2013年10月13日(日)  小岩井農場×東洋文庫のオリエントカフェ

先月花巻を訪ねる折に小岩井農場のサイトを訪ねたら、わが家から散歩圏にある東洋文庫ミュージアムの一角にあるオリエントカフェが紹介されていた。

東洋学研究の図書資料を集めた「東洋文庫」を設立した岩崎久彌氏は、三菱財閥3代目総帥にして小岩井農場の経営者でもあった。その縁で、東洋文庫が2年前にミュージアムとして生まれ変わったときに施設内に作られたカフェを東洋文庫と小岩井農場が共同プロデュースすることになったらしい。

興味を抱いて調べてみると、岩崎久彌氏の叔父(父・弥太郎の弟)の岩崎彌之助氏は、小岩井農場の創始者の一人。「小岩井」は一人の名前ではなく、三人の共同創始者、小野義眞(日本鉄道会社副社長) 、岩崎彌之助(三菱社社長) 、井上勝(鉄道庁長官) の頭文字をつなげたものだった。

不忍通りを隔てたすぐ近くの六義園は1938年に岩崎久彌氏が東京市に寄付したものらしい。

などということを知ったのは、都心の喧噪を忘れる庭を臨むテラス席で、小岩井農場自慢のハンバーグランチを堪能した後。贅沢な空間の使い方にも粋と心意気を感じる。花々の色彩に乏しいような気はしたのだけど、植えられている植物は、シーボルトの『日本植物誌』に掲載される実物の木々や花々とのこと。なるほど、それで庭の名前は「シーボルト・ガルテン」。

「2年前に建て替えられる前は、幽霊屋敷と噂されることもあるぐらい、古い建物と鬱蒼とした森だったんです」とカフェの店員さん。そんな受け答えにも知性が感じられて、正しい時間とお金の使い方を示されたような豊かな気持ちに。



お食事はもちろんのこと、デザートとコーヒーまでおいしくいただいた。
夜もさぞかしいい雰囲気でしょうなあ。
ここでお酒を飲めたら気持ちいいでしょうなあ。

100万冊の蔵書が大切に守られ、紹介されているというミュージアムにもぜひ足を踏み入れてみたい。

2010年10月13日(水)  良かったね、智利「地中からの出産」。
2009年10月13日(火)  「月の光」があふれる映画『スノープリンス』
2008年10月13日(月)  鎌倉山の陶芸教室と『静辰』
2002年10月13日(日)  新宿のドトールにいませんでした?


2013年10月12日(土)  「たのしいよ、むかしさがし」にニック賞

小学一年生のたまの人生初公募挑戦は、文京区と千代田区の魅力をひとことでアピールせよ、というもの>>>募集要項

たまの応募作品は、「たのしいよ、むかしさがし」。



「むかし」と「さがし」が韻を踏んでいるのがポイント。ノリノリで挿絵も添えて、楽しさ感も増量。難しいお題になかなかチャーミングに答えたと思うのだけど、入賞の連絡は来なかった。

「賞というのは、縁のもの」というのは、公募ガイド見ながら片っ端から応募して、キャッチコピーの入賞歴を手土産にコピーライターに採用され、コンクール受賞で脚本家になったわたしの実感。

応募して賞を得るのは一番素晴らしいけれど、応募して賞を逃すのは二番目に素晴らしい。
チャンスに手を伸ばしたことで、何かは残る。
無駄な応募なんてない。
恋と同じ。

そんなことをfacebookに書いたら、友人のNick Uemuraさんがニック賞を贈ってくださることに。

仕事なのかプライベートなのか、今は北極圏に行っているそうだけど、翌日にはamazonから立派な持ち重りのする箱が届いた。

「ニック賞が届いたよ」と言い、たまに開けさせた。
カメラを向けると、「さあ、にっくしょうはなんでしょうねー」と実況しながらうれしそうに箱を開き、中身を取り出す、たま。
実は、負けず嫌いなたまは、わたしが思っている以上に自信があったようで、「どうしてダメだったの?」と悔しがっていた。
だから、見知らぬニックさんからの「にっくしょう」は、思いのほかうれしかったよう。

賞品は絵本かなと予想していたので、箱の大きさにも驚いたけれど、中身を見て、たまげた。

「作り続けてほしい」の願いが込められたニック賞の賞品は、画材。
150色のクレヨンタワーと120色の水溶性色鉛筆(ファーバ―カステル!)と上質のスケッチブックが二冊。

プロが使うような高価なものを、小学一年生に。
この際、値段に思いを馳せるのは、やめよう。
創作意欲をかきたててくれる贈りものは、priceless。

贈り主のニックさんの、賞賛力も讃えたい。

水にとける色鉛筆はたちまちたまの心をとらえ、鉛筆の先に霧吹きをかけて、色をにじませて遊ぶ。
わたしもうれしくなって、一緒にお絵描き。


ニック賞は、応募したからこそのご褒美。
この賞品から、次の応募作が生まれますように。

2012年10月12日(金)  「そこをなんとか」打ち上げ
2010年10月12日(火)  このところの「てっぱん」朝食モダン焼き
2009年10月12日(月)  新幹線の車掌さん×おむつ!
2008年10月12日(日)  鎌倉で語り明かす
2007年10月12日(金)  マタニティオレンジ191  「働きマン」と「子育てマン」
2006年10月12日(木)  マタニティオレンジ18 デニーズにデビュー
2005年10月12日(水)  シナトレ3 盾となり剣となる言葉の力
2003年10月12日(日)  脚本家・勝目貴久氏を悼む
2002年10月12日(土)  『銀のくじゃく』『隣のベッド』『心は孤独なアトム』


2013年10月07日(月)  もっとミドリを!無印良品版ミドリエを!

先日通りがかった荒川市役所。コンクリートを覆いつくさんばかりに茂るグリーンカーテンに圧倒された。壁面緑化率は、いかほどか。水やり当番はどうしてるのかしらと想像もかきたてられ、立派にふんぞり返ってる豪華庁舎より、こういう人の手が感じられる庁舎に心惹かれる。



あふれんばかりのグリーンといえば、有楽町のマルイ。エントランスだけじゃなくて各階でいろんな表情のグリーンがお待ちかね。メンテナンスは大変だと思うけど、続けてほしいから、できるだけここで買い物している。


外でグリーンを見ると、うちにももっとグリーンが欲しくなる。ちょうど無印良品週間(10/15まで)なので、サントリーのミドリエの無印版(商品名は「壁にかけられる観葉植物」)を買ってみようと思い立つ。本家ミドリエ(4500円〜)よりひとまわり小さいけど、お値段もかわいめの3900円が、さらに10%引きに。

「ネット限定」となっているのでネットストアで購入しようとしたら、ひとつにつき配送料が525円加算され、これではかえって割高。大型店舗なら置いているかもと有楽町店へ行ってみると、ビンゴ! 


通販の出たとこ勝負もいいけど、顔見て連れて帰る子を選ぶのも楽しい。壁一面にずらずらっと並ぶ中からオーディションで2つを選び、並べて壁にかけた。


引っ越し祝いにいただいた初代ミドリエも、窓際のパキラとともにぐんぐん成長。荒川区役所には及ばないながら壁面緑化が進んでいる。


男と女の惚れた腫れたを描く名手の某女流脚本家の自宅には、作風に似つかわしい堂々たるウォーターベッドが鎮座しているという。

今井雅子もそんな名物を家に置くべし、と提言されたことがある。
>>>2012年06月27日(水) 豚まんクーラーはないけれど

朝ドラ「てっぱん」にちなんで鉄板テーブルとか、大阪出身だからワインクーラーならぬ豚まんクーラーとか、ありがたいアイデアを頂戴したけれど、わが家が誇れるものといったら、観葉植物ぐらい。

「そういう当たり障りのないものじゃなくて、もっとインパクトがあって、誰かに教えたくなるようなもの!」とダメ出しをされたものの、いまだに植物を超える名物を思いつかない。

以前読んだインテリアの本で「子どもも植物も育つ家」という見出しが目に留まった。植物が育つ家は子どもも育つ。ならば、作品だって育つのではないかしら。

2010年10月07日(木)  お好み焼きに誘惑されつつ打ち合わせ
2009年10月07日(水)  鈴木蘭々主演『サッちゃんの明日』(大人計画)
2008年10月07日(火)  朝からベランダで野良仕事
2006年10月07日(土)  マタニティオレンジ16 おっぱい出張所
2005年10月07日(金)  国民行事アンケート「国勢調査」の行方


2013年10月06日(日)  付き添いも成長!?2度目のキッザニア

保育園時代のお友達に誘われて、2度目のキッザニアに行くことになった。

前回はいつだったっけとツイッター投稿をたどってみると、2011年の9月29日。
2年前、たま5歳。
ファッションショーでモデルさんに挑戦した姿は、今よりずっと丸っこくて、子どもっぽい。



前回は母娘二人で夜の部へ。
今回は、同じ1年生の女の子とそのお兄ちゃんとそのお母さんと5人で昼の部へ。

9時開始の30分前に着くと、すでに長蛇の列。
入ってすぐにドンクのパン作りを予約。
予約を入れてしまうと、それをこなすまでは次の予約を入れられないから、待ち時間が少ないものを探す。
集英社の漫画家体験が空いていて、「やりたい!」とたまが言うので、そちらに女の子二人を入れ、母親二人は場内を探険。

2年経てば、パビリオンの入れ替わりやプログラムの変更がちょくちょくあり、前回は気づかなかったものを発見したりと、けっこう新鮮。

2年前にはなかったのか気づかなかっただけか、スポーツクラブがあり、ヒップホップやチアリーディングの教室をやっている。こちらはお給料のキッゾをもらうのではなく、キッゾを払っての体験。

漫画家体験の後、チアリーディングにすんなり移動。
ユニフォームを着せてもらい(服の上からなので、かなりダサい)、ポンポンを持って、簡単なコール(GO! FIGHT! WIN!)とポーズを教わっていた。
こういう基本のものは、わたしがチアをやってた20年前と変わっていない。
Victoryのポーズ、結構きまってるのではなかろうかと目尻を下げる親バカな元チアであった。


ドンクまでは40分ほど時間があるけど、パビリオンで職業体験するには足りない。
そんなときには「アルバイト」という手があった。
これを知ったのが、2度目のキッザニアの収穫。
ハローワークみたいなところがあって、10分ぐらいでできる簡単なお仕事を紹介してくれる。待ち時間+職業体験で最低でも40分ほどかかるところを、アルバイトなら1時間に3〜4つこなせてしまう。

スポーツジムのチラシ配りを頼まれ、張り切るガールズ。
見知らぬ人にも物怖じせずに声をかけて、なかなかたくましい。


お仕事が終わると、お給料3キッゾが支払われた。
パビリオンでのお給料が5〜7キッゾだから、約半額。
後からは、通行人のカウントのアルバイトも。

地味だけど普段できないお手伝いが新鮮だったようで、すっかり気に入ったたまは「つぎは、ふりーたーやりたい!」と言っていた。
おじゃる丸にフリーターのケンさんが出てくるので、たまにとってはフリーターはなじみの職業らしい。

念願のドンクのパン作りは、プチクロワッサンの成形を楽しんだ後に、焼きたて(焼くのに時間がかかるので、前のグループの子たちが作ったもの)をお土産にもらえ、大満足。

やはり食べもの系はいいね、とモスバーガーを予約。
空いた時間にテレビ東京の番組作りを体験。たまは出演者、お友達は音響担当に。そして、親たちは観覧席で観客役。
「拍手は、大きく細かく強く」と指示をいただく。
細かく、がコツですね。なるほど。

多くのパビリオンが「子どもだけ」なので、親が観覧できるものはありがたい。
前回のファッションショーとマジックショーも楽しめたし、観覧ものはDVD撮影してプレゼントしてくれるものが多いのも魅力。
テレビ局も「撮影した番組」のDVDをおみやげにもらえた。

そういうわけで、最後の「パレード」にも参加。
親はリハーサルを観覧できる。
集合から練習、本番まで1時間以上かかるけれど、音楽に合わせて誇らしげに踊り歩いて、晴れやかな締めくくり。
こちらはDVD撮影はないけれど、集合写真をプレゼントしてもらえた。

「キッザニアは今回で最後でいいかなと思ってたけど、また行きたくなりました」と一緒に行ったお母さん。キッザニアで成長するのは子どもだけじゃない。親も場数を踏んで新しい楽しみ方を開拓するのです。

2010年10月06日(水)  子どもは遊ぶのが仕事!
2009年10月06日(火)  台風接近!打ち合わせの話題は「藤原効果」
2008年10月06日(月)  『食いタン妻』と『百均探偵』
2007年10月06日(土)  マタニティオレンジ188 フミキリン
2006年10月06日(金)  マタニティオレンジ15 がんばれ母乳部
2005年10月06日(木)  行動する芸術家・林世宝さん
2004年10月06日(水)  ローマの一番よい三流のホテル
2002年10月06日(日)  餃子スタジアム


2013年10月05日(土)  アプリでお絵描き&タッチペン

スマホにのりかえて、何が大きく変わったかというと、「アプリ」。

ピアノを弾ける鍵盤アプリやお絵描きできるアプリ。
こどもよりも大人が夢中になりそうだけど、親子でワイワイ楽しむカンバセーションピースにもなってくれる。

花巻からの帰りの新幹線では、絵描きして過ごした。

たまが描いた、りんごの木。花巻の影響が感じられるモチーフ。



たまが描いた動物たち。色数が少なくて、色を作ることもできないけれど、そこがクレヨンや色えんぴつで描く感覚に近くて良いのかも。


二人で描いた鳥と、鳥かご。
わたしが鳥を描き、たまが鳥かごとえさを描き、リレーで完成。


こちらも、リレーで描いた木と鳥。色んな緑の点々を重ねて木を表現。


回転寿司の順番待ちのヒマつぶしにも、持ってこい。
「いまからくうぞ」の決意表明。ネタは玉子だそう。


細かい線を描くときは、指先だとブレてしまうし、思い通りに描けない。
わたしのミスタッチ対策も兼ねて、タッチペンなるものを探したところ「100円ショップで売ってる」とネット情報。
近所のローソン100の小さな店舗にも2種類置いてあり、早速購入した。
使い心地は申し分なし。
お絵描きの線は、かなりなめらかになります。



2010年10月05日(火)  鶴岡秀子さんとの対面はまたのお楽しみに
2009年10月05日(月)  小説を書くのもまた楽し
2006年10月05日(木)  『シュガー&スパイス』のグランマ
2000年10月05日(木)  10年後に掘り出したスケジュール帳より(2010/12/08)


2013年10月04日(金)  「おなら」で子どもの心をつかむ

小学校の本読み隊(親が交替で教室へ読みにいきます)に本日デビュー。つかみがいい本ということで、『おならうた』を。



「おならって、どんな音?」
「人によって、違う音がするね」
「いろんな音をつなげたら、歌になるかな」

と語りかけて、表紙をめくり、あとは谷川俊太郎の名調子と飯野和好の絵の引力に助けてもらい、気持ちよく。

いろんなおなら音が出揃った見開きは、「みんなで一緒に読んでみよっか」とひとつずつ指を差して、声を出してもらった。

こんな一体感は、教室ならでは。

数十人で同じページを楽しめるのが、絵本のいいところ。
映画を映画館で観るのが楽しいように、絵本を大勢で囲むのも、いつもとは違った高揚感がある。

2010年10月04日(月)  「神様さん」と「紙さま」のカミがかり攻撃
2009年10月04日(日)  おもちゃから夜景まで欲張り横浜デー
2008年10月04日(土)  「集中力」と「気晴らし力」
2002年10月04日(金)  平日の休日
2000年10月04日(水)  10年後に掘り出したスケジュール帳より(2010/12/03)


2013年10月03日(木)  ハードな『わにのダンス』にはメッセージを添えて

絵本ワークショップから生まれた『ちいさなだいぼうけん』が届いた同じ日、『わにのだんす』ハードカバー版もエンブックスから到着。

ペーパーバック版にくらべて、でかい、重い。
絵も文字も大きくて、いちだんと大きな声で読みたくなる。

どこでも気軽に連れて行けるペーパーバックと、愛蔵版のハードカバー。

気になるハードカバー版のお値段は、ペーパーバック版の3倍強の2400円。
値は張るけど、一冊ごとにオリジナルメッセージを入れられるので、とくべつな贈りものにおすすめ。

もちろん、自分あての贈りものにも。

「著書用の見本にもメッセージ入れますよ」というエンブックス代表にして編集長の西川俊充さんのお言葉に甘えて、一冊には「金持ちより人持ち」のメッセージを入れた。



これは、誰かに贈ろうか。
それとも、本棚に飾っておこうか。

もう一冊は、この物語の最初の読書であり、いちばんの愛読者である娘のたまあてに。


たまの反応は?
そっけなく「みたよ」。
以上。
でもその後で、「おおきなほんで、よんで」

絵本は、読む「だっこ」。
絵本で、ぎゅっ。

この時間に、値段はつけられないし、お金で買えるものでもないし、お金を積まれても渡せない。

2010年10月03日(日)  たま、ブリッジ成功!
2009年10月03日(土)  たまちゃん、4のヨーグルトがほしいのよ!
2008年10月03日(金)  シナトレ11 台詞の前後を考える
2006年10月03日(火)  マタニティオレンジ14 ヘンなのは自分だけじゃない
2005年10月03日(月)  Paulina Plizgaの着るアート
2000年10月03日(火)  10年後に掘り出したスケジュール帳より(2010/12/02)


2013年10月02日(水)  参加者20人とつくった絵本「ちいさなだいぼうけん」

「わにのだんす」のチームで絵本ワークショップをやってから、2か月経った。

2013年07月25日(木) 物語が生まれる胎動@絵本ワークショップ

あの夜、20名の参加者と2時間で作り上げた物語が、ついに絵本になり、参加者の皆さんの元へ旅立った。

わたしの手元にも昨日到着。

絵本の裏表紙には「おはなし」を作った20名の名前が誇らしげに並んでいる。
今井雅子は「おてつだい」。



ワークショップから2か月余りもかかったのは、「手を抜かなかったから」。
もちろん片手間にやるつもりはなかったのだけど、ここまでやるかというぐらい、絵の島袋さんも編集の西川さんもわたしも熱い愛情を注いで、絵本を仕上げた。

あの奇蹟のような一夜の、物語が生まれる胎動をしっかり受け止めた絵本にしたい、という想いに駆り立てられていたのだろうと思う。

それでも、通常ならもっと時間をかける絵本づくりの過程をこの2か月で駆け抜けたので、待ったなしな攻めのスケジュール。

ワークショップ翌日には、編集・西川さんが15見開き分の展開案をまとめ、今井が文章案をまとめ、絵の島袋さんと3人で共有。

8月3日(土)には島袋さんからの最初のモノクロラフが届き、コメントを出し合って絵の方針を固め、8月6日(火)には早くも絵に色がついた。

そこからは一ページずつ、描いては共有し、意見を出し合い、磨き続けるの繰り返し。
絵とあわせて文章を磨き、西川さんが文章を配置したレイアウト案を見て文字数を調整し、三人がそれぞれの持ち場でピースを埋めていった。

ようやく15見開きができると、表紙どうする?の相談。
島袋さんからの提案は、「こう来ましたか!」という思わせぶりでなおかつ冒険のワクワク感を期待させるもの。

飾り罫によーく目を凝らすと、物語の主人公の姿が見えてくる!

そんなこんなで、初めての絵本ワークショップにしては上出来すぎる絵本「ちいさなだいぼうけん」が完成。

これ、売れるんじゃないでしょうか。

値段はついてないけど、エンブックスさんの新サービスehonly(エホンリー)で1冊からオンデマンド印刷できる模様。

2011年10月02日(日)  「無農薬で米作りから酒造りを楽しむ会」稲刈り編
2010年10月02日(土)  茨城ばあばの有機野菜
2009年10月02日(金)  朝ジョラ「たまちゃん」
2008年10月02日(木)  マッキャンAgain展パーティ 
2006年10月02日(月)  マタニティオレンジ13 おかげの花
2004年10月02日(土)  「平均年齢66-1才」若返りの会
2000年10月02日(月)  10年後に掘り出したスケジュール帳より(2010/12/02)


2013年10月01日(火)  豪華な舞台劇を母国語で!FMシアター「マー子さん」

昨日と今日、NHK FMシアター『マー子さん』の本読みと収録があった。



銀の雫文芸賞を受賞した柳霧津子さんの同名作品が原作。
NHKのラジオドラマでは、原作のある作品の脚本は「脚色」とクレジットされるので、「脚色 今井雅子」となる。

おばあちゃんと孫ほど歳の離れた二人の「まあこ」の物語。まあこと呼ばれることのあるわたしには、くすぐったいご縁を感じるタイトル。

舞台は関西。
「大阪弁といえば今井さん」と昨年放送の『金魚鉢の教室』を演出された藤井靖さんに声をかけていただいた。

母国語で脚本を書くのは、とにかく楽しい!

そして、母国語のお芝居を観るのは、さらに楽しい!

出演者は全員ネイティブ。
イントネーションだけでなく関西の人情とノリを持ち寄って、渋谷のスタジオに大阪を運んできてくれた。

本読みも収録も笑いが絶えず、それでいてしっとりした芝居場では泣かせてくれ、贅沢な舞台劇を見せてもらった気分。

17歳の麻亜子を演じた原田樹里さん、70代のマー子を演じた三田和代さんをはじめ、芸達者な七人の役者魂をたっぷり見せてもらい、幸せな時間。

聴きどころはいろいろあるけど、どんなお話かを一言で言うと、「長生きしたなる話」!
早く皆さんにお届けできるのが楽しみ。
FMシアター「マー子さん」、放送は11月2日(土)22:00〜22:50 NHK FMにて。

さらに、うれしいことに、『パコダテ人』の日野まもる父ちゃん、徳井優さんがスーパーの店長役で出演。

テレビの中のお姿は一方的に見てたけれど、お会いするのはパコ以来。

「覚えてくれてはりましたか?」
「もちろん。何を言いますやら」

相変わらずサービス精神旺盛で、どっからでも笑わせたろ、とウズウズしていて、マイクとの位置関係を説明する演出の傍で「(2は)1の次ね」「(4は)5の前ね」と茶々を入れるお茶目な徳井さん。

場を和ませて盛り上げて、演技もええ味出してくれて、ほんま出演していただけて嬉しかった!


では、もう一度。
FMシアター「マー子さん」、放送は11月2日(土)22:00〜22:50 NHK FMにて。

2010年10月01日(金)  野菜嫌い克服に「てっぱん」料理
2009年10月01日(木)  ツジモトはチュバサを見ましたかの会
2008年10月01日(水)  行列のできる脚本家
2006年10月01日(日)  マタニティオレンジ12 お宮参りイベント
2004年10月01日(金)  「Licensing Asia2004」にCook81(クック81)登場
2002年10月01日(火)  Mr.少林サッカーからのプレゼント
2000年10月01日(日)  10年後に掘り出したスケジュール帳より(2010/12/02)


2013年09月30日(月)  粉チーズ「あたり」が出たらもう一本!?

「まま、みて」

たまが嬉しそうに粉チーズを持ってきて、

「あたりだよ」。

ようく見ると、

「1食5グラムあたり」。



「あたり」が出たらもう一本、なのか。

1食5グラム分だけ「あたり」、なのか。

そんな楽しい妄想もかきたててくれて、

「あたり」前の光景が、ちょっと弾んで、

もれなく幸せになれる「あたり」。

あなたの家の粉チーズも、あたってるかも。

2012年09月30日(日)  沢口靖子じゃなくてすみません!(堺親善大使委嘱式)
2010年09月30日(木)  シールペタペタ『カラフルアニマル 』(新井洋行)
2009年09月30日(水)  「ウェルかめ」がはじまり、ひかりTVを終える。
2008年09月30日(火)  脊髄を洗って乾燥してキレイになる
2006年09月30日(土)  本と遊ぶ「おそろい展 ミヤケマイ」
2003年09月30日(火)  BG SHOPでお買い物

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