消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

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1913年02月28日(金)

庭の水仙が咲き始めた
冷たい空気の中に
少しきらめく陽ざしがあって
清々しい香りがふわりと漂う

やっぱり いいなぁ 
春の水仙の類より
この日本の寒咲きは

今年は 秋になったら
メインに植え込もう

庭を歩けるようになって
うれしい


1913年02月27日(木)

黒豆ののし餅を切って焼いた
久しぶり
なつかしい


1913年02月26日(水)

バランスの中心は
頭だとわかった

頭が芯からぶれたら
絶対にまっすぐにはならない

足元だけじゃダメなんだ


1913年02月25日(火)

泣き言を拾うカミあり
夢を生む

双方のゴマすりな感じが
いやですね

そんなふうに世渡りしなくても
と 思ってしまう


1913年02月24日(月)

その落し物
私だったかもしれない

いや 考えるほど
私以外にない

私が犯人だ
自分で気付いてなかった

騒がせて申し訳ありません
疑問を消せずすみません


1913年02月23日(日)

ロウバイが咲き出していた

水仙も買ってきた
なぜかなつかしい香り

ロウバイの枝も生けた

通るたびにふわりと
部屋の中でほっとする

うれしくて

うれしくて

なつかしいやわらかな思い
誰をも許せる


1913年02月22日(土)

胸が痛くて
息が吸えない

息が出来ないと
何も考えが浮かばない


1913年02月21日(金)

数ヶ月前のその女性の言葉の
真意が今気にかかる

自分が少しは
近づいたのかもしれない


1913年02月20日(木)

私はみどりなひとなのに

その日はみどりになるのを忘れていた

その日は慌ただしく過ぎ去った


1913年02月19日(水)

そのユーモアの意味をとりかねて
雨宿りしているのかさえ
分からずにいる

サワラヌカミニ タタリナシ


1913年02月18日(火)

自分の中から
何かが抜けるということ
何かが抜け落ちるということ

良くも悪くも
払うということで
変化をもたらす

とり方次第
良きに流れよ


1913年02月17日(月)

その少し落胆したような物言いは

あなたの言葉は代弁ではなく
あなたの発見として選ばれたい

そういうことなのですね


1913年02月16日(日)

知らぬ間にいろんな事件が起こっていて
ほほーと感心したり
あっと驚いたり
やっぱりと納得したり

それでも真相を知ると
結局距離は縮まらない
そこはそこ 私は私


1913年02月15日(土)

それはうわべだけの言葉
平気で周りを馬鹿にしてるよ

勝手にしろ


1913年02月14日(金)

墓まで持ってゆくと決めていることが
今 三つある

誰にも話さぬ
どこにも記さぬ
そう決めている

救いは求めない
己の問題だ


1913年02月13日(木)

キッチンの隅に置いた柚子の
香りが薄らいできた
冬の到来を生真面目に教える香りだけれど
今年は名残惜しくはない

すっぽりと冬にこもり
もうファイティングポーズはやめたから

あわただしく儚い新春に向かう街
淡い光のように思う


1913年02月12日(水)

自分で自分の命を終える

自終 と書いて 

THE END だったり


1913年02月11日(火)

きみの体を蝕むものは何なのだ
きみをたすけたいと思うのに
きみをまもりたいと思うのに
何もできなくてかなしいよ
ごめんね


1913年02月10日(月)

今バスタイムに
温浴マッサージでリハビリしている
だから長風呂になって遅くなる
でも
しんと一人の夜更けでも
やっぱり寝る前が好き
朝や昼はシャワーでしかない


1913年02月09日(日)

香りでリラックスしたかったから
青いミントか柚子が定番だった
でも今は違うのを選んでいる
現世から離れた世界のような
あからさまに妖しげな色の湯に浸っている
ひとときの逃避


1913年02月08日(土)

犬の美容院から
カレンダーをもらいました
無理だけど
猫のもほしい


1913年02月07日(金)

真相ってあるんだ
どうやったって
誰が見たって
真相だ
誰だって訝しく思う真相だ
本人だけが当然と思っている
だから
ぶつかるのだ


1913年02月06日(木)

今年もまたこの季節
しみじみとなつかしく言葉を振り返る
メロディーにのせた自分の言葉は
いつまでも生きている
胸にあふれてくる想いは
ずっとかわらず生きている


I'm dreaming of a white Christmas
そばにいてほしい
はじめて言葉 交わした夜を
忘れないでいてね

I'm dreaming of a white Christmas
世界中のゆめ
あなたの夢も わたしの・・・
夢も 光の 中


1913年02月05日(水)

原作は知らない
TV放送が終わりに近くなって初めて見た
たまたまの偶然
多分医療ドラマと思っていて
気持ち悪そうと思っていて
きっとアレコレの二番煎じと決め付けて

ミステリーとはね
再放送もしてました
ちらっと見ました

最終回もきっちり見た
サスペンスというより
ヒューマンでした
けっこう軽く終わってくれて
ほっとしたり

ほっほーと思って
始めイヤに思った人物(役者)の
好感度がupするのは
演技力なのかなぁ

面白いコンビだったと思う


1913年02月04日(火)

少し快方している
最悪ではないということだ

最悪でない
それで十分


1913年02月03日(月)

フォームを順行に変えてみた
でもなにか落ち着かなく
やっぱり
遡るカタチにする

振り返るというのは
サカノボルことなのだ
改めて思う


1913年02月02日(日)

気持ちのshape-up
それははじまり
それは起点
きっと天に通じる道


1913年02月01日(土)

皆が仕事納めへと進む中
私は再起動
始めないとね
年内間に合わない
秋を飛ばしてしまったから




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

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− ささやかに −          

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日付は通し番号として記しています         


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