2016年07月27日(水)  「昔話法廷」新旧6裁判じゃんじゃん開廷

昨年夏の放送のあと、反響に後押しされて秋、冬、春と再放送された「昔話法廷」。第2シリーズ(脚本はオカモト國ヒコさん)放送にあわせて、この夏も再放送されることになりました。両シリーズ放送予定をまとめましたので、ぜひ広めてくださいませ。

まずは7/30(土)深夜25:00〜25:45(7/31日曜AM1:00〜1:45)に第1シリーズ3作品まとめて放送。

「三匹のこぶた」裁判 25:00〜25:15
「カチカチ山」裁判 25:15〜25:30
「白雪姫」裁判 25:30〜25:45

続いて、第1シリーズ2作品を再放送。

「三匹のこぶた」裁判 8/1(月)朝9:00〜9:15
「カチカチ山」裁判 8/2(火)朝9:00〜9:15

続いて、第2シリーズ初回放送。

「アリとキリギリス」裁判 8/3(水)朝9:00〜9:15
「舌切りすずめ」裁判 8/4(木)朝9:00〜9:15
「浦島太郎」裁判 8/5(金)朝9:00〜9:15

つまり8/1の週は月〜金まで朝9時から昔話法廷を放送。
第2シリーズもみなさまからの反響で再放送、再々放送になるのではと期待。

最後に8/8(月)〜10(水)は高校野球雨天中止時のみ第1シリーズをまとめて再放送。

「三匹のこぶた」裁判 8/8(月)朝10:00〜10:15 
「カチカチ山」裁判 8/9(火)朝10:00〜10:15
「白雪姫」裁判 8/10(水)朝10:00〜10:15

第1シリーズを見た方もまだの方も、この夏ぜひ。
小学生も一緒に見て、考えられます。

昨年小学3年生だったわが家の娘は、三匹のこぶた裁判の正当防衛はよくわからず、白雪姫裁判は「わたしの知ってる話とちがう」と戸惑い、まだ理解が追いついてないようでしたが、カチカチ山を見た後で、こちらが何も聞かないのに「ウサギはけいむしょに入れなくていい」と言いました。
理由を聞くと「おばあさんは死んだけどタヌキは生きてるから、やり直せる」と。刑務所に入れるのもやり直すためなんだよと言うと、「けいむしょにはいらず、けいむしょから出てきたタヌキとやり直す」のだと。8歳なりにウサギの罪とこれからに向けて考えたようです。

いずれもEテレにて各話15分。判決はテレビの前の視聴者裁判員が出す、ということになっているので「途中で終わった?」「録画切れた?」ではなく「結論は委ねられた!」です。

2013年07月27日(土)  熱気むんむん上海結婚式
2012年07月27日(金)  故郷の売り込み方を学ぶ「大阪まるかじり」
2010年07月27日(火)  早起きして原稿送ってルプチメックのパン
2009年07月27日(月)  パイプ椅子でのけぞって『カムイ外伝』
2008年07月27日(日)  SKIPシティ国際Dシネマ映画祭9日目 クロージング
2007年07月27日(金)  あの傑作本が傑作映画に『自虐の詩』
2005年07月27日(水)  シナトレ2 頭の中にテープレコーダーを
2004年07月27日(火)  コメディエンヌ前原星良
2002年07月27日(土)  上野アトレ
2000年07月27日(木)  10年後に掘り出したスケジュール帳より(2010/11/29)


2016年07月22日(金)  静かな生活

昨年、保育園建設が地域住民の反対で難航するケースが増えていることをニュースで知り、NHKのFMシアターで「静かな生活」というラジオドラマを書きました。

一階に保育園が入ったマンション。静かな生活をおびやかされた一部の住人が保育園を追い出そうとして、管理組合総会は紛糾。
激論の果てに司会進行を務める弱気な理事長が吠えます。

「保育園がうるさい? 子どもがうるさい? 大人のほうが、よっぽどうるさいじゃないですか。好き勝手なこと言って、自分たちの静かな生活を自分でかき乱してるじゃないですか。誰にも迷惑かけずに大きくなったような顔して、そんなの思い上がりだ。だって、子どもは、こんなに小さくて、一人じゃ何もできなくて……この子を守るのは、母親だけの責任ですか? みんなで守ってあげないと、生きていけないですよ。みんなって誰ですか? 僕たち一人一人ですよ。誰だって静かに暮らしたい。でも、みんなが自分のことしか見てない世の中で、子どもは育ちませんよ」

このドラマの中でも「保育園ママのマナーの悪さ」や「子どもを預けて働く母親への批判」は登場したのですが、そもそも自分と違う生き方を選ぶ人たちへの理解、許容がないと、その人たちが必要とする施設を受け入れることも難しいのかなと想像します。

facebookで見た「児童養護施設建設反対を呼びかけるチラシ」に込められた「自分の子さえ良ければいい」感に、そのことをあらためて感じました。

保育園も児童養護施設も、必要なのだろうけれど、うちのそばでなくてもいいじゃないかという気持ちは、誰にでもあるものだろうと思います。できれば誰だって静かに暮らしたい。けれど、静かな生活を何よりも壊すものは、渦巻く偏見や悪意なのでないか……。

きれいごとだけでは生きられないけれど、ここまで正直に危機感をぶちまけなければならないほど余裕のない世の中も怖いなと、さまざまなことを思い起こさせられました。

2012年07月22日(日)  川越と泉北が「わに」なる
2011年07月22日(金)  「たべたらうしになる」「ゴッキーズ」たま4才11か月
2010年07月22日(木)  踊りの輪の中で立ちすくむ、たま3歳11か月。
2009年07月22日(水)  『ぼくママ』キャリア・マム試写会&『愛を読むひと』
2008年07月22日(火)  マタニティオレンジ314 おっぱい「まだ でる!」たま1才11か月
2007年07月22日(日)  マタニティオレンジ148 ダブルケーキに仰天!たま11/12才
2005年07月22日(金)  万寿美さん再会と神楽坂阿波踊り
2002年07月22日(月)  10年前のアトランタの地下鉄の涙の温度


2016年07月16日(土)  火に油を注ぐ回答、鎮火効果がある回答。

舛添さんの第三者なる元検事の弁護士の会見を見て、「あらら、火消し役のはずが燃料注いじゃってる」となりましたが、わが家にも火に油を注ぐ名人がおりまして……。

妻「昨日さ、ヨーグルト出しっぱなしだったよ」
夫「知らないよ」
妻「知らないよじゃなくて、自分でよそって食べたでしょ?わたし触ってないよ。食べたら冷蔵庫入れてよ」
夫「きみ家にいたんじゃないの?」
妻「そんなのいちいち見ないよ。っていうかわたしも朝から仕事だったし」
夫「じゃあきみもすぐ出たのか」
妻「だからさ、わたしが気づかなかったんじゃなくて、そっちが片付けなかったんでしょ? 夜帰ってテーブルに出てるの見つけてショックだったんだから。食べれるかどうか見てよ」

模範的なダメ回答です。
しゃべればしゃべるほど、妻の怒りは募り、言わなくていいことを引き出しています。

夫は「ヨーグルトひとつでガタガタ言うなよ」とうんざりしていますが、妻にしてみれば「ヨーグルトひとつでガタガタ言わせんなよ」なのです。
では、どう答えれば鎮火できたのか。

これだったらわたしは鎮火したなという模範解答例を書いてみます。

妻「昨日さ、ヨーグルト出しっぱなしだったよ」
夫「え? 出しっぱなしになってた?」

※ポイント1 反論するより反復する。

妻「出てたよ」
夫「うわ、バタバタしてて気づかなかった。ごめん」

※ポイント2 早めに非を認めて火を消す。

妻「わたしもすぐ出ちゃったから気づかなかったんだよね。帰ったのも夜でさ」
夫「一日中出しっぱなしかー」
妻「そうなの。丸一日」

※ポイント3 うなずき返す、状況を一緒に整理するなど、寄り添うことで鎮火を図る。

夫「それじゃ悪くなっちゃってるかな。あのヨーグルトおいしいのにもったいないことしちゃったね。まだ食べられるかな」

※ポイント4 痛みを分かち合い、怒りの根本の火種に働きかける。

妻「いいよ無理しないで」
夫「これからは気をつけるよ」

※ポイント5 再発防止を誓うことで、くすぶる埋み火も完全鎮火。

妻「わたしも気をつけるね」

火を勢いづかせるのは、反発。
であれば、火を鎮めるために必要なのは、吸収、なんじゃないかと。
まあ、わたしの場合はネタにすることが消火器だったりしますが。

ところで、先日念願叶って初めて赤羽のまるます家へ行き、鰻を食べたのですが、ダンナもその前日たまたま赤羽で用があり初めて行ったら入れなかったとか。以心伝心のような不思議な偶然もある一方で、妻の心を察するのは大失敗してます。

2014年07月16日(水)  やらせる、のではなく、しむける。
2011年07月16日(土)  尾道「てっぱん」ツアー2日目
2010年07月16日(金)  東京R不動産でプチ旅気分
2008年07月16日(水)  JASRAC著作権料9円!
2005年07月16日(土)  『リトルダンサー』と『アマデウス』と『マノン』
2004年07月16日(金)  島袋千栄展 ゴキゲンヨウ!


2016年07月12日(火)  ママの部品で一番好きなのは、おっぱい。

おっぱいが気になってしょうがないのは思春期男子だけじゃない。

最近のたま語より。

胸がふくらみ始めた同級生がブラ的なものをつけるようになったらしく
「わたしもパカパカしたい」
とのたまう。
まだ必要ないでしょ。
なんでしたいの?と聞いたら
「いろどり」。

「わたしって、クラスの女子の平均よりおっぱいが小さいんだよね」
急がなくていいよ、小さいほうがラクだよと慰めると
「でも、ほかの子たちは、けっこう実ってるんだよね」

「ママの部品で一番好きなのは、おっぱい」

ブラを「いろどり」
同級生の発育を「実ってる」
母の胸を『部品」

詩になりそうな小学生女子ならではの表現。


2013年07月12日(金)  一輪と向き合うように一人と、一日と。「光輪花」
2012年07月12日(木)  なんだかモヤッとする文京区育成室保育料激変値上げ
2010年07月12日(月)  7/21多摩で『ぼくとママの黄色い自転車』野外上映
2009年07月12日(日)  朝ドラ「つばさ」第16週は「嵐の中で」&「ラジオぽてとin渋谷」
2008年07月12日(土)  ログ解析〜みなさんどこから飛んで来るの?
2005年07月12日(火)  『子ぎつねヘレン』打ち上げで ipodをゲット
2003年07月12日(土)  15年目の同窓会
2002年07月12日(金)  『真夜中のアンデルセン』小原孝さんのピアノ収録
2000年07月12日(水)  10年後に掘り出したスケジュール帳より(2010/11/29)


2016年07月11日(月)  Shall we 選挙?プロジェクト。

マッキャンエリクソン時代の先輩、入江洋平さんに声をかけていただき、コピーで2作品参加したShall we 選挙?プロジェクト。
いいね!やシェアをしてくださった方、ありがとうございました。

投票は、この国へのラブレター(「一票のラブレター」というチャーミングなイラン映画があります)。その一票を投じなかった有権者が半数近くという結果を重く受け止めています。

保育園、小学校、育成室、マンション管理組合、シナリオ作家協会、とあちこちで役員や委員を経験しましたが、「メンバーが関心を寄せていないところに、アイデアも解決策もない」ということを感じています。

どうでもいい、と思われていると、どうでもいい方向へ流れていくのです。
これからどうなっていくのか気になる、もっと良くなってほしい、という想いが集まれば、それがばらばらな方向を向いていたとしても、良い方向へ向かっていくことも実感しています。

この国も、きっとそう。

どうなってもいいと思ってる人より、気にかけている人が多い国に暮らしたい。

この国が好きだから。
これからも好きでいたいから。
もっとかまいましょう、この国のこと、今この国で起きていること。

2012年07月11日(水)  新居緑化計画
2010年07月11日(日)  葉書をなくしても投票できた
2009年07月11日(土)  川越でおいしいものと「ちゅばさ」探し
2008年07月11日(金)  マタニティオレンジ310 「きー」ときどき「あれ?」
2007年07月11日(水)  マタニティオレンジ145 皆様のおかげの空の旅
2004年07月11日(日)  ヤニィーズ第7回公演『ニホンノミチ』
2002年07月11日(木)  映画『桃源郷の人々』
2000年07月11日(火)  10年後に掘り出したスケジュール帳より(2010/11/28)


2016年07月10日(日)  この国の『中立」はどこ?

できることなら、FBでは大好きなおいしいものやグリーンのことをふわふわとおしゃべりしていたいのですが、《「子どもたちを戦場に送らない」と言う中立性を逸脱している教師がいたら、いつ誰がどこでどう言ったか知らせて》なんてアンケートが始まっているのを見て、ほんとにこわくなりました。

「中立」という言葉の定義がゆがんでしまっていることに、言い知れない気味の悪さを感じます。
この勢いだと、表現に圧力がかかるのも時間の問題。主張や思想を押しつけられるのではなく自由に選べる国であってほしい。自由に発言し、表現できる国であってほしい。

この国が好きだから、選挙に行きます。

2013年07月10日(水)  見知らぬおばさまと扇風機を値切った!
2012年07月10日(火)  「パキラのアキラ」と「たまママ漫才」
2011年07月10日(日)  「無農薬で米作りから酒造りを楽しむ会」草取り編
2010年07月10日(土)  ルーフバルコニーのある暮らし
2009年07月10日(金)  リチャード・ギアが「ヘァチ」と呼ぶ謎『HACHI 約束の犬』
2008年07月10日(木)  脚本家デビュー9周年
2007年07月10日(火)  マタニティオレンジ144 離乳食も食いだおれ
2005年07月10日(日)  12歳、花の応援団に入部。
2003年07月10日(木)  三宅麻衣「猫に表具」展
2002年07月10日(水)  『朝2時起きで、なんでもできる!』(枝廣淳子)
2000年07月10日(月)  10年後に掘り出したスケジュール帳より(2010/11/28)


2016年07月05日(火)  神部冬馬さんの新作アルバム「夢みるくじら」

月に一回、FM甲府で放送中の連続ラジオドラマ「甲府広告」を書いてます。

その主役、大手広告代理店を飛び出して故郷甲府で小さな広告代理店「甲府広告」を立ち上げた吉野恵介を演じている神部冬馬さんの三年ぶりの新作アルバム「夢みるくじら」が明日7/6リリース!だそうです。

甲府広告はCMソングが売りの広告代理店という設定で、毎回ジングルやCMソングが登場するのですが、神部さん、とにかく歌がうまい! ほんと伸びやかで引き込まれる声です。
アルバムを共同プロデュースしている宇津本直紀さんは甲府広告の音楽、編集も担当されています。もともと宇津本さんと神部さん、宇津本さんとわたしがそれぞれつながっていて、神部さんとわたしもつながり、甲府広告が生まれたというご縁。

そんなわけで、夢みるくじらの勢いに乗って、甲府広告も広く知ってもらえたらな、と(ネットで聴けるようになるといいな、と)。

次回7月の放送で第10話。全12話の最終章に差しかかってますが、甲府でしか聴けないので、わたしのところには反響が届いていません(涙)。

神部さん、歌も良いですが、演技も良いのです。甲府から世界を、その前に東京の家族を振り向かせようと悪戦苦闘する空回りな主人公を哀愁と愛敬たっぷりに演じてくださっています。

2010年07月05日(月)  東京大学奇術研究会のマジックショー
2009年07月05日(日)  朝ドラ「つばさ」第15週は「素直になれなくて」
2008年07月05日(土)  マタニティオレンジ309 ビデオより、輪になってあそぼ!
2007年07月05日(木)  桃とお巡りさん事件
2003年07月05日(土)  柳生博さんと、Happiness is......
2000年07月05日(水)  10年後に掘り出したスケジュール帳より(2010/11/28)

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