あたたかくて 白木蓮がたくさん咲いた ぽかりぽかりと まろやか
ドームだったか ランプを思い出す
木蓮は地球上で最古の花木らしい 1億年以上も前から今のような姿だったと
完成形ということなんだね 落ち着きも温かみも
いのちを支えているのは やっぱり食べ物だ 等閑なおざりにしてはならない 何よりも大切 真剣に向き合わないと
健康であれることが 基本の幸せだと分かる
やっと白い花弁をのぞかせた木蓮 ヒヨドリが来て啄ばんでいた 無残にも小さな穴があいて 茶色いくなっていた まだ開いていないのに かわいそう ぱっと一斉に開いて 仲間と白を競いたかったろうに
往きも帰りも雨に降られて どんな顔でキミは歩いていたのだろう 傘も無く重い土産を携えて
それは雪柳 意味のある花だ 陽の当たる庭柵から こぼれるように咲いていた よい庭だ
今日は本当に疲れた 重い仕事をたくさんした 腕が疲れた 肩が上がらない ジェイソンの日
駅前のこぶしが開き始めていた 庭の木蓮も 蕾が殻を脱ぎ始めた 白くのぞく春の色だ もうすぐきらめく陽ざしがやってくる 見上げると白樺が一斉に芽吹いていた 細い枝先に鮮やかな黄緑をつけていた
三月の満月を 銀の丘に受ける その力を念じて
あなたがそう言うのなら そうなのだ
それでいいではないか
詮索はしない 詮索は好きではない
私は 誰の言葉も 言葉通りに受け止める
語りたくなければ語らねばよい 語りたくなれば語ればよい
詮索して嘘の言葉を引き出したとて 何になるというのだ
こころ開かぬ人の言葉など 聞いても意味が無いだろうに
細道に白と紫の沈丁花 あちこちに柊南天 香りが流れてうれしい そこに居てくれるという存在感は 木の花のありがたさ 町のぬくもりだと思う 鉢花は そこに飾られているという気がするから
そんなゲームは 意味の無い暇つぶしだ 何も生まれない生産しない もう卒業しよう
今まで色々幾つもしたように 飽きちゃったよと卒業しよう
まだ明るさの残る透明な藍色の空 白く朧月があった 今日はなに月だろう
居心地のいい部屋 ってタイトル 居心地のいい場所 ならわかるけれど
自分の部屋というのは 居るだけという場所ではないから 何かをしているから 使い心地というほうが しっくりくる
居心地のいい でもなく 使い心地のいい でもなく ここちよい空間 でいい
眠りに 枷を落とし
羚羊の足となって 目覚める
忘れろ忘れろ 汚れた手で持ったことなど
すんだことなど忘れてしまえ
何日かすれば忘れてしまうことなど 所詮 害の無いことなのだ
ムーミンを許した ミッフィーを解いた 放って重ねた
開かずの扉を開いた パンドラの箱ではない 私が閉じていたのだ 明るく透明な扉 未来への道があった
かかとに水ぶくれができた
ふわふわスリッパが固くなったのに お気に入りで手放せずに使ってた 新しいの買ったのに捨てずにいた 気がつくと古い方をはいていた 固いよと思いつつ 固さに慣れて忘れてた
多分 固いところに丁度当たって できた水ぶくれ
古いの捨てたら治ってきた
人間の身体って 治るようにできてるんだね
攻撃色といっても 何もしないという攻撃もある 協力的でないという攻撃
気を遣わせたり待たせたり 困るのをわかっていて 人をヤキモキさせる イライラさせる 非協力的という攻撃 暗い攻撃色 暗褐色
花粉が辛くて眼が痛い ぎゅっと眼を閉じる瞬間に 思考が途切れる
春は いつから長閑でなくなったのだろう
微笑まなければ 微笑みは返ってこない 温かい言葉をかけなければ 温かい言葉はもらえない
自分がほしいものを まわりには与えないでいて 無いものねだりの不平だらけ
あなたの幸せの法則は 根本的におかしいよ しあわせはくらべるものではないよ 妬みはしあわせを遠ざけるよ
ウシナウコトハ ニガイ ハカイスルノハ エセカイラク
コワシテキタモノタチヘノ ツグナイヲ イマ
バツヲウケタノダ
確かめていたのに 何度も確かめたのに 直接確かめたのに
嘘の情報?
パスするかはわからないけれど チャレンジしてみたかった
少し残念 悔しいな
天の許しが出なかった ということかな 他の事をしなさい ということかな
というより ひとを信用しすぎたかな 自分の詰めが甘かったということです
苦い体験 運良くするりとうまくいくより 勉強になったかな
懐へ飛び込まなかった私が いけなかったのだ
青い海も青い空も 白い波も緑の木陰も 小さな貝も 赤い珊瑚も アジサシも 君にはもう遠い世界になったんだ
カラフルなチェアも 可愛いXmasも 硝子眼のドールも 消すんだね
きみの想い出をひとひら 保存
世界はかわりましたか 時が二回りして また一緒に始めるというのは
人生に新しい発見があるのでしょうか それとも愛しい青春時代でしょうか
ふぞろいな二人らしい
ただカードを並べ替えて 時間の浪費 ひまなんだね
何かを忘れてるよ 時間は止まっていないこと 生命は死へ向かっていること
証として 12粒の黒い宝石
ほろ苦く行儀よく 上品に並び
たまに突拍子なく わからない
玄関先の柊南天の蕾が開き始めた 通るときふわりと香る あら?と思う この香りはいつも 正面ではない 花が香るというより 辺りが香っているのだ 伝えられないいい香り 季節が過ぎれば 思い出せないけれど
残し置いた新聞から とりどりの記事を切り抜いた 脈絡はない
ただ記憶の片隅に 繋いでいたいことを
風力発電の風車を 実際には見たことがない
丘に何機も並び ゆったりと動く様は どういう風景なんだろう
その足元に立ち その高さを その羽根の長さを 過ぎ行く風を この体に感じれば
そのエネルギーの悠久を 言葉なしに分かるだろう
風力発電のない地に住んでいても 足を運び体感できればいいと思う
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