消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

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1905年01月31日(火)

重くて酸味のあるライ麦の黒パンと
クリームチーズと
渋い赤ワインがいい

取り合わせ へん?
でも好きです
ひとりのときには

シンプルな時間の流れを
くれる気がする


1905年01月30日(月)

たとえ粉々になった欠片であっても
愛が残っているなら大切にされる

華やかに立派で大きくても
愛の無いものは輝かない

愛のないものを残さないで下さい
置き去りにしないで下さい


1905年01月29日(日)

はっきり言います
世話できぬものを買ってはいけない
花を世話せぬ人は 買わないで下さい
人の真似して買うだけで
世話せぬ人の花は無残哀れ
見苦しく 部屋の格を落とします
人に世話させることも同じ
見苦しく 貴方の格を落とします
自分の愛情を見極めてください
愛さぬものを置いてはいけない


1905年01月28日(土)

とにかく甘いパパが大好き
気持ちを分かろうとする父親が嬉しい
寛大で公正な父親を誇りに思う
強い父親に敬意をもつ
耐える父親を理解できる
だから弱ってゆく父親をいたわれる
最期の強さと優しさに涙が出る


1905年01月27日(金)

何か小さな手仕事をしたくて
編んだり縫ったり作ったりしたくて
細やかなものに
想いをこめることが
懐かしくて


1905年01月26日(木)

本当に小さな手帳と 
紅筆ほどのペンを
いつも忍ばせて
やさしい想いをのせていたい


1905年01月25日(水)

異郷の空気を吸い 歩き 風景を眺め
言葉や肌や目の色の違う人と話し
国際的であるとか
見聞を広げるとか
広い視野をもつとか

それはとても貴重な経験だと思う
その人にとって大切なものになると思う
でも不可欠というわけでもないと思う

外の世界を知らなくとも
小さな世界を大切に生きているキミの価値を
ちっとも下げたりはしないと思います

自分の生きている世界を大切にできない人は
外に出たとて だめと思います

そしてキミは
いつ何処へ行っても
ちゃんとやっていける人だと思います


1905年01月24日(火)

生きる意味がわからない と言うけれど
そんなこと 分かってる人 いるんでしょうか
私は わかっていないけれど
分かって生きなければ だめですか

命は自分で決めて生まれてくるのではない
人も自然の営みの中の一つでしかない
それでも自然の本能は教えるのだと思う
最後まで命を絶やさぬように守るように

何のために生まれてきたのか
生きる意味は何か
そう問い続けるのは大切かもしれないけれど
そう簡単に答えは得られないと思う
一生かかって答えを得るつもりで
死ぬときですらまだ見つからないこともあるという気持ちで
問い続けるしかない

答えをすぐ得られないと言って命を絶つという流れは
簡単ではない問いを 簡単に答えを得ようとしているだけだと思う

何の為に生まれたか云々を悩むなら
何かをしようとするときに 
こんなことをする為に生まれたのか生きているのか を思えばいい

死ぬ為に生まれてきたのか
傷つける為に生まれてきたのか
今していることをする為に生まれてきたのか

生きる意味の自問中でも 自問しない人でも
答えを見つけた人でも

人は感情の生き物だから
その中で生きればよいと思う

難しい問題を考えるからといって
感情を捨ててはいけないのだと思う

辛さも悲しみも寂しさも 心が生きている証
心を捨ててはならないと思う
苦しい心でも 捨てたら人間ではなくなってしまう
心をかかえて生きなければ
その先に待っている嬉しいことに出会えなくなる


1905年01月23日(月)

小さなことから始める
小さなことを片付ける
山ほどあるけれど
小さなことなら何とかなる 
頑張れば少しずつ進む 
晴れやかな気分になれる
きっと


1905年01月22日(日)

取り敢えずこれに決めよう だと
結局 長い間そう決まってしまって
なかなか次に動き出せない

取り敢えずこれで我慢しよう にすれば
いつまでも我慢せずに
次の動きをしようと思う

取り敢えずの認識
あとに必ず 「我慢」 をつけようと思った
でなければ なかなか決まらない


1905年01月21日(土)

十日ほど全てを置いて
久々に動き回った
大きなことがすんで
また待つだけの生活
仕事の順序を取り違えたら
無駄に空白の時間をやり過ごすだけ


1905年01月20日(金)

貴女を知って
私の中の何かが変わった
捨てることの躊躇いが消えた
必要なかたち 大切なもの
見究める心をもてそうな気がする

美しい心の言葉を
忘れないでいたい


1905年01月19日(木)

貴女に会うまで不安でした
でも
貴女を知って
他の誰でもなく
貴女が貴女でよかったです
繋がりは 初めから決められている


1905年01月18日(水)

キミが やっと
忠告を黙って受け容れてくれたことを 
わかりました
花茶は嫌いと言ったけれど
記念にしときます


1905年01月17日(火)

捨てきれずにいたものを
サクサク捨てられそうです
そこへももう行きません
そうさせたのは かたい靴
とても現実的で具体的な痛みです
でも
心の中の言葉にできない辛さが
具体的な涙になるのと同じです


1905年01月16日(月)

第一印象で
あのひととあのひとを重ねてしまったから
いつまでもそこから出られないでいる

別の人と分かっているのに
なぜか影を重ねてしまう

もういい加減にそこから離れないといけないのに
ばかです


1905年01月15日(日)

いろんな私がいて
いろんな私が見えて
いろんな私が消えて
残った私が
今の私

明日の私はわからないけれど
今の私を だいじにしようと思う
そう思うことで やっと
違う一歩を出せる気がする


やわらかなジャスミンティーでした
少し 苦手でなくなりました


1905年01月14日(土)

いい PINK ですね
うれしくなる色合いですね
暑苦しくないHOTな色ですね
ほんとうに
その色わたしも大好きです


1905年01月13日(金)

見せて欲しいのは
如何にお金をかけたかでなく
ただ 気持ちです

高価なことより
どんな心のこもった会話がなされるかです

お金なら誰でも同じにかけられる
でも 心は そうはいかないのだから

心に何かが飛び込んできたなら 他は何も見えないのに
心に何かが残るなら ほかは記憶に残らないのに


1905年01月12日(木)

話していて自分を忘れている
馬鹿だったとあとで思う
でも出たとこ勝負
なるようになる
もう緊張はいらない
いつもの自分でいけるはず
かたい靴が痛い


1905年01月11日(水)

一つ大きなハードルを越えて
開けた丘に出た気分
なだらかな山の向こうに海 水平線 青空

風にのって飛びたくなる
ふわりと草地に舞い降りたい


1905年01月10日(火)

エトワールが咲き始めた
前より香りを強いと感じた
今日暑かったからかも知れない
少し涼しいときに香ると
もっと爽やかな酸味を感じるけれど
濃かった

もっとたくさん白く咲きこぼれて欲しいのに
少しずつしか開きません
つんと尖った緑の蕾はすっきりして好き


1905年01月09日(月)

ソウデスカ ソウデスカ ソウナンデスカ ト ダケ
ヘンジデキマス


1905年01月08日(日)

タイルをごしごし洗う
つるつるに光ったように感じる
湯がとうとうと流れる

やわらかく清らかに澄み切って
四万十川の流れ


1905年01月07日(土)

理性だけで生きようとする人
自分はこんなに立派な考えの持ち主なのに
周りはそれに気付かないバカども と思っている人

やわらかく生きることを学べ
楽に生きる術を知れ
自分の本能に気づけ
人からの評価を怖れるな
自分に素直になれ


1905年01月06日(金)

自分のことで手一杯で
周りのことなど目に入らないし
ひとのことなど気にしない  
お互いジコチュウの世界  哉


1905年01月05日(木)

まとまらずランダムに書き付けた気持ちを
やっと整理して見えてきたものは

整理すれば見えてくるということ
流れている方向と
流れるべき方向と

流れそのものが見えるということ
速さも広さも深さも透明度も
そして辺りの景色も


1905年01月04日(水)

そうだ
一昨日クローバーを見かけて
立ち止まって中を歩いたんだった
考えてみれば
毎年同じ頃 そこを歩いている
四葉を探してみる
いつもよく見つかるのに
今年は探す気持ちになれなかった
暫くしゃがんだけれど
ただぼんやり眺めて
歩いてきただけ


1905年01月03日(火)

freeな気持ちになれないから
靴とバッグをセットで買ってこよう

組む楽しさを忘れてる今は
疲れるだけ

セットなら
少なくともその日だけは
何も考えずに違和感なく過ごせる


1905年01月02日(月)

ひとりという時間

取り残されたのですか
先に飛び立ったのですか

かなしいことですか
さびしいことですか
さみしいことですか
うれしいことですか

あなたにとって


1905年01月01日(日)

そこは大人な集まりですか
違うような気がする

大人は最後を引き受けるはず

誰も最後を嫌がって
引き受ける大人なひとがいない

離れたまま戻らない




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

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− ささやかに −          

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日付は通し番号として記しています         


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