消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

1st    index         new


1921年08月27日(土)

心の記憶というものは不自由で
忘れたくても鮮烈で消えないものもあるし
覚えておきたくても薄れてゆくものもある


その先につながっている人を
覚えておきたいから
忘れたくないからと
ただ残されているモノたち

でも 心で大切に思っているなら
モノは消えても大丈夫ではないかな
なるがままでいいんじゃないかな

あたたかな気持ちを思い出せるだけで
幸せな記憶とすればいいんじゃないかな

モノに執着せずに
胸いっぱいの想いにかえてゆけば
いいんじゃないかな

その想いも薄れてゆくなら
それはそれで人生と思えばいい

こだわりすぎると
苦しさからぬけられなくなる




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

* * * * * * * * * * * *        
* * * * * * * * * * * *        

− ささやかに −          

*  **  ***  ****        

日付は通し番号として記しています         


 *