Just for today !
re-invention



 いよいよ明日から

今日も学校へ。
転入生受入れの件を確認,机椅子の準備。
テストを印刷。さて,どこまでできるのか。
まだまだ頭が学校モードにならない。
明日からのスタート。
賞状の準備。
総合防災訓練について確認。
打ち合わせを経なければ,解らないことが多い。

息子の職場体験先へ。
3日間,食器を食洗機にセットし取り出す仕事を4時間余り。
体験させていただくことで,考えることもたくさんあるはず。
問題も多いだろうが,親としてはありがたいこと。
自分も中学校時代,お酒屋さんに泊まり込みで1週間近く,
配達や,空き瓶整理のお手伝いをしていたことを思い出す。
両親は,どんなつもりだったのだろうか。






2007年08月26日(日) 本物のチームに
2006年08月26日(土) 夏の終わり
2005年08月26日(金) 手法だけでなく
2004年08月26日(木) 家族旅行


2008年08月26日(火)



 久しぶりの登校

迷った末に,エルモの実物投影機 L-1nを購入することに。
一度使って他機種と比べてしまうと,
その解像度の違いに他を使えなくなるほど。
痛い投資だが,グラフ電卓を活用した授業をするためには
欠かせないものだと思い決断。

久しぶりに登校。
書類関係を幾つか作成する。
困ったことも出てきて・・・
生徒もどんな思いでいるのだろうか。
整備しなくてはいけないものをいくつか見つける。
まだまだ心配りが足りない。

審査の申込みをして,帰宅。

関東都県の大会でいただいた,
東京書籍の数式エディターを試すとなかなかいい感じ。
さっそくテスト問題を書き直してみる。
分数表示やカッコがバランス良く表示される。
色を変えられたり,太字にできるのもいい。
また,筆記体のLが表示できるのもうれしい。
痒いところに手が届く感じ。
(東京書籍のサイトからもダウンロードできるとのこと。)










2007年08月25日(土) 自分の中で納めきれないものが
2006年08月25日(金) 運動不足を痛感
2005年08月25日(木) 最後は人間
2004年08月25日(水) 部品交換でリフレッシュ


2008年08月25日(月)



 家族が揃う日

さすがに我が家はいいもの。
雨で涼しくありがたい。
今日は3週間ぶりに娘が帰ってくる日。
中部国際空港へ出迎えに行く妻を駅へ送る。
土砂降りの静岡。
帰りに銀行や武道具店などへ。

一番下の息子の新聞づくりの宿題を見る。
書きたいことをはっきりさせて,
3つの内容でまずは下書きを書かせてみる。
「おもしろかった」「すごかった」「よかった」
こんな言葉ぐらいしか出てこないのは,自分と似ている!?
レイアウトから字数を数えて,書く内容を再度考える。
小学4年生には丁度良い内容。
写真も入れて,約3時間で何とか完成。

予定通り飛行機は着いたが,
雨のため,新幹線が止まり帰りが遅くなる。
上の息子も遠征から帰り,久しぶりに家族が揃う。

アメリカの写真やUPしてくれた動画を見て,
思い出話に花が咲く。



2007年08月24日(金) 結果を出す人は
2006年08月24日(木) ちりばめられた思いを
2005年08月24日(水) 贅沢な時間
2004年08月24日(火) 東照宮へ登る


2008年08月24日(日)



 自分の道を

いよいよ最終日。疲れを感じながら起床。

今日は,準々決勝から。
ここまで来ると,さすがに強者揃い。
当然ながら,
ここなら何とかなると思えるチームもメンバーもない。
白熱した勝負では,心技体のわずかなの差が勝敗を分ける。
県大会レベルでは定番の決まり技の相小手-面がないのは,
お互い攻め合い,間合いを深く詰めているから。
それでも,尽きたところの小手や,
抜き面は,豪快に決まる。

高く積み上げようと思うのなら,裾野を広くしなければならない。
わずかな高さの差のようでいて,実は大きな差。

とはいえ,たとえ負けたとしても,
その積み重ねはどれも尊いもの。
高さを競うだけでは意味がない。
「高い目標を完遂する過程において人間は成長する」
まさしくその通りだと思う。
悲しいぐらい大きな失敗も経験したが,
こんな世界を感じさせてもらえたことに感謝。
宝石のような卒業生をはじめ,
無理を承知で応援して下さった保護者の方々,
それを認めて下さった方,
コーチはもちろん
元立ちに立って下さった多くの先生方のお陰。

準決勝,もう4チームしか残っていない。
こんな場でも,それぞれが自分達の儀式を持っている。
それぞれが,日本一の頂点に立つことを目標に
鍛え鍛えられてきたチームだからこそ。
攻め合いの見事さ。最後は気持ちの差。
がむしゃらでもいい,泥臭くてもいい。
どうしても一本を取るのだという思い切りの攻めが勝利を呼ぶ。
決勝は,一進一退。大将戦・代表戦で決着が着く。
本当にいいものを見せてもらった。
感動と感謝の拍手が自然と沸いてくる。

同じ中学生。同じ人間なのだ。
だから,明確なビジョンを持ってどう鍛えるかで,
大きく変わるのだ。
攻めについて,
これまでやってきたことが正しいことも感じた。
まだまだやることがあるし,やりたいことも見えてきた。
とはいえ,最後は根底にある「心」をどう鍛えるのか。
自分自身で剣道を極めようとしていない者には,
踏み込めない世界であることも感じた。
(そんなことは,当たり前か・・・・。)

もっと謙虚に真摯に,
自分の道を歩んでいこうと決意。
できることは限られているのだから。


帰りの列車の中で,幾つかの仕事。
保存しておいたBeatのフィンランドの教育との対談を読み,
勉強から学びへの転換を図らなければと改めて思う。

2007年08月23日(木) 問いを立てること
2006年08月23日(水) 組み立てが明確でないものは
2005年08月23日(火) 八ヶ岳へ
2004年08月23日(月) 日直当番


2008年08月23日(土)



 攻める気持ち

今日は電車とタクシーで会場へ。

昨日応援してくれた団体戦出場校を応援。


午前中は女子の部。
代表のK中は,強豪揃いの苦しいリーグ。
いつもと違うぎこちなさ,緊張が伝わってくる。
きちんとした攻めができたのは,大将ぐらいか。
攻めから思い切って出た小手を,上から面に乗られる。
2試合目はさらに攻められて・・・
自分達の学校が出ていたら,どうだったのだろうか。
中体連は負ける大会とはいえ,
自分達の積み重ねを
全て否定されるような負け方は辛いもの。
全中へ出ることを目標にしてきたチームでは,
到底勝てないところであることを痛感。

これまで県外の錬成会で出会ったチームもたくさんいて,
見る楽しさがあるのは,ありがたい。
全国の場に来て,その位置を知る。
午後の男子T中も,なかなか苦戦。
相手チームの勢いに土俵際まで押されながらも,
ギリギリのところで予選を突破。
県内では無敵のT中も,
ここではそう簡単に光を放たせてはもらえない。

決勝トーナメント1回戦。
手に汗握る激戦。誰だって負けたくはない。
そこを突破できるのは,攻める気持ちがどこまであるか。
我慢しつつ,どう打つのか
明日の準々決勝以降が楽しみ。

自分の学校が出ていないのに,
わざわざ富山まで全中を見に来る顧問が何人かいる。
昔の自分を思い出す。
本気で剣道を極めようとしている姿。
そう。ここを狙うなら,ここへ来て見て,
この空気を感じ取らなくては。

湿度が違うせいか,富山の風は気持ちがいい。
冬の厳しさはさておき,
こんな夏を過ごせるのはうらやましい。

2007年08月22日(水) まだまだ知らないことが
2006年08月22日(火) 相手意識をもつこと
2005年08月22日(月) 二人の息子
2004年08月22日(日) ノートHDDの入換


2008年08月22日(金)



 光と陰

宿泊したビジネスホテルは,大会関係者がたくさん宿泊し,
朝食は,何と6:00からとのこと。
倍近い料金を払っているのに・・と思っても仕方がない。
駅周辺にはたくさんビジネスホテルがあり,
再考すべきだったかも。
このあたりも,慣れているかどうかの差。
5月に会場を下見していたT中の先生の行動にも,うなずける。
本当にここで勝とうと思っていたら,
そのぐらいのことは当たり前か。

雨模様とのことで,今日も車を借りることにする。
練習会場では,どこも熱の入った練習。
先(せん)を取るやり取りを熱心に練習している様子を見て,
こんな練習が自然にできるチームになりたいものと思う。

会場では,全中ならではの売店もたくさん出ている。
自分が中学時代だったら,あれもこれも欲しがったことだろう。

受け付けを済ませ,検量。しばらくすると監督会議。
48都道府県の監督が一堂に会すると,大きな会議室も狭く感じる。
これまでの大会とは,違った趣。
「感謝と謙虚」
「真剣勝負の中だからこそ礼を重んじること」
「公明正大であること」

反則についてのルールが変わり,実は細部に問題点はあるのだが,
そのことにとらわれず,
一番基本的なことを大事にする姿勢は学びたい。

早めの弁当を食べ始めたところで,応援の生徒が到着とのこと。
たくさんの生徒保護者に来ていただき,有り難い限り。
個人戦ながら,決して1人の力でここまで来たのではない。
本人の努力もさることながら,
支えてきてくださった多くの方々のお陰に他ならない。
とはいえ,こうして応援に来てくれたメンバーが,
それをどこまで感じられるかは,互いの関係の証。
一体感を感じさせ・感じられるような取り組みが
ここまでできたかどうかによる。
両方の思いが一致できるチームであったかどうか。
団体で,みんなで勝つことを目標にしてきたから,
そこまでを考えてチームを作ってきたわけではないし,
スポットライトを浴びる者の光が強ければ強いほど,
陰になる者の意識も強くなる。
混雑する狭い通路から,
どんな思いで入場行進を見ていたのだろうか。
晴れの舞台ながら,複雑な思いで行進する。

サポートで4日間付き合ってくれる生徒には,
「出られないのは残念だけど,
 こうして来て支える立場を経験することが,
 きっと大きな財産になる」
と話をする。

試合前の待ち時間も,この一撃に賭ける思いが伝わってくる。
緊張してはいけないけれど,ただリラックスしていてもダメ。
こういう場をたくさん見てきたが,
集中を高めながら,自分をコントロールする
ルーチィンを作っておきたい。
お世話になっているコーチとも,話をする。

延長が続き,試合進行が遅れる
何を話したらいいのか,話してはいけないのか。
今の自分にとっての精一杯で,最後のアドバイス。
「攻める剣道をしよう。」

待ちに待った初戦。
それでも,時間の経過はものすごく速いように感じる。
2階席から大きな拍手が聞こえ,うれしいもの。
相手を見て手数が少ない相手に対し,
思い切りの良い小手と面で圧勝。
相手がいて成り立つ競技。
大きな舞台に慣れているかどうかの差は大きい。
応援の生徒たちはバスの時間の関係で,ここで退場。
どんなにか,次の試合を見たかったことだろう。

3回戦は,あこがれの新潟T中。
2月の錬成会で激しい練習を見て以来。
ここでも積極的に攻めて,惜しい打ちがいくつも。
前半1分ほどで下がり胴を取られるが,
その後もいい攻め。我慢とタメのある中での打突。
もう一息ながら,タイムアップ。
こういう終わり方ができる彼女は幸せ。
これで満足してしまうのか,
満足できないと言えるの差は大きいと解っているが,
少なくとも自分は満足している。
この夏の個人戦での,初の敗戦。
どんな思いだったのだろうか。

その後も,白熱した闘いが続く。
4回戦を終了し,思ったほど九州勢が残っていないとこを知る。
団体戦出場チームは,明日の団体戦を前にどんな思いなのか。

郵便局で切手等を購入して,宿へ。
夕食は8時過ぎとのこと。
感動が冷めないうちにお礼状を書かせることに。

2007年08月21日(火) トンボと戯れて
2006年08月21日(月) アイデンティティーを示すこと
2005年08月21日(日) 残り少ない夏休み
2004年08月21日(土) 甥とVoyageで数楽


2008年08月21日(木)



 縁の下の誇り

今日も朝から静岡駅へ。
この夏の移動距離は,おそらく過去最高。
元気な生徒と共に,富山県砺波市へ。
米原までの新幹線に比べて,特急しらさぎは時間が掛かる。
新幹線を熱望するわけを,利用してみて感じる。
駅からはレンタカーで。
大会会場の下見と,離れた場所にある練習会場を下見する。
明日からの大会に向けてのリハーサルで,
たくさんのボランティアの中学生が動員されている。
どの生徒も,元気なあいさつを返してくれ気持ちいい。
大きな大会を,1人1人の心で支えようとしている姿勢,
岐阜での錬成会でも感じたものに通じる。
おそらくは,県内の剣道部の生徒達か。
あこがれの晴れ舞台を,一試合も見ることなく,
仕事に従事する生徒もいることだろう。
縁の下で支える誇りを持っていなくてはできないこと。
そんな心も育てていきたい。

一番近くの練習会場で,明日に向けての練習。
2人での練習は,メニューが限られる。
幾つかの学校の練習を見る。
強豪校もいるが,決して敵わない相手ばかりではないことも知る。

たかが素振り,されど素振り。
一振りに賭ける思いの強さ。
同じ中学生,おそらくは2年生か。
決して飛びぬけた筋力やスピードがあるわけではない。
けれど,はっきりと違うものがある。
一本に賭ける思い。
何としても日本一になるのだという強い意志からの振りは,
このぐらいでいいやという妥協がない。
振りに魂が入り,結果として大きな差になっていくのだろう。

帰りに2つの駅を下見する。
一つは無人駅で,タクシーは当然いない。
もう一つの駅も,閑散としている。
一時間に一本あるかないかの電車が頼りで,
ホテルまでのアクセスの悪さは何とも。
明日以降の移動が思いやられる。

夕飯までの時間に,古城公園を散策。
思いがけず西村公望氏の観世音菩薩を拝観。
高岡は,前田利長公の居城があったことところらしく,
利長公をお祭りするものがいくつか。

緊張感の中,明日に向けて,今日は早めの就寝。

2007年08月20日(月) 大自然の中で戸惑う
2006年08月20日(日) 夏の大地を行こう
2005年08月20日(土) メディアとのつきあい方学習セミナー
2004年08月20日(金) SPP事業 2日目


2008年08月20日(水)



 学び合いを学んで

いつもより随分ゆっくり起床できるのは,上原さんのお陰。
バスで行ったら,どのぐらい掛かったのだろうか。
期待していた佐藤学先生の講演は,
さすがに満席で立ち見状態とのこと。
別会場でスクリーンを通して聞かせていただく。

「講演では学校は変わらない。」
講演を普段はしないわけからスタート。

「授業を3000時間ぐらい見たあたりから,
見えるようになってきた」
と言われると,
自分はおそらく100時間も見ていないことだろう。
1年で600時間ぐらいは授業をしているのだから,
もう10000時間ぐらいは授業していることになる。
その割には上手くないのが恥ずかしい。
「自分ぐらい学校改革を失敗してきた者はいない」
と言えるのは,今はそうでない自信があるから。

「1人残らず,すべての子どもの学ぶ権利を保障する。
 そんな野望が,本当に可能なのです。」

繰り返される力強い言葉。
混迷の日本において,すがりつきたくなる存在のお1人。

「研究紀要のような文を読んでも
 その学校のことがわからない。信用できない。
 だから,教師にはだまされません。
 子どもたちや教室の事実からは裏切られたことはない。」
「授業が見えるかどうか,
 これは職人芸的なことがある。」

さすがに痛いところを突いてきている。

これまで自分は発表を重ねているが,
そんなにうまくはいかない。
失敗を山ほどしている。
だからこそ,朝露のようなきらめく一滴の光が見えたとき,
これを広げていきたいという一念で,
ここまで来ているのだと思う。

学び合いに関しては,
馬場先生のメールの内容がそのまますとんと落ちる話。
わかっているようでいて,分っていなかったことがあり収穫。
「何でも自力解決から集団解決だと思っていないか。
 小グループの中で暗黙の了解のような知が生まれ,
 それをそれぞれが自分のものとして
 自分の言葉で理解していく学びもあるのだ。」

スタンドアップとは,当然のことながら違う。
でも,そんなことが生まれる瞬間を自分も見ている。
今の生徒のスタンドアップは,
一方的な教え合いではない。

小グループで,互いの持つ力を合わせて,
問題を解決し,新しい何かを生み出していくのは,
オランダのA-lympiadやB-dayのような感じか。
そんなことを自分も経験してみたい。

学ぶという字の
成り立ちを知り,
感動。
「師匠のいないところに,
 学びは成立しない。」

岡本先生のお顔が浮かんできた。

同時に,自分も
生徒にとっての師匠であらねばならないという
責任の重さを感じる。

すべてのグループで学びが成立するのか?
そのための手だては,何か?
ゴールまで到達する時間差には,どう対処しているのか?
小グループから先は,どうするのか?
といった疑問もある。
何とか本年度中に実際の授業を見ようと思う。

午後からの発表は,
学び合いをテーマにしたものが多かったけれど,
助言者を含めて佐藤学理論とは大きく異なるもの。
発表原稿は予め用意されたものとはいえ,何とも。

発表会の在り方も,さしずめ博物館並み?
どうしたら,一方通行でない関わり合いから
何かを生み出す会にできるのかを考えたい。
プロジェクター等の見せる物を使わない発表が多いのも,
この10年間が停滞した10年だったことの表れか。

ケーブルがあまりに短く困っていると,
上原さんに持ってきていただき,助けていただく。
質問が出て,二乗に比例の事例も紹介できた。
何とか責任を果たし,ほっとする。

これまで関わってきた生徒を初め,
多くの方に支えられて今がある。
歩みを止めることなく,次に向けてスタートしなくては。


2007年08月19日(日) 科学的な思考を
2006年08月19日(土) 強気で勝負できるのは
2005年08月19日(金) 現実に戻って
2004年08月19日(木) SPP事業 1日目


2008年08月19日(火)



 念願の富弘美術館へ

朝から新幹線で品川,京浜東北線を経由して高崎線。
この夏3回目の東京。
群馬へ行くのは20年ぶりぐらい。
考えてみると,以前も関東都県の大会を見るためだった。
集中したせいか,時間が長かったからか,
列車の中で数学教育の原稿が仕上がり,ホッとする。

今日は,上原先生に半日つきあっていただくことに。
何ともありがたい。
今年は,川上先生に倉敷を案内していただくなど,
考えてみると,なんとも贅沢な夏休み。

夏休みが群馬も短いとのこと。
移行措置で数学の授業時数が増えるのはうれしいが,
これ以上に休みが削られるのは何とも寂しい。

念願だった星野富弘美術館へ。
新採当時の自分を支えていた絵と言葉が,懐かしくも新鮮。
未熟で何もできない苦しさに負けそうなとき,
自分の持っているものを出し切った生き方をしていないと,
思わせてくれた珠玉の言葉。
壁伝いに進んでいくと,
ちゃんと全部を見せてくれる丸い部屋の暖かさ。
美術館の方も,見ている人の息づかいも,
心が洗われる思いにさせてくれる何かがある。

父についての特集が組んであり,
当然のことながら,自分の亡き父を思い出す。
随分お世話になったのだが,それをきちんと言葉にもできないまま。
教員になることを決めた夜の落胆した顔。
とはいえ,それ以降一切そのことにはふれなかった父。
親として,どんな思いで自分を見ていたのか,
一度は聞いてみたかった。

赤く色づいている草木もあって,何とも不思議な感じ。
昨日から,群馬は涼しいとのこと。

どうせならと,さらに足を伸ばしていただき,日光東照宮へ。
一度は見たいものだと思っていたが有り難い限り。
さすがに久能山とは違うけれど,どこかに相通じる部分がある。
3代将軍家光と,2代将軍秀忠との親子のつながりについて,
もう一度本を読みたくなった。








宿へ戻って,もう一度原稿やGCのチェック。
グラフ電卓を使っての授業の発表なのだが,
グラフ電卓を直接は見せられないことを忘れていた。
さっそく,GCで関連ファイルを作成する。


2007年08月18日(土) きつい一言が
2006年08月18日(金) 親としても辛いところ
2005年08月18日(木) T^3Japan大阪大会2日目
2004年08月18日(水) 良い問題とは


2008年08月18日(月)



 存在感のある姿に

昨日のトラブルで,他に迷惑を掛けないことを確認し,
幾つかのメールをやりとり。

妻と息子を連れて気になっていた鑑真和上展を見に県立美術館へ。
今日も暑い一日,車の数も多い。

美術館へのアプローチで,
ミミズがたくさん出ていることに息子が気がつく。
暑さのせいなのか,それとも薬でもまいたのか??
こんなことを自由研究にすると面白いのだが。

考えてみると,息子に仏像や仏教について話すのは始めてのこと。
如来と菩薩の違いや,千手観音の意味を話す。
観世音菩薩の存在と,二宮金次郎についての話も,
いつかは話しておきたい逸話。

音声ガイドがいい。
ある程度の知識はもちろん必要だろうが,
同じようにしか見えない巻物も,その意味が分ると見方も変わる。

全部で5回の失敗。
失明までして,来日を促した者たちさえ亡くなっても,
鑑真和上が日本へ来ようと思った訳は何なのか。
そこまでして,彼を動かした日本人がいたということが,
実は誇るべきことなのかもしれない。

端正に書かれた経典。
漢字とはいえ,本来は異国の文字。
哲学的な内容を,どうとらえどう伝えようとしていったのか。
誠実に真摯に思いを込めて
次世代に伝えようとする強い気持ちがそこにはある。

和上の座像は,あえて誇張せず,努めて写実的にしたとのこと。
正面から見る和上は,小さく地味な像にしか見えなかったが,
横顔のスッキリとした鼻筋と口元,斜め後から見る背中の力強さ。
存在感のある姿をはっきりと見た。
数々の修行の賜物,生き様そのもの。
そんな存在に,一歩でも近づきたいと思い,
思わず両手を合わせる。
美術館だから見ることができる姿。
展示を踏み切った方や,こんな見せ方を考えた方に感謝。

解体修理する様子も写真でわかりやすく展示。
東山魁夷画伯の襖絵の中で,また見たいと思った。

注文していたメモリーが届き,少しだけ動きが軽くなる。
HDDのバックアップを取ろうとするが,
1年ぶりに動かした「これdo台」は,上手く動かない。
デジカメと共に修理依頼のメールを出す。


2007年08月17日(金) 相手を意識した発表を
2006年08月17日(木) 悪者探しではなく
2005年08月17日(水) T^3Japan大阪大会1日目
2004年08月17日(火) 久々の登校


2008年08月17日(日)



 今日も夜遅くまで

オリンピックを夜遅くまで見てしまい,
朝起きるのが辛い日々。
子どもたちもきっと同じだろうな。

テスト問題を完成する。
いつもとは一味違った内容で,結果も楽しみ。
この手の問題を積み上げていくことが,
本当にできるのかは,ちょっと不安。

ZoomItというソフトを見つける。
パワーポイントでのプレゼンを今回は作らず,
これを使ってワード原稿を見せて,発表してみようと思う。

オランダのフロイデンタール研究所のサイトを幾つか読んで,
翻訳をしていると,Antivirus2009なるものが勝手に導入される。
ネットで調べるとウイルス感染の類のも緒であることが判明!!
駆除するためのソフトにも怪しいものがあることを知り,
様々なことを試して時間が過ぎていく。
何とか駆除できたものの,結局今日も夜中まで。

2007年08月16日(木) 最初の一歩が
2006年08月16日(水) 川遊びで
2005年08月16日(火) 直接学ぶ機会
2004年08月16日(月) バーベキュー


2008年08月16日(土)



 子どもの順応性に

終戦記念日。
いまの子どもたちが,戦争体験を直接聞くことのできる最後の世代。
積極的に経験を聞く機会を作らなければと思う。

発表原稿に再度手を入れて,これで完成とする。
熊本の武田先生にもメールで教えていただくが,
まだまだ甘さが残る。
データをどう取って,どうまとめていくのか。
自分自身が普段から数学していないということ。
数学教師としては,やはり恥ずかしい話。
もっと,簡単でもいい。
生徒の今をどうとらえれば改善につながるのかを考えていきたい。

午後から,4年生の息子とバッティングセンターへ。
球速75KMのコーナーへ。
サッカーばかりやっていて,自分が子どもの頃に比べ,
バットを振る機会は少ないことだろう。
とはいえ最後には,きちんととらえられるようになり,
子どもの順応性の凄さを感じる。
この夏は子どもたちと関わる時間が本当に少ない。

学校へ行き,発表原稿を印刷。
驚いたことに,全中関連の書類が速達が届く。
検量についての通達が今になって。

夜は再びお祭りの巡視。
みんなでいることが楽しい時代。
健全な成長をどう育んでいくのか。


2007年08月15日(水) 終戦記念日に
2006年08月15日(火) 伸びない生徒をどう支えるか
2005年08月15日(月) 子供たちとの関わりで
2004年08月15日(日) 終戦記念の日


2008年08月15日(金)



 久しぶりに

娘からのメールに,
たまにはと思い英文で返事を書く。
元気そうで何より。

テストを少しだけ作成。
いつも以上に数学的な考え方を問う問題を入れてみるが,
夏休み明けの彼らは,どうなっているのか。
原稿書きは進まず。
発表データを何度か確認する。

午後からちょっとした作業。
小一時間で取り付け完了。
無事作動し,ホッとする。

弟家族と久しぶりに夕食。

夜はお祭りの巡視へ。
生徒達とも久しぶりに会う。

2007年08月14日(火) 思い出の場所で
2006年08月14日(月) 決断を迫られて迷う
2005年08月14日(日) いつもの川へ
2004年08月14日(土) アクアマリンのライブ


2008年08月14日(木)



 自分の行為に夢を

ようやく休日。
やるべきことを書き出してみる。
幾つかのメールが届き責任の重さも感じる。

関東都県の発表原稿づくり。
プレゼンから作り始めるが途中でやめて,
結局はプリントの資料をまとめることに。
結論を出す段階で,データを再度確認。
結論を導く強引さが見えて,気になるところ。


常葉菊川の試合をテレビで観戦。
従来の高校野球のイメージとはかけ離れたチーム。
劇画の世界のような展開。
相手チームは,やりきれないことだろう。

夜は岡本先生を囲んでの飲み会。
一番楽しいところを子どもたちにやらせよう。
稚拙でもいい素晴らしくなくてもいいじゃないか。
教師は,自分の行為に夢を持とう。
因数分解を教えようと思って授業に向かうのと,
人間形成に寄与するのだと思って授業に向かうのとでは,
気持ちの入り方が違う。
ポリシーだけでは足りない。フィロソフィーが必要だ。
新しいことが起こる時には,権威に頼るな。
血が通わなくなる。

いつものことながら,元気をいただくお話の数々。
10月の附属静岡中での発表は,
岡本先生の学力論で真っ向から勝負する内容
是非とも参加したい。

2007年08月13日(月) 長期ビジョンと具体目標
2006年08月13日(日) ほっと一息の休日
2005年08月13日(土) 久しぶりの部活始動
2004年08月13日(金) 悩みながら


2008年08月13日(水)



 大掃除

朝から道場の大掃除。
保護者の方々にお手伝いいただき,
今まで気になっていた天井や欄間の網戸を。
思った以上に大変な作業。
マスク+ゴーグルは必需品。
何をどうすればいいのか,いつもとは違う動きが求められる。
大人が見ているかどうかで,動きが違う生徒もいる。
中学生だから,まあ,そういうものだろうな。
それを少しでも変えられる集団づくりをしたいもの。

午後は,データを再度確認する。
有意差があると言うためにはどうしたらいいのか悩む。
まだまだ勉強不足。







2007年08月12日(日) いい結果が出るとわかっていても
2006年08月12日(土) 数学の世界の厳しさと美しさに
2005年08月12日(金) 修行が足りない
2004年08月12日(木) ほっと一息の中で考えたこと


2008年08月12日(火)



 心の修練

朝から部活動へ。
勝っても負けても心の修練が必要。
中学生時分にそれが解ると良いのだが,難しい。
それは大人でも同じこと。
我慢してからの面を再度徹底指導する。
これができれば,相手とのやりとりができる。
コーチも同じ流れで指導して下さるが,
自分の思いだけではいけない。
本当にやりたいことを確認しなくてはいけないだろう。
一歩詰めての技,下がりに対する追い込みなど,
本当はいろいろなことをやりたいのだが,時間は限られる。
例年のことながら,新チームの指導はほとんどできない。
試合を少しだけ。
いろいろな心の動きが見える。

帰りの車の中で,北島の優勝を聞く。

データをまとめたexcelファイルを発見!
関東都県の資料づくりを始める。




2007年08月11日(土) 幸せな人生を送るために
2006年08月11日(金) 話し手にとって当然なことも
2005年08月11日(木) 率直な手紙に
2004年08月11日(水) T^3Japan年会2日目


2008年08月11日(月)



 再び東京へ

再び東京,T^3Japan年会。
気さくに語りかけてくださる釜山大の金先生とも1年ぶり。
慣れてきたとはいえ,さすに坊主頭は恥ずかしいもの。

まずは気になっていた小森さんのN-spireから。
画像の繊細さや,グラフをつかめるのは楽しい。
でも,慣れるには時間が掛かりそう。
Voyageの次バージョンが出ることを期待。

昼食後は,一度しっかり話を聞きたかったSEG古川さんの講義。
「解いたことがないような問題を解けるようにするために,
 一番大事なことは?」
という問いをぶつけられ,返答に窮する。
苦し紛れに「本気で考える場を設定する」と答えたが,
「解いたことがないような問題を」という
問いの答えにはなっていない。
そう。
自分達が育てたいのは,この力。創造的な発想力。
気がつくと,それさえも
パターン化して教えようとしているのかもしれない。
古川さんの答えは,
教師が技量を高めること
 それには個人的な努力がまず必要
 他の数学教師との交流も
 体系的に教えること
 何を捨てて,何を取るのか
 (1回1回の授業・1年の授業)

5分ならどう教えるのかというところから発想して,
それを1時間ならどうするのか,
3時間なら,10時間なら・・と広げていくのだそうだ。
実験・発見・証明の3つがあって,始めて本当の数学
というのも,さすが。
授業の後で,振り返るというのも,
当然ながら,なかなかできないこと。
授業に本気になれる今,
日記を欠かさずにを続けていこうと思う。

自分のワークショップは
少人数ながら,熱心な方が来てくださりありがたい。
鏡とメジャーを持ち込んで,先生方に体験していただく。








さらに,点をグラフ表示して,
Y=editorで数式を求めていく。
先生方だと,ネタは途中でばれてしまうけれど,
それだからこそ,どう授業化するのかについての
本音が話せるのはいい感じ。
長水先生にも随分サポートしていただき感謝。 

期待していたオランダの情報は,ほとんど無し。
それだけ,日本は孤立しているのかもしれない。
金先生から,2回目の研究会について話をされる。
本音の話をしておく。
そこでも何かができる自分でありたいもの。

東京駅は大混雑。ガソリン高の影響か。
おみやげをと思ったが,とても動きが取れない。
さすがに疲れがあり,帰りの新幹線は爆睡。
乗り過ごさずにホッとする。



2007年08月10日(金) ここまで読んでくれて
2006年08月10日(木) 分かるだけでは足りない
2005年08月10日(水) 市教課研夏季研
2004年08月10日(火) T^3Japan年会1日目


2008年08月10日(日)



 敗れた後に

久しぶりの東海大会。
久しぶりに見る生徒達。
どんな思いでこの一週間を過ごしてきたのだろうか。
予選リーグから,動きが固い。
それでも競り合いで負けないのは,
5人の総合力の差・決定力の差。
バランスの取れた動きを育てていきたいが,
それ以上に心の持ち様を育ててきたことも感じる。
追いつめられたとき,何ができるのか。
自分ではダメだと思ったこともあるだろうし,
逃げ出したいと思ったこともあるだろう。
とはいえ最後は自分を信じるしかない。
目標としてきたTOPチームとの対戦は叶わなかったものの,
ベスト8は立派なもの。
TOPチームの執念の強さも改めて知る。
帰りのスピーチでも
全員から感謝という言葉が出る。

子どもたちと共に,自分もたくさんを学んできたのだが,
保護者の方々の思いは,
十分には受け止められずにきたのだろう。


柔道の谷選手が敗れたことを帰りのラジオで知る。
しかし,敗れた後のコメントで彼女の凄さを知る。

5大会連続のメダル獲得ということで、
自分としては全力を出した結果ですので、うれしく思いますし、
日本で応援してくださったたくさんの方々や、
会場に駆けつけてくださったファンに
感謝の気持ちでいっぱいです。
(準決勝から3位決定戦まで時間がなかったが)
整理というよりも、
こうしてメダル獲得に向けてやるだけでしたので、
3位決定戦を勝つことができたと思います。
(準決勝の残り30秒での指導は)
審判の先生の判断なので、
自分ではどうしようもないところですので、
しっかりと受け止めています。
お互いに同じような、どっちもどっちな感じでしたが、
でも審判の先生の指示に従うということです。
自分の中ではコンディションも良かったですし、
全力を尽くした結果なので、
世界中の選手たちとこうして5回も五輪で競い合えたことが
一番うれしいです。






2007年08月09日(木) 思いの幅を広げること
2006年08月09日(水) 集団を見るだけでは足りないもの
2005年08月09日(火) 対応に追われる
2004年08月09日(月) 出番の多い一日


2008年08月09日(土)



 願いをクリヤーにして

岡山某所での研修会。
昨日の自分の話も,この話を受けてからなら,
位置づけが今の時流に乗った話にできたことだろう。
話のわかりやすさは,実践者であるから。
願いをもっとクリヤーにして,
仕事につなげられるようになりたいもの。
関係する方々に感謝。

帰りの新幹線で明日以降のことを考える。

2007年08月08日(水) 久しぶりの登校
2006年08月08日(火) 健闘を祈りつつ
2005年08月08日(月) 松下財団成果報告会
2004年08月08日(日) 日本科学教育学会3日目


2008年08月08日(金)



 倉敷にて

川上先生に迎えに来ていただき,会場へ。
川上先生のお膝元で
話をさせてもらえる日が来るなんて,思いも寄らなかったこと。

「どんな数学の授業が,理想ですか?」
 (生徒の姿で語るとすると・・・)
「それは,数学授業を通して
どんなことを育てていきたいからですか?」
今日の自分の主題を,最初に先生方に
をスタンドアップで語っていただくことからスタート。

前半は,岡本先生から薫陶を受けた
「生徒が数学する」数学の話や,
テクノロジーを活用したこれまでの自分の主な実践を
欲張って4つ紹介。
・円・選択授業・数の法則の発見・二乗に比例する関数
どれも思い入れのあるものばかり。
当時の生徒の感想は,今振り返ってみても活き活きしている。
一緒に考えていただく場面を「数の法則」で設ける。
「連続する2つの整数の3乗の差」は,
当時の生徒とも違った読み方をしていた先生がいて,
これもまた面白い。

後半は,スタンドアップ,音声計算カード,振り返りカード。
当たり前の実践の中に凄さがある話。
振り返りカードで自分が主張したかったことは
まとめが不十分で語る時間も不足。
休憩なしの約2時間は,
聞いてくださる側にもちょっと酷だったことだろう。
でも,真剣に聞いていただけ本当にありがたい限り。
自分のこれまでをつなげて話すことで,
何をしたかったのかがよく見えてきた。
各実践の位置付けや価値も。

終了後,何人かから質問を受ける。
「本当に荒れた学校で有効なのか?」
それぞれが悩んでいる。
自分だってこれでいいと言い切れるわけではない。
でも,それぞれが一歩ずつでも歩む中で,
より良いものを生み出していきたい。


ホテルへ戻って,オランダのT3を調べてみる。
やはりフロイデンタール勤務の方がいて,
今年の4月にコペンハーゲンで「Tools & Tests」
というタイトルがで発表もされている。
(英語でありがたい。)
この方にも,コンタクトを取ろう。
気がつくと大原美術館も閉館の時間。
ちょっと失敗。




2007年08月07日(火) できることがある
2006年08月07日(月) 大草原の小さな家
2005年08月07日(日) 気持ちを切り替えて
2004年08月07日(土) 日本科学教育学会2日目


2008年08月07日(木)



 事前研2日目

事前研の2日目。
班に分かれての調査内容や質問事項の検討。
情報・知識の無さから,できることは限られる。
それでも,自分達に期待されていることを考えれば,
何をすればいいのかは自ずと見えてくるもの。
人とのつながりを,もっと大事にしなくては。

ネットで検索するが,オランダ語の翻訳サイトもほとんど無い。
電子辞書も一般的なものはどうやら無い。
英訳されたものが,あるのではないかと思うがどうだろうか。
瀬沼先生にアプローチしてみようと思う。

終了後,そのままのぞみで岡山へ。
明日のプレゼンを手直し。
内容を盛り込みすぎたかもしれないが,
まとめてみると,自分が進んできた足跡がはっきりと。
そして,まだまだ道半ばであることも。
途中,豪雨のため1時間ほど車内で足止め。
その後は思ったよりスムーズでホッとする。
21時過ぎに倉敷へ。

2007年08月06日(月) 共に創り出す中で
2006年08月06日(日) 考えるには
2005年08月06日(土) 日数教長野大会2日目
2004年08月06日(金) 日本科学教育学会1日目


2008年08月06日(水)



 事前研初日

海外派遣プログラムの事前研修で東京へ。
仙台から鹿児島まで全国各地からの同年代メンバー。
シニアアドバイザーは,金沢大の大谷先生。
何より塩澤先生が一緒なのは心強い。
??がたくさん飛ぶが,学ぶことはたくさんありそう。

本研修の担当課長さんは,おそらく30代(20代かも)。
いわゆるキャリアという方なのだろう。
複雑な思いで,話を聞く。

オランダの数学教育について,大谷先生から講義。
RMSの目指すところは,確かに今の時流に沿っている。
数学B-dayや数学A-lympiadなど,
一日掛けて協同でレポートにしていくのは面白い。
(スポンサーがTexas Instrumentsらしい!)
国や文化が違えば,もちろん発想は違うのだが,
数学を活用する日本にできない理由が見えるかも。
オランダの教科書や,CITOの過去問にも,
グラフ電卓が当たり前に出てくるのはうれしい。
活用場面を,是非とも見てみたい。
テーマについての討議の中で,
活用以前が現場での一番の課題だと本音も。

当然ながら,費用もなかなか掛かることがわかり,
さてどうしたものか。

1日目終了後の懇親会でも,まだまだ懇親とはいかず。





2007年08月05日(日) 十年経っても苗木
2006年08月05日(土) 迷っていては進まない
2005年08月05日(金) 日数教長野大会初日
2004年08月05日(木) 論がない


2008年08月05日(火)



 無事の知らせに安堵

夏休みも残り3週間あまり。
今年は例年以上に時間が流れるのが早い。

部活動は,3年生が5人参加。
見事な小手面を見て満足。
1,2年生も上達が見られる。
幾つかの印刷物を作るため,途中からコーチにお任せ。
ラスト1時間,剣道場に戻る。
育てるものは何なのか。
何度やっても難しいところ。
もっときちんと関わらないとダメなんだろう。

昼食後,娘から無事に着いたとのメールがあり安堵。
大丈夫とは思いつつも,心配になるもの。
自分もそんな思いをさせていたのだろう。

夕方まで作業をして,何とか形になる。
仕上げなければいけない原稿がまだ幾つかある。
やることを書き上げておかないと,
子どもの宿題状態になることだろう。

2007年08月04日(土) グラフ電卓以前
2006年08月04日(金) Voyageを活用した授業づくり研修 2
2005年08月04日(木) 長野へ
2004年08月04日(水) 青空が眩しい夏の日


2008年08月04日(月)



 これまでの自分の実践を

暑い朝,今日も息子をサッカーの会場へ送る。
さっぱりした頭を見てコーチから驚かれる。

妻と火曜日から続く出張のための買い物。
家族とも一緒に過ごす時間がほとんどない夏休みを反省。

岡山での講演の内容を再度考え直す。
これまでやってきたことを,どこまでどう話すのか。
これまでの自分の実践を振り返る絶好の機会。
日本の教師は間違っている。
いつまで「やればできる」という
幻影を追って教育するつもりなのか

という水谷先生からの問いかけをぶつけてみることにする。
スタンドアップをどこで使うのか。
参加型の会にするための仕掛けを考えたい。

娘から到着の連絡が無く,心配な一日。
夜半まで全英オープンをなんとなく見る。


2007年08月03日(金) 何とか兵庫へ
2006年08月03日(木) Voyageを活用した授業づくり研修
2005年08月03日(水) わかることは尊い
2004年08月03日(火) 体験入学へ


2008年08月03日(日)



 OFFの一日も

夏休みに入って初の完全なOFF。
それでも早朝に目が覚め,娘に手紙を書く。

下の息子をサッカーの試合会場に送り,
さらには娘の出発を駅まで送る。
ライオンズの方々も,たくさん見送りに来ていただき有り難い。
若いということはそれだけで価値のあること。
可能性を秘めた存在の塊と,日々接していることに,
もっと感謝しなくてはいけないし,
その価値を語っていかなくては。

振り返りカードやワイヤレスマウスを取りに学校へ。
昨日演奏会を終えた吹奏楽部のメンバーが,
使わせてもらった教室を丁寧に清掃。
こういう区切りの付け方が,生徒を育てる元。

昼に掛けて下の息子の試合を上の息子と見に行く。
本当に久しぶりで申し訳ない限り。
上級生に混じっての試合で,思い切りに欠けるが,
まずまず堅実なプレイ。
球離れが早いのは兄と同じ。
どの保護者も,同じ試合を見えていながら実は同じじゃない。
それぞれ自分の子どもを中心にゲームを見ているのだろう。

娘からメールが幾つか。
デンバーでの待ち合わせ場所の確認メールの問い合わせ。
抜けているところが多いのは自分譲り。
心配だけど,後は自分で切り開くしかない。

岡山での発表のアウトラインを構想。
これまでの自分の実践をまとめる機会をいただき有り難い。

夕方から,下の息子とカレー作り。
やらせてみるとできないこととできることが見えてくる。
自分の子ども時代は,1人でやっていたことも思い出す。
こんな事を日常の中でもやれる余裕が必要。

夜になって上の息子が足りないもを言いだし,買い物。
量販店にはなく,ディスカウントストアーへ。
22時を過ぎても,驚くほどの車と人の数。
一年中お祭りのような感じ。

2007年08月02日(木) 発表を通して見えるもの
2006年08月02日(水) 新チームのスタート
2005年08月02日(火) 「る・く・る」で科学する 
2004年08月02日(月) 備品整理で


2008年08月02日(土)



 やればできるのか

傷を癒すのには時間が掛かるもの。
それでも,次のことを考えなくては。

部活はわずか2時間あまり。
久しぶりに3年生が4人。声も気持ちも違うもの。
新チーム体勢になって,見えてきたことが多い。
股関節の硬さなどのマイナス面はもちろん,
打突の冴えや音など,
ちょっとした指導を一気に吸収していくのもこの時期ならでは。
何を基本とするのかが一番難しい。時間は掛かる。
小手打ちを,どう育てていくのか。

練習後「なぎの木会館」へ車を走らせる。
水谷修先生の講演会。
受付でチケットが必要とのことで慌てるが,
案内をいただいたメールで,無事入場。
磐周地区でお世話になっている顧問の先生と同席。

水谷先生は思ったよりお元気でホッとする。
深々と90度のお辞儀から。
定時制高校に勤めるようになった経緯のくだり。
「腐ったネタで,いい寿司ができるのか」
という友人とのやりとり,
「やればできるという教育は,間違っている。」
という言葉に対して,自分はどう向き合っていくのか。
授業を成立させるための間関係づくりから
夜回りが始まったとのことも,なるほど。
自分の至らなさを改めて。
4つの問題と4つの原因。
夜眠れないのは,心と頭はぐたぐたに疲れていても,
体が疲れていないから。
スッキリ分析しているから,行動につながっている。
後半は,MASAFUMIくんんとAIさんの話。
攻撃的な社会になっているとの話は,どうなんだろう。
誰もが自分に自信を持って生きられる仕組みを
学校の中に作りたい。
家庭の大事さは,どう伝えたらいいのか。
できることを考えたい。

帰り道は,渋滞。


2007年08月01日(水) 高知1日目
2006年08月01日(火) 日数教東京大会2日目
2005年08月01日(月) 本気でできるようになりたいか
2004年08月01日(日) OFFの日


2008年08月01日(金)
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