消えてゆく小さなこと
消 え て ゆ く 小 さ な こ と


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1906年10月31日(水)

結局は
自分で切り開く気持ちがなければ生きられない

でも
人に支えられていること忘れては生きられない


1906年10月30日(火)

貴女は自分が世界で一番不幸のように嘆き続ける
誰か助けて と周りの人に泣きすがる
神に祈り そして落胆する

貴女が世界で一番不幸なの?ほんとうに?
客観的に見てあなたより不幸に思える人はいくらでもいるし
貴女を羨む人もたくさんいるのではないでしょうか?

多くを望む人を神は助けない
それは欲張りで我儘だから

貴女が世界で一番不幸なのではないと 自分でわかり
小さな幸に光を見て笑みをこぼす時
神は一つずつ何かを与えてくれるのだと思う

世界で一番不幸な人 って いないと思う
神は公平だと思います

誰かからは羨ましがられている
自分の幸をひとつずつ数えてみればいい
光を見つけるって そういうことだと思います


1906年10月29日(月)

意思の強い人は
その誠実さで周りの人を支えているのだね
欲望や野心でなく
夢や希望や目標といったもので
未来を明るく示してくれる


1906年10月28日(日)

残念だったね
思い通りにはなかなか進まないね
世の中って そういうもの
うまくいった時は
ラッキー! と思えばいい


1906年10月27日(土)

くぐるとかくぐらせるとかいう手法があって
それは 真正面からぶつかるのではない技で
壊れることを避け さらりと体をかわすこと
それは 現場応用編レベル靴箸いΔ海箸


1906年10月26日(金)

その先に小さな黄色い花粉をつけた
細く長いおしべをたくさん持つ花を
きれいだと思っていた
めしべに目を向けたことは
あまりなかったけれど

薄紫のフリージアのめしべ
ほんとうにきれいです
透き通った花のようです


1906年10月25日(木)

今日は寒かったでしょう
ああ、寒かったよ
くじに当たったあなたは
そう言って嬉しそうにした
人が嬉しそうなのは いい


1906年10月24日(水)

何もわからないでいます
飛び立ったのでしょうか
疲れた羽を休めているのでしょうか
ただ眠っているのでしょうか
空の色の鳥は 飛び立てばわからない
海の色の鳥は 波間に浮いてわからない

私は果実色の鳥を
緑の中に見つけたいのです


1906年10月23日(火)

接点はひとつ 
交点はひとつ
ひととひとのつながりは
きっと

そして
ケリはケリでつけるもの
きっとそれでいいんだよね


1906年10月22日(月)

何が大切か
優先順位をつけるでしょう?
最後まで忘れられているものって
捨てるべきもの?
それでも残っているものは?
順位があるだけよいということ?


1906年10月21日(日)

空を覚えよ
飢を覚えよ
渇を覚えよ
内なる声を聞け
真に欲するものを求めよ


1906年10月20日(土)

あなたにとって それが
気にならないのは大切ではないからで
壊れても失ってもかまわないからで
もうどうでもいいからで
そういうこと でしょ

だから私も もう どうでもいいよ


1906年10月19日(金)

女も紳士であるべきと
思うのはなぜだろう
淑女的というコトバを
知らないから


1906年10月18日(木)

春の陽の昼下がり
ぽかんと空いてしまった時間
誰もいない
人通りもない
足音すらない
空はしっかり青いのに
力がすとんと抜けてしまうよ
私は何をしようか
ほのかに熱気を発する土のある所へ行こうか
見る間に蕾がほどけそうだ


1906年10月17日(水)

お取り寄せのお菓子
期待はずれでした
ひとりで責任をとるのは
たいへんです


1906年10月16日(火)

君は君 私は私
全てのことを
一つずつやりあげながら
順調にすすもう
自分のシゴトを
全うしよう


1906年10月15日(月)

誰がどうでもよくなって
こんな雨の日にも出かけていって
美味しい料理に興味もわかず
寝る場所さえあればいい
今そんな気持ち

明るい風も 乾いた砂も
私をとりまき離れてゆく
その後にきらきらと
日差しだけが降り注ぐ


1906年10月14日(日)

うす紫のフリージアの鉢を買いました
一つずつふっくらと咲き進み
ゆるやかにアーチしています
すっきりと澄んだ香り
部屋の空気がきゅっとしています
たおやかな花です


1906年10月13日(土)

眼裏に雪と覚えし思ひ出は
淡き黄金の朧なる月

今日で終わり
今日が始まり
思い残すことなく
思いは消えて
雪のみ残る
カショクの日


1906年10月12日(金)

街を出る
住み慣れた部屋を出て
誰をも知らぬ街へゆき
一人で息をする
そんなありふれた夢を
忘れて何年過ぎたろうか
戻ってもきっと知らぬひとばかり


1906年10月11日(木)

燃えている人は気づかずとも幸せの中にある
燃えることができるのは幸である
忘れることができるから
燃えている人を見て元気をもらうのは
燃えることは幸であると思い出させてくれるから
燃えるものを持てれば幸せになれると
祈りに似た夢を想起させるから


1906年10月10日(水)

哀しい旅を続けて夢など忘れた
大人たちが夢を持たないで
子ども達は未来を持てない
大人たちが悲しむとき
子ども達の未来を哀しくするのだ


1906年10月09日(火)

ブームの後の大繁殖は
種類は淘汰されて
雑に交配された生命力のあるものばかり残る
山ほどのクリスマスローズの みな同じ色


1906年10月08日(月)

止まった時間は何だったのか
狂ったような時間は何だったのか
冬の足音も春の足音も
同じに入れ替わるはずなのに
何も聞こえなかったかのように
今が整然とある
その先に萌える春


1906年10月07日(日)

多分桜の類だと思う
小学校の門の前に2本
サーモンピンクの満開に揺れる樹があった
小さく葉もあるように見えた
車からの景色
何だろうあの花は
この時期にあんなに豊かに
寒風に揺れていた


1906年10月06日(土)

そこへは行けないのです
声はするけれど壁の向こう
扉は見えるけれど重そうで
手をのべるには決意がいるのです
暗闇に動かぬ番兵の
真一文字に結んだ口元に
銀色の星が流れ込めばよいのに


1906年10月05日(金)

桜も梅も絶えた庭に
杏が咲く
憂や忍の字は通じない
赤子の笑みのように
少女の腕のように
永遠に健康的な花蕾
そして少年のような真白の李が続く
この逕が好きだ この樹下が好きだ


1906年10月04日(木)

その庭の
見事な白木蓮を心待ちしている
大樹である
空をまばゆくする樹である
あたりに宙をつくる花である
ひとのちっぽけさと慢心を
自戒させる樹下である


1906年10月03日(水)

過ぎたるはなお及ばざるがごとし
その意味を やっと実感した 
ものごとほどほどにを 理解した

私 過ぎるのだと思う


1906年10月02日(火)

光をさがす
光をみつける
光をみつめる
心に光をえてこそ
生きてゆける


1906年10月01日(月)

今日ぼそぼそと中の仕事
ローペースで片付けながら
ふとある写真に目がいった

頭からメロディーが離れなくなり
アメイジング・グレイスを
小さな声でずっと口ずさみながら用事をした

気持ちがしずかになった日だった
人の心の中には 何かに感謝したい気持ちが必ずあると思う
人の気持ちをときほぐす調べがあると思う

人の命を簡単に奪ってしまった少年たちはどう聴くだろう
そういう子たちにこそ 
本当に心の底から心を揺さぶる調べを
一日流してあげてと思う
中途半端に意味の浮き上がった言葉のお説教よりいいと思う



天窓より___

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日付は通し番号として記しています