消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

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1927年03月31日(木)

流されて流れ去ったものを

掴まえにゆくのは

大変と思うよ

浮かび上がれば見えるけれど

どこまで行ったかわからない

どこに着いたかわからない


1927年03月30日(水)

失敗に終わってもかまわない

そう思えたとき

一歩を出せる


一向にかまわない

そう思えたとき

助かるし前に進める

それは自分を

ゆるめること

ほどくこと


1927年03月29日(火)

あとは野となれ でなく

天命を待つ

へたれるな がんばれ

まっすぐ天を仰げ


1927年03月28日(月)

迷っていること

躊躇っていること

やっちゃえやっちゃえと言われて

お尻に火がついて

やっと行動に移す


1927年03月27日(日)

日々怠りなく

その精神で

過ごせばれいいなと思う

励むとか勤しむとかでなく

怠りなく で


1927年03月26日(土)

加速している
回転速度が速まっている

気を付けないと
振り回される

疲れたといって
少し距離を置くといって
お休みに入った人もいる

しばらく様子を見る
というのも一つのスキル


1927年03月25日(金)

今日は行かないと決めた

一日 家作業

外も中も大仕事がある


1927年03月24日(木)

園庭からかわいい会話

(ピンクに立ってる女の子が指さしてる)
わたしのおうちはここ
・・ちゃんは水色のべんち
ぼくは?
きいろのべんち

(男の子が掛け声?)
もうねよう 
でんき かちっ
(みんなベンチに別れてねてる)
あさだよー
(がばっと起きる子 もそもそ起きる子)

なんて楽しいおうちごっこ
おへやでも先生としてるのかなぁ


1927年03月23日(水)

そんなはずないのに

外に虫の声が聞こえた気がした

涼しい風を思う


エアコンはクールだけれど

涼しいとは違う

どこかで熱い

熱が作る冷だ


1927年03月22日(火)

暫定という形で
とり立ててトラブルもないまま
長く放置している件

掘り起こして
再検討すべき時かも

新しい価値観で
別の形が浮かぶかも


1927年03月21日(月)

庭に咲いた花を
少し切ってきて飾る

そんなこと
母が毎日してたこと
小さい頃ずっと見ていたこと

玄関に窓辺に食卓に 
洗面所にもトイレにも
あちこちにいろいろ

お仏壇にも供えてあった
床の間の横にもあった

花びんも一輪挿しもコップもガラス瓶も
いいのもお洒落なのも普通のも空き瓶も

そういうの当たり前に思ってた

だからその特集を見ていて
カルチャー教室だ先生だと
何をそんなに崇めてるんだろ
ありがたがっているんだろ
レクチャー受けるほどのことなのか
そう思ってしまう

まわりの小さな花々を慈しんで
暮らしの中の彩りにする
ごく普通のことではないか
私だってずっとしている
素敵に云々より
自然を生かすでいいと思う

デザインしてしまったら
もう自然ではなくなる
単なる材料になってしまう
そんな気がする

庭の命の自然なかたち
そのままで美しい


1927年03月20日(日)

今日は何の日
ゆっくりした日

途中の急雨には
驚かされるし慌てるし

けれどそれでも
のんびりした日

あれやこれやの補修をして

取り立てて何をするでもない
梅雨の土曜日

雨は落ちる
土へとしみる

気持ちのよごれも
落としてゆけ


1927年03月19日(土)

あぁそうか 
解った気がした

その人のその文章に
なにか胡散臭さを感じてしまうのは
そこにフィクションを感じるからだ

記憶の中の出来事も
自分で決めた着地へと
少しずつ彩られてゆく
何か纏った感

だから
絵空事の嘘事に感じる

人を押し切りたい
それだけを感じる


1927年03月18日(金)

公園の木々が濃い緑になって
大きく茂りわさわさ揺れている

去年に伐られた木も
しっかり育っている

この景色は大切だ
ずっと在り続けてほしい

少年たちが声をあげて元気に走り回る
そのパワーをずっと見守っていてほしい

海山の深い自然はもちろんだけれど

人の暮らしのそばに
小さなひとを育て守るものがあることは

国の底力になると思う


1927年03月17日(木)

人の気配のないことを

安らぐ人もいれば

落ち着かない人もいるらしい


私は落ち着く

頭の中に他の音が入ってこないこと

そのクリア感は自分では作れない

ヘッドホンをするのとは違う

広々感そのものを感じる


1927年03月16日(水)

ものすごく小さい
メダカの赤ちゃんが
わんさか泳いでいて
びっくり
速いのなんの
命が絶えないことの
不思議を思う


1927年03月15日(火)

梅雨らしくなってきた

蒸し暑いなぁ

疲れるし


でも晴れ間が嬉しい

梅雨明けまでがんばる


熱中症に注意

去年危なかったし


せめて

行間を涼しくしよっと


1927年03月14日(月)

身の丈で生きる

それが幸せ

なのかもしれない


望みをもつことと

無いものねだりは

きっと別もの


1927年03月13日(日)

未練という言葉を思う

諦めの悪さは

こころの老化なんだろうか


1927年03月12日(土)

風も水も涼しくなる頃

岩場近くの浜か

石ころごろごろの河原に

行きたいね

誰も写真を撮らないような場所

風の中に日没まで


1927年03月11日(金)

受け止め方は人それぞれ

よかれと思った言葉でも

ただのおせっかい

その方が多い


1927年03月10日(木)

このところ
ハードルを下げ続けてきた
のかもしれない

目の当たりにすれば
やるべきことは見えてくるはず

その高さを保たねば


1927年03月09日(水)

薔薇は
切り花で楽しむか
咲いてる鉢植えを買うか
苗木を育てるかだと思っていた

挿し木できるなんて
ずっと知らなかった

花が咲くまで
数年かかるらしいけれど

今まで
立派な一輪のも可愛いブーケのも
そのまま終わりになってた
悔しいな

次はチャレンジしてみよう


1927年03月08日(火)

行動に移そう と
あちこち問い合わせをしたら
返事がみな来てちょっと驚く

マット類を洗った
ふと買い替えたくなった
それぞれ同柄色違いを
交替してきたけれど
新しく柄イメチェンしようかな
ついでにカーテンも

ドミノのように次々と
何か動きが止まらない


1927年03月07日(月)

せかほしできれいな壁掛けを見た
おじいさんが彫っている伝統工芸品
今は壁飾りで家のお守りのようなもの

もっと知りたくて
ぐぐっていると千畝にあたった
そうなのか その国なのか

世界はつながっているんだなぁと
不思議な感銘を覚えた

壁飾りに見惚れる平和な気持ちから
戦争の暗さになって
千畝の話を思って胸をつかれた


1927年03月06日(日)

出会いたくない人に出会ってしまう
いつもなら憂鬱なのだけれど
今日は気にしない

みつけたレシピがよくて
もう一度試してみて
定番にしようかなと思ってる


1927年03月05日(土)

そう

卒業という言葉

またひとつ来たね


後の祭りだ
でも動じない
清算と回帰

そのあとに

卒業 とつける


1927年03月04日(金)

卒業しなければね

うだうだしてるこの状態から


1927年03月03日(木)

思ったり考えたりだけではだめだということ

行動に移さないと意味がないということ


1927年03月02日(水)

今年 6月が好きになった

ダイナミックだ

大きな風が吹いている

若枝を大騒ぎさせて

公園を吹き渡る

涙もかっさらってゆく

さわやかだ


1927年03月01日(火)

励ますとか 元気づけるとか
その言葉が苦手

なんか上から目線というか
強い人からの激励みたいに感じるから

元気が出るようにしてあげる
くらいで丁度いい




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

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− ささやかに −          

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日付は通し番号として記しています         


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