消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

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1912年04月30日(火)

大きな組織でありながら
時間が不規則って ?と思う
本来もっとリアルタイムであるべきでは?
スタッフ任せのその日次第って何だかね
気ままにオアソビ? といいたくなる
仕事なんでしょ?そちら。


1912年04月29日(月)

離脱すると
集団が見えてくる
エスカレーターを駆け上がる人たちだ
エレベーターの中で騒ぐ人たちだ
静かに見えた人でさえ踊り騒ぐ

やっと物理的に離れた
時間的にもう繋がらない


1912年04月28日(日)

過去に
自信たっぷりの独りよがりで
突き進んだ件がある
己の無知に気づかずに

そのことが
後遺症となって人へ遺ったなら
わたしは罪深い


1912年04月27日(土)

重い仕事を放り出して 消える人

わたしは
自分で決めた日に消えた
自分で決めた仕事を終えて


1912年04月26日(金)

八方美人というのは
自分をワルモノにしないで
誰かをワルモノに仕立てている人だと思う
自分を悪く思われたくない人
人の気を損なうことは
自分を悪く思われると思っている人

場を円く収める人というのは
自分をワルモノにしても
誰かをワルモノにしたりはしない
ましてやその場に居ないひとを
他人を悪く言うくらいなら
自分のせいにしておくほうがいいと思っている人

で、八方美人殿は けっこう自分では
場を円く収めてるひと気取り だったりする
おかしいんだけどね
自分の保身目的だけなのにね


1912年04月25日(木)

時は金なり
先んずれば人を制す
あなたはこう育ったの
早くできたと誉められて

急いては事を仕損ずる
急がば回れ
わたしはこう育ったの
巧くできたと誉められて

だからパラレル
交わらない
価値観が違うのです


1912年04月24日(水)

それは何かへの導きなのだろうか
作業を2度に分けるというヒントは


1912年04月23日(火)

ミツケタイ 
ミツケタイ
ミツケタイノダ

イキテユク
ヨリドコロ

オシエテ トハ イワナイ
シリタイ ノデモナイ

ミツケタイ
キヅキタイノダ


1912年04月22日(月)

気持ちは離れてきている
もうどうでもよくなってきている
薄らいだ遠い世界になりつつある
そこへは行かない

土の上にいるのがいい
草木の中にいるのがいい
花の中にいるのがいい
汗して動いているのがいい
ここにいるのがいい


1912年04月21日(日)

秋のように涼しい雨が続いて
外に出るとそう感じて
本来ならもっと後にする作業なのに
病気の出る前にと 
秋作業をしてしまった
きっと草木も勘違いしているかも
秋支度を始めているかも
庭が急にすっきり小ざっぱりした
風が通り抜けてゆく
秋の風だ
夏の茂りはもうない


1912年04月20日(土)

毎日の通過儀礼のありがとうはもう結構です
爽やかで新鮮な話を聞きたいです
あなたのブログに興味ありません
あなたの自分史も要りません
古参もベテランも先輩もみな古株
リチギな人もアウトローな人も
だからすべていっしょに終わり


1912年04月19日(金)

定番でマンネリ

だから
新しいものに群がるんだね

なら 定番やめればいいのに


1912年04月18日(木)

真新しいものに群がる という感じが嫌なの

しがみつく という感じも嫌なので

そろそろお開きにすれば?


1912年04月17日(水)

とても綺麗な月
くっきり冴え冴えとして

下弦の月より細いと思ったけれど
暦をみると 下弦の月 だった

上弦の月より美しいと思うのは
形の不思議さ不安定さだろうか


1912年04月16日(火)

夕方 
自転車で細道を走っていると
冷気のある風だった

どこかにキンモクセイが一粒開き始める
そんな気配を思い出した

月が美しく出そうな
そんな空だった


1912年04月15日(月)

今日の外作業ははかどった
気持ちよい作業だった
夕暮れてオシロイバナが香りだした
とりどりのあでやかな色にうっとりした
この花 ずっと大事にしようと思う
夏の夕をほっとさせてくれる

風にネムの葉がゆれる
花も優しい色でゆれる
ひとりでにゆったりと微笑んでいる
しあわせな夕だった


1912年04月14日(日)

紳士なのだろうか
言葉に長ける人は挨拶も巧み
でも 
ピンポンダッシュのアウトローには通じない
親衛隊かもしれぬのに


1912年04月13日(土)

あなたのことなんて
どうだっていい
かってにやってて
またいつものこと
あなたのおせっかい
してるひまない


1912年04月12日(金)

ポケットに入れ置いた言葉を
そっと出し
紐解いている


1912年04月11日(木)

磨けば輝く
磨かねば輝かぬ
輝くために磨く

磨かれたものが集い競い
磨きぬかれたものが輝く
その当たり前のことに気づく


1912年04月10日(水)

小さなことの積み重ねの上に
大きな成功が在るのだと
身にしみて見せてくれた

浮かれて小さなことを疎かにしては
成功などありえないと
目の当たりに見せてくれた

魔物など そこにはいない
本当にいるのは 選手の心の中なのだと
練習は選手を裏切らない
練習は選手を落ち着かせる

清々しく熱いもの
邪念などどこにもなく
ひたすら一心に

まじめにこつこつ努力する輝きを
諦めずに粘る強さの重みを
目に焼き付けてくれた
ありがとう
みんな本当にきれいでした
手にした金メダルより輝いてる笑顔だった
種目復活するかもしれませんね
魅力を一杯残してくれたから


1912年04月09日(火)

それは
心の渇いた男が飲む強い酒

甘い果実など入ってはいない
夢など見ない
涙もない

女の酒にはならない


1912年04月08日(月)

涼しく静かで
ゆたかでやさしく
とても気持ちのよい
美しい夕暮れです

空が高く
澄んでいるのがわかります

心が洗われます


1912年04月07日(日)

たっぷりとことん
動き回ったので堪能した
もう思い残しはない
気持ち的に遊離
煩わされることはない

他人の遊びに口は出さない
手も出さない
そういうルールに落ち着くのだと思う

今日は涼しい風が吹いている
湿気の少ない薄曇り
久々にしのぎよい
エアコンより やっぱり窓からの涼風
陰を抜けてくるひんやりした空気が心地よい


1912年04月06日(土)

五輪メダルには表裏があるのに
日本選手の表彰のとき
裏側をかけ(られ)ている選手
すごーく気になる
授与式のお盆に並べられてくる段階で
何かインボーされてるのかと
訝しく思ってしまう

かける役の偉い方も
ただかけるだけなんだね
もっと労い称える気持ちが豊かだったら
一個一個のメダルの重みを感じていたら
そんなこと有り得ないと思うのです
なんか とっとと流れ作業みたいな時もあり
そんなに急ぐか と思ってしまう

大げさに言えば 
この一瞬を手に入れるための競いであり
4年であったと思うのだけど
それは傍観者の見方なのか
当事者たちは この時に至っただけで満足なのか
分かりませぬが


1912年04月05日(金)

それは悪戯か本気か
ルール破りなのか

次郎吉気取りなのか
桜吹雪の金さんか

キミのしていることを
周りはどう反応するのだろう


1912年04月04日(木)

山の上の社
薄暗い杜に
ツクツクボウシがこだます
静かな冷たい空気
小さな瀧

初めての場所なのに
なぜか懐かしさがある
ほっとする
胎内のような安らぎ というのは
こういうものか
霊気なのか


1912年04月03日(水)

流星の夜
星がたくさん流れた
星くずをまいて消えた
音もなく
暗闇へ
夜香木の香りを残して


1912年04月02日(火)

昨日 ツクツクボウシの声を聞いた
離れた二つの街で

もうそういう時期なのだ

子どもの頃は 
夏休みの終わりが悲しかった
秋の始まりはさびしかった

でも今は
こんなに待ち焦がれている
こころが一番静まる

このごろの夕焼けは本当に赤い
雲が茜に染まる
美しい夕映えが広がる

時刻的に出会えるのがうれしい


1912年04月01日(月)

夜香る花です
とても強い甘い香り
昼は閉じて香らない
目立たない小さな花なのに
辺りに漂って
別世界になる




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

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− ささやかに −          

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日付は通し番号として記しています         


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