2008年01月22日(火)  マタニティオレンジ224 たま17/12才

母娘ともに風邪を治し、ひさしぶりに保育園に登園。元気に1歳5か月の月誕生日を迎えた。この一か月も娘のたまはおとろえない吸収力を見せ、毎日のように「こんなこともできるんだ!」と驚かせてくれた。とにかく、大人がやることをよく見ている。マンションの玄関のオートロックのドアを内側から開けるとき、ドアの下のほうについているつまみのカギを回すのだが、エレベーターから降りると、たまはドアに駆け寄り、つまみに手をかけるようになった。教えていなくても、親の動きを見て覚えたのだ。

見たままを真似するといえば、わたしは本を読み聞かせするとき、表紙をめくって題名を読み上げると、「ぱちぱちぱちぱち」と拍手を求めている。たまは最初は両手で拍手してくれていたのだが、最近、ページを片手でたたくようになった。絵本を持って左手がふさがっているわたしが、「ぱちぱち」と言いながら右手でページをたたいていたためで、絵本がはじまるときの拍手はページをたたくのだと覚えてしまったらしい。絵本は『うさこちゃんとどうぶつえん』『こねこのねる』『うたこさんのにわしごと』などディック ブルーナのシリーズがお気に入り。何度読んでも飽きないらしい。ぞうが出てくると、「ぞ ぞ」だけの歌詞に抑揚をつけて「ぞうさん」の歌を一曲歌う。

今まであまり反応しなかったビデオを見たがるようになったのも、この一か月の大きな変化。ビデオテープをケースから取り出し、ビデオ機に向かい、差し込む真似をする。これも大人の動きを見て覚えた。再生が終わると、指を立て、「もう一回」とせがむ。リピート率1位は『おしりかじり虫』。前原星良ちゃんにおさがりでもらったアニメ『ネコクン』(原由子原作・森絵都が脚本!)やアメリカの子ども向けショー『Barney's Big Surprise Live on Stage』なども喜んで見て、劇中にダンスシーンがあると一緒に踊っている。映画『クイール』は犬が出てくるたびに「わんわん」と画面を指差す。CMやニュースを見ていても、動物が出てくるとよく反応する。

ビデオだけでなく、自分のまわりだけに向けられていた興味が少しずつ広がっているように感じられる。わたしの帽子を自分でかぶってみた後に人にかぶせに行ったり、はんぺんやパンを小さくちぎってあげると、真似して自分から人に食べさせようとする。おんぶをされるのが大好きで、背中の後ろに立って「おぶ、おぶ」とせがむが、一方で人形をおんぶしたがる。人形のおなかをたたいて「ねんね」と寝かしつけようとするけれど、力任せでかなり乱暴。力加減というものをまだ知らないので、人をたたくときも力いっぱい。だけど、「痛いよ〜。いい子いい子してよ」と訴えると、やさしくなでてくれる。おもちゃを手荒に扱ったときも、同じやり方で手加減をさせている。

自己主張をはっきりするようになり、嫌なときは「イヤ」と言い張る。「お風呂入ろっか」と言っても、その気になるまでは動こうとしない。だが、時間が来ると、さっさと自分からお風呂へ向かい、服を脱ごうとする。今日は保育園で借りたシャツを着ていたのだが、ぶかぶかで脱ぎやすかったのか、はじめて一人で脱いだ。、まず首を抜き、続いて腕を抜き……「できたでしょ」とばかりに得意げだった。

おふろでは、以前は湯船に肩までつかるのを怖がっていたけれど、最近は床におしりをつけられるようになった。おふろの中で「ウー」と膝を曲げてためを作り、「ワー」で伸び上がるという芸を初めて披露したのがひと月ほど前。最近はお風呂の外でも「ウーワーやって」と言うと見せてくれ、持ち芸になった。どこで覚えたのかは不明。屈伸は得意で、「いーち、にーい、さーん……」とかけ声をかけると、神妙な顔つきでやってくれる。これは、肩車をしながら「タマーズブートキャンプ」と称してパパやママがスクワットしているのを真似るようになった模様。

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