弟分、アキラ。

直球やけど、センスあるやん。大阪人ダジャレDNAはしっかり受け継がれている様子。

晩ごはんの後、二人で、携帯電話だと思ったら魚だった、バナナだった、トマトだった……とボケネタを出し合い、即興で続きを膨らませていったら、漫才っぽいものになった。たまはずいぶんボケツッコミがわかってきて、いいネタを投げてくる。

これ持ちネタにしよっか、と頭からおさらい。

たまママ漫才 魚ケータイ編

たま「どうもー、たまでーす」
ママ「ママでーす。ふたりあわせて」
たま・ママ「たまママでーす」
ママ「ツゥルル、ツゥルル」
たま「ママ、でんわきてるよ」
ママ「はいもしもし? あれ? なんか、電話遠いんですけどー。それに、電話はねてるし」
たま「それ、でんわやなくて、さかなや!」
ママ「うわ、魚やったんかー。ほな、焼こか。ジュワー。ほな、食べよか」
たま「はい、ごはん」
ママ「ありがとう。気がきくねー。うわ、食べても食べても減らんねんけど」
たま「それ、おちゃわんやなくて、バケツや!」
ママ「うわ、食べすぎてしもた。ほな走ろか。あれ? なんや、走っても走っても前進まへんで」
たま「それ、くつやなくて、げたや!」
ママ「ほんなら、祭り行こか。わっしょいわっしょい。あれ? なんでうちらしかおらんの?」
たま「きょうは、まつりのひとちゃうからや!」
ママ「ほな、みんな呼ぼ。ケータイないと呼ばれへん。うち帰って探そか。うわ、魚と間違えて、焼いてしもてた」
たま・ママ「どっひゃー!」

たまママ漫才 バナナケータイ編

たま「どうもー、たまでーす」
ママ「ママでーす。ふたりあわせて」
たま・ママ「たまママでーす」
ママ「ツゥルル、ツゥルル」
たま「ママ、でんわきてるよ」
ママ「はいもしもし? あれ? なんか、電話遠いんですけどー。それに、電話すべるし」
たま「それ、バナナやん!」
ママ「え? バナナ? ほな食べよか。たまちゃんおいしい?」
たま「おいしい」
ママ「ママも食べよ。もぐもぐ……うわ、このバナナ、渋くて全然甘ないなー」
たま「それ、バナナのかわやん!」
ママ「うわ、しもたー。ほな、残った皮で、すべってみよか。つるん、うわーどこまで飛んで行くんやー」
たま「すかいつりーまでとんでいくー」
ママ「うわ、おしりになんかささってるで」
たま「いたいいたい」
ママ「おしりに、スカイツリーささってるやん。今抜いたるわ。よっこらしょ。うわ、スカイツリー抜いたら、横倒しになってしもた。元に戻そか。よっこらしょ」
たま「うわー、むこうにたおれちゃったー」
ママ「たまちゃん、あっちから押して。よっこらしょ」
たま「うわー、こんどは、そっちにたおれちゃったー」
ママ「もいっかい押そか。よっこらしょー」
たま「うわー、またあっちたおれちゃったー」
ママ「ちょっとちょっと、みんな乗らんといて〜。これシーソーちゃうよー。シーソーちゃいますからー」

たまママ漫才、機会があれば披露いたします。

「トマトケータイ編」は、電話を握り締めたら汁が飛んできて、トマトだとわかったのでミートソースを作ることにしたら、肉が入ってない……という流れになったのだけど、そこから先が膨らまず、未完成。

2011年07月10日(日)  「無農薬で米作りから酒造りを楽しむ会」草取り編
2010年07月10日(土)  ルーフバルコニーのある暮らし
2009年07月10日(金)  リチャード・ギアが「ヘァチ」と呼ぶ謎『HACHI 約束の犬』
2008年07月10日(木)  脚本家デビュー9周年
2007年07月10日(火)  マタニティオレンジ144 離乳食も食いだおれ
2005年07月10日(日)  12歳、花の応援団に入部。
2003年07月10日(木)  三宅麻衣「猫に表具」展
2002年07月10日(水)  『朝2時起きで、なんでもできる!』(枝廣淳子)
2000年07月10日(月)  10年後に掘り出したスケジュール帳より(2010/11/28)


2012年07月03日(火)  でんでん虫のでんこちゃん

保育園の前で、手を器にしてかたつむりを持って来られたご婦人に声をかけられた。近所でつかまえたのだという。誰か飼わないかしらとおっしゃるので、いただきますと手を出して、連れて帰った。

子どもの頃からのあだ名はマイマイで、かたつむりには親しみがある。去年ついに会えた同姓同名の今井雅子さんもマイマイだったらしく、先日facebookでかたつむりのことを書かれていた。

大きいのから小さいのまで6匹。キャベツを食べると言われたので、キャベツの芯を入れ、ジャングルジム代わりに観葉植物を入れ、水場も作ってみた。

保育園から帰ったたまは、大興奮。クラスでもかたつむりを飼っていて、ときどきお世話係が回ってくるようだけど、自分の家で飼うのは格別のよう。

観察してなんかしゃべってみてとカメラを向けると、実況中継を始めた。かたつむりを前に自由にしゃべってと言われても大人は困るけれど、子どもは伸び伸びと見たまま感じたままを言葉にする。

「でんこちゃん、なにやってるんですかー?……むしですか」がオチになっている(無視と虫を無意識に掛けた!?)実況その1。


「さあて、でんこちゃんはなにをしているのでしょう?」の5択の5番目「じぶんのせかいにはいってる」が可笑しい実況その2。

その昔「でんでん虫のでんこちゃん〜♪」という歌が流行ったのを、たまは知らないはずだけど、懐かしく思い出した。

七夕の短冊にたまは「ままにもうひとりあかちゃんがうまれますように」と書き、日頃から「いもうとおとうとかいぬがほしい」と言い続けているのだけど、かたつむりでどうでしょう?

2010年07月03日(土)  子どもが時を刻んでいる
2009年07月03日(金)  なぜかショップ99で話しかけられる
2008年07月03日(木)  マタニティオレンジ307 シール貼り放題!段ボールハウス 
2007年07月03日(火)  マタニティオレンジ140 七夕に願うこと
2005年07月03日(日)  親子2代でご近所仲間の会
2000年07月03日(月)  10年後に掘り出したスケジュール帳より(2010/11/28)


2012年07月02日(月)  「ありがとう」と「ごめんね」と「だいすき」

部屋を掃除していたら、たまと交わした手紙が出て来た。

覚えたてのひらがなで単語を書き連ねていたかと思ったら、いつの間にか文章を綴れるようになった。5歳児の進化はめざましい。保育園の女の子の間では「おてがみこうかん」が流行っているらしく「ままもおてがみかいて」と言うので、あらたまってしたためた。


たまへ
ままの こどもに 
うまれて きてくれて ありがとう。
たまの おかげで まいにち 
たくさん わらって います。
まいにち たのしいね。
たまと しゅみ おんなじだね。
たまも おへんじ かいてね。
              ママ

すぐに返事が来た。


ままへ おてがみありがとう 
たますごくうれしいよ 
まいにちままはいるおかげでたのしいよ

その数日後に、テーブル引火事件(>>>2012年06月19日(火) 小さな焦げ跡より大きな傷)が起きたときにやりとりした手紙も出て来た。


たまへ
おこってごめんね。
こわかったね。
けがしなくてよかったね。
いっしょにあそぼ。
         ママ


ままさっきはごめんね
たまもどるよ
いっしょにあそぼ
さっきまま
ままのばか

「さっきまま ままのばか」に想いがこもっている。小さな握りこぶしで母親をたたくような、この10文字の台詞は、大人には書けない。

そういえば、先日、たまの友だちのA子ちゃんが、だだをこねてママに叱られ、口ごたえしたらさらに叱られ、収拾がつかなくなる出来事があった。A子ちゃんをママから離して涙をさまさせてから「たまちゃんママも一緒に謝るから、ママにごめんなさいしよう」と促すと、「わるいことしてないから、ごめんなさいしない!」と譲らない。「だったら、心配してくれてありがとうって言おっか」と言うと、こくんとうなずいた。

去年連載した小説「ルミチカ」(NHKオンラインで公開中)の中に「ありがとうもごめんねも大好きってこと」という台詞を書いたのだけど、子どもと向き合っていると、このシンプルな二つの言葉は、I Love Youの言い換えなんだと感じることがよくある。

大好きな人に対して使うとき、「ありがとう」と「ごめんね」はとても近い場所にある。

2010年07月02日(金)  「千回おめでとう」の千賀と再会
2009年07月02日(木)  「胸が痛む」のではなく「おっぱいが泣く」という感覚
2008年07月02日(水)  マタニティオレンジ306 雨の日も風邪の日もビデオ三昧
2007年07月02日(月)  マタニティオレンジ139 マジシャン・タマチョス
2006年07月02日(日)  メイク・ア・ウィッシュの大野さん
2005年07月02日(土)  今日はハートを飾る日
2004年07月02日(金)  劇団←女主人から最も離れて座る公演『Kyo-Iku?』


2012年06月27日(水)  豚まんクーラーはないけれど

先日、映画関係のプロデューサーや監督と雑談していて、わたしが引っ越した話をしたところ「脚本家今井雅子の家にはコレがある!という目玉を作るべし」と言われた。

堂々たるウォーターベッドが鎮座ましている、とか、
雄々しいドーベルマンを飼っている、とか。

「うちは、観葉植物がたくさんありますけど」と言うと、
「そんなんじゃインパクトがない」とダメ出しされ、
「5歳の娘がアフロのかつらをかぶせてくれます」と言うと、
「もっとこう、作品と直結した何か!」を求められ、
「鉄板をデスクにしているとか、ワインクーラーならぬ豚まんクーラーがあるとか」という話に落ち着いた。

豚まんクーラー? なんじゃそりゃ。
お好み焼きぐらいは焼きますけど。

他の脚本家よりもたくさん持っているものといえば、たぶん、観葉植物。引っ越して以来、ちょこちょこと買い集めて、めざせジャングルな勢いで増殖中。

そんなわけで、テレビ脚本デビュー作「彼女たちの獣医学入門」でお世話になった獣医の石井万寿美さんから新居祝いのリクエストを聞かれて、「観葉植物」をお願いしたら、



どーんと、すごいのが届いた。木陰で涼めそうな立派なパキラの寄せ植え。

百均で買ったサボテンや157円のミニ観葉がちょこまかと並ぶ中に、いきなり大王降臨の風情。

その上にあるのは、ネットで一目惚れして、一家でお世話になっているUさんに新居祝いにリクエストしたmidorie(ミドリエ)。サントリーが開発した軽い素材が土代わりで、水を入れても1キロ足らずという超軽量ゆえ壁にかけて絵画のようにグリーンを楽しめるスグレモノ。




絵画のようだけど日々変化するのが、midorieの面白いところ。わが家にやってきたひと月半前と比べると、ずいぶん成長したのがわかる。

贈ってくださったUさんはご自宅用にもmidorieを買い求められた。「お宅のミドリエちゃんはどうですか?」と育ち具合を尋ねあっている。

Uさんのmidorie、万寿美さんの木、と水やりしながら、贈り主に想いを馳せる。「育つプレゼント」は、贈り贈られる人間関係も育まれるようで、じっくり楽しめる。

2010年06月27日(日)  子守話115「デニズとデニーズズ」
2008年06月27日(金)  マタニティオレンジ303 幻の一発芸、体文字の「TAMA」
2007年06月27日(水)  中国経絡気功整体の大先生
2002年06月27日(木)  泉北コミュニティ


2012年06月26日(火)  地上350メートル

さて、これはなんでしょう。



たまがカメラをぐるぐる回しながら撮って、色とりどりの光がブレたもの。


柱越しに撮っています。


左上の赤い光、東京タワーがヒント。


答えは、東京スカイツリー。中国語表記で「東京大空樹」となるはずが商標登録されていて「東京晴空塔」になったと先日の中国語教室で習ったばかり。


地上350メートルで食べるソフトクリーム。これが期待以上。カプチーノも泡しっかりで、なかなかおいしい。


下のソラマチの輸入チーズ屋さんで食べたチーズソフトも、また食べたい味。ソラマチ散策も楽しくて、たまはムックを愛読しているQ-potのショップを見つけて興奮。


お月様も地上で見るのとなんだか違って、不思議な感じ。


ブレたお月様。


到着したときは、ちょうどお日様が沈む頃。


たまは、夜景よりもブレ写真撮影が楽しくて、ミナ ペルホネン(minä perhonen=フィンランドの言葉で「私のちょうちょ」)の制服を着た案内のお兄さんお姉さんに相手にしてもらい、最後は一緒になってエレベーターを下りてきたお客さんを出迎え、「いらっしゃいませ」。

でも、エレベーターを下りた人たちの視線は、目の前のガラス張りの壁越しの東京の夜景に釘づけ。腰のあたりで手を振っている5歳児に気づいた人はいなかった。

日時指定料500円を足して2500円の元は取った。7/11からは当日券も発売されるので、2000円で地上350メートルへ。さらに上まで登るには、プラス1000円。

お土産も強気な山の上価格。そらからちゃんのノートがたしか350円。そのノートに、登った日の夜も次の朝もスカイツリーの思い出を綴ってくれた。

「きのうはすかいつりーにいきました で たまちゃんはすごくたのしくて おうちにかえったらばたっとねてしまいました でもすごくたのしかったです すかいつりいはすごくたかくこれぐらいでした」

2011年06月26日(日)  サンリオピューロランドを「たまセンター」と呼ぶ
2010年06月26日(土)  JAGDA新人作家展とキャンドル展とことりっぷ
2009年06月26日(金)  江ノ島の大道芸人「のぢぞう」さん
2008年06月26日(木)  知らなかった、大坂夏の陣『戦国のゲルニカ』 
2007年06月26日(火)  マタニティオレンジ136 サロン井戸端
2004年06月26日(土)  映画『マチコのかたち』

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