消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

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1917年05月31日(木)

きみの体調が戻って
やっとシャンプーに出せた
いつも店の人におとなしい子といわれるね

さらさらになって軽やか
頭をなでるとじっと静かにしている
お水をたくさん飲んだ
緊張してたんだね
しっぽがふんわりきれい
よかったね
日常に戻った気がする


1917年05月30日(水)

今日は静かな日にしようと思う
涼しく暮らそう

湖畔の木立の中
窓辺でささやかに小鳥の声をきく
フィンランドの白い夏の家を思った


1917年05月29日(火)

ずっと忙しかった
いろんな突発が次々起こって
ふた月半 休む暇なかった
身体にもあちこち無理が出た

でももうすぐ目鼻がつく
なんとか日常に戻れる
そう安堵したとき

ふと思ったよ
なんでこんなに暑苦しく騒いでるんだ?

前は涼しい顔主義だったよね?
どんながんばりもそれなりに
やればどうってことない って

それがいつか何かのきっかけで変わった
ジタバタをさらけ出した方が楽だよ って

でも 今日思った
やっぱりきっと涼しい顔の方がいい
汗だくで苦虫かんで歯をくいしばった顔より
背筋を伸ばしてこなすほうがいい
涼しい顔には静かな笑みがある

だから明日から またかわる

さらりと


1917年05月28日(月)

入道雲とともに 高い蒼空が見えて
暮れると秋の虫が鳴きはじめていて

朝のセミはかなり大人しくなって
ちょっとうれしい

でも大夕焼けどころではないほどの
西日がんがんに閉口する
パワフルにこなしたけれど
作業に疲れた

おなかが痛いです
久しぶり というか
覚えていないくらい以来
かなり痛い
原因不明

右半分の虹だった
左半分は青空に消えていた


1917年05月27日(日)

それぞれに好みの肌触り
くたくたになっても
パジャマにして着てるTシャツ

あの子のケットのように


1917年05月26日(土)

新聞に連載されていた
いじめに関しての著名人からのメッセージ
集大成として出版されるそうな

なるほどね
予価千円

その新聞の購読者以外にも
届くだろうけれど

ビミョーに ??

無料配布はしないの?
利潤は寄付?

メッセージを集めた目的
出版する意味
何かどこか曖昧な感じ
タイムリーな題材で薄利多売の儲け話 では
ありませんように


1917年05月25日(金)

ラストチャンスと思って設営したけれど
厚い雲に阻まれた
自分ではこれで終わりにしたつもりだった

でも不思議なことは次々に起こるものだ

君の撮った写真を偶然目にした
分刻みに流れるたった一個のリアル

貴女が明けの明星を熱く語る
それでわたしは星の本を贈る

なんだろうね
まだ終わるな来年まで繋げ ということかな

来年はライブ中継という手もあると真面目に考える
今までは自分の眼以外ありえなかったけれど


1917年05月24日(木)

オリンピックが終わった
選手たちが口々に感謝の言葉を述べる
家族がいた仲間がいた
支え応援してくれる人たちがいた
一人ではここまでこれなかったと

オレひとりの力でここまで来た
と言う人はいなかった

オリンピックという場所は
そういうものなのかな
孤高では無理なのかな

スポーツを通して世界を繋ぐという五つの輪だもんね
絆という言葉があふれた五輪だった気がする


1917年05月23日(水)

小さいときに
何かに夢中になる体験を
いくつもさせてください

その変遷と積み重ねで
自分のココロの集めどころを知る
ココロの輝き体験をすることは
ひとの輝きもわかる

くだらないウサ晴らしなんてイラナイ
輝きは人と人をつなぐから


1917年05月22日(火)

いじめられている君へ
いじめている君へ
いじめを見ている君へ

多方面の著名人のメッセージが
新聞のトップに連載されている
いろんな立場、経験から
それぞれ語りかける

でも届くのかな
紙面を読んでもらえるのかな


1917年05月21日(月)

よそはよそ うちはうち
ひとはひと 自分は自分
わたしにはごく当たり前のことだけれど

そういう芯を育ててもらったことを
ありがたく思います
今とても大切なことらしいです
いろいろと書籍になるほどだから


1917年05月20日(日)

拾い上げた小さなアドレスと
小さなパスワード

大津波がなければ
失っていたかもしれないモノ

懸命にもがいてつかんだ
小さな手掛かり


1917年05月19日(土)

満月だ と言っていつも騒ぐね 
と言われた

わたしは
オオカミの血をひいている


1917年05月18日(金)

風で空が澄み渡って
昨日はとても明るい月だった
でも満月ではなく

今日が満月
正面にのぼる大きな月を見ている


1917年05月17日(木)

一面薔薇色に燃え上がる夕空でなく
空全体にわたる白い雲が
ほのかな桃色に染まった
おだやかな優しい気持ちになる
人のために何かよい事をしたい
そんな気持ちになる

LEDシーリングライトを見に行った時の
さくら色 という新商品を思い出した


1917年05月16日(水)

大津波に持ち去られたように
消えてしまったものたち
もう見つからないかな
諦めるしかないかな

遥々と洋のかなたに打ち寄すように
記憶のどこかに寄せているかな

0.06818181818181818181……のカタチ


1917年05月15日(火)

誉めて育てるとか
誉めて伸ばすとか

そういったタイトルが横行して鵜呑み誤解して
そのツケがまわってきたのではないか

悪いことを見ぬ振りして
誉めそやすことではないはずだ

子育ても教育も
基本はしっかり見ることだ
すべてを正しく認識することだ

本人の気づかぬ隠れた良い面をみつけてやり
小さながんばりに気づいてやり
小さな悪い芽は方向を正してやる
その積み重ねであるはずだ

周りの大人の誰もが
その子の悪い芽を正してやらなかった
気づかぬボンクラだったか
見ぬ振りしたバカだったか
誉めて育てるを勘違いしたアホか

修正してやらなかった芽は
支柱に支えられることなく
歪んだ向きのまま育つ
立派な花実はつかない

のびのび育てる以前の
正しい向きに育てるという根幹を忘れた大人たち
きっと誉めることさえ正しくできていなかった
コトバだけならべていたんだろう
こどもの実態を見ることもしないで

誉めるというのは
正しい方向への努力を認め称え
正しい方向への志気をあげることだと思う

決して歪んだものを誉めてはいけないはずだ
その目のふしあなを
子どもは感じとってゆくのだから


1917年05月14日(月)

不具合を起こすと進行が滞る
大きな作業はできなくなる
小さな作業へとシフト変更を余儀なくされる

普段は後に回すことをするのは
新鮮でもある

毎年 河の氾濫によって肥沃になる
古代文明の土地のような

何か一つは
救われる要素も含むものだね


1917年05月13日(日)

私の突撃にすぎなかった
向こう見ずだった
かき混ぜただけ
討ち死にかも
こういうことも経験ということ


1917年05月12日(土)

なつかしいものを
求め続ける熱意に敬服
楽しく愉快に
少年のこころを
持ち続けてください


1917年05月11日(金)

気まずさが残ったのは私のせい
後味が悪いのは饒舌のせい
口は災いのもと
引っ掻き回したようで悪かった
オトナな対応をしてくれたあなた
すみません

消えてゆくからよいことだってある
残さぬほうがよいことだってある
胸の内に秘めておくことは
大切で  容易くはない


1917年05月10日(木)

しまったしまった自分の早計
あともう少し調べれば分かったことなのに
決断するのが早かった
時間を気にしすぎて
結局失敗だった
院長交代があった


1917年05月09日(水)

マタシテモ
 

タダソレダケヲオモッタ

コンドハ キキテデナイブン スクワレル

コノナツハナニモスルナト イウコトカ
イタミヨリ ココロノイタミ

ラクタンノ ムキヲカエテ
チガウコトヲシヨウ


ソウオモッタトキ
フイニヒトカラコトバヲモラウ
ワスレテイタジブンノコトバ


1917年05月08日(火)

ひとの失敗を面白がるひと
手を打ってはやし立てるようなひと
幼稚だと思う
注意に対して逆切れとか言ってる
馬鹿じゃないかと思う
成人男子にあるまじき品行
情けないね
低レベル人間だと思う

あのおばさんと同じだ
その人の態度を見ていて
私は絶対にこんな大人にはならないぞと
子供心に思ったあのオバサンと


1917年05月07日(月)

ふざけた党名だと思った
コトバづらは真面目
でも出所がおかしい
元々自分達の言葉だったにしても
みなで使ってたスローガン
それを占有にして
やっぱりジャイアン
そういう点がふざけるなと思うし
長いし不便 それは各所に迷惑

スローガンが今度は単純明快四字熟語だったりしたら
笑ってしまう


1917年05月06日(日)

フェデラー選手が復活した
やったやったと胸がすっとした
彼には次の記録を樹立してほしいと
ずっと思っていたから

ジョコビッチ選手との準決勝が
事実上の決勝だと思っていたけれど

決勝はやっぱり決勝だった
マレー選手は英国の青年だし
会場の熱気が違った

いつもテニスの男子単はすごいなぁと思う
淡々とひとりで闘うものと思っていたけれど
支えや応援の力ってあるんだね
そのことをマレー選手の言葉で感じた
彼が一言喋り 涙が出そうになって
言葉につまるたび
観客の声援や拍手がわいた

ただギャラリーの顔ぶれや雰囲気は
例年のセンターコートとは少し違うように感じた
ヤジかと思うような声も聞こえたりして
マナーに疑問を感じたり
いわばHOMEな感じで
いわばHOTだった
英国の記録がかかっているからか

解説者も言っていたけれど
フェデラー選手は楽しそうになった
双子のお嬢ちゃんたち可愛かった

次回が楽しみ
素晴らしい4強たちだと思うから

ナダル選手も残って
4人そろって素晴らしいプレーを見せてほしい
今からわくわくする


1917年05月05日(土)

そう あなたのメールのとおり
まさしくルリチョウです
愛らしかったです


1917年05月04日(金)

この国が亜熱帯化してゆくなら
熱帯雨林の密林風ガーデンというのも
よいかもしれない

雨の中うっそうとしてきた一角を見ていて
生命力を感じた
命というものは 適応して力を得るのだ
枝々は緑濃くのびのびと天を目指し
どこからかやってきた種は
こっそり根をおろし見知らぬ葉を青々と拡げる
羊歯類も高く大きな株になる

今までなら雑草だ徒長だと扱われ
元の整然とした形を取り戻すべく手が入れられた
目指すのは意味無く枯山水風和風?
気候不適合のナチュラルイングリッシュ?
無理を承知の過保護山野草?

自然回帰の庭というならば
この地の天然が 熱帯雨林風 に
なってゆくのかもしれない

濃く重なり合いザワザワし始めた緑を見ていて
案外癒される気がした
うっそうとした根元から
何かのエネルギーが放出されているよう

透かしの技の入った涼やかな癒され庭とは
違ったパワーをもらえそうな気がする

新しいかたち 
やってみようかな
そう思えた

静ではなく動なもの
この国の暑い夏を涼しく演出するのではなく
暑さ以上の圧倒されるパワーを持たせる
のびのびと大きくパワフルなスタイル


1917年05月03日(木)

体温より少しだけ温かい程度の
やわらかな雨のようなシャワー

浴びるというより 纏う
羽衣のように うっとりして

不調なことはたくさんある
あって当たり前
生きているんだから

でも忘れる
そういうTIME


1917年05月02日(水)

虹を見るのは好き
祈りの域 天の域だと思う
遠く仰ぐものだ
言葉はいらない

でもあなた方は
店に冠して
手垢にまみれさせた
だからその店は嫌い


1917年05月01日(火)

いつのまにか
知らぬ間に
しずかに
シランとネジバナを
卒業したような気がする

自分のなかで
何かが変わって

熱愛だったのに
いまはふつう




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

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− ささやかに −          

*  **  ***  ****        

日付は通し番号として記しています         


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