開幕の日 その音で頭が痛くなった 耳のそばで蜂の羽音がぶんぶんするような 脳の奥でイライラする不協和音的な音だった
次に聞いたとき 少しやわらいで感じた 五月蠅いけれど頭が痛くはならなくなった ああ鳴ってるな くらい
今日の日本の試合では 違う音に聞こえた 音程が少し低く感じた そして耳や脳には全然こないで その波動はダイレクトに心臓に響いてきた トトトトトトと胸が小刻みに震える感じだった
種類や鳴らし方や何か違うのだろうか それとも私がアフリカの部族になったのか
今までモノに対して 完璧主義すぎたかも ほんの小さな不都合に 不服を思ってた
使えないほど不具合ならともかく 捨てざるを得ないほど壊れているのでなければ 少しぐらいどうってことない
目をつぶろうなんて言うまでもなく
もう少しおおらかに使おうと思った
これもダンシャリの影響か
わたしの半分は夢で出来ているのかも 願望というほど強いわけでなく 憧れに近い夢
アルプスの山の夕焼けきれいだろうな と思うけれど いつかこの目で見るぞ と思うわけではない ただ想いうかべて楽しめる 胸が膨らむ気持ち そんな夢ばかりいっぱいある きれいな写真をみると膨らむ
それで幸せです そんなに忙しく動き回りたいわけではないから
行ってみたいね と言う 行こうか と言われる でもいいや と思う なーんだ と言われる たいていそんな繰り返し 行ってみたいね とはいつも思うけれど そういう夢だけです 実行力はない
精力的に活動的な人 すごいなと思う 私は疲れてしまっていっしょに行けない
風水 というもの そんなに知らない 勉強したこともない ただイメージだけ でもきっと 流れを大切に扱うことなのだろう そこに気というものが入るのだろう そう思っている
流れあるものは 溜めてはいけない 滞らせてはいけない 澱ませてはいけない 流れは絶えず流れなくてはいけない 隅々まで行き渡らなくてはいけない そんな気がする
たくさん買い物をしてきた でもいつもみたいに 戦利品を見るようなウキウキ感がしない 買ったことに疲れてしまった
吟味して良い買い物をしたはずなのに なぜだろう
買いすぎたわけでも 高すぎたわけでもなく 必要と思うものを買ってきたのに
要らないものを増やすことになるのだろう と なぜか後で思った 新たにものが増えるなら その裏で何かが不必要になる そんな感覚ができてしまった
だんだんモノを必要としなくなるのかもしれない 恐るべし ダンシャリか
ネムの花が咲き始めている 優雅できれい まだ香りはわからない
暑い夕方 甘く香る 夜ずっと香るのだろうか 虫を呼ぶのだろうか そのタイミングに出会えるとうれしい
失くしたと何年間も思っていたものが ひょっこり出てきた びっくりびっくり
思いつく限り捜して もう捜し尽した と思ってた それでも見つからないから 間違って自分で捨ててしまったのかも と思ってた あげくに誰かが知らずに捨ててしまったのかも と 家族を疑ったりしてた
ずっとずっとそこにあったのだ 見たつもりだったけれど 見てなかったのかも
だれがそこに入れたのだろう というよりそれはわたし 今日私がそこを整理しなければ ずっとみつからなかった 何かに導かれたように 不思議な感覚です
ダンシャリのおかげ
重石がとれてゆく やわらかな気持ちになってゆく 緊張がとけて 目元口元がやわらいで明るい気がする 竹でなく柳のような気持ち どこかからだが軽くなった気がする
広い場所がいい 見上げる場所 見渡せる場所 見晴らせる場所 天空でも草原でも海でも
広い場所に面すると 人は想いを馳せめぐらせる
想いがめぐると 違う想いに行きつくの 小さく凝り固まった自分に気づくの 風がからだを抜けるのを感じるの
こころがふわりと軽くなる 身も軽くなる
だから疲れたときは 広い場所がいい
いい関係を保てればいいのだ
ずっと大好きよ とか ずっと力になってね とか
あるいは いい思い出だけ残して きれいにお別れとか
別れたいのに居座られて 黙認し続けるなんていうのは 何かの世界だね
モノとだって 主導権を確認する作業が必要 とあった
その花には縁がないのかもしれない 外見のそのゴツさにどうも騙されてしまう
本当は繊細なのかもしれないのに なぜか豪放に思ってしまう ごめんね 扱いが大雑把で やっぱり家うちには向かないようです
見たくない というか 見えなくして忘れている状態 そういう執着を はずしてゆく快感 痛快というのか爽快というのか だんだんに豪快になる この快感がヤミツキになって 身軽になってゆく
頼るものでなく 後押ししてくれるもの
ドラマのセリフで 風水をそんなふうに言っていた
風水が全てを決めるのでなく 決めるのは自分の行動だと
詰め込んで憂鬱にかわったものを 取り出して潰してゆくの スカスカの身軽になって 新しい自分がいる
人生観かわるよ って そういうことだったんだね
行動を起こすから変われる そのきっかけを得るということ
愛しくなくなったものは もう想い出ではなく
記憶の断片にもかからない
蜘蛛の巣のように張り巡らす 重いのか軽いのかわからぬ鎖
でもきっと 忘れてしまうだろうから 無かったことに もうしようかな
久しく降りてこなかったひらめきが来た 天から金の矢が一直線に突き刺さってくる感覚 新しい一つの道筋は 突然にひらめきの流星群になる
君に輝いて欲しい 呪いならきっと解いてあげる
写真の束をほどいて
それは鎖だったのかも知れない 早く切って捨てればよかったのだ そして何もない空間に 新しいわたしを見つければよかったのだ empty こそ 自由だと
いのち いのち って 結局人間中心のエゴでしょ
人間に恵みをもたらすいのちなら大切で 害を及ぼすものは容赦しないなんて
作物の収穫を脅かす草や虫は ただ自分の命を繋いでいるだけなのに 人間がいなければ削除されることはなかった
人間に役立つとされるものは 人工的に増殖される 断片からだって作れる クローンだってまかり通る
すべて人間基準のエゴ エコっていう連呼さえ嘘っぽく思う 所詮 身から出た錆
認めればいいのに ならすっきりするのに 中途半端な教育でしかない
でなければ すべての殺生に
わたしたちのために ごめんなさい ありがとう を 付け加える心の教育
いのちを大切に という教育は あたたかな生き物に寄り添い安らぎ 万物が生まれて成長し熟しやがて訪れる死を知り その上で 人間はいかに毎日多くの殺生を繰り返して その上に生きているかを認識させることと思う
地球上で一番他者の命を奪う生き物だと 認識させることと思う
神でもない人間が 他者のいのちを預かっているような錯覚を 認識させることと思う
そのことの怖さを認識させることと思う
単に たいせつないのち って 言われてもねぇ
すべては宇宙の摂理の中に在って この星の連鎖の中に生きる 人間もその一つなのに 頂点と思う驕りが星を破壊する もっと不自由にもっと謙虚になればいいんだ
昔の人たちは 命をつなぐために 追い求め走り続けたのだと思う
今 人は 命をつなぐことより他のことに 追いたてられて走り続けているような
成果を求め過ぎて 時間を待ちきれずに走っているような
走るのをやめて歩けたら 周りを見るゆとりが出来るのに
小さなひとたちを育ててゆく教育こそ 歩かねばならぬのに
昔はきっと何十年というスパンで 教育の成果を見届けたと思う 今はその成果をお金で短期に解決できるかのように 考えている世の中
どんなに頑張ったとて 年数をかけなければ大樹には育たぬのに 矮性植物ばかり増えている気がする
突然に道が見えるんだね 思いもしなかったのに 懸案事項を行動に移せる そんな瞬間
密を疎にして 空間が生まれると そこに窓が開いたように 景色が見える 道が見える
そこに写真の束がある
多くの扉を閉じていた 中を見せぬ人だった 見られることを拒んでいた
開放的な人になろう 開放する人になろう
見せぬよう扉を閉じるのでなく 見られぬよう閉ざすのでなく
開け放ち招き入れ 解放された人になろう
その本でわかった
しがみつかず 固執せず 新しいコト(モノでなく)をGETする それでいいのではないかな
風を通す 日をあてる
道がみえてくる 景がひろがる しずけさの中に 何かきこえる
人気があっても 驕りがないこと 落ち着き(自分軸がぶれない) あたたかみ 人間性 健康的なモラル 良き市民
周りの人に対する何気ない自然な所作に 出てくるものだ
誰にも驕らず遜らず見下さず 惜しみなく拍手をし続けていた
いっぺんにファンになったよ いい若者だと思う 孝行息子なんだろうね
記憶が朧になるとき 思い出の品ではなくなる
記念の品であっても ただ証であるだけ
TATEYAMA KUROBE ALPINEROUTE 鮮やかな黄緑のポンチョは 連峰に雷鳥親子の図
やっと決断 というか やっぱり決行 というか
縁か巡り合わせか運気の流れ というものかもしれない
結局それは最後の一つだったような 09
ただ懸案事項が消えたことは確かで もう考えなくてすむ それは開放感を得たことではある
結局のところは 懸案事項を片端から潰してゆく ということなのだ できなければ見えぬところに処分する ということなのだ それがキーワード 身軽になる術なのだ
目の前に見えなくても 心に見えてるところに イライラ要因を置かない ってこと
掃除って 汚れをとって綺麗にする作業だから 誰にでも出来ると思う ひとに任せてもいいと思う
でも 片付けるって 整理を伴うことで 当事者にしか出来ないと思う 平気でひとに任せていいものではないと思う 当事者が責任持って行なうべき作業だと思う
要は 掃除ならしますが 自分の片付けは自分できちんとしてください
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