消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

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1926年04月23日(金)

今日は一日 暑いほどにあたたかく
どの窓もずっと開けていた

家じゅう金木犀の香りに満ちていた

この辺りが金木犀の香りの底に
沈んでいるように感じるほど

秋に一度はこんな日を楽しめる




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

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− ささやかに −          

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日付は通し番号として記しています         


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