2009年01月22日(木)  「お世話」大好き、たま2才5か月。

2日続けて娘のたまをダンナの実家で見てもらったけれど、2才5か月の月誕生日の今日は打ち合わせもなく、一緒に夕食を食べられた。粉チーズをかけるのは自分でやりたがるくせに、「たべさせて」と甘えてくる。大人のやることは、変なことばかり真似して、パパが椅子の上であぐらをかくのを真似して「おんなじおんなじ」とうれしがる。

「もう、たまが真似するからあぐらかかないでよ!」とダンナに注意すると(母親というのは、子どものために夫も叱るので、𠮟ってばっかりになってしまう……)、「片足だけだよ」とダンナは反論。片足だけ、といばる根拠はよくわからないけれど、たまを見ると、しっかり「片足あぐら」になっていた。子どもの観察力と模倣力はすごい! 「それ、なんのおくすり? かんぽう?」などと言ってくるので、「漢方なんて言葉、どこで覚えたの?」と聞くと、「おはなし きいてたから」と答える。もう下手なことは言えない。

この一か月も続々ふえるたま語に驚いたり笑ったりしたけれど、大賞をひとつ選ぶなら、ダンナの実家にお泊まりしたときの、この一言。「ばあば、おやすみ。だんなさんに よろしくね」。これには、じいじばあばはぶっ飛んだらしい。「ダンナさんによろしく」なんて、それこそいつ覚えたのだろう。わが家の会話に登場していたっけ。どういうルートで仕入れたのか、とても興味がある。

「ダンナさんによろしく」もそうだけど、女の子が言いそうなことをよく口にするようになったし、「たまちゃん おんなのこ」などと自分でも意識している。人形のおむつを替えたりお世話を焼いたりするのが大好きで、「よしよし」などとあやしている。この一か月の変化でいえば、わたしに「赤ちゃんやって」とせがむようになった。「バブーバブー」と赤ちゃんを演じると、喜んでお世話してくれる。

でも、現実的にお世話が必要になる頃には、興味は別のところに移ってしまっているんだろうなあ。

おむつ離れも卒乳もまだなさそうだけど、トイレの感覚はだいぶわかってきた様子。「おっぱい=とんとん」は日に日に親しみを増し、すっかり擬人化して、友だちになってしまっている。「とんとん、はいってるか?」と聞かれて、「初詣に出かけてます」と答えると、「ただいまー。あ、とんとんかえってきた」「ちゅうにゅう〜。まんた〜ん」などと反応する。「とんとんになまえつけようよ」と言い出したこともあり、すでに「とんとん」と呼んでいるのに一体どんな名前をつけるのかと思ったら、左に「とんとんです」、右に「みぎのとんとん」と名づけた。

そんなやりとりが、ふれあえる時間が限られている母娘にとっては、楽しく、いとおしく、急いで卒業することないか、と思ってしまう。

この一か月でいちばんはまったのは、お風呂で読めるアンパンマンの紙芝居。絵本はあいかわらず『やこうれっしゃ』。いたずらは手先の器用さに比例して進化し、わたしが手紙に添えて貼ろうと思っていたお菓子のシールをテーブルや椅子や新聞にベタベタ貼ってしまった。化粧水は空になり、チョコレートは勝手に開封され、油断も隙もない。

「パパのコロッケないよ。うりきれ」などと嘘の言い訳をしたり(本当は売り切れてない!)、知恵がついてきたのは面白いけれど、末恐ろしい。でも、まだ2才5か月。

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