消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

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1921年01月31日(月)

ああだこうだと文句言ってないで

ただ慣れる

それが最善かもしれない


1921年01月30日(日)

私は あたたかな人 ではないと思う
まっすぐだけれど きっと冷たい人間

月の光にきらりとする
切れ味のよい銀色のナイフ
そういうのがいい

けれど
冷たいひとは熱くなる

冷たい炎 熱い氷 
そういうのがいい

あたたかな人は多分ずっとあたたか
かわらない


1921年01月29日(土)

急いで駆けてゆく後ろ姿に
ありがとうねーー と
大きな声で手を振った

ふり向いた笑顔 久しぶりに見た
元気だったんだね
よかった ずっと心配してた
笑顔を忘れて暮らしているんじゃないかと

そっか そうなんだ
こちらが頻繁に大きなありがとうを送れば
きっとそのメッセージは伝わる
きみの笑顔でわかったよ
ありがとうは両者の笑顔のもとって

きみの笑顔を書きとめたかったの


1921年01月28日(金)

この頃気持ちが晴れているのは
気持ちが元気なのかなと思う

黒にんにくかも

見た目が気持ち悪くて
ずっと敬遠していたのだけれど
ふとその気になって食べてみたら
案外おいしくて好きになった

何が混ざっているわけでもないから
悪くはないだろうと思って

少しはよさそうな気がする


1921年01月27日(木)

いい人になろう という言葉は
少し御幣があるかも

修養しようという気持ち
自分ではそれだけなので

自分の至らなさや
醜さに落ち込むときに
言葉を借りるなら
嫌な人間になってると思うときに

遠くても灯りをみつけて
そちらに進もう と思うような
そういう感じ

大それた聖人君子を目指すわけでなく

その気持ちをもつことで
自分が救われるような

そういう気持ち


1921年01月26日(水)

気温も湿度も気持ちよく

いろいろ作業がはかどった


などと他愛ないことを記した

一日平和だったわけで

ありがたいこと


1921年01月25日(火)

人知れず

私の思いだけで残しているのなら

ただ遠いだけの思いなら

誰の支えにもなっていないなら

もう手放せばいいと思う


1921年01月24日(月)

いつもいたずらな横目をする

オイ

きみの

正面の笑顔を忘れたんだけれど


1921年01月23日(日)

深く呼吸して

どす黒いものを

しずかに ふうーーっ と 吐く

心が浄化される


そうイメージする


1921年01月22日(土)

清らかな声の歌を 

また知らず知らず口ずさんでいる


美しいミュージカル

以前は大好きだったけれど

気持ちがそぐわなくなって

何か違う気がして

一時 歌わなくなった

けれど今また思い出している 


棒みたいに硬い気持ちにならないで

頑なにならないで


小さなひとは絶対固くならないんだね

いつも真新しいんだね


1921年01月21日(金)

許せない事は?と聞かれて

その人は考えながらこたえた

許せない事というより

許さないこと が自分の中に増えてくると
それは自分のストレスになって
自分が嫌な人間になってゆく気がして
そういう事を増やさないようになったと
そんな感じの答えだった

久々に 
嫌な人間 という言葉を耳にした
そうなりたくないという思いも

ああそうだった
その言葉をさがしていたのだと思う
思い出そうとしていたのだと思う
欲っしていたのだと思う

このところ書きにくかった 
うまくいかなかった
まとめられなかった
これですっきりした

どうにもならない 
なるようにしかならない
このままでいくしかない
と思っていたのが
環境は変えられると心底思えた
それは花を咲かせるのと同じことと

いい人になろう
本気にまた思えた

今の風潮は
無理していい人になろうとするのでなく
人は自分らしく生きればいい
みたいだけれど

それは何かおかしいと
ずっと思っていたけれど

いい人になろうと思うことは
良いことなのだと確信できた 
というよりそうあるべきなのだと
それは人としての修養なのだから 

周りからいい人に思われたい
それが悪いのだと思う
自分でなく人の目にゆだねているのだから

自分の心そのものを
高めようとすることが
いい人になろうの本当の意味だと思う


1921年01月20日(木)

静かな長い一日だった

昨日の疲れは残っていたけれど

そのどんよりした重い疲れは

午後から晴れてきた

天気と逆

午前中に注射を2本受けたけれど

夜になると 何日も経ったと思うほど

一日を長い時間に感じた

しずかだったなぁ

今日は本当にしずかだった

毎日こんなだといいなぁ

しみじみと思う

やっぱり一番周りに不足しているのは

静か というもの

それは人を正常に戻すものだと思う


1921年01月19日(水)

今日は悪い言葉を聞かなかった
悪態や悪口を見なかった
だから穏やかに時が流れた
疲れていない気がする

悪い言葉を耳にするのは
神経が疲弊する

良い言葉でできている祈りは
届く届かぬ叶う叶わぬでなく
祈りの言葉を口にすることで
人を穏やかにするのだと思う


1921年01月18日(火)

自己中の人って
観察力ないよね
周りを見てないよね
というか自分のことしか
考えてないからね
だから
他の人には見えてることなのに
自分は情報不足で失敗するんだよ


1921年01月17日(月)

朝 一時雨になった

天罰 と言いかけたけれど
悪事というわけではないから
罰は違う

我が物顔の態度に
周りが辟易しているだけのこと

天罰とは思ったけれど
少し違う

そうだね
小さく言えば
天は見ている
天は私に味方した
そういう感じ

きっと本人は何も感じていない
天罰だなんて微塵も

でもこちらが救われたのは事実
天は見ている そう思った


1921年01月16日(日)

両手で持つ ということ

けっこう大事なこと

よく片手で持つけれど

それは結局間に合わせに過ぎない

丁寧ではない

意識してきちんと両手でもつ

そうすれば作業も丁寧になる気がする

何かをしている方の手を

一旦フリーにすることだ


1921年01月15日(土)

初産で逆子の難産になってしまった母牛から
獣医師が必死に足から引っ張り出した子牛

呼吸をしない 動かない

獣医師が抱え上げて
何度も懸命にゆさぶる
揺さぶることが 最大の救命法だと

母子ともに無事


揺さぶるという方法
原始的だけれど
何か自分の困難な事にも
通じる気がした


1921年01月14日(金)

自分でドリップするのが苦手

花びらでも雪片でもいい
ひらひら落ちてくるものは
しずかにずっと待っていられるのに

ぽとん ぽとん と落ちるものを待てない

椿油を搾るだの 
醤油を搾るだの
酒を搾るだの もろもろ
にじみ出るのも
滴り落ちるのも同じ

一滴一滴を待つという壮大さについてゆけない


1921年01月13日(木)

からだをケアすると

全身が軽くなったように感じる

すっきりというか 

さっぱりというか

すかすか空気がとおる感じ


1921年01月12日(水)

10月に入った日

あたたかな空気に甘さがあった

ん? 金木犀?

でもどこか遠い感じ

一つだけ開いたような

そんなかすかな甘さだった


今日はあちこちにいっぱい開き始めて

ほかの花の香りはかき消された


1921年01月11日(火)

考えたい言葉だったのに

書き付けなかったので

消えてしまった


1921年01月10日(月)

懐かしいものをみつけてゲットする

単純なことだけれど

ただの自己満足だけれど

それでも芯の支えになる気がする

ルーツがあればめげない

戻れるから仕切り直せる

過去の自分を抱きよせて

今の自分を抱きしめる


1921年01月09日(日)

カレンダーはあと3枚
出かけるたびに来年のを買ってしまう
なくなっちゃうもんね というトラウマ

近年同じ会社の同じパターン
それを何種か
値段に関係なく好みはかわらない
何となく落ち着く

でも新しいのの開拓もする
手帳も同じ
使いきれないのに買ってしまう

なんで?無駄遣いだよ

夢を買ってるのかも
新しい手帳にはなんとなく
夢がある気がする


1921年01月08日(土)

流離い  青い頃に憧れた言葉

流離う旅をする大人を
いいなと思ってた

自分がオトナになると
難しいとわかった

でもいつもどこかでずっと
求めている気がする
人は皆そうではないのかと思う

そして思う
心だけならできるじゃないかと


1921年01月07日(金)

その
絶対謝りませんよ的な気迫に
圧倒される

ごめん の一言
そんなにイヤですか

そういう人は
人を許すのもできないんでしょうね

困るんですよね
理解できないんですけどね


1921年01月06日(木)

無駄の多い
失敗作と思う

予算の都合としても
選択ミス 設計ミス
イメージ違い 想定外 もろもろ
どたばたで統一感に欠ける

だから落ち着かない
いつまでもフィットしない
好きになれない

だったのだけれど

考え方を少し変えてみる

このちぐはぐのバラバラを
面白がることにした

こんなのきっと他にない
失敗の見本市と思えば
何でもあります的で
それもまた少しばかり面白いかも


1921年01月05日(水)

星も清かに風がぬけひとり月を待つ
そんなしずかな夜更けをほしいと思う
夜のしじまをほしいと思う

山小屋暮らしでもしないと
無理なのかなぁ

人の暮らしはどこへ向かうのだろう
窓も開かない高層に住んで
自然の音も色も感じることのないまま
AIに仕切られた暮らし?
それともニセの自然に囲まれた暮らし?


1921年01月04日(火)

朝ドラほとんど見ない
たまたまチラッと見た時に
設計図面とにらめっこしているシーンだった

思わず
え?漫画家でなかったの?
え?それって**ファンじゃないの?
え?あの扇風機って男の人が開発じゃ?
え?ヒロインだから女の子だよね?
え?モデルは誰だったの?


かなり遅れてる自分だった
やっぱり朝ドラよく知らない


1921年01月03日(月)

大きな失敗の引き金となったこと
色々あるだろうけれど
またひとつ思い浮かぶのは

多分 閉じていた
ロックしていた

それは一つの完了で

結局は他者を寄せないカタチ
はねつけるカタチ
ココロトザスと同じこと

心開いていれば起こらなかったかも
鍵かけていたのは自分


1921年01月02日(日)

際限なく新しい物を入れようとしている
初めてのもの初めての名前

大丈夫かな止めとこうが
今までの常だったのに

今回は
イケイケGOGO失敗ならそれまで
チャレンジしないとわからない
良さも手間も

新しい庭を模索する


1921年01月01日(土)

何ごとにおいても相手と噛み合わない人
っているんだね

マイペースというより自分勝手自分基準
周りとトラブルばかり

いつになったら直るんだろうね
というか 気づくのかね

周りの者は疲れ果てている




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

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− ささやかに −          

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日付は通し番号として記しています         


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