消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

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1921年06月30日(木)

根は土に張って
枝葉は風にそよいでいたい

大樹をのぞむわけではなく
飄々としているのがいい

なぎ倒されてもまた起き上がる
しなやかさがあればよい

本当は
えのころ草でもいい

一年で黄金に燃え尽きて
種をたくさん大地にこぼすだけ
単純に濃密


1921年06月29日(水)

前は立ち止まっていたよね
ゆっくり考えようと 

今 忘れそうで走っている
消えてゆくから走っている

書きつけが増えて
ひらひらしている

桜片だといいけれど
かさこそと欅


1921年06月28日(火)

伝えたい思いがあるのに
あふれてばかり

メールにすると
上滑りでまとまらない
直でなければ伝わらない
一点の誤解も残したくない
何度もホゴにして
外見日和見状態

時が解決するわけではない
時を失っていく気がする


1921年06月27日(月)

やさしくなれないとんがった自分がいる

冷ややかな部分




ひとが優しいのを見てほっとするのに


1921年06月26日(日)

一鉢のみずみずしいハーブのパネルに

惹かれた瞬間の自分を

キープしたいのだけれど


1921年06月25日(土)

出来上がった場所で安穏とくらすより

自分で創り上げながら暮らす方が

やっぱりいいでしょ


1921年06月24日(金)

小さな書付を
ただひろいあげ
ただ書き記す

静かな時間の
それだけの作業で
こころがしずまり
広やかになる
風がとおる

自分の至らなさに
気づいてゆく作業

時間はまだずっとあるのですから
道はずっと続いているのですから
いくらでも変更できるのですよと


1921年06月23日(木)

sold-out 

残念だな
ちょっといいなと思って
でも高いブランド
やっぱりいいなと思って
よしっ と決心したら
出遅れ て多いな自分
決心が遅い

手に入らなかった物って
結局は縁が無かったということ

ずっと大切にしているものは
地元のお店の出店フェアのデパートの広告写真を見て
心打たれて走ってゲットできた一点もの
職人技の輝くもの
それはネット販売とは少し違う
私と縁のあるもの そう思う


1921年06月22日(水)

べらぼうに細い月だった
ほんのり縁だけ見えた
教えたけれど
気にとめてもらえなかった
ふーん あっそう という感じ
誰も見に行かなかった
すぐ沈むのに

月ってそんなものなのかなぁ


1921年06月21日(火)

何でも自分でしようとせずに
人にしてもらおうともせずに
プロに任せるでもなく

プロにさせなさい
対価を払って


1921年06月20日(月)

自分を女性的でないと思う
一般的化粧品のもっちりしっとりが
大の苦手 乾燥肌なのに
気持ち悪いしかない
ベタベタ感しか感じない
吸いつくような とかいわれても
ねったり成分 例えば糊的なものが
入ってるだけじゃないのかと思う
空気中の浮遊物をくっつけるだけでしょ

さらっとすべすべがいい
冬でも


1921年06月19日(日)

イタイケナというのは
文字通り 幼気な

大人の女性が
その風情を出そうとすることが
そもそもね
若いコならぶりっ子とか言われたり

清純も少し違うと思うし

清楚がいいと思う

米寿の方でも清楚な女性はたくさんおられます
小学生でも清楚な少女たくさんいます

性差別どうのと言われても
女性の美徳といっていいと思う
悪いことはないと思う

清楚であってほしいです


1921年06月18日(土)

先に問いかければよかったのです

何がいいでしょうか
どう違いますか
どれがいいでしょうね
どちらがいいでしょうね

情報収集を先にしましょう
一発即答してチャンスを逃がさぬように


1921年06月17日(金)

滑稽という言葉をふと思い出した
変だよ や おかしい より
少しだけ客観的でオトナな感じがする
使おうと思った


1921年06月16日(木)

3番はいい
ずっとそうだった
自分に合ってる
1番も2番も目指してはいない
頑張ったらメダルを貰えた
その場所がいい

金をすごいなぁと思う
銀はよくがんばったねと思う

3番の自分は
がんばったよね

メダルに届かないたくさんの人の
その一番上にいる気持ち

次もただがんばるだけで
どうなるかはわからない
目指してるのは 頑張る ということだけ
金も銀も互いに必死
私はマイペースで頑張る


1921年06月15日(水)

根に持つ必要のないことなら
忘れてしまおう

些細なことなら
もういいよ

腐った気持ちを握ってないで
さっさと手放せ

そんなものゴミだから
ごみ箱がいい


1921年06月14日(火)

探しても出てこないものは
あきらめましょう
失ってしまったものは
あきらめましょう

そう決めれば楽ではないですか
捨ておいて新しい物をみつけましょう
そうすれば軽いではないですか
重い心はもうおろしましょう


1921年06月13日(月)

信仰をもっていないけれど
篤い信仰心をもつ敬虔な人たちを
立派だとは思う

ただ他を認めない神は受け付けない
(おおよそ、神や教祖ってそんなものだろうけれど)
未開の部族の土着の信仰を
野蛮として改宗させるそのふるまいを
許した神など信用しないです
それこそ邪教と思うので

自分たちが一番と思っている人達の
よりどころ(なのかカッコだけなのか)でも
嘘っぽく思ってしまう

八百万の神やそこかしこの岩陰に妖精がいる的な暮らしが
いいと思う人間の発想でしかないけれど

一つの神に信仰の篤い人たちには
理解できないだろうけれど

それぞれの一神を競い合っていても
世界はいつまでたっても融合できない
何かが全滅するまで争いは続く
そんなに神って偉いのか
仰ぐ人間が愚かなのか
神がいるとしたら
メンドクサイ人間どもを絶滅させたいだけなんじゃないかとさえ思う
救う気なんてきっとない
しがみつこうとする人間が愚かとさえ思えてくる

いろいろお誘い受ける宗教的お勉強会には行く気ありません
信仰心の無い人間の発想です

何かにしがみつこうとしない会なら
覗いてもいいかと思うけれど
今のところそういう会からのお誘いはありません

反抗的だからきっと一度で嫌になるだろうと思うけれど

そういうわけです
悪しからずね


1921年06月12日(日)

不安の中にいる
遅れているのではないか
手遅れになっているのではないか
急かされている気持ちに突き動かされて
行く先の定めもなしに
追い立てられるように
只闇雲に駈けているのではないか
頭痛や眩暈や嘔吐になって立ち往生する
それは小休止せよの意味なのか


1921年06月11日(土)

小さな気配りがいい

気を配った人と
それに気づいた人の
気持ちが通じるだけの小さな事

気づかぬ人にまで
大仰に宣伝することもないし
当然のこととして享受されていても
それはそれで構わない

そういう小ささの気配りを
いつもしていたいと思う
気づく人があってもなくても
快適を感じてくれればいいと思う


1921年06月10日(金)

いつもここで
クールダウンしている
思い上がりをしずめている

思い出せないことも
たくさんあるのだけれど


1921年06月09日(木)

そそくさとした 
粗野な振る舞いを
せぬようにと
教わってきたよね


1921年06月08日(水)

今まで見たことのない
巨大な真っ赤な夕日だった
もう山に沈む寸前
掛け軸の旭のように大きかった

静かにまっすぐ落ちた
入り始めるとあっと言う間に

写真に撮ったけれど
うまく撮れていなかった

自分にとっては
初日の出に近い気持ち

記憶に残る夕日だった
ベランダから見える公園の
見える限りの端っこに沈んだ
夕映えはなかった
太陽だけが大きく赤かった


1921年06月07日(火)

その三
誰か分からない
くるくるヘアーの黒い肌の
小さな男の子がくっついてきて
買い物をしてるけれど
もう閉店でコンビニを探してもなく
重い荷物を両手に下げてすごく歩くのだけれど
足が重くて進めない
歩き続けていやになる

頭痛が治ったのは
夢をたくさん見て血流が良くなったのかも


1921年06月06日(月)

その二
駅ビルの暗い通路の先の細い階段を
鍾乳洞のトンネルのように上り抜けて
出た所に開けた広大な見晴らし
谷へ降りるような先に平野の街並み
枯れた牧草地のような斜面
人がすわってピクニックしてるような
岩にこしかけ景色を眺める人も
ひーくん と呼ぶ声に
見ると黄色い小さなキツネみたいな色のイヌ

岩場の一段下の人は
なんと朝話をしたひとたち
え まだいたの?ずっと?
雪山を抜けて裏側がこんなだなんて
思いもしなかった
こんないい場所あったのね
そんな話をした人たち

私たちは延々と時間がたって 
今またこの上の段から出てきたの

ここの景色は飽きないね


1921年06月05日(日)

眩暈中の3日目に
長編の夢を三部見た

その一
列車で雪山2山が正面に見え
横を走っている時ゲレンデに車のジャンプ台
1台目 飛距離短く大破
2台目 銀色の大きなボックス 横跳び大破
3台目 ゴールド軽ボックス 飛距離大突っ込み大破


1921年06月04日(土)

秘密をたくさんもっている

秘密としてもち続ける

それは

びくびくで わくわく

わくわくで びくびく


1921年06月03日(金)

大雑把なのと

大雑把にできるのと

大まかにするのと

多分少しずつ違うと思う


1921年06月02日(木)

どんなに些細でも
引っ掛かることを残してはゆけない

小さな迷い人が休んだ
豆粒のあるベッドと同じ


1921年06月01日(水)

まっすぐ前は 進む感じ
横は 広がる感じ

なのに取り違えてしまった
だからちぐはぐな落ち着かない感じ

頓珍漢で支離滅裂で天の邪鬼な基調

自分そのものと思い出した




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

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− ささやかに −          

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日付は通し番号として記しています         


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