消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

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1920年08月31日(火)

手放そうかと迷う本

手元にずっと置くのかどうか

飾りたいか しまい込みたいか

自分にとって宝ものでも

手に取りたい人がいるのか

立派な本なので迷うのです

本に対して敬意があるから

ブックリサイクルには失礼です

持って行くなら

レアものがケースに飾られている「古書店」

それでもその場で

やっぱり宝は手放さないと思うかもしれない


1920年08月30日(月)

この丘でみる大きな景色に
時を忘れ心開かれる
この広い景色を愛する


雲が流れる
重なる連山彼方の山並み
遥かな高層
マジックアワー
きらびやかな夜景に
星座はつかめないけれど
大きな月 星の動き
流星群には会えないけれど
一生ずっと忘れない

一つのターニングポイントだった
人生最後の時に居たいかもしれない


1920年08月29日(日)

フクロウのオマジナイ

福来郎だったり 

不苦労だったり

フックロウで 吹っ切ろうだったり


1920年08月28日(土)

話してしまえば楽になるのだろうか

今誤変換で離してと出た

その手もあるんだね

人に話すということは

言葉が自分から離れていくことになる

気持ちを言葉にのせて

自分から離すということになる


伝えてしまえば楽になるのだろうか

でもいったん話したことは

戻らないから

後悔するかもしれないから


だから話せない

心の奥にたたんでおく


1920年08月27日(金)

5分かからぬ作業なら

取り敢えずしてしまう

それで一つ消去できる

最優先として


順番考えてるヒマにできるよ


1920年08月26日(木)

仮の環境には想定外がある

対応しきれないことも多い

ままならぬ中に居続けると

それでも何とかなるものだ

価値観も指標も変わる

人生観もかわる


仮ではなく

案外新しい人生を始めているのかも


1920年08月25日(水)

古い住所が出てきた

探した時は分からず

突然出てきた

自分のいい加減さ忘れっぽさ

ごちゃごちゃ癖

何とかしないと


1920年08月24日(火)

音だけの世界なら

光だけの世界なら

一瞬で消えてなくなるのに

ものの形と重さは消えない

記憶にだけ残すという事を

できないでいる


1920年08月23日(月)

物の氾濫を防ぎたいと思っている

大切なものは何かと考えている

結局は自分にしかわからないこと

その重さは


1920年08月22日(日)

雨の音が重い

どっしりと降っている

流すというより

すべてをおさえ込むように

埋め込むように


1920年08月21日(土)

面倒だから
大は小を兼ねる方式で
大きめ広めにしてきた

でもあとで小さくできないものもある
過ぎたるはのこともある

はじめは小さめ少なめで
その方が変更しやすい


1920年08月20日(金)

ドラマで

井の中の蛙大海を知らず

その続きの言葉を言っていた

されど空の深さ(青さ)を知る


続きがあるなんて知らなかった 
調べてみた
中国原典では無いような
日本で何かで付け足されたような
そういう感じだった
続きもアレンジが色々あるみたいだった


狭い見識しかない者のことを例えると
思っていたけれど
続きは何を言いたいのだろう

逆説か弁護か負け惜しみか自己満足か
とりようで色々

何をつけたしたかったのだろう


1920年08月19日(木)

テッシュー 気合いの入る言葉で
勢いつけて動くしかないよ

早々と作業を終えて
気持ちのいいカンパイをしたいよ

夜風はまだ冷たい
それが心地よい

ここで一晩通したい気もする
可能と言えば可能
案外GOかも
いい夢かも


1920年08月18日(水)

大きな赤い月が低く見えた
月の出サイトではまだ「みえません」
ここはポイント地点より東ってことか
明るく大きな星は木星

月が高く明るくなった
明るい赤い星は火星

へぇそうなんだ

調べていると
土星も見えるらしい

へぇどれだろう

眩しいほど明るい月の横なのに
ちゃんと見えた
あれが土星
初めて確認した

天体望遠鏡だとどうなんだろう
ちらっと興味
小さいの買ってみたい気も
でもきっと操作が難しくて
うまく見えないだろうね


1920年08月17日(火)

本当にほんっとうに心底
どうでもよくなった

あんなに考え尽くしたのに
迷い続けたのに

あまりに長く考えていたので
それだけで疲れた

どっちでもいい気がしてきた
考えた結果だから

考えなかった人からすれば
結局同じじゃないか でしょうが

違うんだよね
違う違う
結果の重さは違うんだよね
重くて振れない起き上がりこぼしみたいです


1920年08月16日(月)

店頭に並ぶさくらんぼでなく

枝に色づくさくらんぼで

季節を感じたい

小鳥と競ってにっこりしたい


1920年08月15日(日)

渇望していますか

つながりを


みつめていますか

きっかけをもとめて


たった一言

話しかけたい


交わしたことばを

忘れないでいたい


1920年08月14日(土)

慣れる って

結局 麻痺するってことじゃないの?

慣れればいい って

いいことなの?


1920年08月13日(金)

物が音を出している
いろがかたちが音を出す
さまざまに出す
雑多なものの溢れる場所は
不協和音になって
うるさく感じる

その場所を
静かにしたいの?
にぎやかにしたいの?
うるさくしたいの?

物たちの出す音
感じてみて


1920年08月12日(木)

おだやかに 

その一言でいい

どんな事でも たとえ病でも

おだやかなら それなりに

つきあっていける

やっていける


1920年08月11日(水)

代替えのないものを

失うということは

救われようがないから

かなしみしかない

だから

ただ泣くしかないんだよ

それでいいんだよ


1920年08月10日(火)

甘えの構造 という本が気になった

昔読んだことがあると思うのに

内容は覚えていなくて

いつ頃読んだのかも思い出せない


名前は憶えているのに

外国の本の訳と覚えていた


理解できたのか できなかったのか


今の自分的には

甘えって 頼ること? と思う

もう一度読んでみようかな


1920年08月09日(月)

植えたばかりの

薄桃色のアニソドンテアが

ぽつぽつ咲き始めた

ピンククイーン


姫芙蓉とも

そういう風情かな


底紅でないので

サクラアオイもぴったり


1920年08月08日(日)

ずっと怖々不安だった

だからじっと触らずにいた

でも人間のからだなんて

少々手荒にした方が

治るものだね

強引なことすると

失敗するけど


1920年08月07日(土)

しあわせ って

やすらぎを感じることかな


やすらぎって

安心できるってことかな


1920年08月06日(金)

夕日に沈む街並みを見おろし

遠く夕日に映える高層の建物を見渡す

しずかにマジックアワーを待つ

しずかに風が抜ける

ひとつずつ花が開き

やすらかだ


1920年08月05日(木)

いろんな事があると
ふと思う

ずっと離さず失わず
この手に握りしめていたいものは
何だろう

そう思えばきっと
かばんひとつで流離える
生きてゆく支えをいれて

夢を持てばいいだろうか
願いを持てばいいだろうか

思い出だろうか

それとも祈りだろうか

懺悔だろうか


1920年08月04日(水)

輝き始める季節が
知らぬまに過ぎていった

自分の足で歩き回れなかったから
樹のことも花のこともわからなぬまに

見下ろして遠くを眺めるだけ
樹冠を渡る風だけ

でも

少し残念だけれど
たくさん楽しかった

ここを好きだから
この部屋をとてもすきだから 
いられてうれしいから

季節がかわる
どうなるのかわからない

それが人生だものね
明日はわからない


でも

楽しいことを見つけようと思う
少し元気が出てきたから



なんだかんだ結局

自分って「でも」人間だ

「でも」でかわろうとする


1920年08月03日(火)

疲れてくると

時間だけが過ぎてゆき

景色なんて目に入らず

気づけば眠る事も忘れて

夜風を待っている


ねぇ もういいよね

どうでもよくなってきたの

神経質になることないって

そう思えるの

こんなに考えたのだから

後はもうどうでもいいって

受けいれるだけでいいって


全部終わったら

蛍に行きましょう

いっぱい花を買いましょう

緑の中に飛び出したいの

自分の足で速歩したいの

ここを離れるのはさみしいから


ここを大好きなの


1920年08月02日(月)

夕日に沈むその街並みは

地味だと思っていた屋根や壁が

遠くの緑に馴染んで

イタリアの小さな村のようです

大好きな景色になりました


1920年08月01日(日)

いちばん大事なことは後で落ち着いてやろう
細かな雑多なことから片づけよう
そう思ったのが間違いの元だった

大事なことは後回しにしないで
しっかり終えておく

それが一番だいじなことと学んだ




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

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− ささやかに −          

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日付は通し番号として記しています         


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