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re-invention



 楽しく仕事を

風邪気味の今朝も,落ち葉の掃除を楽しむ。
さわやかな挨拶ができる生徒,なんとなくの生徒。
どちらも元気が沸くように,笑顔で関わりたい。

久々の欠席0はうれしい限り。
支えて支えられて,仲間の存在に感謝。

授業は平行線と比を,すべて相似な三角形で考察するもの。
こういう思い切りが,M先生のすごいところ。
全て相似な三角形に帰結することで,
平行線と比ではよくありがちな混乱を防ぎ,
平行線で囲まれた図形の中に,
相似関係を見出す着眼点を育てている。
構成比などを持ち出していた自分の授業とは大きく違う。
また,生徒の反応をさっと指摘するのもいい。
「今○○は,わかった顔をしたな。」
「△△,どこがわからない?」
こういう関わり方,やり取りの積み重ねが,
ほとんど全ての生徒が顔を上げて授業を聞く状態を
生み出しているように思う。
授業を進めるだけでない,生徒の気持ちをとらえるセンサーを
自分も持ちたいと思う。

面談前に合唱練習。教頭先生にご指導していただく。
「君とみた海」の響きが,チョッと変わる。
変化が見えると,がんばろうとも思えるもの。ありがたい。

挨拶の後,事件あり。残念な思い。

午後から決断を迫る三者面談スタート。
公立志向が強い静岡市の中でも,
現在の中学校はその傾向がさらに強いように感じる。
私学には私学のよさがある。
多くの説明会の中で,
時流の波を積極的に捉えようとする具体的な動きは,
私学の方がはるかに上であることを感じるのだが,
どこまで伝わったのか。
何が生徒にとっていいのかを,保護者とともに考える。
この日記を見ているという保護者もいて冷や汗。
とはいえ,いいことも,ダメなことも含めて,
自分のことを解っていただくには,何よりなのかも。

夜は,JCの方々と懇親会。
忙しさで,参加をためらっていたが,出席してよかった。
進路だよりへの投稿のお礼をする。
自分が出張の時に授業をしてくださった
ファイナンシャルプランナーの松本さん,
箸の専門店「桜さくや」の斉藤さんにお目にかかれた。
「教師っていい仕事ですね。」
「明るい元気な,ノリのいいクラスですね。」
「15歳でも,あんな質問ができるんですね。」

たくさん,たくさん褒めていただいた。
しかし,先日のOECDの学力調査結果を憂う話や,
お礼の手紙に漢字のエラーが多いことなど,
当事者である教員が,神経を配っていない話題もいくつか。
どんな生徒を育てたいのか,どんな授業をしたいのかについて,
自分なりに考えていることを,多くの方に語ってきたけれど,
内容がクリヤーでなく,ちょっと反省。
それでも,笑顔でお付き合いいただき,ありがたい。
帰り道で,教頭先生が,
「JCの方は,バイタリティーがある。彼らは,仕事というか,何かすることを楽しんでいる。そして何より,人と関わることが好きなんだよな。」
裏を返せば,そうでない教員が多いということか。

道は険しいけれど,でも,楽しく仕事をしていこうと思う。

2003年12月10日(水) 2年選択でTI92を使わせてみる


2004年12月10日(金)
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