消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

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1914年09月30日(水)

美しい雪の世界を
楽しみにしていたのだけれど
雪不足なんて言葉どころじゃない
街に桜が咲いていた


1914年09月29日(火)

その手続きの完了 おそい
本当に時間かかってる
ひたすら待っているけれど


1914年09月28日(月)

海外の被災地に日本の伝統的折り紙でお見舞いしようと
運動を始めた人たちへ批判が殺到した件

当然ではないかと思う
思いは良くても考えが足りないのは
自己満足運動といわれても仕方ないと思う

見舞いというのは相手の身になって思い遣る心
相手の現状把握は大前提
海外なら文化や宗教の違いは吟味されるべき
善意と称して不愉快を押し付けてはならないはず

批判に対して 至らなさを謙虚に理解するのでなく
強引に突っ走ろうとしてるように見えたのは
やっぱりね と思ってしまう

見舞いなら 方向を変えて見舞えばいいのに
迷惑なものを送らず 真に役立つもので見舞えばいいのに

一度善意で思い立ったことを翻すのって
難しいコトなのかなぁ

本当の善意や思いやりって
とても柔軟で包容力のあるものだと思うのですが

緊急の支援というのはすぐ役立つ物資、技術以外にないと思う
同時に精神ケアです
その精神ケア面に役立つかどうか甚だ疑問視されるものを
送るべきではないと思う

その後を知らないけれど
どう落ち着いたのかな


1914年09月27日(日)

実力ってなんでしょう
培い鍛えてきた普段の力 だけでしょうか
普段の力を出せれば って
それが実力でしょうか
それだけでしょうか

日々の鍛錬は 見えない何かをも培ってきたはず
見えないところに蓄えてきたものがあるはず
普段は見えてない力を呼び覚ましてくれるのが
大きな舞台だと思うのです

大きな舞台だからこそ
見えない力をひき出せるんじゃないでしょうか

実力以上の力を発揮する なんて有り得ない
出たものは実力です 持っていたものです
隠れていただけです

その部分を呼び覚ましてくれるのは
大きな舞台でチャレンジすることの意義

普段の力を出せれば なんて消極的な言葉を使わず
見えないところに蓄えてきた力を呼び覚ますチャレンジへの
わくわくをどうぞ語ってください

周りは期待や重圧という言葉を使わず
素晴らしいチャンスを楽しんでくださいと激励できませんか

見えない部分に蓄えた力を呼び覚まし
いつも見える力にしてゆく
そのチャレンジだと思っています

だから選手の人は 
リラックスしてチャレンジして
自分の記録を伸ばすステージとして楽しんでほしい
あなたの心にメダルをGETすればいい

国のメダル数争いなんか意味ないことですから
気にしないでいい

ただ 
選ばれた者であることの誇りは
選ばれなかった者見守る者への礼節としてほしいと思います
あなたを目指す後続のあることを忘れずに


1914年09月26日(土)

四方山話の好きな人だ
言い回しの巧みな人だ
うまく立ち回る人だ
それも脳活性の一つかもしれない
素直で何でもそのままの人は
ぼんやりしているのかもしれない
さりとて  ね


1914年09月25日(金)

離島リピーターのダイバーに
久米仙ボンボンをチョイス


1914年09月24日(木)

2010年バンクーバー五輪での現地応援を目指す 
という言葉を初めて見たとき
はるか先の遠い日のように見えました
でももうその日になりました
きっと心は自由を得て
現地応援に出かけたことと思います


1914年09月23日(水)

とても春
外が気持ちよくてそぞろ歩く
やっぱり庭仕事は気持ちいい
枝垂れ始めたキンポウジュの若枝を
しっかり真っ直ぐ支柱にとめた
これでいいよ
気になってた
すくすく真っ直ぐ育ってね
OK よっし 思わずガッツポーズした

せっかく復活したんだもの
威勢よく伸びてね


1914年09月22日(火)

某インタビューで
どこかで何かの仕事をするだろうとき
その国、その業界、その仕事に対して敬意をもってほしい と
そんな言葉を聞いた

それは
とりもなおさず目の前にいる人への敬意
だと思う

たとえ地位や力が高くても
目の前にいる人を上から目線で見て
殴りつけたりしたら
イカンでしょ

酔っ払っていたから?って
アルコールは人の本性をさらけ出すモノだと思います
そのときの態度が真の姿
常日頃を省みてください


1914年09月21日(月)

なんだか陽光だ
落ちるべき葉たちはみな落ちて
庭が静かに広々している
冬木の間から
隅々まできらめいた光が広がる
雨のしみた土は温かそうに黒い
蝋梅の香に満ちて
羽衣いろのボケがほどけはじめた

キサラギはきらめきだ
久々に庭歩きがうれしい

素直に春を待っている


1914年09月20日(日)

人は失敗や過ちを繰り返しながら
生きてゆくのだとわかる
生きるってそういうことだとわかる
償いながら生きているのだとわかる
そう導かれているとわかる
だから失敗を怖れないで
過ちをゆるしあって
そして償う気持ちと
感謝の気持ちをだいじにして


1914年09月19日(土)

8、9、10、11、12、1、
月命日にお参りしてきました
半年経ったのですね
いよいよバンクーバー
どうぞ思い切り自由に
応援してきてください


1914年09月18日(金)

横になろうとした時
快方に向いていることに気付いた
不安の元が一挙にくずれる感覚
涙が出るほどありがたく
自ずと正座してひれ伏していた
ただ感謝の気持ち

祈ったのでなく感謝したのだ
ひとの心にある神を信じる気持ち
時として忘れ
時に現れる


1914年09月17日(木)

一昨日庭から切ってきた水仙
部屋にふわりと香っている
でも花には何となく生気がない
エアコンの風は避けているけれど
花びらに艶がない
瑞々しさがない

切らなければよかった
庭に咲かせておいてあげればよかった
冷たい風も日ざしも似合って
そこで生き生きしていたのに

来年は切らずにおくから
もっと植え込んで
仲間をいっぱい同時に咲かせてあげるから
今年はごめんね


1914年09月16日(水)

不安に押し潰されそうになって
ふたり目を赤くして涙を堪えてる
辛いね

気長にいこ
ゆっくりがんばろ
それしか言えない
トンネルの出口は見えないけれど
闇の中にうずくまるのだけはやめよう
少しだけでも前へ進も
出口は先に必ずある

ゆっくり歩こ
ふたりで


1914年09月15日(火)

その先生 無愛想で
聞かなければ大事なことも言ってくれなくて
聞いても口数少なくて
どうも苦手だった

今日 処方箋に不備があったかもと
病院から直接電話をもらった
先生の思い違いで不備はなかったけれど
なんとセンセイ
電話だとものすごくいい声で
びっくり
ちょっと惚れ直すという感じでした


1914年09月14日(月)

ローズでもない
ラベンダーでもジャスミンでもない
柚子でもミントでもない

ゆるやかな桧の香に
ときが過ぎる
こもる湯気の中で辿り着く
曝して生きればいいのだと
日々のことをこなしてゆけばいいのだと


1914年09月13日(日)

足跡を記しているのではないから
悲しいこと辛いことは
書けなかった
ケジメだけ留める


1914年09月12日(土)

明けたのだから
気持ちも明けて
何かに打ち込みたいと思う


1914年09月11日(金)

夢は夢でいい
もつことが幸福
もてることが幸せ
夢見ることがしあわせ
実現への努力とは関係ない
努力を要するのは目標というもの


1914年09月10日(木)

思いの外おだやかな
あたたかみのある文面をもらって
え? と思う

儀礼の返礼の返信みたいなもののはずだった
どういうことなのだろう
あちらの本質的人間味なのか
こちらの精神状態の落ち着きなのか

関係は少し変るのか
それとも?で終わるだけか


1914年09月09日(水)

翠の塊は徐々にふくらみ
いつか花になるだろう
実を結べるように
してあげねばね

透明感に満ちた雫のような実を
待っている


1914年09月08日(火)

ソレガ ワカレノコトバダト
アナタニ ツタワッタデショウカ

トギレトギレノ ツナガリハ
モウヤメヨウト


1914年09月07日(月)

そんなこと私には想定内
だから落胆もないし
不服ももたない
やっぱりねと思うだけ

最初から決まっていることに
損も得もないことに
あなたが獲らぬ狸をしただけ
それでぶつぶつ不平を言って
何か意味があるでしょうか
人生に役立ちましたか
磨きがかかりましたか


1914年09月06日(日)

やっとここまで来たのに
少しばかり焦って
手っ取り早く進めようとした
結果散々元の木阿弥
元以上に悪い状態
よい勉強しました


1914年09月05日(土)

足音の優しいひとだ
あたたかな人なのだろう
姿勢も良いのだろう
心根も真っ直ぐなのだろう
足音に思い巡らす


1914年09月04日(金)

決着をつける
それは結局 決別
実りのない縁ならば
それで時間的安堵を得ると思う

でも少しばかり
寂しくなるかな
賑わいでもあるから


1914年09月03日(木)

シャンプーしてもらって
ふんわりふっくらになって
Xmasバージョンのおしゃれなリボンを
つけてもらって帰ってきた 
かわいいよ

せっかくきれいにしてもらって
でもきっとあしたは
日向の土の上に寝そべってるんだろうな


1914年09月02日(水)

ふとあなたが独りぼっちでいるような気がした
ひっそりとした部屋で
置いてきぼりを食らっているような気がした
皆どこかへ行って

本当は帰ってくるのに
もう誰も帰ってこないような気がした

だからあなたに写真を贈ります
家族の写真を
ちいさなアルバムにして
表紙 いい色でしょう


1914年09月01日(火)

根競べなのかな
そんな気長なことに付き合えない
忙しいんですけど

次々に新しいことを
自分の都合で持ってこないで欲しい
この時期皆忙しいんですけど

あなたは長閑に暮らすでしょう
でも私は忙しいのです

残り時間少ないのです




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

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− ささやかに −          

*  **  ***  ****        

日付は通し番号として記しています         


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