消えてゆく小さなこと
消 え て ゆ く 小 さ な こ と


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1914年05月31日(日)

君の言う
ダイジョーブ だとか
へいっちゃら だとか
平均誤差内 だとか

結局は怖がりだったんだ
怖いことに目をつぶりたいから
だからそう言うんだね
無かったことにしたいだけ
見えないものは無いってことに


1914年05月30日(土)

カレンダーをめくって
新しい月にした
そこにあった風景は
ああ思いもかけず大好きなドロミテ
うれしかった
なんか勇気が出た

なるようになる
そう思えた


1914年05月29日(金)

熱くブレストしているようで
その実 頑なだね
何も変わりはしない
変わろうともしない
あなたの血に流れるものがそうさせる
わかったよ


1914年05月28日(木)

その小さな子に何の罪もない
いつ生まれても
どんな事態に生まれても
その子に責任は無い
いつだって子どもは
幸せに生まれる権利があるのだから


1914年05月27日(水)

キミハ ホントハ コワガリデ
ワタシハ ホントハ ゴウマンデ
コレハ キット シレン ナンダネ


1914年05月26日(火)

きみの意志は固いのだね
わたしは腹をくくるしかない
期待も希望も考えない
時の流れを待つしかない
祈る
ただ祈ります


1914年05月25日(月)

きのう月のすぐ傍らに見えた木星
今日はもう離れてしまった
天空の不思議


1914年05月24日(日)

秋というより春霞のような
やわらかく暖かく穏やかな日
外の作業も中の仕事も
動いていることがただ嬉しい
温かい血の流れに突き動かされて
生き物として精出している
そんな自覚

目覚めよ きみ


1914年05月23日(土)

日が落ちて藍色になった空高く
少し膨らみかけた半月が
ほわりと灯のような光で出ていた
そしてすぐそばに
チカリとプラチナの光を放って
木星があった

星と並ぶと
月はなんてほんわりしているのだろうと思う


1914年05月22日(金)

メランポジウムだと思ったのだけれど
白は何だったのだろう
メランポジウムの白を見つけられない
白と思ったのは浅いレモンイエローだったのかな
黄やオレンジっぽい橙にまざって白に見えたのかもしれない


1914年05月21日(木)

月命日のお参り バンクーバーまでもうすぐ


1914年05月20日(水)

夕闇の空に
暗紅色のドラゴンがうねっていた
あんなに曇天の一日だったのに


1914年05月19日(火)

センニチコウが紅ローズ白とミックスで揺れ
メランポジウムが白黄橙とグラデーションで埋まり
いつもその植え込みの色と量に新鮮な驚きをもらう
年に一度 秋に通る駅


1914年05月18日(月)

駅前の広い公園
さわさわと高い木立の枝先に
コツコツと音が響いて
コゲラがカシラを振ってしきりに作業していた
近くの小山からおりてきたのか

実物を初めて見た
こんな街なかで
動いて音立てて作業していた
ふっくらした羽の模様が愛らしかった


1914年05月17日(日)

ときどきは君の言葉にほっとする
根本には温かいものを感じる


1914年05月16日(土)

頼らず生きてきた
甘えず生きてきた
でも頼ったほうがよかったのかもしれない
甘えたほうがよかったのかもしれない
負けず嫌いだったわけではなく
一人でたくさん泣いた
ただ頼れない甘えることのできない
悲しいサガを持っていたのかもしれない


1914年05月15日(金)

青いバラは
名前は喝采「アプローズ」
花言葉は「夢かなう」
でもどこか淋しげなクールビューティー


1914年05月14日(木)

病室のシーツは真っ白
祈るだけ

冒険のように面白がってみせるキミ
分かっているリスクは出来る限り回避しようとする私

きみの辛さに添うとき
時間はとうに止まっている


1914年05月13日(水)

新聞のコラムで読んだ

決めたことへの邁進は、
決めたときに視野になかったものは
最後まで目に入らない危うさをはらむ。
臨機応変を欠いた至上主義は、
毅然として見えて、その実もろい。

なんてプロなんだろうと思った
いつも感じて言ってることが
こともなげにするりと文章になった
何度も読み返して
私の言いたかったのはこういうことだ と思った

いつもいつも言ってきた
決めたからってそれが最善とは限らないんだから
こだわらないで変えたらいい
いい方向をその都度みつければいい
人間は考えるんだから
自分で決めるんだから
もっと臨機応変に柔軟に と
意志が強いのと頭が固いのは別のことだ と

自分の思いを 無駄ないプロの文章で読んで すっとした


1914年05月12日(火)

教師の資質って何だろう
資質と能力は別だけれど
世の中がこうならいいなあという夢を持つ人が
よい教師なのではないだろうか
教育者とはそういうものではないのか
個人主義の子どもを育てるだけではよい社会はできない
教育者に夢がなければ子どもは育たない
子どもを育てない社会は衰えてゆく
社会への夢を伝えたい熱がこどもに学ぶ力をつけると思う
ノウハウや知識だけを詰め込み
自分の成功だけを求める子どもをつくる教育が
社会を衰えさせていると思う
教育は子どもを社会へと橋渡しするものだ


1914年05月11日(月)

空気があたたかくきらめいて
秋の実りを感じさせる日だった
豊穣という言葉を思う

夕暮れて大きな細い月
赤味を帯びたあたたかな色だった


1914年05月10日(日)

コトバを細かく分析してゆく彼女
そういう類の作業が得意らしい
それによって成功を得たようだ

ふと思った
焼きもろこしにかぶりついたり
大きな焼き芋をほかりと割って頬張る時の
ふわっと香る美味しさ
ご存知だろうか

大きなものに直接喰らいつく
そのカンショクを知らないかも
つぶつぶをはずして食べるのかも
炉辺で焼く岩魚のどこにかぶりつくかという
悩みには無縁かも

大きいからこそ
ダイナミックに香り立つものがあることを
細かく分解してしまえば
時として香りは失せるものだということを

もちろん知っておいでだろうが
ふと思ったので


1914年05月09日(土)

投稿欄に見たふたつの言葉

「ノーモア ヒロシマ」 と
「リメンバー パールハーバー」

じっと見る そして考える
見せてもらえた機会に感謝する
ありがとうございました


1914年05月08日(金)

夜更けだ

静かな闇の天窓へ
心を解き放つ時間だ


1914年05月07日(木)

ある冊子の言葉の中に
感謝の念がより純粋なものになる という一行を見た
純粋 という言葉
久しく自分からは使ってないことに気づいて衝撃だった

オトナになって
純粋じゃ生きていけないよ みたいな流れに流されて
何かを手放したり落としたり見失ったり

でも結局疲れてゆくだけ

より純粋な感謝の念 を思ってみた
できるのだ
気持ちが穏やかに軽くなるのだ
目の辺りがやわらぐのだ
鏡の中の自分が実に良い顔になるのだ

そういうことだ
忘れてはいけない人の本質だ

雑念をふりほどき
純粋な気持ちを灯すとき
こころに満ちるものがある

平和な安らぎかもしれない


1914年05月06日(水)

キム・ヨナ選手が素晴らしかった
ほかの選手の演技は
会場に流れる大音響の音楽に
あわせて滑っているように見えて
時おり音楽をうるさく感じるのに
彼女の演技では音楽をささやかに感じた
演技に見入っていると
曲が会場に流れているのを忘れてしまうほどで
彼女の動きそのものが音楽のようだった
彼女から音楽が流れ出ているように見えた
他の選手はその点で太刀打ちできないと思う

ひとりのミュージッシャンが命を絶った
数年前にある曲にまつわる記事を読んでその人のCDを買った
祖国を思う胸にしみる曲だった
色々なトラブルはクリアして
素直にその歌を広める気持ちを認めてほしいと思う
そして今日
曲を奏でているようなキム・ヨナ選手の演技を見て
いつかその曲で演技して欲しいと思った
きっと観客の心にしみこむ演技になると思う
彼女にはその血が流れているのだろうから


1914年05月05日(火)

自分で決意したのだ
怖れを越え 耐えると

その強さを持ち続けようね
きっと越えられる


1914年05月04日(月)

そうなるような気がしていた
わかってはいたけれど
やっぱりそうなんだよね
受けいれるしかない
進むしかない

困難は乗り越えるしかない
立ち向かうしかない

気持ちを切り替えるしかない

しょうがないよね
それしかないよ



向こうの白い建物に夕映えが綺麗だ
残照という感じで

静かに沈んでゆく


1914年05月03日(日)

仕上げに乾燥機に数分入れたタオル
ふんわりあたたかになった

太陽だとバリバリになるのに
温風だとふんわりになる不思議

太陽になどなれないけれど
温風になるのがいいのかも


1914年05月02日(土)

末尾の決まらぬままの一行があった
幾度か振り返ったが答を得られず
ずっと収まらぬ感覚のままだった
今日読み戻り一文字加えた
すとんと収まりやっと落ち着く


1914年05月01日(金)

金木犀の満ちる秋の中で作業した
午後の日ざしは少し傾いて
ほのかにあたたか
かるく広やか
そして少しずつ赤味を帯びてくる
もうすぐ もうすぐ もうすぐだ
期待を寄せてそのときを待っている
仕事をしているのかわからないほど
秋の空気を吸った



天窓より___

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日付は通し番号として記しています