2009年05月04日(月)  ベランダパーティで束の間のオフ

広告会社に勤めていた頃の先輩だったヤマムロ様の美大時代の同級生、カヨちゃんちのベランダパーティーに誘われ、ダンナ、娘のたまとともに一家ででかける。ヤマムロ様と、同じく会社の先輩だったオオシマさんは夫婦で、妻ミチヨ様の旅行中お留守番のフルカワさんは一人で、それぞれクスクス、カオソイ(タイ風の辛い麺料理。ラーメンのような麺の上に揚げた麺をのっける)、角煮カレーをひっさげて登場。オオシマさんとフルカワさんはどちらも大久保のアジアンマーケットで材料を調達したのだけど、二人とも「あの店に行くと必ずタイ語で話しかけられる」のだとか。カヨちゃんはタンドリーチキンとサモサとサラダを用意。

サモサを揚げてくれたのが、初めてお会いするトキオカさん。神楽坂で『トキオカ』と『カド』というお店をやっていて、「生ハムとマンゴー」「あぶり豚と新たけのこ」といった通な料理もふるまってくれた。「今日スーパーに買い物に行ったら、オープンテラスでトキオカさんが食事してたから誘ったの」と言うカヨちゃんは、猫みたいに懐に入るのが上手。実際、猫を飼っていて、たまは初めて猫を触って大喜び。

わが家は何も作らず、食べる専門。テーマはエスニックでスパイシーな料理が並んだが、たまもしっかりいただく。

お料理以上に話題も刺激的。
「アラフォーですよね?」と聞かれて、「はい」と答えたら、「40才」だと勘違いされ、「41才なのに、40才とサバ読んじゃった、どうしよう」話。それに対して、「人材派遣会社に10才サバ読んで登録したら、面接に呼ばれて、身分証明書もってこいって言われて退散」と、上には上がいた。

「40過ぎたら、素足は痛い(=痛々しい)わよ。レギンスはかなきゃ」
「あの大女優の○○だって、撮影のとき、膝に線入ってたらしいじゃない」
というセックス・アンド・ザ・シティばりの会話を聞いて、わがダンナが「すみません、レギンスって何ですか」と質問。「スカートの下にはくスパッツみたいなもの」という答えを受けて、「スパッツとは違うんですか」と重ねて質問。「この頃はレギンスっていうの」とお姉様に押し切られた。

カヨちゃん、ヤマムロ様、オオシマさんは3人ともバレエフリークで、「バレエの発表会の持ち出し」話も盛り上がる。衣装代、会場代に加えて、「自分のために踊ってくれるその他大勢」代も持つ場合、百万を越えることもある。いちばんお金がかかるのは、『眠れる森の美女』のオーロラ姫役かしら、とのこと。ステージに立つために自腹を切る大変さを知っているからこそ、お金を取れる舞台はちゃんと観に行ってお金と敬意を払うのだという。バレエのチケットは2万ぐらいする場合もあって、これで演劇何本観れるかしら、などと計算してしまっていたけれど、とにかくお金がかかるのですね。

そんな話をしていたら、トキオカさんが「日本舞踊はもっとかかる」と参入。最高峰は娘道明寺らしい。

蔵前でおもちゃ問屋を営むカヨちゃんの実家の話も面白かった。「なめ猫」ブームが去った後に大量に仕入れて、大量に売れ残り、「私はなめ猫の上で寝てたのよ」とカヨちゃん。数十年経ってブームが再来し、またぼちぼち売れているのを見て、「そら見ろ。俺は先見の明がある」とまったく懲りてないお父さんがかわいい。お父さんのキャラごとお借りして、おもちゃ問屋が舞台のドラマを作れそう。

一同がいちばん身を乗り出したのは、フルカワさんの「はなまるうどんの定期券」話。「一か月食べ放題で500円」と聞いて、「一日で元取れるじゃん!」「一日何回行ってもいいの?」などと質問殺到。「一杯105円のかけうどんを一日一回、期間中何度でも」ということらしく、店としては、トッピングでお金を落としてもらおうという計算のよう。入場料を無料にしてアトラクションでお金を落としてもらうようなもの? 

ベランダパーティ直前までパソコンに向かい、明日も打ち合わせで、今年のゴールデンウィークは、このパーティの数時間だけが束の間のオフ。でも、いい気分転換と充電になった。

ところで、かよちゃんちのベランダパーティーに来たのは2度目で、一度目はたまを産んで数週間後の初めての外出だった。猫ぐらいの大きさのたまを膝に置いてタイカレーを食べた。ずっと家の中にいて、外に出たくて出たくてたまらなかったのだけど、今思えば大胆なことをした。そんなことはもちろん覚えていないたまは、初めて来た場所のようにベランダからの眺めを楽しんだり、猫と遊んだりしていた。

2008年05月04日(日)  マタニティオレンジ279 子どもを一人のゲストとしてもてなす
2007年05月04日(金)  マタニティオレンジ114 二世代で同級生
2005年05月04日(水)  一緒に飛べなかった『アビエイター』
2002年05月04日(土)  フランスのパコダテ人、函館のアメリ。


2009年05月03日(日)  「つばさ」第6週は「父のぬくもり」

バタバタして日記が飛んでしまい……大阪の両親は、日記の更新が滞ると「仕事してるんやなあ」と思うのだとか。

さて、朝ドラ「つばさ」は早いもので、明日から第6週。再びチーフ・ディレクター西谷真一さんの演出。先日の日記にも書いたように「メロン」をこれでもかと食べ尽くし、ではなく、遊び尽くしたり、「オペラ座の怪人」ならぬ「名画座の怪人」が現れたりと、脚本の戸田山雅司さんの遊び心爆発!

若き日のヒロリン(西城秀樹)とカノン(高畑淳子)のツーショット写真も「つばさ」ワールドらしいお茶目さです。この写真がきっかけになって、「ヒロリンがお父さんでは」とつばさが誤解してしまうドタバタの一週間。

名画座の怪人=浪岡正太郎を演じるのは、ROLLYさん。出演者発表(>>>2008年10月15日(水) 朝ドラ『つばさ』に参加しています )で「お茶の間に怪奇の風を吹かせます」と語った通り、初登場からかなり怪しい風吹きまくり。台本にも(年齢不詳)と真面目に書かれている異色のキャラ。この浪岡が歌うショータの歌は名曲! 『ロッキー・ホラー・ショー』と『星の王子様』の舞台をおかわりするほどROLLYさんの歌にしびれたわたしは、あの切ない声を聴くだけで、キューン。どこかで聴いたその歌詞は……5週のつばさのあの告白! 週の後半に登場しますのでお楽しみに。

連続テレビ小説「つばさ」(月)〜(土)放送中
【放 送】総合・デジタル総合 8:15〜8:30
     デジタル衛星ハイビジョン 7:30〜7:45
     衛星第2 7:45〜8:00
【再放送】総合・デジタル総合 12:45〜13:00
     衛星第2 19:30〜19:45 (土)9:30〜11:00(一週間分)

2008年05月03日(土)  80BOYS AND BABYの会
2007年05月03日(木)  中原道夫さん目当てにサイエンス俳句
2004年05月03日(月)  渋谷川ルネッサンス
2002年05月03日(金)  スペクタクル・ガーデン「レジェンド・オブ・ポリゴン・ハーツ」


2009年05月02日(土)  絵本みたいなデコレの収納ボックス

DECOLEというブランドを知ったのは、先日日記で紹介したお菓子なカップがきっかけ。マグアップをひっくり返すとケーキやプリンになる「chocolat fraises」シリーズを手がけているのが、このブランドらしい。調べてみると、わたし好みのかわいくてあったかい雑貨をたくさん手がけている。

その中で一目惚れしたのが、収納ボックス。「きのこ」「りんご」「サボテン」「ロボット」の4種類に、それぞれ大と半分サイズの小があるのだけど、取り扱っているショッピングサイトを訪ねて回ると、ことごとく売り切れ。こうなると、ますます意地になり、ようやく楽天のこだわり雑貨MY WORLDというお店で再入荷待ち予約を受け付けてくれることがわかり、早速購入することに。

一緒にパソコン画面を見て「たまちゃん、きのこがいい」と指名していた2歳児たまと楽しみに待つこと一週間。「わあ」と歓声を上げながら、届いたボックスたちと対面。組み立てて、ちらかっていたおもちゃを放り込むと、ちょっと部屋の中がすっきり。「小さいサイズのボックスはおむつ入れにぴったり」とお買い物レビューにあったのだけど、たしかにちょうどいいサイズで、おむつを取り出すのが楽しくなる。たまも「おむつはここよ」と覚えて、うれしそう。

ほのぼととしたタッチで布に描かれたりんご、きのこ、さぼてんは、絵本の主人公たちのよう。今度子守話に登場させましょう。

2008年05月02日(金)  マタニティオレンジ278 2380円のピアノ
2007年05月02日(水)  マタニティオレンジ113 上野動物園でいちばん面白い生き物
2002年05月02日(木)  永六輔さんと「しあわせのシッポ」な遭遇


2009年04月29日(水)  ムックのフロクにワクワク

amazonで注文したムックが2冊届く。ひとつは先日の日記(>>>2009年04月08日(水) Q-potのお菓子なアクセサリー
)で紹介したアクセサリーブランドの初のムック『Q-pot.』。付録の「チョコッとエコバッグ」に一目惚れして、衝動買い。「1500円以上購入で送料無料」にすべく、あと一冊何を買おうかしらんと思ったとき、「この商品を買った人はこんな商品も買っています」の中に、同じく宝島社e-MOOKシリーズの『MILKFED. 2009 SPRING/SUMMER COLLECTION』を見つけた。若い女性をトリコにしているというMILKFEDなるブランドのことは知らなかったけれど、付録の「ハート総柄キャミソール+ショートパンツ+巾着の豪華3点セット」に惹かれて、同梱商品に選んだ。

厚みのあるダンボール箱を開け、一冊ずつ取り出し、付録ページへまっしぐら。付録の入った袋を両面テープでページに貼り付けてあるので、はがすとテープ部分がはがれてしまうのだけど、ビリビリと外しながら、ワクワク感は高まるばかり。子どもの頃に定期購読していた学研の月刊誌の付録を開けるときの興奮が蘇った。

お目当てのチョコっとエコバッグは、思ったよりしっかりした造り。「チョコレートのポーチの中からエコバッグが現れる」という説明を、わたしは「ポーチとエコバッグが分かれている」と理解していたのだけど、実際は一体型で、ポーチ部分がエコバッグの底になる。

2歳児娘のたまはチョコレートバッグに興味津々。早速うちにあるものを次々と放り込み、お買い物ごっこ。さらに、MILKFED.ムックの付録のハート柄キャミソールと短パンにも目を輝かせ、キャミソールをロングドレスのように着こなしたり、短パンを長ズボンの上から重ねばきしたり(本人は「いけてる!」と思ったのか、この格好で生協まで買い物へ出かけた)。

付録を娘に取られたので、わたしはムックのページをパラパラ。あれも欲しいこれも欲しいと目移りしてしまうQ-pot.はカタログを見るような楽しさ。女の子感満載のMILKFED.は、わたしにはスイートすぎるけど、ファッション誌感覚でほしのあきやしょこたんの着こなしを眺めている。

2008年04月29日(火)  マタニティオレンジ276 上野動物園で小動物と遊ぶ
2007年04月29日(日)  マタニティオレンジ112 「自立とは」を考える
2002年04月29日(月)  宮崎あおい写真集『happy tail』にいまいまさこ雑貨


2009年04月28日(火)  『ぼくとママの黄色い自転車』完成披露試写

新宿バルト9にて、今井雅子脚本の6本目の映画『ぼくとママの黄色い自転車』の完成披露試写。上映前に主人公の沖田一家(父・一志役の阿部サダヲさん、母・琴美役の鈴木京香さん、息子・大志役の武井証くん)と井口喜一プロデューサーが登壇して、舞台挨拶。今回はロケ最終日の新横浜駅にお邪魔しただけで、ほとんど撮影には立ち会えなかったので、出演者の皆さんから撮影秘話や作品への印象を聞けるいい機会となった。

武井くんとは新横浜駅でちらっと挨拶したのだけど、愛らしくて利発で、インタビューの受け答えでは、「この映画を観て、やさしい人がふえますように」などとオトナをキューンとさせることを言う。どうしたらこんないい子になるの? 

阿部さんは京香さんとの夫婦役について、「自分でいいのかな」と謙遜し、「新宿歩いていても、いますよね。お前で、それかよ」と自らを不釣り合いなカップルをたとえて笑いを取っていたけれど、これがなかなかスクリーンでも舞台で並んでもお似合い。まず京香さんが決まり、相手役に阿部さんを起用した理由は「年上女房っぽいイメージがあって、秘密を抱えてうじうじと悩む姿が似合いそうと思った」と井口プロデューサー。長身の京香さんに合わせて、阿部さんは「はじめて雪舟というものをやらせていただきました」とのこと。

「この作品、小学校回ってもいいですよね。『飛べイカロスの翼』という作品を昔小学校で観て、すごく印象に残っているんですけど、あれも確かさだまさしさんが主題歌でした」と阿部さん。さだまさしさんが書き下ろした主題歌「抱きしめて」は、聴くだけで心の垢が取れそうな繊細で優しい曲。

京香さんは子どもと離れる決断を迫られる母親という難しい役を「ぜひ挑戦したい」と引き受けてくださったそう。ひとつひとつ言葉を選びながら語る姿に、「自分だったらどうするか」を問いかけながら琴美という人物を作り上げてくださったのだなと想像した。原作にある琴美の「奇跡」の一瞬を映画でも丁寧に描いているが、会場で配られたパンフによると、原作『僕の行く道』作者の新堂冬樹さんは初号試写で号泣して以来、京香さんの顔を見るとパブロフの犬状態で涙が出てしまうのだとか。

舞台挨拶最後は、大志の従姉(琴美の妹・西田尚美さん演じる里美の娘)役の安部美央ちゃんが、大志とともに旅に出る犬のアンを抱いて登場し、記念撮影。アンの目線をもらうのが難しく、「アン! こっちこっち! アンちゃん!」の呼びかけに応じたり応じなかったりが和やかな笑いを誘っていた。アンと武井くんを見ているだけで、微笑ましくて頬が緩んでしまう。

本編は初号試写(>>>2008年10月31日(金))ですでに観ていて二度目なので、前回よりは落ち着いて観られた。小豆島いいとこだなあ、公開の頃に行きたいなあなどと一観客の目で楽しむ。わたしのひそかなお気に入りは、母国語・関西弁が出てくる明石の場面。由美役の梅原真子ちゃんの小生意気さが、観ていて楽しい。全編関西が舞台の映画をやりたいなあと思った。

主題歌「抱きしめて」が流れるエンドロールの窓の中で展開するエピローグも、好きなシーン。赤いポストに出して、おうちのポストに届く手紙のアナログなチカラを信じたいわたしにとっては、この作品で「郵便」や「郵便局」が活躍していることもうれしい。電子メールも便利だけど、切手貼って投函して相手に届くまでの時間差のドキドキを味わえる手紙が、やっぱり好き。

益田祐美子さんの紹介でご一緒した(>>>2009年01月21日(水) キスかキフか? 非常時に強い女と自転車の会)小豆島ヘルシーランド株式会社社長の柳生好彦さんと株式会社ソフトウェア・ジャパンの女社長、高山里美さんの相合い傘クレジット(「企画協力」の下にお二人の名前が並ぶ)を確認でき、お二人にも再会できた。

『ぼくとママの黄色い自転車』は、8月22日公開で、ただいま前売り券発売中。公開日は奇しくも娘の3歳の誕生日なのだけど、今日の日記を書き終えて、5年前の4月28日の日記のタイトルが「黄色い自転車」だった偶然に気づいてびっくり。最近埃をかぶっているわが家の黄色い自転車、映画の宣伝も兼ねて乗ろうかな。


2009年04月27日(月)  脚本のネタにもならない話

2歳児娘のたまが、家のどこからかハンコを拾ってきた。さくらの花びらの真ん中に「たいへんよくできました」のハンコ。広告会社時代、プレゼン用のレイアウト原稿を作るときの資料でデザイナーが買ったものをもらった記憶がある。

「ぺったんしたい」とたまが言うので、インクパッドを与え、おむつに押させることにした。いいウンチをあらかじめほめるとしよう。子どもはハンコが大好き。目を輝かせて、ぺったん、ぺったん。満足そうに「できた!」と差し出されたおむつを見ると、「たいへんよくできました」ではなく……

「ふつうです」となっていた。不意打ちを食らうと、おかしみが倍増する。「ふつうです」という謙虚さとおむつの組み合わせが、なんともおかしい。

その出来事の少し前、たまが夕食の席で突然「みんな、ぜいたくなんだから!」と怒った口調で主張を始めた。「何それ?」と聞くと、保育園のお友だちがそう言うのだと答えた。「そう言われたら、みんなどうするの?」と聞くと、「はい、そうですっていうの」としおらしい答え。2歳児が小さな頭を並べて反省している図を想像して、吹き出した。

さらにさかのぼって、昨日のこと。ベランダに向かって、たまが「カメラもってるひと〜」と連呼し、うちの子がついに壊れたかと心配したら、プランターに立っている「カメラを構えたm&m人形」(写真左奥)に呼びかけていた。

こういうエピソードは、当事者を知っていている家族だから面白いのであって、わたしが笑いながら披露しても、人にはあまり受けない気がする。だから、脚本のネタにもならなさそうだけど、ささいなネタだからこそ書き留めておかないと忘れてしまいそうだ。

ネタにもならない話といえば、休日にダンナが「今日も君はサシスセソだね」と言い、「なんのこっちゃと思ったら、「サシスセソ」=「サ行」=作業(仕事)のことだった。

2008年04月27日(日)  シナトレ9 ストーリーを面白く(おいしく!)する5つのコツ
2007年04月27日(金)  マタニティオレンジ111 「祝・出産 祈・安産」の会
2004年04月27日(火)  二級建築士マツエ
2002年04月27日(土)  映画デビュー!「パコダテ人」東京公開初日


2009年04月26日(日)  宮崎メロンと朝ドラ「つばさ」

宮崎メロンが届いて5日。食べごろになったので、冷蔵庫で一時間冷やして、いただく。「冷やし過ぎ禁物」ということを同封のしおりで知った。いつもは先割れスプーンで食べるのだけど、娘のたまのために包丁で細かく切って食べたところ、なぜかこのほうがおいしく感じる。断面がシャープなほうが甘みを増すのか、不思議。

ところで、「宮崎」「メロン」と朝ドラ「つばさ」は縁が深い。明日からの第5週「運命の人」で明らかになるけれど、思いを確かめたと思った矢先、翔太が入団テストに受かったのは宮崎ポロナティーヴォ(宮崎名物の地鶏に引っかけたポルトガル語のネーミングだったような……)というチームで、いきなり遠距離恋愛か、それとも……という展開。5週のキーアイテムは「サッカーボールの携帯ストラップ」と甘玉堂名物の「あまたま」。この二つを結ぶキーワードは「ベターハーフ」。果たして、つばさにとって翔太はベターハーフと言える運命の人なのか、ご注目。

そして、翌週第6週では、なぜかメロンが活躍。宮崎メロンかどうかは不明だけど、メロンでこれでもかというぐらい遊んでしまうところが「つばさ」らしい。

連続テレビ小説「つばさ」(月)〜(土)放送中
【放 送】総合・デジタル総合 8:15〜8:30
     デジタル衛星ハイビジョン 7:30〜7:45
     衛星第2 7:45〜8:00
【再放送】総合・デジタル総合 12:45〜13:00
     衛星第2 19:30〜19:45 (土)9:30〜11:00(一週間分)


【今日のおやつ】大分菊家の「和っぷりん」

昨日の「ぷりんどら」と同梱で購入した菊家の和っぷりん。どら焼きの皮ではなく、「ナボナ」のような皮でプリンを挟んでいて、プリントの相性はこちらのほうがいい気もする。ネーミングは「チャップリン」とかけているのか? 抹茶味のプリンで「チャップリン」という商品があってもおかしくない。

ダンナの実家にも「和っぷりん」と「ぷりんどら」を一箱ずつ持っていったところ、「珍しい。こんなの初めて」と喜ばれた。ちょっとした手土産によろしいかも。

2008年04月26日(土)  マタニティオレンジ275「これ、なぁに?」
2007年04月26日(木)  マタニティオレンジ110 保育園のPTAはイベント盛りだくさん
2002年04月26日(金)  『アクアリウムの夜』番外編:停電ホラー


2009年04月25日(土)  小津安二郎と今井雅子が並ぶの図

小津安二郎と今井雅子の名が並ぶことなど、まずないと思っていた。相手は巨匠、そのうえ故人であり、お仕事や会合でご一緒するのも難しい。そう思い込んでいたので、二つの名前がくっつきあっているのが目に飛び込んだ瞬間、「!」となった(これは便利な表現で、脚本のト書きでも、〈目の前の光景に「!」となる〉などと使われる)。

わたしが所属している日本シナリオ作家協会では、会員が委託すると、著作権使用の許諾を代理でやってくれる。会員が著作権を持っている脚本作品がテレビ放映されたり、DVD化されたりする際、協会が窓口になってテレビ局などから出された使用申請に許諾を与えるのだが、「この会員のこの作品の使用を○○社に許諾しました」という実績一覧が定期的に送られてくる。小津安二郎氏の著作権管理も協会が行っていて、小津氏が脚本を手がけた『お茶漬けの味』とわたしの『天使の卵』の許諾の順番が隣り合わせた偶然により、名前が並んだのだった。

京橋フィルムセンターの小津安二郎生誕百年特集で『東京物語』と『麦秋』を観たのが、2003年11月30日(日) のこと(>>>日記)。あれから、はや6年。『お茶漬の味』は未見。

【今日のおやつ】大分菊家の「ぷりんどら」

新聞の折り込みチラシのデパート催事情報で目が合った菊家ぷりんどら。「プリンとどら焼き、好物の夢の競演はいかに?」と「プリンがどうやってはさまっているのか?」の興味の亜答えを求めて、早速お取り寄せ。崩れないしっかりプリンながら、味や食感は自然という不思議。ほどよい甘さで、後味は軽やか。でも、どら焼きにあんこがないと、なんだか淋しい気持ちになることを発見。あんこ入りぷりんどらだと最強かも。

それにしても、少し昔は催事でやってくるのをつかまえるためにデパートへ足を運ばなくてはならなかったのに、デパートのチラシで知ったお店からネットで直接買えてしまう時代。これではデパートの売り上げは伸び悩むなあと便利さを喜びつつ心配になる。

2008年04月25日(金)  マタニティオレンジ274 予算の使い道は未来の使い道
2007年04月25日(水)  教え子四人とシナリオ合評会
2005年04月25日(月)  美保子さんちで桃を愛でる会
2003年04月25日(金)  魔女田本「私、映画のために1億5千万円集めました」完成!
2002年04月25日(木)  田村あゆちの「ニュースカフェ」に演


2009年04月24日(金)  自宅で穫れたてしいたけ!

「フーデニング」(foodening)なるけったいな言葉を新聞で知った。ガーデニングとフードを合体させた「食べられるものを育てる」という意味だとか。フーデニングというだらしなさそうな響きで損している気もする(フードニングのほうがおいしいものが育ちそう)が、それはともかく、いま静かなブームなのだという。

一時期ベランダ・ガーデニングに凝ってた頃は「ロシアンルーレット・ガーデニング」と称して、食べた野菜や果物の種を手当たり次第蒔き、運が良ければ収穫を楽しみ、食える種蒔図鑑という傑作サイトも愛読していた。出産後、手が回らなくなってベランダ農園が全滅してからは遠ざかり、キッチンの窓辺でセリやハーブを育てる程度になっていたのだけど、記事を読んで、よし、また育ててみるかという気になった。早速、セリとパセリをベランダのプランターに移し、バジルとミントの苗を買ってきて、農園再開。

さらに、「自宅でしいたけを栽培できるキット」が市販されていることを同じ記事で知り、そそられる。霧吹きで水をやるだけで手軽に収穫できるとは魅力的。楽天で調べてみると、しいたけの他にもエリンギやしめじの栽培キットまで出ている。いくつか比較した上で、「岡山いー果物産直便」というお店の【送料無料】しいたけ栽培セットを購入。菌床ブロックとトレイと栽培説明書というシンプルな内容で、ちまちましたオマケがついてこない素材勝負な素朴さに本格を感じた。

4月19日、どかんと届いた菌床ブロックは重みずっしり。いちごパックみたいなプラスチックの受け皿がついているが、個人的にはこれもないほうが潔い。オードブル皿に移し、直射日光の当たらない冷暗所(暑さが大敵)ということで玄関に置く。

21日の朝には、にょきにょきと白い頭が出てきた。乾燥しないよう気をつけるのがコツらしく、一日3〜4回こまめに霧吹きをかけ、「おおきくな〜れ」と気功で気を送る。
一日経って、22日には「いつの間に!」と目を見張るほど成長。これは楽しい。
そして、23日。スタメンきのこは、またまた成長し、新顔もふえた。
初収穫で2本もぎとり(なるべく根元を残さないようにとのこと)、お味噌汁の具にしてみる。新鮮でプリプリの柄もしっかり食べられ、おおこれは松茸のような食感。いつもはしいたけをいやがる娘のたまは、育てている間も「たまちゃん、これ、ばべられないの」と言っていたくせに、自分も霧吹きをしたので親近感を持ったのか、「ばべてみる」と言い出し、ひと口食べると、「もっとばべる!」。食べものが育つ過程を見せたり、世話させたりすると、興味を持って食べてくれるというのは本当なんだなあ。

収穫時期を遅らせると傘が開いてきて大きなしいたけが穫れるらしい。この先もしばらくにょきにょき出て来るようなので(運が良ければ何か月にもわたって収穫が見込めるそう)、小さなしいたけ山を楽しもうと思う。日本のしいたけに飢えている海外在住の友人に送っても喜ばれそうだけど、しいたけ菌は検疫で引っかかるかしら。

2008年04月24日(木)  マタニティオレンジ273 アルバム絵本『かまくらへいきました』
2007年04月24日(火)  4000人と出会った男、大阪へ。
2002年04月24日(水)  天才息子・西尾真人(にしお・なおと)


2009年04月23日(木)  不二家のショートケーキと不二子のごそっとコピー

ウキちゃんの整骨院で院長が施術しながら、知り合いから聞いた「嘘みたいな本当にあった話」をしてくれた。その昔、豊島区大塚にあったドラッグストア「フジヤ」へおつかいを頼まれた少年がいた。
「フジヤで消毒液買ってきて」
だが、少年はなかなか戻って来ない。
「不二家でショートケーキ買ってきて」
だと勘違いして、不二家のある町まで出かけていたらしい。
「作り話かと思ったら、知り合いの同級生だったその少年にこないだ会って、ほんとだったんです」と院長。

その話を聞いて、広告会社で働き始めた頃の失敗を思い出した。上司に
「コピー5セット取ってきて」
と言われてなかなか戻ってこなかったわたしは、
「コピーごそっと取ってきて」
だと勘違いして、「こんなもんかな」と大量のコピーを取っていた。
このネタは2006年夏に放送したテレビ朝日の土曜ミッドナイトドラマ『快感職人』第3話、冴えないOL松野不二子(松下恵)編で使った。
お、偶然だけど、不二家と不二子。

不二家つながりで、ひと月ほど前に食べたペコちゃんチョコレート。娘のたまがダンナ父と銀座の不二家でデートして、パフェを食べてきたときのおみやげ。パフェをつつきあう年の差70歳のカップル。じいじのことだから「あーん」と食べさせてあげ、パフェよりもとろけていたに違いない。

2008年04月23日(水)  マタニティオレンジ272 二語でおしゃべり、たま1歳8か月
2007年04月23日(月)  はちみつ・亜紀ちゃんのお菓子教室でお買い物
2005年04月23日(土)  根津神社のつつじまつり
2004年04月23日(金)  くりぃむしちゅー初主演作『パローレ』(前田哲監督)
2002年04月23日(火)  プラネット・ハリウッド

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