消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

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1904年01月31日(日)

鬼を払うということ
福を入れるということ

人にも云えると思う

わたしの心の鬼を払い
わたしの心に福を入れ
春に寿ぎ 志すのがいい


1904年01月30日(土)

胸が一杯できっと髪振り乱していたと思う
真実を知りたくて思い詰めた顔で探したと思う
必死に辿り着きほっとした
直感の清々しさは正しかった


1904年01月29日(金)

健気さというものが好きだから
健気なひとならば応援する
それでいい

自分自身もそうありたいから
思い出せばいいよ


1904年01月28日(木)

昨日までそのことはリラックスして考えられたのに
もうその不安ばかり大きくなってゆく
どこまで大きくなり続けるのか
いつ解消できるのか
人知れぬ悩みだけが増えたのだ
カショクに繋がるだけ


1904年01月27日(水)

気持ちの中に
絶対に呼び起こしてはならない不安が生まれた
見てはいけない
気づいてはいけない

いつか話し合える時がくれば
静かに語りたいと思う
それは許されると思う

でも今は 思うことすらいけない
その不安は 埋めておかねばならないのだと思う


1904年01月26日(火)

何の花咲くところを見たいかと尋ねられれば
いろいろ挙げられる
好きな花はたくさん それぞれにいとおしいから

でも今日はただ露草と思う
この白の磁器にやわらかな細い線で描かれた
清しい花を前にして

小さな青いしあわせ


1904年01月25日(月)

久しぶりに稜線を見た
西の山々
くっきりと懐かしい形して

もしも毎日眺められるなら
他に何もいらないとさえ思う
わたしの中の母なる山

移り住みたいです


1904年01月24日(日)

キミの呼び入れた新しい風が
小さな灯(ひ)をくれた

わたしの心にあかるく灯っています


1904年01月23日(土)

トンネルの闇の遠くに白く浮かぶ出口のように

うまくいざないましたね

そのキャッチコピーで


1904年01月22日(金)

気持ちの流れを止めて
静水をつくってみたかっただけ

でも ひとたび止めた水は
再び流れ出しても
もとの流れではなかった

何か寂しい流れです


1904年01月21日(木)

元気なのかな それだけを思います

わたしは雪が好き
雪がちらつくと 
気持ちがあたたかくなってくる


1904年01月20日(水)

不安も含めて
想像があるからいいのに

扉の前で止まる足音を
あなたの部屋をノックする躊躇いを
耳そばだてられるのは厭なのです
ひとの吐息をうかがう
そんな道具は嫌いなのです

ベールのまま通り過ぎる私を
つかまえようとしないで


1904年01月19日(火)

隠された仕組みに
気をつけて

Brutusおまえもか
わたしのなかで一つ消える
最後を見届けたかったけれど


1904年01月18日(月)

ずっと敬遠していた場所を一日で片付けた
よくがんばったよ と
気分よく買い物に出かけたら
ずっと探していたものを見つけた
!こんなところに売り出してたのか なんて
得した気分でした


1904年01月17日(日)

明るい空だから
少し働こうと思う
物置になってしまった空間を
かたづけようと思う
いろいろと流れを変えれば
信じられないことが起こるかもしれない


1904年01月16日(土)

あなたが動かなければ
何も動かない
沈黙のまま何も進まない
息をひそめた空間がぽかんとあいているだけ


1904年01月15日(金)

よいこと起こればいいな
寒すぎる冬は気持ちまで小さくなる
誰か新しいメンバーを入れたくなる
はじめての話をして笑いあいたい

小豆と南京は従兄弟なの??


1904年01月14日(木)

キミの天然の天真爛漫に
ついてゆけない時があるけれど

私だってそう言われるから
おなじこと


1904年01月13日(水)

看板もきらめいて宣伝の度胸もついて
メニューも厚みがまして
堂々と立派になりましたね

人の出入りが多くなれば
リンク増えるでしょうね
形式的な繋がりにならないように
紹介なくてもきちんとチェックしてくださいね
切れたままのは誠意を疑います

もうこじんまりした個人サイトではなくなって
ちょっとした経営者
隅々まで追いかけるのは大変になったので
具体的な応援は終わります

オメデトウ で 〆


1904年01月12日(火)

少しはハレの日だから
おおいにハレの日だから
welcome のシクラメンをいっぱい並べようかな
香り始めたロウバイを 一枝置こうかな


1904年01月11日(月)

切り出しにくい話をもじもじと始めたあとは
突然平静攻撃的防御
何もそんなにムキにならなくても

ふつうにぽつりと言えないかなぁ


1904年01月10日(日)

無欲に 少年の日のときめきのまま森を歩くひと
ちいさなものとの出会いに小躍りし
時を忘れてファインダーをのぞく

眼差しが
青年になったひともいるし
翁なひともいたりする


1904年01月09日(土)

艶やかであること
キレがいいこと
鮮度がよいこと
テンションが高いこと
鮮明であること

たぶん
ハートの問題


1904年01月08日(金)

よいご縁があるように と 
そればかり祈願しましたが
コレはご縁でしょうか
福銭という五円玉をもらいました
スクラッチが少し当たりました

そしていろいろと
初めての人に挨拶することが続いている

縁というものが新たな生き方を
教えてくれている気がする


1904年01月07日(木)

なんだか急にハデメですか
そういう心境ですか
なんか少し違うような

心進まなかったのではなかったですか
いそいそとびつく姿が似合わない
何かを省こうとしているようで

そうではなかったはず
納得ゆくまで時間をかけるのではなかったですか
誰と競って 何を急ごうとしているの?


1904年01月06日(水)

ぐるぐる巡って 
いつのまにか戻って
気がつく足元
きっとそれでいい
自分で確かめた自分の足元
そこに立っているのだもの
そこから踏み出すのだもの
面をあげて向こうの山を見ればいい


1904年01月05日(火)

しあわせのみどりのたねを
ゆびさきにのせて
大きな枝に夢をたくして
明るい空へ未来をかけて
伸びやかにゆたかなるもの
はじけて生まれよ


1904年01月04日(月)

ガラスのように壊れやすいと
互いに気づかずにいたから

知らずに傷つけあって

もう終りになるでしょう
それでよかったのかもしれない


1904年01月03日(日)

真っ直ぐな冬の陽射し
透明な光にあふれて
向こうの背の高い家の白い壁がまぶしい
そこにあたたかな幸せが満ちている気がする
白い花が咲いて白い犬も小鳥もいる気がする
白はあたたかな色だと言っている気がする
そしてもうすぐ
涙の出そうな夕映えになるだろう
美しい冬の日


1904年01月02日(土)

目を合わさずに満遍なく微笑みをまく人を
好きになれない

肩の荷の重さに喘いで休む背に
寄り添いたくなる
立ち上がって振り向くときの笑顔に
惹かれる


1904年01月01日(金)

何かを抑えながら
ひとの集まりは成り立って
面倒と思う時もありながら
あるとき皆の気持ちが一つになることもある

その何時来るかわからない「あるとき」を
演出しているつもりになっている人がいるけれど

失礼だよ
あなたのチカラじゃありません




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

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− ささやかに −          

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日付は通し番号として記しています         


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