Just for today !
re-invention



 一年を振り返って

大晦日の寒い一日。
昨日玄関に飾った息子がつくったお飾りが寂しそうに揺れる。
今年は,こんな感じが丁度いい。
買い物に出かけるが,
ネットで購入した方がはるかに安いものばかり。
いくつかの掃除を手伝い,スキー板を片付け。
そこから読書三昧。
「生協の白石さん」「ドラゴン桜(11)」「博士の愛した数式」
紅白を見ながら,GRAPES関連の図書も2冊購入し斜め読み。
弟の息子も来て,楽しいひととき。









2005年の目標として掲げた目標を再点検

「幸せを実感できる学校を作りを目指す」・・・・・・・○
数学教育では,問いを持つことの価値・探求する楽しさ
・できる喜びを実感できる授業を展開する。・・・・・・△
テクノロジー活用に関しては,
 Voyageを生徒が操作する授業をさらに開発する。・・・▼
 Voyageを日常で使えるようにするために,
 アメリカ・カナダでしか販売されていないTI-Navigatorを
 導入できるように,研究助成を申請する。・・・・・・×
道徳では,「命」をテーマに更なる授業開発を行う。
 資料にとどまるのではなく,保護者はもちろんのこと,
 ゲストを招いた授業を実施する。・・・・・・・・・・×

「共に本気で授業改善を考える仲間をふやす」
・静岡テク活用研を6回以上実施・・・・・・・・・・・×
・そのための研究助成も申請する。・・・・・・・・・・▼
・全国レベルでの発表を4回以上行う・・・・・・・・・△


○がほとんどつかない残念な結果となった。
でも,充実していた一年だった。

今年は,生徒指導主事としての仕事が大きな位置を占めた。
「いいことカード」は,なかなか面白かった。
玄関ポスターや生徒指導便りも,楽しめた。
とはいえ,様々な判断・決断をその場で迫られ,その経験から,
更に学ぶばなくては,磨かなくてはと思うようになった。
教員として仕事をするとはどういうことなのかが,
ようやく見えてきたようにも感じた。

数学教育に関していは,
全国レベルの発表は3回,数学教育にも3回執筆。
当初思っていたVoyage関連は,ほぼ×。
しかし,板書を毎時間撮影し,プロジェクターで見せることで,
日常的にIT機器を使う授業をすることができた。
毎日使うことで,見えてきたことも多い。
dbookのすごさ・良さも実感できた。
それより何より今年は,「スタンドアップ方式」だろう。
重ねていって,3年生になってもいい授業ができるのか。
これからが楽しみ。
とはいえ,仲間づくりに関してはもう一歩進まず。
12月のGC活用研に参加できなかったのは何とも残念!

堀田先生のご講演や「メディつき」の研究会に参加したことから,
思いがけず,堀田先生に近づくことができたが,
さあ,ここからどうしていくのか。
迷いもあるが,せっかくの機会を生かして進みたい。


最後になりましたが,
今年も,お世話になりました。
日記を見ていただいて,
思わぬところで声を掛けていただけたことが,
大変励みになりました。
来年も,どうぞよろしくご指導下さい。
それでは皆様,どうぞよいお年を。



2004年12月31日(金) 追われる中でも展望を
2003年12月31日(水) 一隅を照らす光に


2005年12月31日(土)



 思うように話ができない

恒例の餅つき。
今年は体を鍛えていないため,重い杵では息があがる。
それでもなんとか3臼打つ。
中学時代の友人と,こうして年に何回か会うのだが,
思うように話ができない。
自分の中に壁があるのかな。
「日本の将来に自分は希望を持てない。
 若者を見ていれば,どう見ても・・・」
と言う言葉にも,きちんと反論できない。

夕方から,弟と少しだけ話す。
アメリカの国民性についての話を聞くが,
今の日本と比べて,どうなのだろうか。
アメリカという国の底力を,先の大戦や,
立花隆の「アポロ13号奇跡の生還」で感じているだけに,
素直にうなずけない。

子どもを叱れない大人たちへ」を一気読み。
時間が流れていくのが早い。


2004年12月30日(木) 年末恒例の餅つき
2003年12月30日(火) 餅つき


2005年12月30日(金)



 同じことを教えるのにも

朝から,焼きたてパンのおいしい食事。

ちょっと出発が遅れるが,今日もスキーに。
ブーツを車に置いておいたため,
寒さでブーツが硬く,履くのに一苦労。
約2時間あまり,昨日の学習を元に再度チャレンジ。
スキーのトップをきちんと押さえるためには,
足首の前傾角度を,意識すること。
同じことを教えるのにも,いろいろな方法があるものだ。
一つ一つのターンを楽しむ。
3人の子どもたちと,リフトに乗っているとき,
ニホンカモシカを発見。
下の子どもは初めての経験で,大はしゃぎ。

今日は昼で上がり,くのパンへ。
久しぶりにオープンしていて,大量に購入。
アウトレットで買い物をし,更に小淵沢で温泉へ。



2004年12月29日(水) 年賀状作成
2003年12月29日(月) 日本製なのに日本で発売されない!


2005年12月29日(木)



 部分にこだわると

気分転換に清里へ家族旅行。
直前でもネットで宿が予約できるのはうれしい。
天気もよく,
風もなく青い空に
雪景色の赤岳が美しい。
昼でも,ダイヤモンドダストが飛ぶ中,
思い切りスキーを楽しむ。



午後からは,スクールに。
カービングスキーの性能が変わり,
教える内容も昨年とは変化していて,
年度当初は,教える側も混乱しているとの話。
ポジショニングも,確かにちょっと違う。
「外足を上体と共に思い切って出すこと。なんば走りのように・・・」
というのには驚き。
内足の畳み方,引きつける動作は,
ポジショニングがしっかりしているからできること。
後傾気味の自分には難しく,
やろうとしていることはわかるが,
やろうとすると,バランスがめちゃくちゃに。
インストラクター1人に,生徒3人という
恵まれた少人数の講習でありながらも,
もっと自分のペースで学びたいと思う。
(子どもの気持ちがよくわかる!?)
部分にこだわると,全体が崩れる。
重心をどう移動するのかは,陸トレを積もうと決意。
何を教えるべきなのか,コーチングは難しい。

無料になった八ヶ岳高原道の眺めは最高。
ロイヤルホテルで温泉につかり,
予約したペンションへ。
3回目で,子どもたちも慣れた宿。
おいしい食事を挟んで息子とオセロ。
終盤の詰めを誤り,
四隅を全て押さえながらも同点というおかしな結果。
こんな時間も,もっととりたいもの。

2004年12月28日(火) 作図ツール検定!?
2003年12月28日(日) 卵を10個割ったら次は・・・


2005年12月28日(水)



 やんちゃ和尚

いつもより,少しだけゆっくり起きる。
やんちゃ和尚」を読む。
親としてきちんと子どもを見ることが今,
どこまでできているのか。
箸の使い方のきちんとできていない子どもが多いことに
すっかり慣れている自分の感覚が,何とも怖い。
時間軸で,その子を見ていくという手法はなるほどと思う。
その時の子どもの表れのみで,
物事を解決しようとしているのも,無理がある話。
とはいえ,ここまで学校の教員が踏み込めるのかというと,
それもまた難しい。
最後の章が何とも重くのしかかる。
ついでに,気になる本をネットで注文。
(こんなに読む時間があるのかな?)

昼前から妻の実家に行き,義父や姉妹に会う。
最後の最後まで,義母の看護に尽くした一家。
こういう方々に出会えたことに感謝。
「家族で支え合って・・」という義父の言葉が思い出される。
娘や息子達は,
どんな思いでこの言葉を受け止めたのだろうか。

2004年12月27日(月) 職員室で仕事納め
2003年12月27日(土) 今日も,悪戦苦闘


2005年12月27日(火)



 義母の葬儀式で

義母の葬送式へ。
昨夜の前夜の祈りもそうだが,
故人名の入ったプログラムが用意されることも,
仏式とは大きく違う。
式次第はもちろんのこと,
賛美歌や,説教のキーとなる聖書の一節が印刷されるのはいい。
仏教を多小かじった自分でも,知っているお経は限られている。
意味がわからないままに教典を聞いても,
残された家族にとって,どこまで供養になるのか。
心の整理を付ける場になるのか。
10年前,父が他界した通夜の席で和尚様に
白隠禅師坐禅和讃を読んでいただいたことを思い出した。
とはいえ,それを自分が知っていたわけではない。
 衆生本来仏なり、水と氷の如くにて、
 水を離れて氷なく、衆生のほかに仏なり

という一説があまりに印象的であったが故に,
後でお聞きし,調べることができたもの。
そうでなければ何の印象もない読経を聞き,
ただただ時間のみが流れたことだろう。
この一説だけでも,印刷・配布されていたのなら,
仏教に関心を持つ方もずいぶん増えるのではないか。
お若い牧師様から,
「昨日は,眠れましたか?」
と声を掛けていただけたの新鮮。
「死ねばみな仏」という日本的な曖昧さとは違い,
遺影や遺体には手を合わせない教義(?)には違和感を覚えるが,
人を大事にすることに関しては,学ぶべき点が多い。
こういう交流を,仏教徒こそすべきかもしれない。

忙しい中,今日も職場の方々に参列いただき有り難い限り。
姉弟にも,ずいぶん助けていただいた。

2004年12月26日(日) 富士山を見に
2003年12月26日(金) 出来るようになりたいと強く思う事


2005年12月26日(月)



 恵みの中で

23日のGC活用研究会での情報が流れ,
これまで以上に刺激的な会になったとの情報が,
MLや玉置先生の日記飯島先生のブログから続々と流れてくる。
ここを起点に次が始まるだろうと思うと
何とも残念だが,仕方がない。
静岡のメンバーを誘っていなかったのは,
良かったのか悪かったのか。

自宅出棺,教会での前夜の集い。
お忙しい中,たくさんの方々にお集まりいただく。
賛美歌と説教。
キリスト教と,念仏の絶対他力の世界は
かなり通ずるものがあると感じた。
それにしても,こうやって本当の信者でない方にも
真心を込めて送って下さるように感じられるのは,
一人一人ときちんと向き合っているからか。
結局は人。
イスラエルとは,単に国の名前ではないことも知る。

自分は本当にいい方々に恵まれていると感謝。


2004年12月25日(土) GC活用研究会in小牧
2003年12月25日(木) 思いを形にする難しさ


2005年12月25日(日)



 区別できないものか

今日も朝から登校し,昨日できなかった書類の作成。
昨年度よりも大幅に軽減された報告書とはいえ,
こういうことを手でまとめる虚しさ。
人でなければできない業務と,
機械に任せればいい部分との区別ができないものなのか。
委員会こそ,新たな発想が必要な時代なのに。

11時前になんとか終了し,帰宅。

妻の実家へ。
親戚が次々に集う。
ホッとしている間もなく,義父の体調も心配。
義母と共に過ごす最後のクリスマス。



2004年12月24日(金) 失敗の発想の幅
2003年12月24日(水) リフレッシュ


2005年12月24日(土)



 表情から

今日から休日。
いつも通りに登校し,来年の柔道の大会申し込み。
大事な書類を発見したが,これに手を付ける余裕はなく,
早々に帰宅。

一家で妻の実家へ。
教会葬は初めてなので,よくわからないことが多いが,
牧師様3名がお見えになり,納棺の義。
賛美歌を久々に歌う。
牧師様達の言葉は,いつもの仏式とは違い新鮮。
何より,表情からにじみ出るものがある。


終了後も,いくつかの打ち合わせ。
決めることはいくつもある。




2004年12月23日(木) 親の思うようには
2003年12月23日(火) 無限のバリエーション


2005年12月23日(金)



 正直であること

朝から雪が舞う。
校内定点観測(?)も,今日はほんのり残った雪景色を見るばかり。








今日は,授業最終日。
生徒アンケートを印刷し,朝の打ち合わせで昨日のことを紹介。
関わる方々に,どこまで何を言えばいいのか。
本気であれば,真剣な姿はどこかで伝わるはず。
「半分半分」という昨日の言葉は,伝えるべきだったと後悔。

授業は生徒の反応を楽しみながら。

比例については,スタンドアップと指名を組み合わせて,
これでもかとたたき込む。
授業の途中で,義母の訃報が入る。
連絡をとり,3時間目の授業までは今の責任を果たすことに。
3クラスともスタンドアップのアンケートをとる。

進んでいるクラスでは,
反比例について,
dbookで教科書書き込み。
教科書には,
表からグラフまで
用意されていてありがたい。


いくつかのことを依頼し,
職員室で,明日の小牧行きを失礼するメールを入れ退校。

年末の県庁前通りは混雑していて,車が思うように進まない。
気持ちが急いでいるからか。

亡き義母と対面。
ほんのり薄化粧がよく似合う。
正直で,人の良さをそのままに生きてきた方。
初めて,この家でお会いしたときのこと,
一緒に何度か旅行したことなど,
様々なことが思い出される。

いったん帰宅し,子どもや母を連れて,再度義母の元へ。
決めなければいけないことがたくさんある。
通夜は25日,葬儀は26日。
何をしたのだろうか。
思い出せない時間がたくさん。

雪の知らせが夜になっても続く。
スタンドアップのアンケートを集計。
生徒の言葉に勇気づけられる。



2004年12月22日(水) GCで広がる世界
2003年12月22日(月) 物があふれている時代


2005年12月22日(木)



 「微妙」ではなく

体調はようやく復活。
今日も寒いが,それでも他県に比べればまだまだ暖かいもの。
朝からちょっとした対応。
この繰り返しではしかたがない。
どうしていくべきなのか。
全てを解決できなくても,やれることはこれだけではない。
当事者意識を持てない方がいるのは,事情が見えていないから。
情報をきちんと公開しなくては。

午後からに備えて,授業を午前に固める。
今日で最後になるクラスも多い。
何とか比例を終わらせていく。




比例の式を求める問題。
スタンドアップに生徒も慣れ,どのクラスでもいい雰囲気。
立って満足してしまう生徒がいないわけではないが,
柔らかい雰囲気の中にも,
問題を反芻し学ぼうとする姿勢が全体に漲る。
この段階で,スタンドアップ方式について
生徒からアンケート調査をとっておこうと決意。
いくつかの項目が頭に浮かぶ。

4時間目が終了後連絡が入り,急いで担任と某所へ。
期待と不安,様々な思いが交錯するのは自分だけではないはず。
元気な表情としっかりした声。
さらにそのまま学校へ。
公式な場で心を和ませたまま,話を聞き出す難しさ。
聞き慣れた「微妙」ではなく,「半分半分」の意味を知り,
思いの強さや確かさを知る。
さあ,これからだ。お互いに。

その後の運営委員会でも,いくつかの提案がなされるが,
自分の準備不足が身に染みる。

スタンドアップの生徒アンケートを作成し,
明後日の小牧での会のために,
川崎の地曳先生の授業実践をネットで見始めるが,
なぜか20分ぐらいで動かなくなる。(残念!)
熊本の武田先生の日記でも,
あの授業のその後を実践された模様が書かれていた。
数学で何を教えるのか,何を学ぶのか。
数学を通して,
同じ道を歩んでいた古の人々や問題作成者,
さらには,共に今歩んでいる方々と対話することは楽しい。
数学に惹かれた人々の世界に,生徒を引き込みたいと思う。
しかし,これを話し合うのは難しいだろうなあ・・・・。
目指すものが何なのかは,
授業者の思いも,参観者の思いも,それぞれ別モノのはず。

メディつきの会合で堀田先生に言われた,
「数学の証明はプレゼンに似ている。
 少ない文字数で証明することが,数学の美しさ。
 数学における表現を分類しても面白いのでは」

という話とも相通ずるものがあるが,
今の自分のやっている授業とはあまりに違う世界。
岡本先生に言われた,
「我々は数学の授業をしているのではない。
 数学教育をしているのだ。」
 それは生徒の人間形成に寄与する数学教育であるべきだ。」

という言葉を改めて噛みしめる。
スタンドアップ方式は,
「生徒の人間形成に寄与している」と断言できる。
生徒が学ぶ授業が,無理なく展開できる。
暖かい人間関係を育むこともできる。
とはいえ現状では,
数学的なダイナミックさとはほど遠いところにある。

2004年12月21日(火) 「よのなか」に震える
2003年12月21日(日) 少人数制の弊害


2005年12月21日(水)



 授業を楽しむ

昨日よりも寒く感じるのは,自分の体調が更に悪いから。
それでも,ここでダウンするわけにはいかない。

授業は,座標を読んで求めたり,比例の式にまつわる問題。



このあたりができるかどうかが,テストでは求められる。
座標を読むことは,簡単なようでいて難しい。
勘違いする生徒が,その勘違いに気がつかない。
スタンドアップでのやりとりとdbookでの解説は効果的。
座標を読んで線を繋げてお絵かきしていくのも,
今までは,ほとんど授業で扱わなかったが,
やってみると多くの生徒が楽しんでいる。
あまりに集中して,シーンとしてしまうクラスも。

比例の式を求める問題も,案外難しい。
表を使って説明すると,ピンと来る生徒も多い。
関数を学んでいながら,
何でも数式の問題にしてしまうのではつまらない。

熱が出てきているのがわかる。食事も満足にできない状態。
早めに帰宅し,18:30に就寝。

2004年12月20日(月) 生活習慣の大切さ
2003年12月20日(土) 雪の「GC活用研究会」


2005年12月20日(火)



 上手くつきあうことの難しさ

息子の風邪が染ったようで,胃が重い。

登校時刻が遅い生徒が増えてきた。
どこでも朝,子どもを起こすことに苦労しているのだろう。
ゲームやTV,ネットに支配され,
脳が疲れる生活習慣を送っているからなのだろうが,
上手くつきあうのは,本当は難しい。
親として,上手くつきあわせるのも難しい。

授業は,変数や変域を確認。


これまでの授業の中で,扱ってこなかったもの。
特に変数については,この用語が出てくるわけを,
感じ取れる生徒にしたいと思う。

午後は,いくつかの電話連絡など。
気になることはたくさんある。
踏み込めること,踏み込めないこと,
できること,できてもやってはいけないことの判断が必要。

放課後の分掌部会でも,先生方の思いが見え隠れ。
具体を示し,変えていく力になりたい。

2004年12月19日(日) 本来持つ力を信じて
2003年12月19日(金) 塾の先生が言ったから・・・


2005年12月19日(月)



 教えることで

早朝から今週も大泉・清里へ。
今回は新採のK先生も。
全くの初心者ながら,上達が早い。
教えることで,自分のフォームを振り返ることになる。
先週よりもはるかにいい滑りができ満足。
板の良さも感じられた。
早めにあがり温泉に。
くのぱんは今回も閉店(完売)で残念。
バックハウス・インノ・八ヶ岳というパン屋を見つけ立ち寄る。
ちょと高いが,石窯を使うこだわりのパン屋さん。
帰り道に新しい道を見つける。





2004年12月18日(土) 現場に裁量権を
2003年12月18日(木) 焦っては,いけないけれど・・・


2005年12月18日(日)



 プラタナスの道を歩いて

いつも通りに目が覚める。
昨日読んだ「できる教師のデジタル仕事術」に再度目を通す。
3人が共通して書いている項目を,
項目別に比較して読みたくなる。

気温が低くコーヒー焙煎が今一つうまくいかないので,
昨年同様,段ボールの箱に入れて焙煎。
思いの外,温度が上がり,慌ててタイマーを0にする。
炊飯器にせよ,
何でもスイッチ一つで上手くできてしまう電化製品に
慣れている自分。
季節と共に様々なモノが変わって当たり前なはずなのに。
その気温や湿度で,水加減や火加減を変える
職人のような生き方をしていない。
そのいい加減さが,
人と相対しても,いい加減で失礼になってしまうようで怖い。

新幹線で東京へ。
大学の時以来の神宮外苑,青山を歩く。
堀田先生主催のメディつきの第2回目会合。
アクティブで,鍛えられたメンバー。
ここに来るまでに最初からピントがずれていた自分。
パッケージに何が必要なのかは,実践してみなければわからない話。
手ぶらできてしまったことを後悔。
今の自分のポジションでも,生かせるモノがたくさんあるのに,
現状に甘んじて具体化していない怠慢さ。
堀田先生からはずいぶんフォローした言葉を掛けていただいたが,
何とも恥ずかしい限り。
この会もそういう仕掛けだったのか・・・
冷静に計算して人を集め個性を生かし,
仕掛けを作っている段取り力には恐れ入る。
濃厚な2時間があっという間に。
小学校の方々は,6年間を見通して物事をとらえている。
中学校でも発達段階の違いを多少は意識するが,
それ以上に個人差が大きいので,
そこまでの積み上げをあまり意識していない。
メディアや情報に関する学習にしても,
小学校で積み上げたメディア学習の過程をほとんど知らないまま,
中学では総合などでは勝手に指導している。
小学校での積み上げを学んでおくか,
生徒の実態をきちんととらえることの
少なくともどちらかをしないでいながら,
カリキュラムが定まっていないものを総合で扱う
今の自分たちのいい加減さを感じた。
いずれにしても何らかのアクションを仕掛けたい。


会議終了後,
信濃町まで
銀杏やプラタナスの落ち葉の歩道を歩く。
このあたりの街並みは歴史があり,
街路樹が大きい。
これだけの道幅を,
明治の頃に整備していた(?)
という先見性にも脱帽。
今はまだ始まったばかりの「メディつき」も,
いずれはそんな道を歩むのではないか。


とはいえ自分にできることは何だろうか。
数学授業に関しても同様,
迷いがあって,ビジョンが描けていない。
光の向こう側にも,まだまだ闇が潜んでいる。

2004年12月17日(金) やりたいことはたくさん
2003年12月17日(水) これからが楽しみ


2005年12月17日(土)



 できる教師のデジタル仕事術

寒い朝。
各地からは雪の便りが届くが,静岡には無縁の話。








朝のホールで生徒会主催のミニコンサート。
オルガンの生演奏で,クリスマスソングが流れるのはいい。
(サンタさんも登場したが,撮り損ね)
玄関ホールに書写の作品も飾られ,年末年始を迎えるムード。
玄関ポスターも次を作成しなくては。

授業は,残り時間をカウントしながら。

dbookを使って教科書の問いを進めていく。
スタンドアップや逆スタンドアップを取り入れて,
生徒の理解度を確認しながら。
比例の判定一つをとっても,
言葉を言えても理解していない生徒は多い。
指名して,次々に比例する理由,
しない理由を言わせていき理解度を上げる。
塗り絵の数学が続くけれど,
生徒にとってはその方が安心する内容。

板書が安定しているとノートもきちんとしてくる気がする。
これはスタンドアップで,
ほぼ確実に全員ゴールさせてきていることからでもあるが。
これまでの自分の指導してきた生徒の中に,
すごいノートをつくる生徒はもちろんいたが,
「どの生徒も」というレベルで考えたら,今年が一番だろう。


未知数や変域などの言葉を押さえる。
本当は,なぜこの言葉が必要なのかを感じさせる指導をしたいが,
自分が説明して終わっている。
生徒にとっては,実感がないものだろう。
時間に追われている。もっとじっくり授業をしたい。

昼にいったん帰宅し,娘の三者面談に。
自分の母校でもあるH中は見晴らしが良く,
谷津山の懐に抱かれてなんとも環境がいい。
廊下も広々としており,造り付けのベンチがあるのもいい。
4Fに上がるまでに全ての廊下を通って,
掲示物などをついつい見てしまう。
逆の立場で受ける面談はどんな感じなのだろうかと思ったが,
娘とは,大事なことをあまり話し合っていないことが露呈。
恥ずかしい限り。
いつまでも子どもだと思っていてはいけない。
小さい頃の方が,話をしていたのかもしれないが,
中学生としての娘だからこそ,
話を聞いて,同時にもっと語っておくべきだ。

終了後は,暫し妻と午後のティータイム。
なじみのケーキ屋のマスターに,
新築中の店を案内していただき贅沢な時間。

帰校すると,昨年度のクラスの生徒の進路相談。
ほとんど主任に任せ,そこから対応が3件。
大きな話もあり,決断を迫られる。
学校は,学ぶべき者がきちんと学ぶ場になっているか。
一番気にしていた連絡が入らず,心配は尽きない。

帰りに本屋に立ち寄り注文しておいた本を受け取る。
23時までやっているのは何ともありがたい。
「できる教師のデジタル仕事術」を一気読み。
なるほど,共感できるところが多い。
デジタルと謳いながらも,結果としてデジタル活用が前面ではなく,
教師としての思いや,
人としての生き様・姿勢が随所に感じられる好書。
(このメンバーなら当たり前か。)
それにしても,
・無意味な会議での仕事術
・スランプに陥ったときの仕事術
などの項目立てには恐れ入る。
「自分が本当に読みたかったのは,こういう本だ」
と思われる読者が多いのでは。


2004年12月16日(木) 支えられる輪の中に
2003年12月16日(火) 気になることいろいろ


2005年12月16日(金)



 学校にとって

朝の保護者からの電話でしばし考える。
見直さなければいけないことはたくさんある。
子どもにとって,学校にとって大事なことは何だろう。

朝の打ち合わせでは,
最近気になるふつうの生徒の話と
冬休みまで残り一週間の指導を依頼。
口頭でのお願いは,インパクトがあるとはいえ,
具体的な指示が必要。
もっとも,依頼したからそうなるわけではない。
当たり前のことだが,教員一人一人の動きが学校を支えている。
「最前線にいる学級担任が一番偉いのだ。」
以前お世話になったE先生の言葉がよみがえる。

授業は,すっかり塗り絵の数学。
どうせ塗り絵の授業ならば,徹底して,
分かってできる生徒にしたいもの。
比例ではない関数関係を例示。
一昨年の授業展開と比べて,
どちらがいいのだろうか。
比例を理解させるためには,
比例の関数のみを
徹底的に先に扱った
今回の展開の方が
良いのかもしれない。

関数の難しさは,
変数がたくさんあること。
さらに定数と言いながらも,
比例定数の変化も扱うこと。

理解できないわけではないが誤解している生徒がいる。
慣れてしまっている教員にとっては当然のことも,生徒にとってはそうではない。
認識のズレを減らす努力が必要。




比例を,式・表・グラフからまとめていく。

すっきり覚えるにはいいが,
何のために学んでいるのかや,
生徒の知的好奇心をくすぐる授業ではない。

午後は,総合学習のアポ取り。
ドキドキしながら電話を掛ける生徒達。
事務室への入退室を含め,小さなことから指導。

放課後も電話連絡を含め,いくつかの対応。
後追いになっている今を打破したい。


2004年12月15日(水) 生き方いろいろ
2003年12月15日(月) 積み重ねていくことの大切さ


2005年12月15日(木)



 授業観の揺れ

昨日のその後の報告を受け,ホッとする。
しかし,今後の自分たちに向けられている視線は厳しいはず。

授業は,クラスによって驚くほどの差。
何とかしなくては。
進んでいるクラスでは,
比例のまとめとdbookを使っての教科書の問題。


遅れているクラスでは,ようやく分数を含む比例の式→グラフ。

これがどこまで理解されているのか。
もう少し突っ込んで繰り返したいところ。
スタンドアップで行ってみると,
一人一人が分かっていないことがよく分かる。
できているつもりでも,
説明するとなると不安になって立ってしまう生徒もいる。
生徒一人一人をその場の雰囲気では,把握できるが,
それだけで本当にいいのか。
クラス全体を見ているだけの状態から,
もう一歩踏み込んだ何かができないか。
自分の授業観が揺れている。

今週末は東京へ,来週末は愛知小牧へ。
参加はするが,自分の実践はないまま。
どちらも今の自分の状態では,簡単に実践できないとはいえ,
やはり寂しいもの。





2004年12月14日(火) 笑顔の裏側に
2003年12月14日(日) GC/JAVAの便利さを改めて実感


2005年12月14日(水)



 問題を通して

毎朝,定点観測(?)を始めて一週間。
校舎の周りを一周するだけだが,それでも見えてくることはある。
他学年の靴箱の靴が
きちんと整頓されていた。
何でもない小さなことだが,
うれしいもの。



朝の会の時間,トラブルに対応。
心を通わせていくことで,驚くほどすっかり元に戻るのだが,
本当に必要なことは何だろうか。

授業は比例のまとめ。比例でない関数を扱うクラスも。










スタンドアップで,本当にいい表情。
でも,それでどこまで学びが磨かれているのか,
刺激をどう与えていけばいいのか。
慣れてしまうと,いいことはない。
次のバージョンアップを考えなくてはとも思う。

休み時間から大きな対応。
授業は自習に。
それぞれの教員が,機敏な動きでありがたい。
問題を通して,学び育てていこうという思いを強く持つ。




夕方から外での会議。
どの学校も苦慮していることがある。

帰校後,対応の続き。
少しは光が見える。



2004年12月13日(月) 感謝しつつ
2003年12月13日(土) できることを考えてやる


2005年12月13日(火)



 大事なことを忘れてしまうのは

月曜日,思っていたよりも体調はいい。
気持ちをリフレッシュさせることはいいことだと改めて思う。

今日も臨時の担任。
朝の会に行く前に金曜日の指導の続き。
大事なことを忘れてしまうのは,それ以外の刺激が多いからか。
心を込めて,生徒と相対する。

授業は比例の式と表とグラフの関係。


じっくり取り組み,後半はスタンドアップで。
繰り返すことで理解を固める場面だが,
授業が月・火・水と連続するクラスでは,
さすがに忘れてしまう感じが否めない。

午後は先週延期された学級対抗ドッチボール。
思いがけない生徒が活躍し,楽しいひととき。

さらに関係者を招いての会合に参加。
一人一人を大事にすることの本当に意味をかみしめる。
ここまでやってきたこと,やれなかたことが
互いにはっきりする時が,もうすぐ。

帰宅後,娘と本屋へ。
2月の修学旅行のための京都のガイドブック本を購入。
このところ金子書房の月刊誌「児童心理」をよく購入する。
1月号の特集は「ふつうの子」の悩みに気づく 
なかなかいいところをついている。

2004年12月12日(日) 構造的な欠陥に
2003年12月12日(金) 計算ができなかったわけ


2005年12月12日(月)



 初スキーへ

早朝から息子と友達を乗せて清里へ車を飛ばす。
今シーズンは寒さも早く,
何とこの時期に清里の街から雪。
付近の山々も雪景色。

日頃の運動不足がたたり,
脚力の衰えは隠せないが,それでも気持ちよく滑る。
息子たちも満足そう。


心も体もリフレッシュの一日。

2004年12月11日(土) アクセスであくせく
2003年12月11日(木) GRAPESを見せて魅せる


2005年12月11日(日)



 積もる仕事を

朝から部活動。
少しだけ,声が出るチームになってきた。
しかし揃わない。
人を育てることの難しさを感じる。
積もる仕事のいくつかをなんとか片付ける。

夕方からタイヤを交換し,明日のスキーの準備。

2004年12月10日(金) 楽しく仕事を
2003年12月10日(水) 2年選択でTI92を使わせてみる


2005年12月10日(土)



 学年合唱を披露

特別日課の金曜日。
授業は2時間のみ。

比例だけでない関数関係について触れる。
y=χ+5 は一定の割合で増加するが,比例ではない。
y=χ^2  は原点を通るが,比例ではない。
比例という概念を,比例だけで教えるのは無理がある。

grapesで比例定数の変化を見せて,
比例定数がマイナスのグラフを書かせてみる。
見せれば分かるというものではない。

音楽室で最後の合唱練習をして,弁当。
午後からは徒歩で市民文化会館へ。
迫力はもう一息だが,
響きのあるきれいな合唱を披露。
特にソプラノはいい。
3年生になった時に
もう一度
このステージに立てればと思う。


聞く態度を含めて,
各中学校の実態を垣間見る。


夜は主任の快気祝いの懇親会。

2004年12月09日(木) 聞き取る力
2003年12月09日(火) さあ!もうひと勝負


2005年12月09日(金)



 探していた答えは自分の中に

このところ,日記の記入が常に遅れている。
本当に書き留めておきたい感覚が,消えてしまうよう。
画像なしでも,とりあえず書いておくことが大事なのかもと思い,
書き始めるが,画像なしでは思いが浮かんでこない。


式とグラフの関係を
今日もじっくり。
理解していないのではと
思っていた生徒が活躍。
わかるということは
うれしいもの。
できるようになるためのドリルを,
もっと計画的にさせたい。

比例の表と式とグラフの関係。
こうやって変化の割合とセットにすると,
比例の関係は実にわかりやすい。
このまま一次関数に突入したい衝動に駆られるが,
来年も自分が教える保証は全くない。
しかたがない。


久しぶりに1日担任。
生活ノートにペンを走らせる。

気になる生徒とは,ちょっとだけ追い駆けっこ。
最後まで追いかけないのは,ホントは寂しいのかな。

夜は数学同好会へ。
前回一緒に飲んだ小林先生が参加してくださり,ありがたい。
両角先生にも久しぶりにお会いする。
自分はdbookとプロジェクターの活用を紹介。
カブリを活用した授業を静大の4年生が提案!
こういう挑戦をしてくれる大学生がいることに,
本当は涙が出るほど嬉しいのだが,
気がつくと
作図ツールを使う授業の難しさ(危なさ)を説いている自分。
このところ常に議論になっている
「なぜ作図ツールは広まらないのか」の答えが,
実は自分の中にあることに気づく。


2004年12月08日(水) データ分析力
2003年12月08日(月) 力を発揮していない?


2005年12月08日(木)



 誰もが大事な存在だから

授業は,式と表とグラフの関係というタイトルで。

教科書をdbookで映してみる。








全員が理解させたい内容なので
スタンドアップ方式をフル活用。
これまでの授業を
きちんと理解していれば
できるはずの内容も,
やらせてみると誤解が多い。



比例の式と表とグラフの関係について,
ここまで踏み込んで確認したのは初めて。
このまま一次関数まで話を進めてしまいたい気持ちになる。
(でも,それはできない話。ホントかな??)


別なクラスでは,
「グラフの傾きは,yの増え方が大きいほど急」なのはなぜかで悩む。
当たり前のことも,当たり前にならない。
授業をしている中で,
この問い自体を理解していない生徒がいることにも気づく。
ここでもスタンドアップ方式を
何度か使って,
何とか結論にたどり着くが,
もう一息という感じ。
集団で練り上げていく授業が,
教師主導になりすぎ。
生徒同士が議論し合う感じではない。
「自分が納得しなければ終わりじゃない」
という意識よりも,
「先生は何を求めているのだろう」と
こちらの表情を読みにきているのか。
生徒の中途半端な発言に対して,
自分が突っ込んでしまうのが問題なのかも。
まだまだ授業は難しい。

主任会では,今年の反省が出される。
自分の仕事を振り返ると,
教員集団で生徒指導に取り組んでいる実感はまだ薄い。
教師1人1人の力量で機能しているのは
もちろん素晴らしいことなのだが。

掃除から帰りの会にかけて,トラブル有り。
きちんと向き合う対応。

さらに遅れて進路指導委員会へ出席。
もう一年前の話なのかと,時の流れの速さを感じると同時に,
感覚的には,ずいぶん昔の話のような気持ち。
1人1人について,8時過ぎまで悩む。
数字の読みだけではないが,数字から読めることも多い。

いろいろなことが毎日ある。
人間だから失敗もする。
ましてや中学生なのだから,毎日失敗してしまう生徒もいる。
その時に,「だからお前はダメなんだと」思うのではなく,
「君は大事な1人なのだから」とどこまで本気で思えるか。
本気でないと伝わらない。
そうでなければ,生徒の心は変わらない。


2004年12月07日(火) 数学の力,恐るべし!
2003年12月07日(日) 本を読む習慣を復活させよう


2005年12月07日(水)



 じっくり向き合う

南アルプスの雪が,まぶしい朝。
授業満載の火曜日。
影の長さの問題から,式・表・グラフの関係に視点が移る。



グラフはgrapesを使ったり,グラフ黒板を使ったり。
(グラフ黒板をクラスごと置いておけるといいのだけれど。)
比例について学習した後なら,もっとスムーズに謎解きに入れるが,
何もやっていない状態だと,生徒の学びを確かにするために
こういう場面が必要になる。
結果として,謎解きに生徒の意識が向かなくなる。
それなら教科書通りに流しておくべきだったか。

掃除をきちんとやろうという意識がもう一息。
今日もいくつかのことがあり,対応。
じっくり話をすること,向き合うこと。
できることは小さいけれど,でもそれが大事。
自分も迷いながらの中学生時代だった。
決してすっきり生きてきたわけじゃない。

帰宅すると,息子の面談結果を妻から聞く。
困った話がいくつか。
家でも,じっくり息子と向き合う。

2004年12月06日(月) エクセルとにらめっこ
2003年12月06日(土) 今の自分は・・・


2005年12月06日(火)



 本気で思う強さ

今日も風が強く寒い1日。
日記を付けていると,季節の移り変わりを記したくなるもの。
俳句に季語を入れる気持ちがわかる気がする。

授業は,そろそろまとめに入りたいところ。
街灯や人の高さを変えて,影の長さの表・グラフ・式を明確にし,
その関係にふれる。

比が等しいと同じになることまでは何とかたどり着くが,
そこから先は難しい感じ。
また,「yの増え方が大きいとグラフの傾きが大きくなるわけ」を,
逆スタンドアップで説明させる。
当たり前のことが実はあたりまえではない。


一番進んでいるクラスでは,比例定数の秘密までたどり着く。

面白さ・不思議さを,どこまで感じているのかというと,
ちょっと怪しい。
そろそろまとめに入ろうと思う。

第5時は学年レクの予定が,低温と強風のため来週に延期に。
電話でのやりとりをいくつか。さらに対応も。

読売新聞の教育ルネサンスのコーナー
法則化で有名な向山先生の講演・模擬授業(約80分)を見る。
教師が今,現場で苦しんでいることに対して,
なるほどと思う対応を具体で示しているのは,
本気で生徒のことを思い続けているから。
たとえば「視線が止まっているか」
たったそれだけのことだが,意識して行えるのと,
何となくとの差は大きいはず。


2004年12月05日(日) 問いが生まれる醍醐味
2003年12月05日(金) 統合的にとらえる力を育てたい


2005年12月05日(月)



 遅めの起床

いつもより遅めの起床。
静岡らしくない,寒い1日。

メールをいくつか。
なんとなくのんびり,母の仕事を手伝う。
午後から,義母のお見舞いに。

溜まっていた日記を書く。
手紙を書かなくては。

2004年12月04日(土) 山あり谷あり
2003年12月04日(木) ダウン


2005年12月04日(日)



 危機感だけでは

午前中は部活動。
勝負にこだわりながらも,
きちんと生徒を育てているKコーチのいるH中へ。
生徒をどう指導するのか,技の多彩さもさることながら,
ハートをガッチリつかんで離さない言葉掛けは,さすが。
それでも話をすると,
「生徒に教わることが多い」という言葉が随所に出てくる。
常に学ぶ姿勢を持ち,
生徒を見て,それに応じて指導している証拠。

午後は,このところスキーをご一緒するご家族と来週の計画を。
今年は雪が早く,心躍る気分。
体の切れはイマイチ(?)だが,
左右のエッジが,同時に使えるようになってきた感じはある。
この春購入したdemoモデルの板も,自分に履きこなせるモノなのか。
とにかく雪の上で試してみたい。

夜は静岡市の数学部忘年会へ。
年々参加者が減って,今年は22人に。
その年の成果が語られないのは悲しい。
一緒に何かをしている共同体でなければ,人は集まらない。
何より教員を育てる集団になっていないのが気になる。
危機感は持っていても,具体がない。
そんな中,金山先生との話はいつも勇気が沸く内容。
他の先生から,
「スタンドアップを自分もやってみました」
という話も聞けた。
終わり頃,新採のO先生と話ができたのはうれしいが。
小林先生と二次会へ。


2004年12月03日(金) 生徒のおかげで
2003年12月03日(水) 挑戦することは楽しい


2005年12月03日(土)



 元には戻れない

出張される方の多い1日。
2時間自習になるクラスは,水谷修先生のビデオを見せることに。
食い入るように見つめる生徒達。
真実が見ている者の心を揺さぶる。
何度見ても,考えさせられる内容。
夜の世界に追い込んでいるのは大人であり,学校。
そうだとしたら今,自分に何ができるのか。


grapesで,比例定数の変化とグラフの変化を見せるクラスも。
変化は面白いが,見せるだけでは,
何を見ていいのかが,わからない。
数式が変化することを,
もっときちんと扱うべきか。
現象→表→グラフ→式
と言う流れだけでなく,
式→グラフ,式→表 という流れをつくることも必要なこと。

分かり切っている教師と,
分からない生徒との
ギャップは大きい。
随所にスタンドアップや
逆スタンドアップを使って,
理解しているかどうかを
確認しながら進めることに。


影の長さの授業も後半。
そろそろまとめたいところ。
それにしても,変数が多いと
何が何だか分からなくなっているだろう。
GRAPESで見せた比例定数とグラフとの関係は,
どこかでVoyageを使って遊ばせてあげようと思う。

このところ,担任が出張の場合,
生活ノートにコメントを入れるようにしている。
久しぶりだと,これもまた面白いもの。
小さな作業をきちんと繰り返している担任に頭が下がる。

生徒指導便りを印刷して配布。
いいことカードがほんの少し上向きに。
朝の会・帰りの会での先生方が意識していることをまとめる。
小さなアイディアを,まとめていこう。
学校を変えていくのは,こんな小さなことからかもしれない。

今日は早めに帰宅。
水曜日にネットで注文した
地上波デジタルの入る液晶テレビが届く。
さすがにきれいでスマート。
いいものを見ると,もう元には戻れない。


2004年12月02日(木) 第二回学力調査
2003年12月02日(火) いいこと,気になること


2005年12月02日(金)



 テストを採点して

このところ雨が降らない。
今日は,3年生の県一斉テスト。


授業は街灯や人の高さを変化させ,
グラフを書いたり。関係を読んだり。

比の関係が等しいと,
表・式・グラフが
同じになることは読み取るが,
そこから先の謎解きは難しいのか,
グラフとの関係を
読む方向に進み出している。
まあいいか。
ただ,こういう扱いだと,
物事が全て比例関係のような感じになるようで
とても気になっている。

テストの採点を手伝う。
計算はまずまずだが,そこから先は・・・なんとも。
できるようにすることだけがいいとは思わないが,
やはり,数学ができる生徒にしたいもの。
あきらめない生徒に育てたいと思う。
もう一息,練習させればそうなるようにも思うが,
そこまでの時間を割くべきかどうか。
自分の授業の在り方に,まだまだ悩む。


2004年12月01日(水) 生きているということ
2003年12月01日(月) 雨・雨・雨


2005年12月01日(木)
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