元々せっかちではないのに せっかちにせっつかれ続けて 疲れただけ
今 少しだけ急がずにいられる
きっと元々のそのそ いつまでも同じことを ずーーーっとできる 飽きもせずどんどん楽しくなって 急げない
のろのろごそごそ それが性に合っている
歩きなら 山越え峠越え草の丘を突っ切る荒野を抜ける 街道木陰岩陰川沿い こんな日もあるさの川止め
筏なら 浅瀬早瀬濁流細川 こんな流れもあるさ
気球なら風の道 風をさがして上下する
一昨日みつけた四つ葉ふたつ
摘むのを躊躇って
もう一度雨にあって元気をもどせ
そう思っていたら
かじられて消滅
ダンゴムシめ
きみの
おどけてみせる態度って
自虐 なのかな
ふうこ の次は らんこ
風というより 嵐になった
知りたい というよりも
謎を解くのが好き なんだと思う
好きというか 楽しいんだと思う
謎に出会うと 楽しい
自分ならどうするか それを絶えず考えるよう 教わってきた気がする
だからなのか 大人になっても 自分ならばこうするのに と 先に思ってしまう
これどうなんだろう 近頃は負に思うときがある
自分の考えの押しつけや 自己主張や 相手を認めない態度に なっていやしまいか
自分なら の考えの前に 相手の考えをしっかり受け止める それが大切ではあるまいか
桜片も 雪片も
淡く儚く地に舞い落ちる
風に乗ってゆく種は
たくましく地に降り立つ
定点カメラでもなく
ドローンでもなく
鳥瞰でもなく
気球旅
静まり返った夜を待つけれど
なかなか
気づいたよ
自分の心のざわめきが
いつまでも音たてて
静かな夜を遠ざけると
救護班
いい響きに辿り着いた
守備範囲広そう
向いている気がする
給食班も
最近ミスではなく よく失敗するような
自分の中では ミスっていうのは 違うことをしてしまうこと
失敗っていうのは うまくできなかったこと
そして取りこぼしても それを気にしない自分がいるような
気球の旅は
いろいろあって
不可思議
届かぬもの
飛び込んでくるもの
急上昇 急降下
そして低迷 乱気流
絆というもの そんなに声高に強くしなければいけないのだろうか そんなに大きく必要だろうか 絆が無ければ生きられないだろうか
出会いがあれば 隣に腰を下ろした者どうし握手できる 井戸辺で一緒に水を汲みあげ飲みあえる 旅人どうしでもその都度小さな絆はできる
城を建てたのは絆でなく統率された労働力 でも隣人の農地を救ったのは村人たち
一言の誠実な挨拶と 握手を求める手 それを絆とよべばいい
ひとりで とんでいます
モーニンググローリーのあのおじさんのように
はるかに見渡すものと
その中にぽつんといる自分の存在
一体化という言葉が使われていたけれど
私にはわからない
私にはきっとずっとわからない
雲上の世界とは別 雲海の上に立つとは別
私はとんでいます
不条理つながりで
とあるページに遭遇したら
それは仏教の宣伝本になっていた
なんのなんの世の中って
すばしっこい人間が勝ちなんでしょうか
そんなことない
ぼんやりでもゆっくりでも
のんびり生きてゆける地にゆけばいいよ
きみにそう伝えたい
神も仏も関係ない そう思っても 宇宙の摂理だけは信じてる って どうなの?
何によって生かされているのか なぜ命あるのか 命絶える時のことばかり考えているのに 昔は生き方を 今は死に方を 考えている って どうなの?
人はほんとうに死に方を選べないのか それこそ不条理
思うところあって
確かめたいところあって
やっぱりね と思ったり
むずかしい
ナメンナヨ この国を
てことなんでしょね
仲良くしましょ だけでは
すすまないと
支離滅裂 もあったね
入れておこう
いやすでに
入っていたね
誰かに伝えたいとか 誰かの心に残ればいいとか そういう気持ちで書かれている言葉 共感者を求めるということでしょうか それを書物というのでしょう
それぞれ切り口は違っても 根底に同じものがあって だから同じに見えてきた
そういうことかな
見慣れぬ新聞が置いてあった お試しとか
テーブルの上に 古新聞のようにテンション低く
なんで? インクの色が違う? 1行に余白が多い? カラー写真が少ない?
どの頁も同じトーンで メリハリなく高揚感がなかった
新聞はやっぱり おおっ と手に取るのがいいなぁ
大きな城塞ではなく
小さな花壇にしてはどうですか
今自分の足元から
土の香りを大切に
宗教ではないと思うけれど 女性数人で冊子を配っていて 勉強会・・・? 集会へのおさそい それはパス
その冊子を見たことはある 良い事も書かれているけれど 写真にぎょっとして
どこかの国の集会みたいで あれは何なんだろう
上に立つ先生格の人たちみな男性 不思議な写真
多分家庭円満を目指す良妻賢母の女性たちなのだと思う でもその指導者たちが男性って・・ 男性にとって都合の良い家庭像女性像なのかなぁ
いまのところ
令和という漢字を
書くチャンスが
ないのです
近いのに離れてるかんじ
そこに本を置きますか
飾り棚にしますか
暮らし方が見える
どんな作業も
コツコツと汗していたら
いつか終わりが見えてくる
それはあと少しという快感
アニソン番組でパンチのある歌
揺さぶられる気がする
部族が狩りや戦いに出る時の
トランス状態のようなリズム
音のないまっさらの 白銀の世界に惹きこまれるように
夏にも白の世界がある
眩く力のほとばしる世界が
汗とともに
繰り返し繰り返し 静かに打ち寄せては 白い泡を残してひいてゆく
哀しみも泡にして 優しく砂に消せるだろうか
あなた方は
演じているのですか
修行しているのですか
いつも同じ言葉
同じトーン
変わらぬスタンスで
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