消えてゆく小さなこと
消 え て ゆ く 小 さ な こ と


1st  index       new_


1906年04月30日(月)

ものの見事に完璧に一色
まじりけなしのALL
つまらない

寂しさって そういうこと
何かが混ざるという楽しさを
忘れていました


1906年04月29日(日)

光の中にきらめきがあったので

どこかの陽だまりには もう
イヌフグリが咲いていそうなほど
嬉しい明るさだったので

白けた土にたっぷりと水をまいた
ロウバイの大きな葉が音立てて散った
其処彼処にまるまると開き始めた香り
知らなかったよ
暮れにはまだどれも固い蕾だったのに


1906年04月28日(土)

カショク ノ ハレヤカサ タノシサ
ヒソヤカニ ミチテクル クルシミ
タンナル トウヒ


1906年04月27日(金)

無理なんだけれど
そっと願っている
いつかまた
会えるといいね
みどりの実


1906年04月26日(木)

やっと始まる気がする
意味のないトラブルばかりで疲れて

でもその分だけ気分が変わる
どこかに新しい力を溜め込んでいたような
明確に次のことへ流れ込むような

明日は一番に
新しいことから始めよう
軽やかに動ける気がする


1906年04月25日(水)

君がアートを望むことはわかるのだけれど
何かが欠けているの
土台がないのは ただ風船のようで
どこに留めることもできないの
消えてしまう夢でしかないの


1906年04月24日(火)

公正な判断のできない男は尊敬できない
公正な判断しかできない男はつまらない
そう思っていたけれど
夢を忘れて夢をみる


1906年04月23日(月)

春がその先にいるような
一瞬の光
青空の向こうが明るい


1906年04月22日(日)

来年もよろしくお願いいたします は言えたのにね
今年もよろしくお願いいたします は言えないまま

それでいいのかもしれない
そのままでいいのかもしれない

旅に出たと思ってくれるなら


1906年04月21日(土)

紋章ばかりありすぎると疲れる
花押はひとつでいい
毎日個展なみに力んだ発信は疲れる
自然のキミを知りたいのに
そこに立つと疲れるものばかり


1906年04月20日(金)

似たもの同士と思っていたら
ある日全く逆を向く
背中合わせに立っている
それで当たり前
ひとは変わるのだもの
アナタもかわる
私もかわる


1906年04月19日(木)

どうしてなんだろう
誰もいなくて
誰にも会えなくて

共有する時間の無いことが
孤独ではないはずなのに
共有する気持ちはあるはずなのに

それでも不安は積もってゆく


1906年04月18日(水)

小さな砂粒の違和感
どうしても密着しない隙間
そこは潤わず乾燥してゆく
砂漠となって
砂粒が増えてゆく
大きな隔たりの空間となってゆく

あなたの言葉に
小さな砂粒の予感を
ずっと持て余している怖れ


1906年04月17日(火)

雪国のことはわからない
深い雪で家が埋もれている
どうしようもなくて
生きた心地しないとお婆さんが涙ぐんでいた
除雪車が通っているけれど
世の中に遠隔操作の雪下ろし機って ないの?
キリンのように長い首を持って
雪を引っかき落とせないの?
屋根の傾斜に沿って
屋根に圧力かけないようにかき落とす
プログラムできないの?

ロボット全盛だけれど
もっと生活に役立つマシンに夢をかけてほしい
人に似せたロボットもいいけれど
人のできないことに力を出せるマシンは
原点だと思うけど


1906年04月16日(月)

皆さんお揃いなのですか
抜けているのは 私だけなのですか
そうですか
そうなのですね
やはりそうですね
わたしの気持ちは そこから離れないのです


1906年04月15日(日)

まだ熱の残る金柑の甘露煮
つやつやと次第に冷めてゆく
ほのあたたかい酸味と甘さ
あかあかと夕日の色して
なつかしい甘酸っぱさ
何かが胸にしみる
それは少し切ないもの
はるかな哀しい記憶


1906年04月14日(土)

今年が流れてゆくほうへ
私も流れてゆくだろうか
流れに乗る決意はあるだろうか

やっぱり岸へ這い上がろうと
もがくだろうか

流れへの一歩を踏み出す前に
すべきことが山ほどある気がする


1906年04月13日(金)

新年の挨拶は笑顔で交わす
たとえ仮面でも

他愛ない年賀をならべて
やっと行事が終わる

何を始めるのか
何が動き出すのか
アナタの気持ちは読めなくて

ピントのぼやけた
色褪せた写真を眺めている


1906年04月12日(木)

手っ取り早いポイント稼ぎに
早い者勝ちみたいに群がる貴女方に
気のつかない人といわれる筋合いはありません
気配り合戦には 参加しないよ
大っきらいだ
人が尻込みすることをやれよ
言い出しにくく口ごもることを言えよ

平然と私はそちらへ回るよ


1906年04月11日(水)

消えそうな火に 目をとめてくれる人 イマスカ
燃えさかる火にばかり 心奪われて イマスカ


1906年04月10日(火)

挫折を知るひとにしか 
わからないよ
すらすらと生きてきたものには 
わからない


1906年04月09日(月)

うれしいな と言葉に出せたら
幸せだ と心で思うよりきっと 
もっと心弾む
まわりもきっと うれしいから

うれしいな のオマジナイ
うれしいな と声に出そう
ずい分出していない気がする


1906年04月08日(日)

なんとか生きのびようよ
あたらしい光と風に逢いたいよ
蒼いか透明か薄紫か桜色
明けゆく稜線のゆめを
瞼に感じる朝を待つ


1906年04月07日(土)

お正月の材料で
京都の細工ものの生麩が
一番楽しい

愛らしくて華やかで
小さくても気品があって
寿ぐ気持ちが一杯で

椀を彩る それだけで
お正月の晴れやかさと嬉しさが増す
賀とか雅の字が思い浮かぶ
京都だなぁと思う


1906年04月06日(金)

めいっぱいお正月を待っている人と
お正月だから忙しい人と
お正月など何も関係ない人と

だんだん国も国民もばらばらボーダレス


1906年04月05日(木)

朝日が黄色く差し込むカーテンに
裸木のシルエット
ほっそりと動かない

こんな朝は
動き出さずにずっと眺めていたい
光の気配だけを静かに辿って


1906年04月04日(水)

冬の自転車
寒風を突き抜けて走るの大好き
どこかが透明になってゆく気がする
透き通るの大好き
ひとの心は透明になってゆけばいい
清々しくなってゆけばいい


1906年04月03日(火)

そんなはずないのに
行方不明
身を隠す理由ないのに
出頭せず
そんなの アリ?


1906年04月02日(月)

気合入れなおして
新しい年に期待を持とう

期待をもつことで
夢がふくらんで
胸もふくらんで
酸素をたくさん吸って
元気になれるはずなんだから ね


1906年04月01日(日)

どれだけ見ても
からすほど可愛くない鳥はない
することなすこと追い立てられて
可哀想に誰からも愛されない
他の国でもそうなんだろうか

日本の昔のひとたちは
それでも愛着を示してる
やさしい民族なんだと思う



天窓より___

* * * * * * * * * * * *
* * * * * * * * * * * *

* * * * * * * * * * * *
* * * * * * * * * * * *
* * * * * * * * * * * *
* * * * * * * * * * * *
* * * * * * * * * * * *
* * * * * * * * * * * *
* * * * * * * * * * * *
* * * * * * * * * * * *
* * * * * * * * * * * *
* * * * * * * * * * * *

* * * * * * * * * * * *
* * * * * * * * * * * *
* * * * * * * * * * * *
* * * * * * * * * * * *
* * * * * * * * * * * *
* * * * * * * * * * * *
* * * * * * * * * * * *
* * * * * * * * * * * *
* * * * * * * * * * * *


日付は通し番号として記しています