Just for today !
re-invention



 課題提示のタイミング

早いもので5月も終わり。
朝の練習は素振りを中心に。

市教委計画訪問。慌てて今日の分科会についての書類を配布。
1時間目は道徳。

タイトルは「『自分以下』を求める心」
なるほど,『自分以下』か・・・
初めて扱う資料だが,昨年度も何度も生徒に話をしてきた,
「こいつなら何をしてもいいと思っていないか?」
と重なるもの。
生徒達にとって忘れられないフレーズになることだろう。
前段の発問は,
「自分以下が欲しいと思っていたときの私の気持ちは?」のみ。
行きつ戻りつしたが,たくさんの意見が出る。
挙手して発言をしたくなる生徒がたくさん出るが,
やはり全員が発言するスタイルにしたい。
本文の終わりがもう一つわからないのは残念。
原文に当たるべきか。
後段は,自分を振り返って。生徒も自分の心に刃を突きつけて書く。

第二時は公開授業。「乗法の意味を理解する」

前回の発表の残りを再度板書させて。
いくつかのものを比較して見せるることで
「同じ変化の繰り返し」という乗法の意味が見えてくる。
聞いたことを2人組で説明させる。
参観されている緊張感もあって,
上手く説明できずに,
ちょっぴり涙ぐむ生徒も。
これがメインの活動なら,
説明を聞かせる前に
この活動を予告すべきだった。
明確な課題提示は,今回の視点の一つ。
黒板に書いて色チョークで囲むことだけが,大事なのではない。
その気になって聞けば,聞き手の反応が大きく違うはず。
質問する生徒も出るだろう。
予告することで大きな違いが出るのなら,予告しておくべきだ。
人の授業を見ていると,気がつくことも,
自分の授業では案外,生かされていない。
後半は,乗法の符号をハンドサインで確認し計算練習。
まずまず面白い授業かな。

いくつかの授業を参観。
この学校の安定感は,教員がきちんと授業をしていることから。
第4時の国語の中心授業でも,それが見て取れる。
活動を主体とした授業の中,授業者の語りがいい。
主発問では声のトーンを落とし,生徒の集中度を引き出すのは見事。

午後の授業は章のまとめ。

式を読ませて,
引くとマイナスをはっきり区別。
これさえできれば,
何をどうするかも明確。
全員の生徒が参加し,
全員がわかる授業になることが,
当たり前になる嬉しさ。
生徒の表情もいい。

放課後は,分科会。

短時間ながら多くの意見が出て,
何とか板書にまとめていく。
並列ではない構造が,見える板書にはもう一息。
分科会の持ち方も,きちんと考えていない甘さ。
校長先生の指摘は,今日もなるほど。
個の立場を明確にすることで満足せず,そこからどう生かすのか。
スタンドアップも,それがあるから。
委員会からもいくつかの指摘を受けるが,ウム。
自分が話す立場だったらどう言うのだろうと思って聞くと,
なかなか興味深い。
自分が実践してきたことでないと,理想論で終わる気がする。
自身の失敗談を枕に,他校の成功事例を語れるようになりたい。

終了後は部活指導に。
技のバリエーションを広げる練習をメインに。
いつもながら頑張る生徒達。

気になる話がいくつか入る。
何人かの先生と話をして,気持ちが前向きに。
授業記録と,分科会記録を印刷して帰宅。

2005年05月31日(火) 色のグラデーションを見せて
2004年05月31日(月) 代休


2006年05月31日(水)



 一番欠けているものは

今日の朝練習は1年生指導。
もっとこういう時間を持つべきだと改めて思う。
練習メニューも,自分で選ばせたり考えさせる時間を取りたい。

授業はかなりの時間差がある。
進んでいくクラスは,早くも乗法の計算練習。

スタンドアップを見ていると,
立った生徒がまた戻る,
不思議なことが何度か。
見てみると分数のかけ算を,
通分して混乱していた。
なるほど。



加減の混ざった計算では,
今日も生徒に読ませることが快調に。
もっとも,翌日まで覚えているかは,復習しているかどうか。
家庭学習習慣をつけさせたい。

遅れているクラスはかけ算の意味を考える。

今まで以上に生徒が難しく感じるのは,
こちらの見通し(単元構成)が甘いということか。


章のまとめの問題は,今日も時間を区切って。
わずか7分間だが,集中して計算に取り組む姿もいい。
スタンドアップだけでないことのよさを今年は感じている。
スタンドアップに慣れて,使い分けが見えてきたのかもしれない。

最後は,デジMATHでの穴埋め問題を。


帰りの板書も,ここまで続いている。
どれだけどんな効果があるのかわからないが,
でも,思いを刻めるのは担任として幸せな時間。

部活では,相手を意識した仕掛け技をいくつか。
動きを読んで相手のリズムを見て打突するのは難しい。

明日の市教委訪問・来週の要請訪問に向けて書類をいくつか。
授業をコーディネートするように研修を作りたいが,
現実は,手順や落としどころ,様々なものが欠けている。
一番書けているのは,気配り・心配りか。



2005年05月30日(月) 乗法の意味も深い
2004年05月30日(日) のんびりと静養


2006年05月30日(火)



 いいところを見つけよう

処理していない仕事を残しての月曜の朝。
朝の清掃は,なかなかいい感じ。
前顧問の作ってきたものに,
自分はどれだけのことを積み上げているのか。

作成してきたテスト計画表に手を入れる。
学校生活時間帯での余裕時間は限られているため,
一つの仕事が入ると,あたふた。
教科部会も,まだ有効に機能する感じになっていない。

授業は乗法の意味を考えるもの。


なんとか1時間で片付けようとして,
無理して板書まで持ち込むが,やはり無理がある。
半分近くは次回に回すことに。
黒板の前で一斉に説明したからわかるわけではない。
乗法の第一時では,
わからない生徒がわかった生徒に聞きに行くスタイルで終わるべき。

続きの授業になる,乗法の意味を理解する。

前回の板書を
プロジェクターで映して。
この画像サイズでは
一覧することができない。
前回の授業を示す程度にすべき。
書けるスクリーンが
あったとしても同じこと。

第5時は,学級目標掲示作成。手形をみんなでスタンプ。
決して上手くはないが,時間と手間をかけた分,いい味に。
さらに,テスト計画作り。
時間が足りないが,あったとしても一度にいいものはできない。
毎日の点検の中で,覚えさせていこう。

全校集会では,今日も校長先生の短いけれど素敵な話。
出会いを大切にしよう。
新しい人との出会いだけではない。
他人のいいところを意識して見つけるのも出会いだ。
悪いところを見るのは簡単。
でも,それでは何も自分の成長につながらない。
努力していいところを見よう。
そのよさが自分にないものなら,真似しよう。
学ぶとは真似ぶこと。真似ることだ。
髪型がオシャレとかそんなことを真似するのではなく,
人のいいところを真似しよう。
そうすれば,みんな今よりもっと美しくなる。
人のいいところを探して,自分の肥やしにしてください。


来客あり。
こちらの情報を伝えるだけだが・・・どこかで決断しなくては。
終了後,さらにスクールカウンセラーとも情報交換。
自分たちができることを確認。
データの積み上げから,諸機関を巻き込んで動かす方向へ。
先ほどの校長の話とは対局の話かもしれないが。


2005年05月29日(日) 諦めてはいけない
2004年05月29日(土) 当たり前のすごさ


2006年05月29日(月)



 もっと関われるはずなのに

雨の音で起床。昨日より強い雨。
程なく運動会延期の連絡網がまわってくる。
(連絡網もそろそろメール配信にするべきかな?)

朝食後,母を駅まで送る。
午前中の仕事は,数学振り返りカードの点検から。
昨日途中で終わった,テスト範囲の用紙やテスト計画表を仕上げる。

昼過ぎに雨が上がり,息子達はじっとして居られなくなる。
友達を誘って,さっそく公園へ。
息子とも,もっと関われるはずなのに,
娘のテスト勉強に付き合いながら,
授業の板書写真を印刷し,ノートに貼る作業。
デジタルとアナログ,
それぞれのよさを生かしているのかいないのか。
デジタルのものも,アナログににすると
思考が違う気がするのは,どうしてだろうか。

一昨日購入した齋藤孝氏の本を一気に読む。
ヴィゴツキーはなかなか難しい。
プレゼン指導虎の巻」を使って,
生徒にじっくり指導したいもの。

夕方から特別支援の原稿を仕上げる。
先を見て,仕事をしていきたいものだが,
まだまだ目先のことに追われている。

2005年05月28日(土) 息子の運動会
2004年05月28日(金) 構えと呼吸


2006年05月28日(日)



 イメージを持たせると変わる

朝から今日も雨。
息子の運動会は,延期。上の息子は小学校最後の運動会。
応援団長の晴れ姿は,明日見られるのか。

午前中は部活動。
校舎を開けて,プロジェクターとDVDプレイヤーを校舎に取りに行く。
道場でセッティングして,昨夜見た日本一の高校の素振りを見せる。
手の内を開けて,後ろまでびしっと振りかぶり,
そこから一気に剣先を前に出していく。
剣先から肩までがほぼ水平に一直線。
こんな素振りがあったのか。
これまでの指導をご破算にして,この素振りを採用。
自分もこの素振りを何度か練習。
練習の途中でも,何度か見せてイメージを持たせる。
驚くほどに吸収する生徒達。
前回同様,すぐに忘れてしまう部分もあるだろうが,
この変容には驚き。
捌いてターン後を打つ練習。
裏筋に入るにはどうしたらいいのか,自分では答えがない。
8時から11時15分まで,休憩なしでも集中力が持つのはすごい。
応じ技の練習も,相手を引き出す意識を持って攻めることから。
仕掛け技があってのこの練習。
仕掛け技のメニューを定番化しておきたいもの。
最後は地稽古で,4時間の練習が終了。
1年生の練習を,見てあげる時間をきちんと確保すべきか。
全員で闘うムードはまだ薄い。
昼食後,午後は,コーチのいる高校へ行って練習する生徒も。

帰宅後,しばし休んで仕事をいくつか進める。
やりたいことはあるが,終わらないまま一日が過ぎる。

2005年05月27日(金) 本質を見失わない
2004年05月27日(木) 油断してはいけないが


2006年05月27日(土)



 全体を見る意識

朝の練習は,手の内操作がメイン。
生徒の動きの善し悪しを瞬時に判断する眼が自分にない。
手の内が上手く操れているかどうかは微妙。
瞬時にチェックできるようになりたいもの。

進んでいるクラスの授業は,「かけ算の意味を考える」

プリントによる3問計算チェックがスタート。
ファイルをとりに職員室に戻っている間に,遊んでいた生徒が2名。
何とも残念。
厳しく指導したが,こちらの願いをもっと語るべきだった。
スタンドアップで,きちんと学ぶ習慣まではまだまだ。
思いを込めて,意味や願いをもっと語らなければ。
クラスの力・一体感で,みんながわかる授業を生み出したいもの。
かけ算の意味については,
前のカッコと後ろのカッコの違いを説明してから考えさせるが,
自分で説明できる生徒は本当に少ない。
何を語ればよいのか。よりよいヒントは他にないものか。
何とか1時間で上げようとしたこともあって,無理がある展開。
大半の説明は次回に。

「一章まとめの問題」前半は計算が中心。

昨日同様,スタンドアップで教科書問題を解き,
更に7分間限定で,自力で問題集を。
集中力がクラスに漲る瞬間。
生徒の脳も活発に働いていることだろう。
そして,四角に言葉を入れる,穴埋め問題。

穴埋め問題ではデジMATHが大活躍する。
生徒の表情を見ながら進められるのがいい。
書けるスクリーンがあると,もっとうれしい。
それよりも,テキストをデジMATH上で打てるようにならないものか。

加減の混ざった計算。

全員立たせて式をペアで読ませて,
できた生徒から座って計算させる方法は,今日も有効。
計算する生徒の表情からも,確かな手応えを感じる。
累乗がどこまで働くかや,四則の混ざった計算での計算順序でも,
この手法をうまく使えたらと思う。
すぐに計算させるのではなく,式全体を見ることにつながる。
教師の仕事は,授業をどう仕組むか。構成するか。
英語のような参加型の授業を,これからも考えたい。
「発問だけで,後は生徒任せ」では,できない生徒は置いてかれる。
この場面ではこれが有効という小さなアイディアをまとめて,
『これでできる!参加型数学授業の小技集』という本を
出版できるようになりたいもの。(笑)
この企画,メンバーを揃えて明治図書に提案すれば実現するかも!?

研修関連の書類を集約。
来客があり,放課後の部活は最後の追い出しのみ。
問題の大きさに,暫し悩むがそれも承知で引き受けたはず。
職員室に戻ると,テスト範囲の書式をつくって集めている。
先を見て仕事をしていないことを反省。
さらに来週の市教委訪問の授業研でも,見えていないことが判明。
本気で学年教師を育てようとしている方にとってはたまらないはず。
何を本筋にするのか。自分がどこまでどうコントロールするのか。
自分の仕事は全体を見通しておらず,欠けていることばかり。

気がつくと,今日は皆さん帰宅が早く,初の単独最終セッターに。
いくつかの仕事をかかえて帰宅。

帰りに,ネットで頼んでおいた本をとりに。
ヴィゴツキー入門」「齋藤孝の教え力アップノート」「剣道日本」
読むスピードを超えて,本を購入するようになってきた。

深夜,剣道日本の付録DVDを見る。
日本一の高校の練習がこの価格で見れるのはありがたい。
目指す「素振り」や「打突前の攻防・フットワーク」は,
言葉で説明するよりも見せる方が理解されるはず。

2005年05月26日(木) こんなときこそ
2004年05月26日(水) 学びの充実感


2006年05月26日(金)



 授業に賭けるこだわり・志

朝の清掃は中止して,ミーティングに。
開始時刻,終了時刻について生徒に話し合わせる。

授業は,加減の混ざった計算から。

解説をした後で,
立たせてからペアで式を読ませ,
できたところから
計算をさせるのはいい。
「マイナス」と「引く」の区別が
できるようになったという記述が,
振り返りカードにもたくさん。
これまでに比べて,
躓く生徒が減った気がする。
(数値化できるといいが,きちんとデータを残していない。)
それでもできない生徒はいるが,ごく少数。
その生徒も,スタンドアップでフォローしていく。
宿題を出して,きちんと復習させているのもいい感じ。
宿題を出すようになると,今までどうして
「ここをやれ」と指示しなかったのかとさえ思えてくる。
自分の怠慢を反省。

進んでいるクラスは一章のまとめ。

3問テストと,
加減の混ざった計算の確認は,
スタンドアップで和やかに。
次に,加減の混ざった計算を7分間,
でかタイマーを表示して,
自力でどれだけできるかに挑戦させる。
集中して計算に取り組む姿。
こういう時間も生徒には必要。
去年は何でもスタンドアップだったが,
緩急の変化をつけて,
できる生徒がどこまでも走り抜くような時間も確保しよう。
集中して取り組める自信がつけば,
家で宿題をやるときも「自分は,やればできる」と思えるはず。

遅れているクラスは,減法を加法に換えるよさ。

代数和を最初にやっておく方がいい。
これが簡単にできるから,カッコをはずした方がいいと思える。
教科書の問題を黄色の菱形で。宿題は赤で。
今年の板書のルールが,自分の中でも確立してきた。
写真にしてみると,赤チョークは見にくいもの。
大事なことを赤で書くのは,本当にいいことなのか?

第6時は総合

調べ学習の時間だったが,質問力UPの授業に変更。
テーマは,『質問で相手のよさをどう引き出すか』
齋藤孝氏の質問力がベース。
学年主任だったら・・・ということで生徒に考えさせていると,
丁度,学年主任が廊下を通る。何てラッキー!
後半に来ていただくことを約束する。
よりよい質問を班で3つに集約し板書,そこから全員に選ばせて,
いよいよ学年主任登場。
いい質問を選んでいただき,そのなかの一つを語っていただく。
以前の学校でも3年間同じ学年を過ごした方だが,
生徒の質問の中から,
「英語の授業にかけるこだわり・思い」を初めて聴く。
英語を通して,自分の言葉や自分の国を見直して欲しい。
日本人の今の生活や幸せを感じたのなら,
他の国にも分けてあげられる人になって欲しい。

今の自分の数学授業に賭ける思いは,何だろうか。
以前は持っていた,「テクノロジー活用を通しての志」。
一時的にせよ,どこかに消えているの今の自分が寂しい。
またある生徒の考えた,
「本を読むときに何を見て『この本を読みたい』と思いますか?」
という質問には驚き。
今日のテーマの,具体的で深い質問にぴったり合致。
いいまとめができる。
初歩的なキーワードを,「初めて」「一番」としたが,
これはもう一ひねりが必要か。
授業の残り時間はほとんど無くなるが,
自分のテーマでの質問をたくさん考えさせて終了。

帰りに書くクラスの生徒に向けてのメッセージを初めて撮影。
その時の思いを写真で残しておくと,
後から振り返るときっと面白いことだろう。
夏の研修会について,あれこれ。
更に,今後の予定についても連絡ミスがあり迷惑をかける。

振り返りカードを点検し,
部活がないので,いつもより早めの帰宅。
それでも20時を過ぎる。

2005年05月25日(水) 続けることが大事
2004年05月25日(火) 証明したくなる気持ち


2006年05月25日(木)



 ビジョンを描けない

朝の練習は,メニューを大きく変えて手の内操作から。
日曜日とは違って,うまく操作できない生徒が多数。
わずか数日間で,イメージがなくなってしまうものか。

第一時は学年で生徒会選挙についての話。
昨日の昼の放送で,現生徒会長から
1,2年生に向けてのメッセージが流れたことを受けて。
繋げる動きがあるのはいい。
この学年がどこまで繋がる存在になれるのか。
しっかり育てていきたいもの。

授業は,加減の混ざった計算。
36マス計算が終わり,3問の計算テストを始めたところも。
分数の計算がきちんとできない生徒は,約1/3ほどいる。
繰り返してスタンドアップすることで,マスターさせよう。


カッコがあったり無かったりの計算は,
式を読めるかどうか。
まずは全体で読ませ,
符号と演算記号の違いを把握させる。
(-3)+4-(-6) なら,
「マイナス3,プラス4,ひくマイナス6」
のように読ませる。
次にペアで式を読ませて,
できたところから座らせていく。
これをやるかやらないかで,その後の計算のできは大きく違う。
そして計算練習はスタンドアップでさらにフォロー。








関わり合いが,少しずついい方向でできるようになってきた。
教えることのよさを,もっともっと語って行こう。

もうひとクラスは心電図検診があり。
気になる事件が起きているクラスなので,語って終わる。
少しはいい方向に向かうとうれしいが。
生徒の心には届いたか。

放課後は校内研修。
きちんとしたビジョンを描けていないのをヒシヒシと感じる。
校長先生の掌の中ではあるが,自分は何をすればいいのか。
仕事の遅さ,連絡の不徹底。反省ばかりが出てくる。
特別に支援を要する生徒に対して,一体何ができるのか。


生活ノートの日記への記述法を教わって,大変だけどいい感じ。

予定欄の上から,可能な限り言葉を綴るのだ。
思いを込めて,とにかくたくさん書く。
自分の幅を広げることになるし,
一人一人と会話をすることに繋がる。
つながりを実感できる。
苦しいけれど,一年間続けていこうと思う。

2005年05月24日(火) 思いが空回りしないように
2004年05月24日(月) 不思議さがあるから


2006年05月24日(水)



 変化があると活性化する

朝の練習は,メニューに迷いがある。
自分が指示しなくても,自分たちでできるようにしたいもの。

進んでいるクラスは一章のまとめ。
タイトルを書き忘れると,板書が間抜けに見えるもの。

最初の3問テストは,スタンドアップで。
そこから先の教科書の問いと,基礎問題集演習は自力で。
わずか25分ぐらいの時間だが,かなりの問題数を解く。
スタンドアップを使わない時も,必要だと感じる。

減法を加法に換えるよさ・見方をかえる

本時の課題を色チョークで囲むことを学校では共通実践している。
タイトルの下にアンダーラインをひいているが,
研修主任の自分が,これでいいのだろうか。
教科書のページ数等は菱形で囲むことに。


減法の計算練習に入る前に,
このクラスでも,
減法の意味をペアで説明し合う。
うまくいかないところももちろんあるが,
これを一つ入れるかどうかで,
深く考える授業も参加型に変わる。
隣だけでなく,前後にするとか,
相手をその都度換えていくといいのかも。
ベースはあっても,変化があることが授業を活性化する。
そしてやはりスタンドアップ。
全体での自分の説明だけでは
理解できない生徒がやはりいる。
繰り返し説明を受けることで,
その場はできるようになる。
できないことを繰り返すより,
絶対いいはず。


放課後は,明日の研修会に向けての準備。
提出書類も,校長先生からの赤を受けて打ち直す。
段取りや見通しが甘く,直前でバタバタするのは変えたいもの。

2005年05月23日(月) よりよくありたい
2004年05月23日(日) 観察力が低ければ


2006年05月23日(火)



 本気で思っているのなら

朝から気になる話が飛び込む。
明るく見えても,いろいろなものをかかえている生徒達。

今日の授業は2時間。
見方をかえる。

一気に進む授業。集中するように呼びかけて。
練習を宿題に委ねているが,どこまできちんとできるものなのか。
心配な生徒はやはりいる。

加減の混ざった計算。

全てを足し算にして・・・という内容。
カッコの付いているものばかりではなく,
ないものもあって混乱する。
式の読みを全体で行って,式の見方を確認してスタートするが,
それでも読んだ式の意味を把握していない生徒もいるはず。
後はスタンドアップで何とかフォロー。

3時間目からは,総合。
テーマを決めて調べ学習。
テーマを決めるのはいいことだが,大事なことが抜けている感じ。
質問力を高める授業を,早い段階で入れていきたいもの。
学ぶことの本質に関わる話。
生徒も教師も苦労しながら,進んでいきたい。

放課後は,研修関連のやりとりを。
まだまだ時間がほしい。
本気でそう思っているのなら,
本気で時間の使い方を精選すべき。
自分の中にも,まだまだ甘さが見える。

2005年05月22日(日) 今日の一滴
2004年05月22日(土) 誰かの心を一杯にすると・・・


2006年05月22日(月)



 プロの仕事

今日は朝から部活。
H中を迎えての練習試合。
練習パターンに手を入れるが,まだまだ。

団体戦形式ではなく,5人一組で一本勝負のリーグ戦を4回。
短時間でたくさんの試合ができた。
刺激があるのはいい。本気の試合が繰り広げられる。

昼食後は,昨日購入した本のDVDを見せて練習。
手の内の動き,放り込み面など,末端の動きから練習させていく。
今までの自分の指導を否定する部分がたくさんある。
実際にやらせてみると,竹刀の動きが驚くほどいい感じに。
竹刀の先を走らせるという言葉だけでは実現しなかったものが,
こんな短時間に見えてくるとは。
特に,1年生の竹刀の動きが一気に改善されるのには驚き。

市教委訪問のための授業案集をN先生からいただいて帰宅。
気になるところをきちんと指摘していただいていてありがたい。
しかし・・・・
残念ながら,これがプロの仕事なのかと思うような授業案もある。
「プロは自分の仕事の意味をわかりやすく語れる」とは,
メディつきでの堀田先生の言葉。
どこでこれを語るべきなのか。

自分の授業案にも再度手を入れる。
協議事項を作成。



2005年05月21日(土) 休日も学校で
2004年05月21日(金) 面白さだけでは不十分


2006年05月21日(日)



 ちょっとのんびりと

市内一斉部活動中止の日。
再びカイロプラクティックへ。
一昨日よりも良くなっていることがわかり,ちょっと安心。
帰りにネットで注文しておいた本
上級者の打ち方を身につける方法)を購入。
帰宅後,さっそく本を読みDVDを見る。
これまでの自分の疑問が解決するだけでなく,
具体的な練習方法がきちんと示されていることに感謝。
さっそく,明日の練習後,生徒と見ることにする。

下の息子をサッカー練習に送り迎え。
顔を真っ赤にして,元気に楽しんでいるようでうれしい。

溜まっていた日記の記入。
メールもいくつか。
ちょっとのんびりと。



2005年05月20日(金) 嘘はないが悩みは大きい
2004年05月20日(木) 共に学べる幸せ


2006年05月20日(土)



 昨年の反省を生かして

久しぶりに3年生が揃っての朝練。
さすがに気合い・返事の迫力が違う。

転入生が来る。自分の授業が丁度1時間目。
さっそくクラスに連れて入る。
授業は,「減法を加法にかえるわけ−見方を変える−」

いきなりの36マスも,何とかついてくる。
続いて,簡単なテスト。
減法を加法に換えるよさは一気に自分がしゃべってしまう。
まあ,これはこれで良しとしよう。
後半は,項として式をとらえ計算する問題を。
これは,昨年の反省を生かしてのもの。
空き時間に日記にペンを走らせる。
今年は,お隣のF先生に影響され,
本気でたくさん書くことを心掛けている。
忙しいけれど,これだけは手を抜きたくない。

続いてのクラスでは,前時の発表内容を隣同士で説明させる。

なかなかいい感じ。
上手く説明できないペアがあるのは,
実は,こだわって説明を聴いている証。
周りに助けさせるのもいい方法。
説明させることは,聴いているだけよりも理解度が大幅に違う。
次に,前回残した借金・財産による減法の発表。
板書をデジカメで撮っているからスムーズにできる。
何度か説明するが,意外に理解されない。
でも発表者も聞く側も頑張るムードがあり,思い切って生徒に委ねる。
結局1時間余分にかかるが,授業としては十分面白い内容に。
教師がどこで出るべきなのか迷うところだが,
自分たちで分かり合うことの大切さを経験することも,大事なこと。

授業後,クラスにちょっとだけ顔を出して出張へ。
S庁舎での特別支援コーディネーター養成研修。
今年は,このテーマで突き進むことになりそう。
先日聴いた,小栗先生の講演のイメージでいたのだが,
それとは随分違って,特別支援教育の概略がメイン。
特に気になったのは,
「この用語を覚えておくといいですよ」という言葉。
おそらくは,「教員はこんなことも知らないのか」という
保護者からの言葉を何度も聞いて,
このぐらいは・・・と思った上での親切心からなのだろうが,
本当に大事なことは,用語や法律の知識があるということなのか。
これからお世話になる,特別支援の市教委スタッフと,
もっと話をしてくるべきだったか。
心理学という言葉に,まだまだ抵抗がある自分。

17時過ぎに帰校してラスト30分ほど部活へ。
自分の意図を理解して,メニューに入れてくれるコーチに感謝。
それでも,下がったところ,ターンしたところなど,
まだまだやりたいことばかり。

職員室に戻って,研修について話。
この学校の研修の様子をつかんでいないので,難しいところ。
今までの方に,もっと教えていただかなくては。
机の上の書類をいくつか片付けて,気がつくと22時過ぎ。
止まない雨の中,帰宅。


2005年05月19日(木) 前時の板書を投影して
2004年05月19日(水) 生徒のワークシート点検で


2006年05月19日(金)



 説明する側に

朝の道場雑巾がけ。
修学旅行明けでも,きちんと出てくる3年女子のメンバー。
強さの秘密は,気力と体力の差。

今日から通常授業に。
トランプゲームをしていないクラスでは,
自分が借金・財産で減法を説明して。

さらに,ゼロを足しても答えが変わらないことから,
減法を加法に直す方法を説明。
考えて教えて演習する授業というところか。

計算の項やカッコの縦の列をそろえることを指摘すると,
驚くほど振返りカードに書いてくる。

小さなことだが,大事なこと。

引き算の意味の発表の授業。

全員でなくてもいい。
わかる生徒がわかればいいと思ってきたが,
復習する際に,説明する側に立たせればかなり違ってくるはず。
次回は自分がざっと説明して振返るのではなく,
となり同士で説明させてみよう。

転入生が来るとのこと。いろいろあり。
肩胛骨付近が痛く,仕事にならない。早めに下校。
なじみのカイロプラクティックへ。

幾分楽になり,夜は久しぶりに家で遅くまで仕事。
市教委訪問の協議事項や授業案を作成。

途中,プロフェッショナル−仕事の流儀を見る。
今回は,ライティングデザイナー内原智史氏
ライディングデザイナーという仕事があるというのも実は驚き。
「建物を照らすな,本質を照らせ。」
という言葉の意味を,いくつもの事例で知る。
平等院鳳凰堂の僧侶から出された,
「私たちも見たことのない鳳凰堂を見せてください。」
という要望に,見事に応えたライティングには感動。
自分は,どこまで意図的に生徒に光を当てているのだろうかとも。
再放送を録画しよう。

随分昔,修学旅行で見た興福寺五重塔のライティングに
思わず息を呑んだことを思い出した。
漆黒の闇の中,あえて斜め後ろの一方向だけから光を当てることで,
五重塔の木組みの複雑さを,シルエットで浮かび上がらせる。
昼間に何度も見たはずの五重塔が,こんなにも美しく,
こんなにも歴史や匠の技の重みを感じさせるものに変容するとは。
ライティングを手がけたのは,誰なのだろうか。
調べてみたいとも。

それにしても,雨が多い5月。

2005年05月18日(水) 深さに感嘆!
2004年05月18日(火) Voyageで法則を発見する授業


2006年05月18日(木)



 絆が生まれる瞬間

今日も1,2年のみの朝練。
迫力はないが,誠実さはある。
両足ジャンプをそろそろやろうかな?

今日もまずは基礎講座から。
最後が自分のクラスで,50分かけてまとめ方を語る。
導入の後すぐに今日の結論を最初に語るのは
堀田先生に教えていただい手法。
「まとめを意識して追求していく」を板書。
ゴールがわかり全貌が見えると,聞く側もつかみやすい。
更に段階に分けて,ポイントを板書。(撮影すべきだった。)
数値を示すと説得力が出る。
自分の論文はどうなのかと,つっこみが来そうな内容。
語っていて恥ずかしいのは,相変わらず。
自分よりも,プロを呼んで語らせたいもの。
総合をコーディネートするのは自分の仕事ではないが,
どこかで手を入れたい。
個々のテーマ目星がついたところで,図書室へ。
なかなかいいタイミングだったようだ。
情報なしでは,何も進まない。

校歌コンクール練習。まずは音楽室で。
2部合唱になっている校歌。男子の音程がまだとれない。
女子との位置を離して,ビアので音程を取らせながら
少しずつ近づけていく。
女子同士も円にして,互いに声を掛けさせて。
気になるところを繰り返していく。
自分が全てをリードしてしまうのも,まだまだ。

昼休み,阿吽の呼吸で女子だけの自主練習が始まり,
「みんなでやろう」という絆が生まれる。
クラスがクラスになる,学級担任ならではの醍醐味を堪能。
よし,これならいける!!

そしていよいよコンクール本番。
先週とはどのクラスも大きく変わる。
中でも自分のクラスは大きく成長。
まだまだな部分はあるにせよ,体育館の広さを感じない歌声に,
ビデオを撮影しながらも,確かな手応えを感じる。

結果は・・・・
残念ながら,グランプリクラスは無しとのこと。
うーんそれはないよなと思いつつも,
クラスに戻って,生徒の思いを,次に繋げる指導を。
多くの生徒が自分たちのクラスを,取り組みを語る。
賞が全てじゃない。誰よりも自分に言い聞かせる。

剣道関連の書籍を次々に購入している。
いくつかの本をヒントに,
長年悩んでいた目指す面打ちの上半身の動き・技術を,
ようやく自分なりに把握。
左拳を上げていくのは,考えてみれば当たり前のこと。
これを練習にどう組み込んでいくか。


2005年05月17日(火) いい話を聞けた
2004年05月17日(月) さっそくVoyageを使う


2006年05月17日(水)



 長縄大会で

修学旅行で3年生がいない朝練。
「自分が部長の代わりに号令をかけます。」
という2年生に任せるが,まだまだ頼りない限り。
新チームになると,一気に変化が起きる。
自分がどこまで強くさせられるのか,
不安な気持ちになるのは,新採以来のことかも。
基礎体力をつける内容を多くする。
素振りも,柔らかい手の内を意識させるものに変更していく。

チェーンメールについて,生徒と対応。
ここで引くわけにはいかず,
久しぶりに強い指導をし,決着をつける。

今日も総合DAY2日目。
雨が心配で,まずは学級対抗の長縄から。
縄の回し手に,コツを2つ伝授。
(このことで検索されてこの日記にたどり着く方も
 かなりいるようなので,特別に記しておく。)
1)まわる縄の軌道のイメージを,回し手がどう持つか。
 30回程度の場合なら,かまぼこ型。
 50回を超える勝負ができる場合は,また違ってくるが・・・。
2)回り始めたら回し手は,互いに斜め後ろに一歩下がること。
 これにより,跳ぶ生徒が整列している軸と重なるようになる。

競技は5分間を奇数,偶数クラスで交互に2回戦。
1回目で,これまでのこのクラス最高の26回を跳ぶも,
2回目は残念ながら集中できず。
結果は2回差の2位。いろいろな思いが交錯する。

続いて基礎講座を2時間。25分の授業は,何とも辛い。
一気に語るが,だんだんペースをつかんできた。
どういう感想を生徒達は持ったのだろうか。

弁当の時間に,生徒全員に一言ずつ言わせてみる。
それぞれが,今回の反省と次に向けての決意を語る。
共有化するこんな時間が,クラスにとっては何より大事。

午後は,テーマ設定のための時間。
生徒の間を順にまわって,机間指導。
よさや,不足していることを,次々にやりとりすることで,
少しずつ自分のイメージが固まってくるよう。

帰りには,明日の校歌コンクールのための練習。
負けた悔しさはあるものの,まだまだ前途多難。
男子は音程がとれていない。集中できない生徒もいる。
女子は,声が小さい。口の開きも。
思い切って廊下で歌わせてみる。

生徒を帰して,黒板に向かう。
響かない体育館で歌えるかどうかは,
クラスの仲間への信頼感の証。
思いを込めて,今日の総括と明日への思いを刻む。
これも撮影しておこうか・・・・。

1,2年生のみの部活動は,基本を中心に。
返事の声一つをとっても,これではダメ。
何をどう組み立てていくのか,残り時間がない中だが,
きちんと考えて指導していこうと思う。

今日は市教委への連絡を忘れ,失敗。
いつもよりも早めに帰宅するが,
今日も仕事は思うように進まず。
肩の痛さが気になる。

2005年05月16日(月) 何となくの会議を変えたい
2004年05月16日(日) 仕事の見通しを持つ


2006年05月16日(火)



 リアルな交通安全教室

いつもよりさらに早く出勤。
金曜日に主張でできなかった黒板書き。
さらに,今日から始まる総合基礎講座のプリント印刷。
印刷しながら自分が情けなくなる内容。
オリジナルを出せるようになりたいもの。

朝の掃除も今日は生徒に依頼。
最後だけ,長縄の朝練に参加。
まだまだ生徒達が動かすクラスにはなっていない。

授業は2時間のみ。

減法の意味の発表。
トランプゲームをやらなかったことから,
財産・借金での説明が出てこない。
「今の位置−元の位置=動き」という差を求める引き算と,
「今の位置−動き=元の位置」という,動きを戻す引き算。
自分の中でもすっきりしてきた。
帰納法による説明もこのクラスでは出てきた。

もう一クラスは,減法の計算練習

減法を加法に直して計算していく。
ここは,塾等で習っている生徒も多いので安心しがちだが,
わかっていない生徒もいる。
当然のように,スタンドアップでできない生徒をフォロー。
次回のスタートは,
(+4)+(−8),(+4)−(−8)のような,
加法と減法を交互に出題するプリントを作ろう。
きっと加法を減法に直す生徒がいるはず。
こんな問題配列の練習問題が,
この段階では,教科書でも問題集でもない不思議。
新しい一つのことを学ぶことは,
既習のことを混乱させる元にもなる。

ここから総合DAY。
学年集会では,チェーンメールについての話が出る。
心配な部分があったので,自分が補足。
正確な話を,時間をとってしたいと思う。
保護者会でもいい。
そのためには,実態調査をしなくては。

次の時間から基礎講座。
自分の担当は,まとめ方。
語っていながら,きちんとまとめていないものを提示していて,
情けない思いになる。
それでもdbook+プロジェクターがあるのは強い味方。
昨年のK中での事例も紹介する。

午後は交通安全教室。
実際に中学生が自転車を運転して直前でブレーキを掛け,
持っているボードにぶつかるところがリアルでいい。
生徒達の驚きから,
自転車もブレーキを掛けてもすぐには止まらないという感覚を,
中学生が持っていないことを知る。
さらに,傘を差しての片手運転でぶつかるなど,
怪我しないといいけれどと,こちらが心配するようなことも。
実験を見せるだけでなく,ぶつかる側,衝撃を受け止める側の
それぞれに,コメントを言わせるところもいい。
緊張感が伝わってくる。
メディアのモラル教室も,こんな感じが出せるといい。

市教委と研修関係の連絡が上手くとれない。
仕事も思うように進んでいない。
自分自身が今一つ踏み込んでいないことの裏返しかも。






2005年05月15日(日) こんな先生がいたら
2004年05月15日(土) Voyage(航海) 


2006年05月15日(月)



 道の険しさ

練習試合に。
明日から修学旅行の3年生は,残念ながら3名欠席。
それでもすごいと言うべきか。
思いの外,接戦で,まだまだ道が険しいことを知る。
男女とも勝つために,やるべきことはいくつもある。

午後は授業案を書き始めるが,これも今一つ進まない。
乗法がどこまで進むのかによって,発表がメインか
その後の計算でのスタンドアップがメインになるのか,
読み切れない。

明日からの総合基礎講座のための資料を集めるが,
いいものがない。
本屋で見つけ購入した
中学校学級担任アイデアブック」を読む。

2005年05月14日(土) 生徒の思いをまだ拾い上げていない
2004年05月14日(金) 松下教育財団の贈呈式


2006年05月14日(日)



 息子の試合に

日本剣道形の講習会があり,久しぶりに部活のない休日。
息子をサッカーの試合会場に送る。
期待されていながら,結果を出せないチーム。
こんなとき,指導者はどんなことを考えているのか。

しばしの時間を使って,仕事をするつもりが,
気がつくと,練習メニューを考えている。
いいチームだと思うが,心技体の全てが揃っているとは言い難い。
特に細かいフットワークから急襲するスタイルに,
きちんとした手を指示していない。
残り時間を考えて,できることをいくつか書き出してみる。

息子の試合を見に,再度雨の河川敷へ。
大事なところで走れない姿に,思わず声を上げたくなる。
何度か試合をはずされるのも当然。
自分が指導者なら使わないだろうなとも。
欠けているものをきちんと学んで欲しいもの。

自宅に帰って,試合の話をする。
見えていることと,見えていないこと。
息子にこそ,試合のビデオを撮って見せるべき。

月末の授業案に手を付ける。
授業をきちんと読んで組み立てるが,内容は面白くない。
目指している授業改善の方向は,これでいいのだろうか。




2005年05月13日(金) 何かできそうな思い
2004年05月13日(木) 人を惹きつけるもの


2006年05月13日(土)



 チェーンメールに対応

朝の練習は,ビデオを見ることに。
せっかく試合のビデオを撮っても,見ないことには意味がない。
試合をしている生徒自身が,自分の試合を見ることが大事。
自分をイメージできないようでは,向上もない。

進んでいるクラスの授業は,負の数の計算練習。

36マス計算は,さすがに前回よりも一歩後退。
でも頑張っているのが見える。
昨日同好会で出された,0を足すことで,
引き算を足し算に換える方法の説明。
これを使って,計算練習に。
スタンドアップで,
減法を加法にきちんと直しているかどうかを確認。
できていない生徒もいることに,ここで気がつく。
説明したから,できて当たり前と思っていてはいけない。

次のクラスは,引き算の意味の発表。

いろいろな発表を引き出せるといい。


そして,引き算の意味を考える授業。
苦しいけれど,頑張る生徒達。
トランプエームをしていないクラスは,辛い。

チェーンメールのトラブルが発覚。
中1の指導には,常に頭に入れておくべきだった。
ネット接続がされている家庭も9割近く。
関係した生徒を,順次面談。
先を見て手を打たなくてはと思うが,
現実は目前のことに終われてその場しのぎになっている。
自分から学年部に発信していかなくては。


2005年05月12日(木) 全員納得の授業に
2004年05月12日(水) 忙しいけれど充実感あり


2006年05月12日(金)



 できない子が生き生きと

木曜日の朝練は,道場の清掃をすることに。
日々の練習の中では,きちんと掃除を仕切れていない。
本物を目指しているのだから,ここでも手を抜きたくない。

朝の打ち合わせでの校長の話に,ドキッとする。
今の学校の評価では,
できない子が生き生きと学べないのではないか。
できない生徒がいたのなら,それはその子の能力の問題なのか,
それとも努力していないことが問題なのか。
その子の能力に問題があるとしたら,そう指導したらいいのか。
できないことをさせてもしかたがないだろう。
努力不足が問題なのなら,家庭と連絡をとって,
家庭で援助してもらうように,きちんと話をすべきではないか。
これまでの一斉指導に加えて,個に応じた教育をすべきだ。

という以前の校長の言葉の意味を,
まだ体感して授業をしていない自分に気づく。
できないことの理由を,きちんと分析できていない。
できないのだからできないで終わっている。
できていないことを,把握するのも
指導するには,手遅れになった段階かもしれない。
ほとんどの生徒ができれば,まあいいかとしている自分。
限られた時間の中では,これしかできないのだからと,
妥協している自分。
スタンドアップも,一斉指導の中での発想かと思ったりする。
宿題ぐらい,個に応じるべきなのだが,
同じことを同じように要求している今の自分。
無理があるから,手を抜く生徒も出てくるのだろう。

授業は3種類。時間差が3時間もあり,ちょっと辛い。
まずは,引き算の意味の発表。

形の上では,いろいろ出そろっているが,
自力で辿りついて発表できている生徒は,まだ少ない。
「今の位置−変化=前の位置」や「今の位置−前の位置=変化」
と書いていて気がついたこと。
加法のときに,「位置+変化=位置」ではなく,
「前の位置+変化=今の位置」とまとめておけば,
減法で,もっと考えられた生徒がいたのではないかということ。

減法の意味を考えるクラス。

このクラスでは,「変化の合計−2回目の変化=1回目の変化」
を考えつく生徒がいた。
加法のところで,ゴルフを例にして,
「一回目の変化+2回目の変化=変化の合計」
と出せた生徒がいたことが,印象に残ったのか。
それにしても,減法の意味を考えられない生徒が多い。

分数小数の加法の計算の授業

通分の意味を,イメージ化するこの授業。
中学で授業として成り立ってしまう現状を,
小学校の先生にも見ていただきたい。
もちろん小学校でも学んでいるのだろうけれど。

授業開始時のデカタイマーを使った36マスはますますヒートアップ。
調子に乗って,「Ready Go!」の掛け声の前に,
「息を吸って・・・」と言うと,一斉に息を吸う生徒達。
教室の一体感,集中度が手に取るようにわかる瞬間。
ついに,30人中29人全問正解のクラスも出た。(大丈夫かな?)
挙手によって,これを把握しているのだが,
校長の話をふまえたら,全体の様子を聞くのではなく,
個の達成度を問題にすべきなのだろう。
達成度が見えるグラフを作成すべきかとも。

放課後は,FAXでのやりとりなど書類をいくつか。
遅れて同好会へ。
いつものメンバーにH校長も。
自分はプロジェクターで,最近の授業での様子を語る。
・正負の数では,位置と変化を明確にするといいこと。
・デジMATHを活用しての感想
・デカタイマーは面白い!
退職されたH先生が見えて,熱く語られる。
未だに現役というところがすごい。
生徒の小学校での計算ミスのパターンを分類。
きちんと書く習慣がないとダメだということになる。
難しい入試問題を出題されたが,自分はできずに残念。
2/(1×3)+4/(3×7)+6/(7×13)+8/(13×21)
なるほど・・・こういう問題をやるのもたまには必要。

やりたいと思うことはあるが,思いが強くないのだろう。
帰宅すると,ダウンしてしまう。


2005年05月11日(水) どの生徒も伸びる
2004年05月11日(火) 人との出逢いで人は変わる


2006年05月11日(木)



 わかりたい気持ちが充満すると

今日の朝練は,片足ケンケンから。
以前のように定番メニューを最初にすべきか?

授業は道徳「足袋の季節」
初めて基本型のスタイルで行う。

『「50銭だったね?」に対し「うん」といってしまった私の気持ち』
『おばあさんの死を知ったときの私の気持ち』
の2つの発問で,30人全員に答えさせる。
初めてだけど,なかなかいい感じ。
気になる生徒も,真剣に向き合って答えるのがうれしい。
後段の自分との対話では,
『ごまかしてしまったときの経験とその時の気持ち』
いつもなら,正の内容と負の内容の選択肢を設けるのだが,
今回は,負の内容のみに限定。
書き難い内容ながら,全員頑張る。

数学授業は,減法の意味を考えるもの。


わからない状態が続き,
わかりたいという思いが充満すると,
他人の意見を聞きたくなるもの。
ラスト5分の逆スタンドアップは,
白熱したやりとりに。
次回の発表も楽しみ。


放課後は,生徒指導全体会。
情報交換を通して,少しずつこの学校が見えてくる。

遅れて部活を見に行くと,全員が風呂上がりのような状態。
限界まで掛かり稽古を行ったとのこと。
最後は6名ほどが残り,それぞれいい顔。
残れなかった者の悔しさも見える。
いい練習を積んでいただいたことに感謝。
生徒だけでなく,多くの指導者の思いがこもったこのチーム。
ラストどう仕上げていくのか,自分にかかる重責を感じつつも,
迷っていてもいい結果は出ないのだから,
持てる力をフルに活用するしかない。
今の自分ができることを精一杯やろうと改めて思う。

特別支援教育関連の冊子を読むが,
どう全体に返していくべきか。
まだまだ,自分の中で消化できていない。


2005年05月10日(火) 気になることが
2004年05月10日(月) 家庭訪問スタート


2006年05月10日(水)



 仕事配分に迷い

朝,娘とラジオ講座を始める。
英語を一緒に学ぶ時間をとるのは,なかなかいい。

朝練では,手押し車を。予想以上に上手くできない。

進んでいるクラスの授業は,引き算の意味。

引き算も,正負の数を位置と動きで分類するとわかりやすい。
特に,温度の話を例に出した発表はいい。
今日の温度−昨日の温度=温度変化 は,差を求める計算と,
今日の温度−温度変化=昨日の温度 は,動きを戻す計算の
2種類が見えてくると,引き算に意味に迫れる。
意味のない計算ではないことがわかる。

温度差を表す画面が大活躍。

残りのクラスは,加法の計算練習。

教科書の例題をスタンドアップで確認して,
あとは36マス計算を。
(−4)+(+5)のような計算を,
スタンドアップで。
よく見ると,数直線をかいて説明している生徒もいる。
全体で考え,発表したからといって,全員が理解しているとは限らない。
1対1のやりとりの中では「なんで?」と聞きやすい。

単に,「絶対値の符号が大きい方が・・・」ではなく,
本質的な説明をしている生徒がいるのはうれしい。
説明する側が,実は勉強になっているのだと,全体にも紹介。

放課後の部活は,技を3つ繋げて。
バリエーションを広げ,誘う技も練習したい。
最後は相面相懸かり。

気持ちは前向きなのだが,やれることが限られている。
学級通信など,これまでの自分なら当然作ってきたものが,
出せていないことに,苛立ちを感じる。
それでも研修便りは出したい。
日々の仕事配分に迷いがある。

2005年05月09日(月) ( )+( )=−2
2004年05月09日(日) どんな進路指導ができるのか


2006年05月09日(火)



 連休明け

連休明けの月曜日。
元気な気持ちで登校できることに感謝。
先週末は出張で書けなかったクラスの黒板に
朝,メッセージを書く。

授業の最初に
36マス計算。
「Ready Go」の
かけ声で
一斉にスタート。

30人中28人が
全問正解は立派。
あまりに
できていると
大丈夫かな?
と心配にもなる。


進んでいるクラスの授業は,減法を考えるもの。
(板書を撮影し忘れた!)
これまで手を打って来たつもりだったがなかなか苦戦。
塾等で習っている生徒は,単に減法を加法に直すことしか発想できず,
引き算する場面を思いつかない。
個別にやりとりをする中で,
「位置−位置=動き」つまり差を求めることや,
「位置−動き=位置」つまり動きを戻すこと,
さらに,財産と借金で,とる,なくすという意味を引き出す。
足し算の意味の授業の板書を最初に見せておくべきだった。

残りの2クラスは
トランプゲームを。
楽しむ。











午後は,席替え。立候補で班長を決め,
後はくじ引きで。
プロジェクターを用意して,決まった席を入力していく。
出席番号のみ入力すれば,名前やフリガナが表示されることに,
歓声が上がる。
クジまでパソコンでできたら,もっとおもしろいかな?
残りの時間は,明日の漢字テストに向けて,
班になって練習。
満足に解答を書けない生徒が数名。
班の中でサポートを依頼。

放課後は,練習試合の依頼FAXや,要請訪問の以来の電話。
クラスを持っていると,やりとりをする時間が限られる。
やらなければいけないことが,溜まっている。



2005年05月08日(日) 一人一人と向き合う
2004年05月08日(土) 運は志に対する賜物


2006年05月08日(月)



 連休最終日

雨の日曜日。
母を駅に送り,帰りに車の点検へ。
三菱も少しは息を吹き返したよう。
営業マンの自信を持った姿勢にホッとする。

娘の数学を今日も見る。
展開することの意味をきちんと構造として把握していないよう。
Xの係数が1以外だと,エラーが多い。
毎週,定期的に見ていこう。

明日からのことを考えつつ,読書。





2005年05月07日(土) そば打ち体験
2004年05月07日(金) 考える力を育てるには


2006年05月07日(日)



 リフレッシュの休日

ようやく休日。
家族サービス+リフレッシュに,早朝から清里へ。
年間を通して何度も来ているけれど,
何回来てもいいところ。
中部横断道は,そろそろ増穂まで延びそうで嬉しい。

曇りがちで,
新緑は映えないが
清里では
まだ山桜が残る。
いつものくのパンは,
9:00には駐車場が満車に。


初めて千ヶ滝へ。
本当は
大滝に行くつもりだったが,
一本上の道を入ってしまった。
またのお楽しみ。

これまで何度か訊ねた吐竜の滝とは違って,
以前は,修行の場だったよう。
放置された水道管などがあり,
少し興ざめ。
でも,落差や水量は申し分なく,
夏になれば
子どもが泳いでいるのかな。
マイナスイオンをたくさん浴びる。




サンメドウズへ。
八ヶ岳も南アルプスも今年は雪がたくさん残っている。
スキー場にもまだところどころ雪が。

30分500円の卓球を楽しむ。
卓球部の娘が,まだまだ自分より上手くないのは,
喜んでいいのか悲しむべきなのか。
一番下の息子はセンスがよく,
家族で遊べるのはありがたい。

昼食後は,清里の森の芝生広場でバドミントン。
持ってきたシートで横になると,いつの間にか昼寝。
何とも贅沢な1時間。

小淵沢に移動して,
葉だけになった神田の大糸桜を見る。

さらに,
花パーク フィオーレ小淵沢へ。
チューリップが満開。
季節感が静岡とは違う。
夏になると,
もっと見頃になるのか。

昆虫館では,
息子たちが目を輝かせる。


子どもたちが寝てしまった帰りの車の中で
中3娘の家での学習について妻と話をする。
休日には,必ず娘と数学を勉強しようと決める。

帰宅後,さっそく数学の問題集を1時間半。
基本的なことが,まだまだ抜けていて,
これはおもしろいぞ!というところまでいかない。
何をどう勉強するのかについて,
今の中学校は,きちんと指導していない。
今の自分の指導を振り返る。


2005年05月06日(金) 連休の狭間に
2004年05月06日(木) 選択説明会


2006年05月06日(土)



 エコパでの錬成会

早朝よりエコパアリーナ,磐周地区主催の錬成会へ。
静岡県内はもちろん,
愛知,神奈川,三重,長野,岐阜,滋賀,県外からも多数参加。
男女とも80校が参加し,32面のコートで5校リーグを2回。
会場が開く前に,強豪校はスタジアム前で練習開始。
校歌を歌っている学校も。
自分たちも,負けずに素振り。明るく取り組むところがいい。

今日の組み合わせを見て,動きを確認。
2分30秒のランニングタイムで一斉が動き,
試合と試合の間は10秒。
これだけのチームがこの時間で動けるのは,すごい。
開始式の中での整然とした雰囲気。
主催者側の言葉も,通常の大会のそれをはるかに超えた気品。
虚勢を張ることも媚びることもない,真摯な姿。
間髪入れず返事を返す学校もあり,この会のすごさを知る。

男子チームは順番にメンバーを入れかえて,オーダーを固める。
下げられたメンバーは,何をすべきか感じ取り,
次のチャンスをものにしていく者。
反対にプレッシャーに負けてしまう者。
勝負の厳しさを感じる。
それでも自分たちで何をすべきかは見えてきた。
強豪校とも,接戦までは持ち込める雰囲気に。
相手がどのレベルかはわからないが,女子も全勝で。
昼休みも終了後も申し合いをいくつかお願いする。
目標としているT中は,申し込みが殺到して,あいさつ止まり。
また,どこかでお願いしたいもの。

心配した渋滞はほとんどなく,夕方,学校へ戻る。
女子はオーダーのことで,思いが食い違う。
説明はしたけれど,一方通行の様子。
もう一度どこかで話を聞かなくては。



2005年05月05日(木) 子供の頃を思い出すこと
2004年05月05日(水) 自分で見つけること


2006年05月05日(金)



 反数より減数

早朝,目が覚める。
体は眠いのだが,勝ちたい気持ちが先に。

8時からの練習。
昨日の負けから,気迫が一段と勢いを増す。
素振りをいくつか。メニューがまだ定まらない。
模造紙で簡易スクリーンを作成して張り,
昨日の試合をプロジェクタの画像で見る。
気持ちは一段と高まる。

基本打ちの練習では,目の高さに竹刀を置いて,
それ越しに面を打つ練習を入れる。
これはなかなかいい。
今まで,左手拳を落とすことばかり気にしていたが,
面技は面布団をどう打つかが勝負。
面金に当たっていては有効打突にならない。
だとしたら,打突時の左拳は鳩尾よりもやや上でもいい。
面技や小手面で,「面は大きく打て」というのは,
左手拳を上げた位置から打たないと有効打突にならないことを
意図しているのかもしれない。
速さばかりを求めていたが,
どんなに速くても一本にならない打ちではしかたがない。
竹刀の先を上から落とし込む素振りや基本打ちを
練習させていきたい。
胴打ちにコーチはこだわりを見せる。
これもなるほど。これだけ徹底すればいいものになる。
技は今日から3本繋げて。
もっと混乱するかと思ったが,予想以上についてくる。
特に下がりの技からのやりとりを入れる。
ターンして面技は,どこで入れようか。
そして相面-相懸かり。
気迫がさらに盛り上がる。
4時間の密度の濃い練習に,きちんとついてくるのはすごい。
いい練習ができると,生徒も満足・いい表情。

練習後,いくつかの仕事を。
授業の振り返りカードに,
「自分なら『反数』よりも,『減数』がいいと思う」
という記述を見つけにんまり。
数学を作る作業を,始めている姿勢がいい。
そして,何よりなるほどと思う。
そう言えば,マイナスという言葉は,英語ではあまり使われない。
負の数はnegative numberで,引き算はsubtractionのはず。
何だか不思議な話。
日本では,符号も演算もマイナスと言って通じてしまう。

帰宅後も,まだまだ練習イメージがふくらんでいく。
仕掛け技,応じ技のリズムをとらせる練習など,
いくつかの練習を思いつく。
本気になると,のめり込んでいく自分を止められない。
しかし,これではいけない。
どこかで時間の区切りをつけなくては。

2005年05月04日(水) 大蝶杯柔道大会
2004年05月04日(火) 子供とのトランプ


2006年05月04日(木)



 負けに感謝できるか

早朝に集合して,学校で練習。
車で会場へ。
初めて行く清水総合運動公園。
なかなかいい会場。当初言われていた心配も,杞憂に。

緊張感の中,元気に楽しく練習。
前の顧問も,審判として参加。
試合は予選リーグから。
初めて出場する1年生も,なかなかいい滑り出し。
予選リーグは男女とも難なく突破。
自信のない男子は。まだおぼつかないが,
少しずつ攻めの手法を覚えていく。

昼の食事をすると,自分たちで練習に飛び出していく。
前任校のメンバーが,驚くほど生き生きと動いている。
追い込み,相掛かりと大会前とは思えない練習内容。

決勝トーナメント男子1回戦。
先鋒がラッキーな下がり胴2本でリード。
とれる次鋒が攻めあぐね引き分け。
中堅で一気に並ばれ,
副将が面でリードするも追いつかれ,五分で大将戦。
問題ないと思っていたが,中途半端な出鼻をきれいに出小手。
ここで負けてしまうとは・・・。

女子はチームリーダーがもう一息乗り切れない。
それでも総力戦では負けようがなく,決勝戦へ。
決勝は先ほど動きの良かった前任校のK中。
細かい動きから思い切って出てくる激しさ。
先鋒が尽きたところを面で一本先取するも,
出小手で追いつかれる。
ここから先は攻められ続ける。
次鋒も勢いに押され,惜しい打ちが何本もあるが決めきれない。
チームリーダーも,いい小手が軽く一本にならない。
稽古でも気になっていながら直せなかったものがそのまま出る。
副将は,思いがけずに先取され,出小手で取り返したと思ったが,
審判旗は白2赤1で面に。
相手の大将は怪我のため補欠の2年生が出場。
徹底して前へ出て鍔ぜり合いにしてくる戦法。
我慢できず,ポイントを取れない。
そのままタイムオーバー。
何とも悔しさが残る試合。
「モチベーションが下がっているんじゃないか。」
前顧問のつぶやきも,胸に突き刺さる。

今回は,決勝だけが問題の大会。
だとしたら,もっとアップして気持ちを上げておくべきだった。
相手が見えていないので,臆病になっていた自分。
決めて,攻め手がなかったのも確かだが,
相手の技に対しての応じ技中心の練習メニューが悔やまれる。
同じ中学生同士。
進取する気持ちがなければ勝てない。

うなだれる生徒を前に,どんな言葉を掛けるべきか。
その場では,自分も呆然として思いつかない。
それでも大会会場前で,「この風景この悔しさを忘れるな」
と言葉を掛けて,全員であいさつ。
車の中でいくつかのことを考える。
この負けを納得して消化しなければ,次にはつながらない。
生徒の気持ちを一気に変えていかなければ。
チームにとっても顧問としても,ここが勝負どころ。
気持ちの部分では2つ,技術的にも2つ要点がまとまる。
学校に着き,出場生徒に感想・決意を言わせた後,全体に話をする。
1 負けたことに感謝できるか
2 気迫,進取の気持ちが欠けては勝てない
3 小手技に対して,何ができるのか
4 下がり技を出す心構え,気持ちの強さ
生徒や保護者の表情が少しずつ変わっていくのがわかる。
これで,次に繋げられる。

とはいえ勝負の世界では,言葉だけでは説得力がない。
結果を出してこそ。
生徒の足取りは重いが,それは自分も同じこと。
帰りに本屋で注文しておいた本を取りに行く。
剣道関連の本をこのところかなり購入している。
自分にできることは,研究すること。
達人の技術を,わかりやすく分解し練習に組み入れること。

姉夫婦が一番下の娘を連れて来静。
マネジメントに優れた義兄から,
参考になりそうな話を聞き出そうとする。
学校における数値化できる目標は,何だろうか。
研修主任としての仕事は,不十分なまま。

夜遅くまで,悶々としながら剣道関連の本を読む。
勝負モードに完全に入っている自分。
今までずっと疑問に思っていた面技に対して,一つのヒントを得る。
取り入れられることもいくつか見える。
明日の練習メニューを考えるが,まだまとまりきらない。

2005年05月03日(火) 憲法記念日に
2004年05月03日(月) 大蝶杯柔道大会


2006年05月03日(水)



 大会直前の緊張感の中

大会前日の朝練。
気合いが入ると思いきや,欠席する生徒もいる。
まだまだ全員で戦うチームになっていない。

職員室前の黒板がまたいい味。
なんでもないけれど,
こんなことを感じて生活できたら,
幸せな気持ちが向こうからやってくるもの。

自分の教室の黒板も,これで3日目に。
内容はまだまだ未熟だけれど,
心を込めて書いた板書を
係でもないのに,自分から,
うれしそうに消してくれる生徒も。
ちいさなことの積み重ね。
続けていこうと思う。




授業は,足し算の意味の発表から。

「変化+変化=変化」の足し算と,
「位置+変化=位置」の足し算。
教科書(デジMATH)では,「変化+変化=変化」でありながら,
0からスタートして,最後は位置に帰着させている。
これと同じ感覚で説明する生徒が多い。
0から動いて−2に行くなら,0+(−5)+(+3)となるはず。
つまり「位置+変化+変化=位置」ならわかるが,
これは (−5)+(+3)=−2の説明とは,ちょっと違う。
これまで何度も足し算を説明させてきたが,
ここきちんと分離できたのは今年が初めてかな。

デジMATHで,矢印が動くのはいい。
(自分のこだわりと,違うのは残念だが。)

クラスによって,ちょっとずつ違うけど,押さえどころは同じ。

ゴルフのスコアでも,二種類の説明が出たのはいい。

進んでいる我がクラスでは
トランプゲームを楽しむ。
欠席の生徒もいて,
自分も一緒に参加。
計算できていない生徒が見えるが,
自分が参加してしまった分,
個別に対応できない。

日記や宿題点検を必死にこなして,研修主任研へ。
道を選んでも,30分以上かかり,気ばかり焦る。
わずか5分で着いた前任校がなつかしい。
研修主任になるのは,もう10年前のこと。
以前は授業の在り方自体を問題にしていたが,
今はマネージメント的なことが主題に。
PDCAがどこまで見えるのか。
講師も受講生も,まだまだ書式に振り回されている感じ。
定量的な評価をきちんとしていないから,
学校や生徒の実態が見えてこない。
だから,次に何をすべきかもあくまで感覚的なものに。
引き継ぎされても,わからないことになる。

その後の班別研修では,小学校の先生から厳しい指摘。
「どうして中学校では全員が授業を公開しないのか。」
忙しいからというのが最大の理由だろうが,小学校との差は何だろう。
浜之郷から学んで・・という話も出て,ちょっとうれしい。
振り返ってみると,自分の研修計画は見にくい内容。
前任者のものをベースにしているが,これではわからない。

急いで帰校し部活を。
30分延長して,下がり技での対応を加える。
最後はメンバー全員から決意の言葉。
「されど勝負は一瞬」
善の修行をしているような日々。
純粋な真っ白な気持ち。
これまで一日たりとも気を抜いた練習はしていない。
けれど,全員が参加できていない。
直前に怪我や体調を崩した生徒もいた。
さあ,どうなるのか。

夜は学年の出発式。
ベテラン揃いの中,4歳下の中堅教員から,
「刺激が欲しい。本気で仕事している方がいて,うれしい。」
との言葉をいただく。
期待に応えられる自分でありたい。
この日は二次会まで。

2005年05月02日(月) できることをしていかなければ
2004年05月02日(日) 連休2日目


2006年05月02日(火)



 やり直しのチャンス

月曜日の朝が来るのが早い。
久しぶりの暖かさ。

今朝も生徒の日記へのコメントを全力で書く。
これは,となりの席のベテランのF先生の影響。
これまでは,学級通信をどう書くかに力を入れてきていたが,
それでうれしいと感じるのは,今活躍している生徒。
そうでない生徒は,置いてきぼり。
1対1のコミュニケーションを大事にすることの方が,
生徒にとってはうれしいことで,価値あることだとわかった。
でも,学級通信を出せないのはやはり寂しい。

授業は進んでいる3クラス。

分数の足し算 (+1/3)+(−1/2) で
なぜ通分するのかを問う。(問題を板書していなかった!)
分数は,わかっているようでその意味が見えていない生徒も多い。
「比べるものが違うから」と,ぱっと言える生徒もいるが,
大半は,その発言の意味をつかめていない。
自分のクラスでは,
入れ替わり立ち替わり,
いろいろなメンバーが発言。
円の図を持ち出して,
話をしていく。
最後は,自分が
いつもの正方形の図で説明。
図で書くことで,納得する生徒が多い。
足し算は,できる条件が厳しいこと。
かけ算は,そうでもないことを説明。
時間の余ったクラスは,
計算練習を。
もちろんいつものスタンドアップ。
全員ができることを,目指したい。
教えることの楽しさを,
感じている生徒も増えてきた。

「中学校の数学は,
 やり直しのチャンスが多い」

と小栗先生が講演でも話されていた。
分数計算ができなかった生徒が,
正負の数・文字式・方程式と3回もやり直せる。
そういう意識が自分には欠けていた。
前回の改訂で,教科書から分数の問題がほとんどなくなり,
授業で扱う時間が極端に減っている。
それでいて,テストには相変わらず出題されている。
これではできなくなって当たり前。

午後は2回目の長縄。
回し手が安定しない。上手く跳べない生徒もいる。
でも,声を出して,ひょんなことから22回跳べ歓声。
そこからちょっと遊んで,後半戦。
でも,集中力が切れて記録は伸びず残念。
45回跳ぶ2年生の姿が逞しい。いい刺激をいただいた。

1時間休暇をいただいて歯医者へ。
春休みに治したはずのところが治療し切れていなかった様子。
初動が甘いと,後々に響く。
他人の仕事だとよくわかる。

2005年05月01日(日) 指導者は注意されることが少ない
2004年05月01日(土) 迷い


2006年05月01日(月)
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