2007年01月22日(月)  「気持ちはわかる」間違い集

娘のたまは今日で5か月。ダンナが「そろそろ流動食だねえ」と言い出した。確かに似ているが、離乳食だよ。流動食はまだ始めたくない。でも、気持ちはわかる。彼の頭の中で何かが起きているのか、先日は「コーヒー豆のミケランジェロ」と言っていた。キリマンジャロとミケランジェロ。後半4文字が酷似しているし、これも気持ちはわかる。

「最近ニフティに入った」と言う友人。なんでわざわざプロバイダー名を告げるのかなと思ったら、ミクシィだった。わたしも「すだれをひょいと上げて、居酒屋に入ったら……」。よく考えたら、すだれじゃなくて暖簾だ。気持ちはわかる間違いというのはそこらじゅうにあふれているけど、「ほんとはこう言いたいんだよね」と察して、みんなやさしく流しあっている。

ご近所仲間のT氏が上野広小路にあるABABのエレベーターで仕入れた面白い画像を送ってくれた。「ABABは従業員に優しいお店です」のコメントつき。T氏は一人しか乗っていないエレベーターの中で爆笑したが、わたしも画像を見た瞬間大笑い。これも気持ちはわかるけど、誰も突っ込まないのだろうか。プレートを作った人、受け取った人、取り付けた人、毎日乗り降りしている人、皆がやさしく流している結果、このプレートが生き残っているのだとしたら、すごい。

VOW本(『宝島』の名物投稿コーナーの内容をまとめた『VOW王国 ニッポンの誤植』など)を愛読するわたしは、ここまで堂々とやってくれると「あっぱれ!」とうれしくなってしまうのだが、ダンナは「どうして放置してるんだろうね」と首を傾げる。わたしの日記に誤植を見つけては「物書きとしての品位を疑う」と厳しく指摘する人なので、間違いを見ると正したくなるのだろう。ちなみにわたしは「ABAB」を「エービーエービー」と読んで、「アブアブだよ」と速攻で訂正された(「流動食」のくせに!)。そういえば、昔日記で紹介した「ローマの一番よい三流のホテル」は、その突っ込みどころ満載な日本語訳ゆえに興味をそそられたのだが、当のHOTEL TURNER ROMEとしてはお茶目路線を狙っていたわけではないらしく、愛すべき日本語サイトは現在閉鎖されてしまっている。

気持ちはわかる間違い、わたしは大好きなので、過去の日記にもたびたび登場。
2004年10月06日(水)  ローマの一番よい三流のホテル
2004年07月18日(日)  ニヤリヒヤリ本『ニッポンの誤植』
2004年5月26日(水) ニヤニヤ本『言いまつがい』
2002年03月07日(木)  誤植自慢大会

2006年01月22日(日)  センター入試・英語に挑戦
2005年01月22日(土)  変わらない毎日。変わらない大統領。
2002年01月22日(火)  夢

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