消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

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1918年07月31日(水)

カモフラージュがうまければいい

完全犯罪なんてそれだけのこと

そう言いたいのかな

でも誰かがきっと見破るよ


1918年07月30日(火)

新聞のコラムより抜粋


不寛容に対しても、人は寛容であるべきなのか。

           ・
           
そうだと明言したのは、仏文学者の渡辺一夫

不寛容な姿勢で他者に臨むのは
「むしろ相手の不寛容を更にけわしくするだけである」



心に残したい文章だと思った



けわしくする という語に反応

険しいや険しくなるは日常使うけれど
こういう使い方は案外しない
でも ふさわしい


1918年07月29日(月)

そこに
そのノートに
何をしるして
何をのこそうとしたのだろう
何のあかしを
なんのために

溜飲を下げるためのあてつけを
積みたかっただけかもしれない
邪だったかもしれない


離れて久しい
忙しくて時間が無くても
時は穏やかに流れている


1918年07月28日(日)

義理で残っているもの
義理で処分できないから在るもの
それが結局 雑音騒音
その整理は思い切るしかない

たぶん後悔しないと思うよ
思い切ってよかった になると思うよ
いえきっと
その思い切りさえ忘却するから
決して不義理にはならないから

自分の情があって決断できないものを
無理に捨てることはないよ
きっと思い出して残念に思うだろうから
そんなことに時間をとられずに
もっとモノからフリーになって


1918年07月27日(土)

部屋に好きな花の香りがあると
通るたびにうれしい
立ち止まり吸い込んで酔う

一日元気でいられた
前向きに動けた
疲れがやっと抜けた気がする

昨日の二つはうなだれ
新たな一つが強く香りを放って開いた
次のつぼみもあがっている

いい子たちです
力いっぱい咲いている


1918年07月26日(金)

ベランダから
White Ginger が咲いているのが見えた
庭では葉陰で見落としていたのか
開いたばかりなのか

小躍りして切り取ってきて
しあわせ小鳥のピッチャーに挿した

まばゆい大輪の一番花と二番花
この香りが好き


1918年07月25日(木)

なんて図々しい人なんだろう
ひとの犠牲を頼るのは
自分が最大限の犠牲を払ってからだ
それがフツーのルールだ

自分は変わらぬまま
自分のリズムは変えぬまま
自分は犠牲を払わないで
周りに変化対応を求めるな

それともひょっとしたら
周りの犠牲に気づかぬ馬鹿か

いいね馬鹿は楽で

気配りも思いやりもなく
のうのうと生きられて
平和だねぇ

どちらにせよ
あなたが馬鹿でも馬鹿でなくても
図々しい要求には応じません


1918年07月24日(水)

朝夕の空気が澄んでくると

突然カップめんを食べたくなった

塩味のシーフード系を買ってみた

昨日まで 冷たいお蕎麦派だったのにね

秋だなぁと思う

よし 夜は おでん


極端すぎるねと言われた


1918年07月23日(火)

庭に秋の虫が鳴き始めていると気づいた
夜 涼しくなったから?

それとも
エアコンで締め切り生活をしていたから
聞き逃していたのかな?

夜風を通す気持ちよさ
これから満喫できる

ずっと窓辺に起きていたい季節になった

星明かり という言葉に憧れる

いつか叶えてみたい夢


1918年07月22日(月)

季節がやっと動いた
ほてりの冷めた雨だ

高原の朝のような
しっとりした冷気が満ちて
自分が今どこにいるのか
何をしているのか
おぼろ になる

溜めこんだものは団子状態
どこからほどき始めるか
何から崩すか

弱い光のぬけるカーテンの内で

季節がかわる すべてがかわる


1918年07月21日(日)

本当に理解力の乏しい人だなぁ
決まった事柄にとやかく言っているのではないんです
それがベストであるならば誰もが従うべきだから

決まった内容にではなく
決め方決まり方伝え方に問題があると言ってるんです

手っ取り早く結果だけを確認しようとしないでほしい
自分に関係することだけを確認して終わろうとしないでほしい

大切なのはどう決まりどう伝えたかなのです

オワカリデショウカ


1918年07月20日(土)

イヤナキモチヲ

タシカメツヅケルイミハナイ

ヒロゲルヒツヨウハナイ

コンパクトデイイノダ


そう思ったけれど

詰め込んでみると

濃縮されて余計いやになった

また戻した

キハクな感じに広がった


1918年07月19日(金)

そのひとの態度を快く思わないから

お節介な自分がいやになる

小うるさい自分を感じていやになる

軽くしゃべり過ぎる自分をいやになる

嫌なことばかりふえる

後悔ばかり

脱力感ばかり

充実感にならないよ

それは誰のせいだろう

気持ちの転換ができない


1918年07月18日(木)

天窓を開け夜風をさがす

闇の彼方に光るものへ

この光は届くだろうか


1918年07月17日(水)

わからない
私が悪いのか
私をわからないのか
認知力が衰えてきているのか
何かを忘れ始めているのか
何かを失ったのか

シニア犬だとしても
元気に歩いているのに

でも笑顔が乏しくなったと思う
唸る表情をすることがふえた

より本能的に生きている
食べ物にも自分のエリアにも
守る意識が強くなった


孤独の身と思っているかのようで
可愛そうに思う

眉間に皺をよせたら
シャンプーに行けないよ


1918年07月16日(火)

意を決してはじめる
あれこれ考えずに
不平を思わずに
自分のこととして
当たり前の作業として
ボランティアではなく

1つこなし
1つ終えたあと
きみの元へ行った
唸らずに顔を寄せてきた
しずかに目を合わせた

その時ふいに
ごめんね と口をついて出た
ごめんねと心から言い続けた
伝わったかな
じっと見てくれてた
時々あっちをみたりして
ひげがたれてる
まつげがふせてる

けんのある表情を続けていたきみ
柔らかなまなざしにもどってほしい
警戒心をといてほしい
私が種をまいたのなら
こころからごめんね

やっと言えた


荒れているきみに尻込みしていたのではなく
きみに謝ることに尻込みしていたのかもしれない


1918年07月15日(月)

紫というクリスタルはノスタルジック

それはレトロというよりも


1918年07月14日(日)

あこがれても
気候風土の異なる暮らしは
真似できないのだよ 


憧れも 夢も
消えることもある
手に入らぬまま終わることもある
誰かがまた思い出させてくれることもある


フィジーのときめきを
思い出せるだろうか

白い鍋はどうなるだろう


1918年07月13日(土)

風水というのは 
古来そのままに風と水なのだ

風の流れ水の流れを
清め整えることだ
溜めないことだ
淀ませないことだ

風回り水回りを清めることから
始まるのだと思うよ


1918年07月12日(金)

昨日のあなたと
今日のあなたはちがう。

今日のあなたと
明日のあなたも
きっとちがうだろう。

人は、
今日という時間を
積み重ねて、
変わりつづけていくのだ。

10年後のあなたは
何をしていますか?


進化する保険、
*******。

あなたは変わる。
保険も変えよう。


****生命。



生命保険会社のCMだけれど
なんかいいなと思って
いつもじっと聞き入ってしまう

10年先って 遠いのか すぐなのか
見当つかない というか
考えていない気がする
自分 流れてるのかなぁ
流されるままなのかなぁ
自分で進んではいないのかなぁ

そう思って聞いてしまう


1918年07月11日(木)

何かをなくしたときは、

何かを得るときだ


と あった


そうだね

涙をたくさん落としたあと

なにかに気づくことがある


1918年07月10日(水)

過酷なクラシックカーレースに
唯一オートバイで単独参加(他は2人チーム)していた人が
愛車のボディーに記していた言葉

If you're not smiling
you're not doing it right

笑顔でなければ、何事もうまくいかない。


その言葉に反応して
何か出典があるのかと調べていたら

そのレースを見て
その言葉に反応した人たちを見た

言葉はひとの心をうつのだね


1918年07月09日(火)

鬼だった時期がある
鬼と呼ばれた時期がある
鬼のごとく練習していたから

その後ずっと離れたまま
鬼という言葉も忘れていたけれど


今日
こころの隅にちらりと見た気がした

ずっと棲んでいたのだろうか
なりを潜めていただけなのか


1918年07月08日(月)

安心を買いたい
妥当な価格で得たい
作り手と使い手
相手の顔が見えないままの品は
信頼は結局 ひとのモラルの上になりたつ
売り手と買い手
どちらもが欲をかき過ぎないということだ
敬意と感謝を欠かぬことだ


1918年07月07日(日)

この国の商品開発という部門も大変なんだな

進歩に行き詰まった感があるのに

というより もうこれで十分すぎるのに

これ以上望むこともなさそうなのに

何か他社より付加価値をつけたいのだろうね

うんざりするほど大きなお世話のたくさんついた新型たち

付加機能はどんどん面倒機能になってゆくのに


きっちり作られメンテも容易い

もっと安心できる製品を出してほしい


リコールばっかりじゃね


1918年07月06日(土)

半の深さは

満より高いのかもしれない


半の意味を探れ


1918年07月05日(金)

市民裁判員の求める罰は厳し過ぎるのかな  ?
親の子への虐待致死って無罪なのかな  ?
無罪を主張する弁護って 何なんだ  ?

犯した罪があるなら
償うのが当然

その当然のことを子供たちに育てねばならないのに

隠し得 逃げ得 弁護してもらい得
それを通す弁護って
それも犯罪だと思う
犯した罪に妥当な罰を探る立場であって
間違いで重すぎるなら減らすのであって
罪をなくす画策をするなら
結局は報酬のための行為で
弁護士バッジの天秤とかけ離れる


市民裁判員の思いは
個々のその犯罪者に求めるというより
世の中の犯罪に対する現行法への市民の声ではないのかな

公平に照らし合わせる必要はあるでしょう
でも軽きにそろえる必要はない
現行法が甘過ぎるよという市民感覚を受けとめて
法の改正がなされるべきなのだと思う

たいていはニュースで
起きた事件に対して
えっ その程度の刑 ?? と驚いてばかりです

それはつまり
その犯罪の程度を軽くみなされるということです
被害者が軽んじられたことです

あんな悪いこと ではなく
ちょっと悪いこと になってしまうということです
誰が何をしようと軽い犯罪にしかならないんです
その程度のつぐないで 悪いことをできるんです
うまく弁護してもらえば早く終えられます
びっくりします

日本って 易し(優しではない)すぎるのだと思う



真面目に善良な市民が納得できる判決であってほしいと思う

裁判員だって 面接を経て 
一応は 真面目に善良な常識を持つと思われた人が
選ばれると思っていた
突拍子もない思想の持ち主とか
悪い組織に入っている人とかは省かれてると思ってた
だから 重すぎも軽すぎもなく
フツーの市民感覚なのだと


1918年07月04日(木)

その人に毎夏ここで花を供え続けて
初めて肉親の声にふれた
あなたの家族は元気に歩んでいますよと
発信し続ける場所があると知った
その人が実在していた重み
生きて闘っていた証しにふれた
本当に不思議なこともあると知った
魂は姿をかえて家族と交信できるのですね

わたしの気持ちの忌が明けた気がする


1918年07月03日(水)

カワラヒワが

ずっと同じところにいました

何を見ているのだろう

何を待っているのだろう

時々さえずり続け

しばらく静かになって

もう飛んでいったのかなとみると

まだそこにいて

そしてまたさえずり

ほぼ半日いました

自分からではなく

何かに驚いて飛び立ちました

せわしくもなく うるさくもなく

でも退屈させない鳥です

ずっと見ていても飽きません

いっしょにいて疲れません

時間がのんびり止まっています

また来てほしいな


1918年07月02日(火)

苦手な相手でも
言葉を交わすのが面倒でも

日に一度は
よい言葉を発するようにすれば

いいのだろうね

そうすればなんとなく
嫌ではなくなるかもしれない


1918年07月01日(月)

女性管理職を増やしてゆくという記事
正しいことなのだろうそれ自体は たぶん
性差は無しとして
能力ある適任者ならば

でも 何か違うかも

その方向がよいことなの?

それでどうなるの?

その管理職になる人たちは
自分の家族とどうつながっていけるのだろう

女性が社会に出る というのは
出たい人が出られる のと
能力を求められて と
生活のため仕方なく がある

保育を充実させればすむことなのか
家族でない場に乳児期からずっと居ることに
後の問題はないのだろうか

切羽詰まった未熟な親たちに
虐待されるよりは救いだろうけれど

管理職に抜擢されるほどの女性ならば
子育ても優秀に終えたのかもしれないが

未来の子供たちは
自分の家族でない養育のプロに
集団で育てられ

挙句戦地に送り込まれるのだろうか


管理職という限りは
家族での生産の場ではない
家族から離れた場にあるはず

誰が家庭を守るのでしょうか
じじばばですか
それとも 
家庭そのものが空っぽでしょうか


国が豊かで強くなるのは
目先の経済力や学力を短期で伸ばす というような
目くらましではなく

将来この国を担う人間の育て方を
もっと真剣に考えてほしい と思う

学力云々いうならば
国が教育をいかに重く思うか
何をおいても
教育がいかに大切かホンキを見せてほしい
公立の学費はすべて国家負担にすればいい

人を育てなければ
国は立ち行かない
学力のみならず人徳も

成果オンリーでなく
ルールやモラルも育てねばならない

子供たちを育てるのは 誰?
社会ですか
家庭ですか
ぴったり連携できますか

家庭を守るのは誰?

守るものが居なければ
寂れるのです
個々の家庭などなくなる社会になってしまうのでしょうか

わかってるのかなぁ
裕福な育ちのお坊ちゃんたち
権力を得てしまったロマンチストさんたち




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

* * * * * * * * * * * *        
* * * * * * * * * * * *        

− ささやかに −          

*  **  ***  ****        

日付は通し番号として記しています         


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