2011年01月15日(土)  おしりにしっぽをつけたつもりが……。

娘のたまが保育園から持ち帰った着替え袋の中に、ビニール袋に包まれたズボン。「おもらししちゃったの?」と聞くと「てがみをよんで」と恥じらって言う。見ると付箋がついていて「ゴムが抜けていますので直してあげてください」と保育士さんからのメッセージが記されていた。

ゴムが抜けたズボンはウエストが伸びきっており、「はいたら、おっこちて、おしりがみえちゃったのよ」とたま。実に困った顔。ごめんねと早速補修し、ついでに先日穴が空いているのを発見したズボンも繕うことに。おしりのところに空いた穴をふさぐにあたり、「しっぽにしてはどうだろう」とひらめく。しっぽファッション=『パコダテ人』的発想。

たまに話すと「うん、いいね」と乗ったので、日本から撤退してしまった愛しのベイビー・ジェーン・キャシャレルのスカートの保険端切れ(破れたときの補修用についてくる4cm四方ぐらいの布)の中に別な端切れを詰めて、直径2センチほどのしっぽを作り、縫いつけた。

かわいい出来映えに母娘で満足し、いざ試着。どれどれと見た瞬間、ガーンとなってから、ギャハハハと自分でもびっくりするぐらい笑い転げた。なんの騒ぎだと近づいてきたダンナに状況を説明しようにも、呼吸困難でうまくしゃべれない。「たまの……ズボンに……しっぽを……」と切れ切れに言って指差す先、たまのズボンに目をやったダンナは、「なんだこれは? これじゃ狸の金玉じゃないか!」。

縫っているときは気づかなかったのだけど、はかせてみると、穴の位置は思っていたよりもずっと下方、ほとんど股の下にあり、そこにぶら下がっている丸いものは、どう見ても「しっぽ」には見えないのだった。

わたしの笑い袋はさらに弾けたが、ダンナは「いい加減にしろ! たまがかわいそうじゃないか」と本気で怒る。いいじゃん、笑うしかないじゃん。こういう失敗こそ笑って元取らなきゃと笑いながら反論すると、あきれられた。たまはわたしの肩を持とうとしたのか、ズボンの上にスカートをはき、何食わぬ顔で保育園へ行ってくれた。

でも、それ以来、しっぽズボンは封印。

そして、奇しくも、この日記を書きかけた2011年1月24日、たまがぽつりと言った。
「ねえ、こんど、おしりにあなあいたら、しっぽつけて。こないだは、おまただったから」。


今日のtwitterより(下から上に時間が流れます)
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【たま語】てっぱんの台詞〈人生は失敗したもん勝ち〉に反応して「たまちゃんはね、ズボンにあなあいてるのしらなかったり、ごはんつぶついてるのしらなかったり、わすれものしたり、いっぱいしっぱいから、たまちゃんのかち!」。全部母親の失敗のような…わたしの勝ちか。 #teppan
posted at 19:14:34

1/14の #3good 1.【たま語】「じいじ、うるさいけど、いいおとこだよ」に爆笑した後「じいじがばあばにうるさくいったから、じいじをきらいにならないでってばあばにいったの」に涙。小言を聞いて心配になったらしい。 2.同姓同名の今井雅子さんとつながる 3.肉じゃが成功
posted at 05:49:28

@hiroshi_yok うちは朝おこ、よく食べますよ。今朝(日付変わったので昨日)もそうでした。明日(じゃなくて今日)召し上がるなら、ぜひ踊る花鰹たっぷりで。RT @hiroshi_yok @masakoimai 明日の朝ご飯に、素のお好み焼き、持ち帰りで。 #teppan
posted at 05:41:44

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