一年前の今頃は えんぴつフリーズで大混乱だった 移動した人もあった 連絡を取ってくれた人もあった
今こうして続けられてることを ありがたく思います ずっと続いていてほしい ゆったり流れる時間であってほしい みなさんのご健康を祈ります
目をつぶるということを できない性分
なら片目をつぶるでどう? 片目で折り合いをつけるでどう?
片目はウィンク 納得して許すってこと
年を越す 年がかわる 新しい年 そういうけれど
何も変わった気がしない 頁をめくるようには変わらない 時間なんて一瞬だもの 国境を渡るような幅もない さっきも今もずっと続く それこそ棒のように つながっていて変わらない 今年はの気持ちでなく 明日はの気持ち
世界のすべての人が 同時に同じことを祈れば その祈りは聞き届けられる そんな神ないだろうか
三日三晩祈り続けるのに
そのポイントに立つとわかる
そこを通るたびに 自分の未熟さを知らされる
通らざるを得ないので 何度も思い知らされる
がっくりくるけれど いつか何とか超えたいと思う
疲れて座り込んでいる 異国の旅人へ 子どもがりんごをひとつ どうぞと差し出した
おいしそうに食べて ありがとう元気が出たよと 微笑んだ
知らない言葉のやりとり そんな光景がうかぶ
どうぞ ありがとう その心のやりとりはあたたかく 人である証と思う
自分の変化を 認識できていない人の 見苦しさを 教えてくれているのだ
前は一番気に入ったものを 1つだけ手にした
いつの間にか欲張りになって あれもこれもと盛りだくさんに
欲張っても得にはならないのに 失うことのほうが多いのに
ゆっくり選ぶことの時間に 焦っているのかも
夢を見た 何組かの家族がうちに遊びに来ていて その中に大谷翔平くんがいた 小学校1年生くらい
人懐っこいかわいい男の子で ほっぺがすべっすべ 冬で皆暖かい服装なのに 彼だけ半袖Tシャツに短パン 寒いだの足が冷たいだの言って いつの間にかひとりでお風呂場に 服のまま足にお湯シャワーしていた 面白い子だった
いったいどういう夢なんだろう 立派な大谷選手も私の中では ちびっ子野球少年なのかも
山本草太選手 大好きだったパトリック・チャン選手に 滑りが似ていると思う選手だった
スポーツに大けがはよくあるけれど 乗り越えた頑張りが 人生の宝になりますように
代償という言葉がふと浮かんだ
償いでなく 代償でなければいけないと思う
自分の何かを 差し出さなくてはいけない 自分も失わなければいけない 重い意味を持たねばいけない
冬至を越えて 今日は巨大な落日 熟しきった柿の実の中の とろとろの透けるような赤 甘そうな見事な色だった そしてすごく大きかった
今日のかぼちゃがことのほか固く 悪戦苦闘 不安的中で包丁の刃がかすった セーフ と思ったけれど あとから血がにじんできて やっぱりなぁと思った レンチンすべきだったかなぁ
長い文章というものを書いている そのつもりと思しき人は 最後に落ちをつけたいのだと 数読めば読むほどわかる ストンと自分の中で落ちる形に
つづく という感覚は 作品とはならないのか 結んで切らねばいけないのか
その謎は 触れると爆ぜる種のよう 少しずつずれながら 戻ることなく周り続けて 大きく動く宙のよう 遠く思いを巡らせる
よい天気 公園に子ども達が何十人も集結 歓声が響いていた ドッチボールやサッカーが盛況 遊具もアスレチックもどこもいっぱい 元気だねー! いいことだ 久々にエネルギーのあふれる公園を見た
男であろうと女であろうと 血のつながりがあろうとなかろうと 小さな子に向ける自然な笑みに その人の人柄が出ていると思う
偉くなくても 穏やかな人になりたいと思う
冷えるね スケジュールに追われると 老いる気がする 部屋が寒いと 行間をあけずに ぎっちり文字を詰めて 記したくなる
一つの寄せ木が現れた 手を伸ばした先に 音立てて落っこちた
小さくもあたたかく 聖夜の星のように ステンドグラスにも似て ユールトムテの赤い帽子
何のこと? と
問われても
あなたにはわからない
私にしかわからない
タイムカプセル
そこに入れていたもの あの日すべて失ったけれど
タイムカプセルだったと 思えばいい
夢の中でこの足元に 深く深く埋めたのだと
小窓のカーテンを洗う
小さなほころびを繕う
明るくなった気がする
美しく堅牢な
寄せ木細工のように
持ち味を合わせる
大胆に
認めたくない 認めない そのわけその心を探るなら
認めることができれば 容すことができる 安らぐとわかる
小さな光を 待つということ
寒くても凍えても かじかんでも
白い息には ぬくもりがある
胸の中は あたたかい
ごちゃごちゃしてるってことは 上の空ってことにもなる
うっかりぼんやりで 見損なってしまった
その上悪いことは がっかりも反省もないってこと
何を考えて生きてるのかわからん てこと
私がど根性大根めざそ
ごちゃごちゃに固まって 種をまくところがなくなった 夢を育てられなくなった そう思っていたけれど
ど根性大根みたいに どんな隙間でも 種は芽吹ける
よく見れば隙間はあるはず 夢の種はいくらでもまけるよ
ごちゃごちゃに混乱していた そう認識すればいいこと
誰のせいとかでなく それでもよくやったと そう認めればいいこと
出会った人が先生である さらさらと書いてあった
謙虚な気持ちさえあれば 学べる明るむ開ける得られる 言葉そのもの
小刻みに振れながら 時おり止まり戻り それでも大方はすすんでいる 生身の生き方はそんなもの 壊れてはいない
自分は正しい と 頑なになるより 人にやわらかく接する方が しあわせに思う
|