2013年01月28日(月)  ほねは、のこる。じゃあ、こころは?

ご近所さんが亡くなったと聞き、6歳娘のたまに保育園の帰り道そのことを伝えた。

「お悔やみのお花を届けに行こうか」と言うと、
「たまちゃん、おじさんのこと、おぼえてる。たまちゃんがおはなをえらぶ」と言い、薄いピンクのガーベラを中心に白とピンクのお花に。

花を包む紙は、ピンクかグリーンがいいのでは、とわたしが言ったところ、どうしても「あおがいい!」と言い張った。

ご近所さんのお宅を訪問し、花を手向けるときに、
「紙は青がいいってきかなくて」と伝えると、
「主人の好きな色、どうしてわかったんですか。骨壺は青磁にしたんですよ」と夫人。

偶然なのか、子どもならではの直感なのかわからないけれど、とても喜んでくださった。「たまちゃんにあげようか」と話されていたというディズニーキャラクターのタオルをいただいて帰った。

「おじさん、どこにいたの?」と聞くので、
「骨になって、あの箱の中にいたんだよ」と答えると、
「どうやってほねになったの?」

遺体を「焼く」と言うと、お魚のようにこんがり焼き目をつけるのを想像してしまうだろうなと思い、
「燃やして骨にするんだよ」と話すと、
「そしたら、はは、どうなるの?」と聞くので、
「はも、ほねといっしょにのこるんだよ」と答えると、

「じゃあ、こころは?」

こころはねえ……と少し考えて、
「心は、会った人たちの心に残るんだよ」と答えた。

人が死ぬということについて、どれぐらいわかっているんだろうと思っていたのだけど、だいぶわかっていたんだなあと実感。

そして、「遺体を燃やしたら、心はどこへ行くのか?」という質問に、哲学を感じた。

形のある骨は、残る。
形のない心は、誰かの心に宿る。

形として、残るもの。
別な形で、残るもの。

今の家に越してきてからのご近所さんなので、おつきあいは短く、お会いしたのも数えるほど。それでも、たまの心に「さんたさんみたいなひとだったね」とあたたかいものを残してくれたおじさん、ありがとうございました。

2011年01月28日(金)  早朝は昼の倍はかどる
2010年01月28日(木)  スクリーンで、DVDで、THIS IS IT!
2008年01月28日(月)  マタニティオレンジ229 子守話3「道」
2007年01月28日(日)  マタニティオレンジ66 贅沢なお産
2006年01月28日(土)  映画関係者の『女正月』に初参加
2005年01月28日(金)  G-upプロデュース公演『ブレインズ』
2004年01月28日(水)  舞台『クレオパトラの鼻』(作・演出:上杉祥三)
2002年01月28日(月)  心意気


2013年01月27日(日)  大人になって出会うスケート

昨日の午後、保育園のお友だちとスケートへ。
負けず嫌いの二人、互いに負けじと3時間滑って、ずいぶん上達。一人ずつ来てたら、さっさと引き上げていたね、とお母さん同士で笑った。

家に帰り、「あしたもいく!」と張り切っていた、たま。
まさかと思ったら、今日わたしが保育園の役員会へ行ってる間にパパとスケートへ。

わたしも午後から合流。たまは、今日は4時間滑り、2日で7時間。
昨日はヨチヨチ歩いていたのが、今日は膝を使って氷を蹴れるように。

カメラを持って行くのを忘れたので、腹ごしらえの朝食のオムライスを。



習い事はまださせてないけれど、たまが興味を持って「やりたい!」と食いついたものにつきあえるだけの時間や体力の余裕を親は持っていたいなと思う。

いい年した大人だけだと、スケートに行こうなんて話しにはなかなかならないけれど、子どもにつきあわされて、わたしもダンナも上達。子どもの頃よく滑りに行ってたわたしも、ほとんど滑らなかったダンナも、40過ぎて、もう一度スケートと出会い、どうやったらあんな風に滑れるのかとうまい人を見て試行錯誤している。

子どももまた、親の眠っている力を覚まさせてくれる。

2011年01月27日(木)  「てっぱん」第18週「帰って来たヨッパライ」放送中
2010年01月27日(水)  折り紙やら折り句やら
2008年01月27日(日)  マタニティオレンジ228 クリスマス・クッキーハウス解体
2007年01月27日(土)  マタニティオレンジ65 赤ちゃんの集客力
2005年01月27日(木)  石井万寿美さんとお茶
2004年01月27日(火)  映画『問題のない私たち』(脚本・監督:森岡利行)
2002年01月27日(日)  詩人


2013年01月26日(土)  ねずみクッキーのグミのしっぽ

ピンポーン、と郵便屋さんが届けてくれたのは、くまとねずみのクッキー。



ウェディングケーキを作ってもらった縁で親しくしているパティシエのはちみつ先生こと矢澤亜紀子ちゃんから。

お料理への好奇心も人一倍のはちみつ先生。わが家にお好み焼きの作り方を教わりに来る予定だったのだけど、来られなくなり、代わりにくまとねずみがご挨拶。

「ありがとうー」とお礼の電話で久しぶりに声を聞けた。ついついメールで済ませてしまうけれど、お礼は声で届けたい。

はちみつ先生のお菓子は、見た目のかわいいお菓子にありがちな「味は二の次」じゃなくて、お味もバツグン。くまもねずみも、絶妙な甘さといい、ほろりとした口どけといい、さすがの腕前。ねずみのしっぽはマカロニかなと思ったら、グミの味。

ゆびきりげんまんの代わりにグミのしっぽをつかまえて、「近いうちに会おうね」。

2012年01月26日(木)  もつ鍋と喫茶店のケーキ
2011年01月26日(水)  日本文理大学チアリーディング部に刺激されて
2010年01月26日(火)  映画『バレンタインデー』は本編もパンフも注目
2009年01月26日(月)  わんわん電車 にゃんにゃん電車 ケーキ電車
2008年01月26日(土)  マタニティオレンジ227 スプーンをお洗いします
2007年01月26日(金)  ひと月遅れのクリスマスプレゼント
2006年01月26日(木)  李秀賢君を偲ぶ会と映画『あなたを忘れない』
2002年01月26日(土)  オヨヨ城


2013年01月25日(金)  カレーはドライだけど、おつきあいは!?

先週インフルエンザが大流行りし、23人いるクラスで登園が2人という日もあった、娘のたまの保育園年長組。みんな同じA型だったそうで、どれだけ仲良くくっついて遊んでいるんだっ。週が明けて流行は一段落し、危ぶまれた遠足にも昨日無事行けた。

新年会どころではなかったけれど、そろそろやるか、ということで急遽保育園帰りに集まれる人たちで晩ごはん。

お酒もおかずも適当に持ち寄って、メインは積もる話のあれこれ。子どもたちは食事どころじゃなくて、遊ぶのに夢中。

わたしが用意したのは、わが家でのクリスマス会で話題をさらったご近所さん会のいづみさんのドライカレー。あの味をもう一度!とレシピを教えてもらった。

【作り方】
玉ねぎ中2個をみじん切りにし、厚手の鍋でバター大さじ4&サラダ油大さじ4で茶色になるまで炒める。

にんにく2片&ピーマン4個のみじん切りを加えさっと炒める。

豚ひき肉400gを加え、肉の色が変わってパラパラになるまで炒め、カレー粉大さじ3を振り入れ、混ぜながらよく炒める。

トマトジュース2カップ&醤油大さじ2&砂糖小さじ2&とんかつソース大さじ4を加え、時々鍋底からかき混ぜながら、ほとんど汁気がなくなるまで煮る。

塩胡椒で味をととのえる。



醤油がきいているのか、コクがあって、ごはんがとても進む。けっこうたっぷりピーマンが入っているのだけど、いい感じにカレーになじんで、子どもたちも気づかず食べてくれた。ただ、ちょっと辛さがきつかった様子。トマトジュースをふやすか、にんじんジュースを入れてもいいかも。

カレーはドライだけど、親同士のおつきあいは、お酒も入って、乾燥知らず。でも、ウェットにならない、ほどよいさばさば感。

2011年01月25日(火)  たまちゃん→てっぱん→キティちゃんの以心伝心
2010年01月25日(月)  「てっぱん」で気分はお好み焼き
2009年01月25日(日)  コート着て家の中で雪見
2008年01月25日(金)  マタニティオレンジ226 子守話2「へんてこ」
2007年01月25日(木)  ラジオドラマを作りましょう
2004年01月25日(日)  サンタさん17年ぶりの入浴
2002年01月25日(金)  絨毯に宿る伝統


2013年01月24日(木)  同じものを同じ時間に食べるワクワク感

毎日お弁当を作っている人が聞いたら笑われるけれど、給食に頼りっきりの保育園児の母にとって、月に一度(年長組さんはありがたいことにほぼ毎月遠足が!)の遠足は、前日から緊張する。

何作ろう。
材料を調達しなきゃ。
ちゃんと起きなきゃ。

今回は珍しく唐揚げを作ることに。
寝る前ににんにくしょうゆにつけておき、6時半に無事起床。

唐揚げを揚げ、定番のたこウィンナーを焼き、これまた定番のオムレツ(人参と青海苔と粉チーズ入り)をハート型で抜いて、星型のしあわせ人参もしのばせて。



またしても緑のものを忘れてしまい、茶色と黄色のお弁当に。

その残りが、わたしのお昼ごはんに。

「ままもおなじものたべるからね」と言うと、子どもはとてもうれしいみたい。別々の場所で同じものを食べる、わくわく感。

そういえば、わたしが小学生の頃「全国で同じ日にカレーの給食を食べよう」という運動をしている人達がいた。

「何のためにやるのかわからない」「意味がない」といった消極的な意見に押し返されて実現しなかったように記憶しているけれど、「今日は全国の小学生が同じものを食べてる!」という感覚を子どもたちに共有させたかったのだろうなあと想像する。

でも、こういうのって、前もって段取りするんじゃなくて、気まぐれにやるのが楽しいような気もする。

2011年01月24日(月)  中村玉緒さんのそばは楽しそう
2010年01月24日(日)  『妻の心』を見逃した日曜日
2008年01月24日(木)  マタニティオレンジ225 子守話1「なんでも屋さん」
2007年01月24日(水)  マタニティオレンジ64 離乳食教室
2004年01月24日(土)  映画『LAST SAMURAI』
2002年01月24日(木)  主婦モード


2013年01月22日(火)  共にバカになれる幸せ

図書館で、娘のたまが「これよみたい!」と借りた「三つ子ちゃん(Les Triples)」というフランスの子育て漫画。漫画といっても大きさといい装幀といいクラシカルで格調高い面構え。

「大事な子供たちへの愛のメッセージですから、それにふさわしい、昔ながらの布の背つぎを施したとても立派な本にしました」と作者のニコル・ランベールさんの言葉。顔写真が、あらかわいい、と思ったら、ファッションモデル出身。

シリーズになっていて、借りたものは「3」とある。フランスでは新聞か雑誌かに連載されて大人気の様子。三つ子ちゃんはいたずら放題、だけどママはどこまでもエレガントってところがお洒落。

そして、序文で紹介されているポール・ヴァレリーの言葉が素敵。
「愛、それは共にバカになれることである」!

2011年01月22日(土)  卵割り名人、たま4歳5か月。
2010年01月22日(金)  数字で大人ぶる、たま3歳5か月。
2009年01月22日(木)  「お世話」大好き、たま2才5か月。
2008年01月22日(火)  マタニティオレンジ224 たま17/12才
2007年01月22日(月)  「気持ちはわかる」間違い集
2006年01月22日(日)  センター入試・英語に挑戦
2005年01月22日(土)  変わらない毎日。変わらない大統領。
2002年01月22日(火)  夢


2013年01月17日(木)  ロゴ3連発「つばさ」「てっぱん」「たま」

昨年12月27日の朝ドラ「てっぱん」オフ会で、娘のたまの「てっぱん&つばさ親善天使」任命式をやっていただいた。

ファンの方々に負けないぐらい放送もDVDも観ていて、作品を愛する気持ちも人一倍強いたまだけど、式本番は緊張なのか照れなのかふてぶてしく海老反り。

たまが親善天使名刺用に描いた「つばさ」「てっぱん」のオリジナルロゴをあしらった特製名刺も作っていただいた。

「つばさ」は魚をつかまえた鳥を俯瞰で。



「てっぱん」はお好み焼き。


おまけに、「たま」ロゴ。こちらは卵を産む鳥。


なかなか思い切った構図。たまの将来の夢は「えかきやさん」だそう。絵描きは絵を描くだけで、絵描き屋さんは描いた絵を売って商売する、という明確な違いがあるらしい。

2011年01月17日(月)  ♪あいさつは好きのはじまり
2010年01月17日(日)  「どーもくんのうた」と「おおさかじいじごっこ」
2009年01月17日(土)  押井守ワールド炸裂!舞台『鉄人28号』
2008年01月17日(木)  マタニティオレンジ221 薬を飲ませるべきか
2007年01月17日(水)  夢のお告げ!? 小さな鳥の物語
2003年01月17日(金)  Lunettes du juraの眼鏡
2002年01月17日(木)  HAPPY


2013年01月15日(火)  岐阜発ドラマ「父の花、咲く春」とカミのご縁

本日情報解禁。

岐阜を舞台にしたNHKの地方発オリジナルドラマ「父の花、咲く春〜岐阜・長良川幇間物語〜」を書きました。

「間をたすける」と書いて「幇間(ほうかん)」。男芸者の父を訪ねる青年をNHKドラマ初主演の桐谷健太さんが演じます。

NHKの作品紹介ページ(こちら)に「作者の言葉 いつか花咲く春へ」を寄せています。

演出は今井雅子が脚本協力で参加した朝ドラ「つばさ」第25週「最後のラブレター」の松園武大さん。というわけで「つばさ」ファンはことさらご注目。

この作品、オリジナルということで、岐阜でのシナリオハンティングが原作。幇間を題材にするところだけは決まっていたものの、あとはプロデューサー、演出とともにシナハンで見たこと感じたこと考えたことが脚本の根っこになりました。

作品にとっても実りの多いシナハンでしたが、魅力的な取材先の方々との出会いに恵まれ、好奇心を刺激され続けた旅となりました。

とにかく気持ちのいい人の多い街でした。挨拶、人生の先輩との距離感、道案内……様々な場面で、さりげなく心地よい言葉やしぐさが自然に出てくる人達に出会えました。人口におけるさわやか人比率がかなり高い街でした。

岐阜の宝を掘り起こして光を当てようという活動をしている方々のお話もうかがえ、その成果のひとつでもある「長良川おんぱく」の開会式に立ち会えたことも、ありがたい経験でした。堺親善大使として、故郷堺のいいところをどう発信していくか、のいいヒントをもらいました。

写真は、美濃の手すき和紙で作られた「水うちわ」。



シナハンに付き添ってくれ、幇間や芸妓舞妓についてわかりやすく説明し、お座敷の楽しみ方を教えてくださった「NPO法人花の会」の小野崎隆賢さんに、いただきました。

なぜ「水うちわ」というのでしょう。

「水のように透明で繊細な外観や、船遊びの際に長良川の水につけて扇いだという説話から」だと栞にはあります。この透明感と、濡れても破れない強さを出すために特別なニスが使われているのだとか。

きれいな和紙を漉くために漂白剤でゴミを白くしてしまえば簡単だけど、「雁皮の繊維についた塵を、冷水の中、手で一つずつ丁寧に取り除き、長時間かけて、原料の下準備を行います」とのこと。ごまかいしのない仕事に、和紙職人のプライドと意気込みを感じます。

ところで、再現不可能かと思われていた伝統の水うちわを再生できたのは、水うちわに最適な、薄くて強い雁皮紙を「家田紙工」という会社がプロデュースしたからだとか。

この家田紙工さんの手がける紙製品の数々に、偶然、岐阜シナハンの少し前にfacebookで出会っていました。大好きアンテナの響くところがよく似ているヒバナ・エンタテインメントのプロデューサー木村美砂さんが「いいね!」をしていた「カミノシゴト」のfacebookページで紹介されていたのです。

紙好きのわたし、夢中になって、色とりどりの和紙に彩られた障子や、クリスマス気分満載の窓に貼る雪の結晶(スノーフレーク)などを眺めて、「いいね!」を押していました。

シナハンで美濃の和紙の里会館を訪ねたとき、そのカミノシゴトのfacebookページで見た写真の「本物」が目の前に! 思わず「知ってるー!」と興奮の声を上げてしまったのですが、その中に、すでに名前を記憶していた家田紙工さんの手がける紙製品もあったのでした。

小さなことだけど、めぐりあうべくしてこの作品を手がけることになったのですよ、とカミにささやかれたような出来事でした。

長良川に舟を浮かべての芸者遊びも提唱されている小野崎さん。シナハンは秋で、舟の季節は終わっていましたが、次に岐阜を訪れるときには、舟でお座付きや鵜飼を眺めつつ水うちわで涼を取る……そんな風流な過ごし方もよいですね。

2012年01月15日(日)  新幹線ホームでチュー
2011年01月15日(土)  おしりにしっぽをつけたつもりが……。
2010年01月15日(金)  アテプリの脚本家さんとつながった
2009年01月15日(木)  身長5ミリで体重500グラム増
2008年01月15日(火)  マタニティオレンジ220 わんわん
2007年01月15日(月)  マタニティオレンジ59 人間ドライヤー
2005年01月15日(土)  ノンストップ『Mr.インクレディブル』
2004年01月15日(木)  谷川俊太郎さんと賢作さんの「朝のリレー」
2003年01月15日(水)  ひつじの国 ひつじの年
2002年01月15日(火)  ノベライズ


2013年01月12日(土)  たまちゃん、まいごじけん。

保育園の文集の原稿を書いて来てくださいと言われ、たまと二人で書こうと思っていたら、締切が迫り、「たまちゃん、まいごじけん」という短編を大急ぎで書いた。

迷子になって「えーんえーん」と泣いているたまちゃんに、おまわりさんが「どうしたの?」と聞くなかで、たまが今の保育園に移ってからの2年間の思い出を振り返る内容。プリントアウトし、余白にぬり絵原画とたまからの手書きメッセージを添えた。



「うち、親が書いちゃったの」と後でクラスメートのお母さんに言うと、「それでいいのよ。子どもは子どもで書くページがあるんだって」とのことで、ほっ。

似顔絵の原稿依頼もあり、それはたまに描かせたのだけど、それも親が描くことになっていたそうで、後日描き直しをお願いされることになった。

幼稚園は卒業アルバム、卒業文集担当になると親が大変と聞くけれど、うちの保育園は先生がやってくださるので、ありがたい。

2012年01月12日(木)  buku終刊「また逢う日まで」
2011年01月12日(水)  「おさかなは、つかまったときに、もう、かわいそうなんだよ」
2010年01月12日(火)  「クリスマスの贈りもの」を縦書き文庫に引っ越し
2009年01月12日(月)  陶芸家・檀上尚亮さんの個展
2008年01月12日(土)  boofoowooの服
2007年01月12日(金)  『半島を出よ』(村上龍)
2002年01月12日(土)  アボルファズル・ジャリリ 


2013年01月11日(金)  緑も子どもも育つ、えこふ市場のベンチボックス。

今の家に引越す前、近所のベーグル屋さんで読んだ雑誌で「おうち特集」をやっていて、「緑も子どもも育つ家」というのが紹介されていた。陽当たりのいいリビングで、グリーンが伸びやかに葉っぱを広げていた。

こんな家にしたい、と思った。

今、引越した先の窓際に二つ並べたベンチボックスが居場所の鉢植えたちは、冬の間もサンルーム状態でたっぷり陽射しを浴びて、すくすく育っている。



ベンチボックスは、ECOFF(えこふ)という村おこしNPOがやっているえこふ市場というオンラインショップで見つけた。四万十産の檜の間伐材で作られていて、ベンチにもなって、収納も頼もしい上に、檜の香りが続く。それでいてお値段はひかえめ(購入時から少しだけ値上がりして、現在は4980円+送料800円)。

気に入って、ついつい人に教えたくなり、去年facebookでたびたび紹介したら、facebookだけでなく、年賀状でも「わたしも買いました」の声が。

わが家も、もうひとつ、もうひとつと買い求めて、3つ目を注文するとき、「気に入って、3つ目です」と書き添えたら、「ささやかなおまけを送りました」とまな板になりそうな板が一緒に送られてきた。まな板はすでに同じくえこふで買い求めた後だったので、たまがおままごとに使って喜んでいる。

先日、たまが「えーっと、あのいすのき、なんだっけ?」と言った。「檜?」と言うと、「そうそう、ひのき。それ、きょうのてれびでやってたよ」。木の名前を香りと手ざわりとともに覚えるって、なんだかいいなと思う。

緑も子どもも育つ、ベンチボックス。お客さんが多い日にも重宝します。

2012年01月11日(水)  朝起きると水道が止まっていた
2011年01月11日(火)  魔法が解けた2年目の「クリスマスの贈りもの」
2010年01月11日(月)  ロケ地から届く海の幸山の幸
2008年01月11日(金)  民営化・日本郵便のヒット作
2007年01月11日(木)  マタニティオレンジ58 フライングパンツ
2006年01月11日(水)  Salyuさんの『風に乗る船』
2003年01月11日(土)  おっと!ホットサンド
2002年01月11日(金)  親孝行

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