湯につかれるというしあわせ
いろんなことが癒えてゆく
この文化の無い国の人は
他のどんな事でゆったりするんだろう
どんな幸せタイムをもっているのだろう
とても興味深い
砂漠の国に住むひとが
外に敷物を持って出て
夕日を眺めてお茶をしていた
熱のぬけてゆく風の中で
日課だと言っていた
そういうひとときもあるのだ
テッシュー テッシュー
そう声に出して作業していたら
なんか軽快に進む
なんか気持ちが晴れてゆく
撤退 という言葉を見て
その響きになにかすーっと
風が流れ込んだような気がした
重苦しい胸の詰まるような響きでなく
風の草原の新しい道を進むような
好きこそ物の上手なれ
彼にその言葉を見る
好きだから 楽しいから
だからわくわくさせてくれる
夢広がる少年のように
撤退が決まっているのなら
早めに準備を始めよう
撤退態勢は護りを固めると思う
ねぇキミたち
遊びのアウトドアなら 火があれば 食べるものは作れるんじゃないのかな
ましてやキャンプ場 串にさしてあぶるだけで食べられる 炎に入れれば焼ける 鉄板や網で大きなものも調理できる
おしゃれ度に腕を振るうのでなくて 豪快にみんなで楽しめばいい
わいわい作ってわいわい食べる それが楽しいのですから
皆で火を囲んでいること それが嬉しいのですから
少々の不揃いも不手際もいいのだよ 臨機応変に対応してゆく それがアウトドアの醍醐味だと思うよ
家から全部お膳立てして来なくていいよ 美しい庭先テラスの続きにしないで
はるか離れた未知の土地と思いたいから
去年は行けなかったね 今年は行こうね 蛍を見にね
人は空の星になるというけれど 蛍かもしれない
はひふへほたる まみむめもうすぐ やゆよるがくる
そんなうたを ふと思い出した
身を守ろうとして 隠しごとを多くして 身を滅ぼしたのだ
openにしていればよかったものを
隠さずにいれば助けを得たかもしれぬものを
そぎ落とす
心身ともに
物から離れて
大いなるものに
ゆだねる
という教え
乗り越えよう
自分の気持ちを乗り越えよう
吹っ切る でなくて
乗り越えよう
小さな可愛い花が植え込みの足元にあって
調べたら思ったとおりハルジオンという花だった
名前は知っていたけれど
正直こんなにかわいいとは思っていなかった
野の花ぐらいにしか
今度摘もうかなと思っていたのだけれど
摘んだらいけない貧乏草といわれたりするとも
書いてあった
摘まなくてよかったけれど
でもかわいい
一番大切にすべきだったものたちなのに
失った
ごめんねと心で謝り続けて
どうなったかもわからなくて
きっと戻ったのでしょう
私から離れて
私は身一つで 生き直しになる
街路のシャリンバイが美しい
この道は素晴らしい
雪が積もったようにふんわり密に花が香る
ずっと続く白い花の歩道
時々立ち止まっては花に顔をよせて
香りを楽しむ
適時の剪定がよいのでしょう
角に刈り込まれているのに
ぎっしりの花をつけている
夕暮れの散歩が楽しい
乗り越えて
そう 乗り越えて
少しだけ進もう
解決も突破もなくても
乗り越えるだけなら
できそうだから
日々の暮らしというものは 細々したことの積み重ね 意味なく連なるちいさなこと
大きなプロジェクトは ソトで重きを置くしごと
今大事なことは何ですか
信じるということをしていなかった
それが 嘆きの元を生んだ
信じるということをしていれば
起こらなかったかもしれない
きっとそうだ
それが 解 コタエ かもしれない
間違いにやっと気づいた
信頼する ではなく
信じる だったのだ
それが使ってよい言葉だと
あくまでも
信じるに徹する気持ちだと
及び腰だったのだ
怖々だったのだ
だから失敗した
大切なのは 勇気だよね
自信を持つことより
踏み出す自分を応援する気持ちだよね
短いメールの
その ! に
救われた気がした
元気をくれた
言葉も浮かばないほどの苛々で 冷静さをなくしていた
冷静でないから パニックになった
自分がパニックになるなんて 考えた事もなかったから
そのことでまたパニック
いいよ ゆっくりやろう 失ったものはもう帰ってこない あきらめよう あきらめようよ あきらめて 吹っ切ろうよ
笑顔を思い出したい
いっしょに写るというのはいいものだ
知らない人でも近しくなった気持ち
共通の糸をもち
ちいさな絆になった気持ち
大きな景が見えていないとだめだ
見たい箇所だけ照らすのではだめだ
だから失敗するのだ
どんなことも理由はあったろう 原因があったろう
要因がいくつか絡んでいても いちばんがあるだろう
そこを突き止めたい 今後の方針を探るため
ひとのことばかり優先して
結果自分のことをできなくて
大損して
何のことはない
人任せ人頼みで自己中に生きる人の方が
安楽じゃないか得じゃないか
ない
どこにもない
在るはずのもの
まぼろしを見て
やっぱりない
ごめんなさい
あなたのきもちを
おろそかにした
次から次へと思い浮かぶのです
失ってしまったもの
覚えていなかったのに
ふと浮かぶのです
思い出すのです
曖昧な記憶の一粒をはっきりと
なぜか輝きを持って
決断したのは 自分
でも追い立てられ感がある
追い立てた人間がいる
そういうことだ
ただそれだけだ
そう思うだけだ
いつまでもずっと思い続けると思う
気持ちは軽くならない
本当に大切なものを選び抜かなかったから だから 大切なものを失った
見失っていたのは自分 誰かのせいではない
思いを失っていたから 見ていなかった
見ていなかったから 見失った
見失っていたから 失った
多くを失って 気づきと言えるなら 大切なものを選び抜いていなかった ということかもしれない
あまりに失ったものが多すぎるけれど 自分が愚かだったということ
怠慢かもしれない 何かに胡坐をかいていたのだ
繰り返さぬように 本当に大切なものを選び抜く
その俳優さんのドラマを見た
凄みを感じた
演技なのか
それとも
彼の素にあるものかも
ドラマの撮影に入るとき
自分にとってはスイッチを入れてゆく作業でなく
スイッチを切ってゆく作業
俳優さんがそうコメントしていた
自分の中のスイッチを切る作業って
他のことでも役立ちそうだけれど
案外むずかしそう
10個のうち7個ほど切ってゆくというのは
無になることとは少し違う
残りのパワーは対応力になる予備力
|