消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

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1913年03月31日(月)

躓いたその瞬間に
正しい姿勢が蘇る

ひとの奥底には
正しい姿勢が畳み込まれている

忘れるだけだ
思い出せばいいのだ


1913年03月30日(日)

捨てると決めたので
怖いものは何もない
粛々と実行在るのみ


1913年03月29日(土)

応援しているよ
戸惑わずゆっくり歩けばいいよ
こころを語ればいいよ
道が見えてくるよ
石ころも見えるけれど
小さな花も見えるよ
その先の細い木立も見えて
囀りが耳に入るよ
葉陰にふわりとまるい鳥を
みつけられたらしあわせだ
山向こうに日が落ちるとき
一面の茜の中に君は立つ
戸惑わないでいいよ
星たちは待っている


1913年03月28日(金)

初対面ではない
二度目になるが
家に迎えるのは初めて

迎えた客はおとなしく
ゆったりしているひとだった

これから長い付き合いとなるひとだ
ほっとした 安心した

善意はまずはこちらから

からだ全体でそう表現しているようなひとだった


1913年03月27日(木)

それはまるで
初めて外エッジを使えるようになった時のような
世界観が変わる 宇宙観がかわる
そんな感じです

少し浮遊するような
少し頼りなげな
その感じのまま逆カーブを抜けるような
そんな初めてのカンカクです

自分の中のバランスが
知らぬ間に移動して
外エッジで立っているような
そんな感覚だった


1913年03月26日(水)

相というもの
どれほどの力があるのだろう
印相って なに
印鑑 新しくしてみようか


1913年03月25日(火)

ちょっと読めない
饒舌なのは機嫌が良いのか
それとも振り切りたいのか

丁寧なのは
親密なのか冷ややかなのか

いずれにせよ
まだまだ繋がりは切れないということ


1913年03月24日(月)

君からのお守りと参拝再開
素直にやわらかく
のしかからずに行けるようになった

慣れ親しんだものとして
日々の通り道にしている人たちのように


1913年03月23日(日)

与六の幼少役の男の子
うまくて一緒に泣いてしまった

ほとんど見ないその時間のドラマ
今回見てその子にはまったけれど
すぐに成長した主役に変わってしまった
もう少しその子を見たかった
もうそのドラマも見ないけれど


1913年03月22日(土)

昨日夕方東の空に見たまぶしい月
満月かなと思って
窓を開けて暫く見ていたけれど
夜気は冷たく張りつめていて
閉じてしまった

今日調べると
昨日は今年一番大きい満月だった
そうだったのか
もっとよく拝めばよかったね


1913年03月21日(金)

結局は自分で思考錯誤している
ヤブだったのかな
そうではなかったのかな
行き着くところ
医者なんてミナ同じなのかな


1913年03月20日(木)

一つの道が
通ずるように
開くように
体の中を通るもの
神の力
神通力


1913年03月19日(水)

健気なものに
切なさと愛しさ
そして強さを思う

一途さに潔さに
惜しまぬ喝采をおくる

大和のこころかな
撫子のこころかな


1913年03月18日(火)

体の芯を真っ直ぐにバランスを保つのに
カシラはとても大切と実感したけれど
関連して肩も大切と分かった
片方の肩をあげるとバランスは崩れる
きっと頭カシラが微妙にぶれるのだろう


肩をいからせる というのは
体のバランスが歪む状態
きっと精神のバランスもとれないと思う


1913年03月17日(月)

氏神さんに初詣行けなかったので
昨日夕方寄りました
でも ご神体の鏡も見えなかったし
何かそそくさとして

何か足りてなかった気がして
今日昼間もう一度寄りました
今日は鏡が輝いていた

お賽銭箱に
誰かの紙幣が2枚落ちずに引っかかっていた
私は前に折って入れて引っかかったので
昨日はするっと紙幣を入れたけれど
今日は大玉硬貨にしてみたら
真っ直ぐ転がって落ちずにはさまってしまった
こんなこと初めて

これは どういうことなんだろう
紙幣も大玉硬貨もいらないという
神の思し召しでしょうか
私は今後 大きな額にせず
そのとき財布にある一番小さな硬貨にすることに決めた
細く長くをモットーにします


1913年03月16日(日)

七草粥 いつもギリっぽく食べている
まぁ厄除けかなと思ったりしながら
スーパーの七草パックは農協?
きれいに栽培されているのだと思う

今年のは妙に美味しく思ったのは塩加減かも
オプションでせりを一束追加したので青々してたし

パックにあふれてるのははこべ
こんなに美味しく食べれるなら
ベランダ菜園しようかなと思う
はこべなら 勝手にはびこるのでしょ
わんさか伸びて ちょんちょんつまめば
吸い物のよい青みになるかも

春に綺麗なのを選別して
それから種を落とさせる手を考えてみる
ホンキです

肝心なのは 
どれが純正ハコベかわかること
どれも毒はないとは思うけど
勉強しないとね


1913年03月15日(土)

人通りの絶えた道を
天窓から見る
風の気配もなく
落ち葉すら舞わない

そうだ 年の瀬に
庭にたくさん落ちていた
アオギリのボート
種をあちこちに埋めた
芽吹くだろうか


1913年03月14日(金)

時折 
私の中に筋が見える
回復への道理


1913年03月13日(木)

お祝いを一つ送りました

それは一つの仕事ではあったけれど
きちんと晴れがましく出来上がったお祝いは
包んだこちらも嬉しくなりました

贈る側にも晴れがましさをありがとう


1913年03月12日(水)

大きくまとめることと
汎用性を持たすことは
別のことだ

小さいからこそ
組み込めることばもある


1913年03月11日(火)

溜め込んだものを 
しばし放出のときとして
振り返る

もう必要ないと決めたものなら
手放す勇気を

そう
勇気なのだ


1913年03月10日(月)

君がたくさん蒔いたチャレンジ

この春芽吹くのは何だろう


1913年03月09日(日)

蝋梅の下に入る
枝々の中にもぐりこむ

天から降り注ぐように
その香気は

私を洗礼し
地に降りる


1913年03月08日(土)

貴女はまたステージに立とうとしている
黒いドレスの裾をひき
あるいは 引き裂かれた白い布を纏って

照明係となって
貴女にスポットを当てようか


1913年03月07日(金)

貴女も始動ですか
罠ではないけれどレールをしいて
客席へ誘導しますか

台本も演出も
趣向を少し変えて
出演は一人

犯人は もちろん
被害者を演じる貴女


1913年03月06日(木)

新聞で見た

雪止んですでに星屑ありにけり

北海道の人の句だった

すごく好きです



明けない夜はないといわれる
止まない雨はないといわれる

夜が明ければ まぶしい朝焼けが始まる
雨が止めば まぶしい青空を見る

でも思った
雪が止んで星屑がある
これが一番美しい と思った

これから私は
止まない雪はない
そう思うことにしようと 思った


1913年03月05日(水)

ゆっくりと動き始めた世界にいる
ぼんやりと新しい年と言う言葉を考える

たぶん本当は
世界は動き続けているのだけれど
正月だとて回っているのだけれど

カウントダウンを知らずにいた年は
2年つながったまま
何も変わりはしなかった

でも
始動という言葉を考えるとき
新たな力を体内に蓄え
生まれくる小さなひとたちに
心からおめでとうを言えるように
言葉の力を信じて
ひそやかに祈る


1913年03月04日(火)

迎春花の中の百合が開き始めた
部屋に甘く清々しい香りがする
優しい香り
全くの白百合
単品では自分では買わない種
お葬式を思い出すから
弔いのイメージ
自分で買うのは
香りのカサブランカかピンクの百合

でも初めて
白い百合をきれいだと思った
いい香りだと思った

そして思い出した
白百合が聖母の花として描かれるのが
不思議で仕方なかったことを
つまらない花を なんで?
そう思ってきたことを

マドンナリリーの美しさを
はじめて感じふるえました

それは一番好きと思っているジンジャーと
同じ花色なのに
もっとしっかり凛々しいのです
毅然としているのです

白百合を好きになった
明日 何本か買ってこようと思う

この花の美しさに惹かれた今年
良いことの兆しと思いたいのです


1913年03月03日(月)

きみの声が聞きたかったよ
ずっと待っていた

がんばったよね
がんばっているのだと思う
がんばれてないと思っているとしても
それでいいのだと思う
がんばってなやんでいるのだと思う

新しい年
私もがんばろっかな
そう思った

きみの声を聞くと
気持ちがやさしくなります
ありがとう

だから
ゆっくり生きてくださいね


1913年03月02日(日)

しあわせな顔でいなければ
幸せは来ない

しあわせなきもちでいなければ
幸せな顔になれない

小さくてもしあわせ感をみつけるのは
自分の努力だ

努力しない者に
幸せは来ない

わたしは今 しあわせ顔していない
だめじゃん


1913年03月01日(土)

君にかける言葉をみつけられぬまま
新しい年になった

カウントダウンに気付かぬうちに年はかわり
そうだね全てが二年続くんだ

ゆっくり関わってゆくしかないと




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

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− ささやかに −          

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日付は通し番号として記しています         


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