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re-invention



 共に創り出す中で

早朝に起床。
今日は,数学科授業づくり研修
‐IT機器を利用した授業づくり(グラフ電卓の活用を通して)‐
講義や演習の後,授業を考えるという大胆な企画。
午後の大半の時間をいただいて,
グラフ電卓Voyage200の活用事例を説明する。
高校の先生方の方が多いとのこと。
いろいろ迷ったが,今年は対数の話をすることに。
印刷して,車であすなろへ。

今年は欲張って,数式・図形・関数の3つを取り上げる。
どんなところで授業を改善したいと思われているのか,
それぞれの思いは,必ずあるはず。
それを引き出すだけの余裕が,あるといいのだが。
「どんな授業が理想ですか?」を書いていただく。
ビジョンが明確になれば,結果もついてくる。
それがわかるまでに,自分はとても時間が掛かった。

限られた時間の中で,ICTをどう使うのか。
提示用なのか,生徒が操作するのかによっても大きく変わる。
提示用ならば,図形ならGCやCabri,関数ならばGrapesの方がいい。
何がいいのかという選択は,これからも必要になってくる。

紙を折って放物線をデータ化し,
グラフ電卓に入れグラフで近似するのは面白い。
このシリーズは,1年から学べるもののはず。

終了後,久米先生からコーチングについて教えていただく。
きちんと資格を取られたとのこと。
何度も繰り返された「ドライ」という言葉が,
今の自分には必要なのかもしれない。

慌てて帰宅し,飲み会へ。
5名の先生方から,今日の校内研修の話しを断片的に。
今回も充実した会だったことを聞き,ありがたい限り。
学ぶということは,誰かから一方的に授けられるものではなく,
共に創り出す中で,見出すものであることを感じる。
参加できなかったことがとても残念。
自分の話を聞いた方は,どこまでの思いになっているだろうか。

珍しく二次会へ。

2006年08月06日(日) 考えるには
2005年08月06日(土) 日数教長野大会2日目
2004年08月06日(金) 日本科学教育学会1日目


2007年08月06日(月)
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