消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

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1923年05月06日(日)

不思議な時間に不思議な言葉
かみしめてもわからない不思議感
散ったりねじれたり
揺れたりするけれど
小さな実のように
ちりばめられて
つながらない

やっと会えた
あの 小さな実のなっている木
どの木だったか忘れたの
森をうろうろさまよって
一年たっても見つからず
それもそうだ
ゆっくり実のなる木
何年もかかって
やっと実のなる木
そんな言葉に




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

* * * * * * * * * * * *        
* * * * * * * * * * * *        

− ささやかに −          

*  **  ***  ****        

日付は通し番号として記しています         


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