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Nekomar's Diary

2004年09月30日(木) ばあちゃんの余韻/むつパンツ続報

たまにばあちゃんが我が家に来ると、
買い物に連れて行ってもらえたり、お土産をもらったり、
おやつを買ってもらったりと嬉しいことばかりで、
のんもむつもしばらく「ばあちゃんの余韻」に浸ることになる。

のんはある程度ばあちゃんの家と我が家の距離感もわかっているし、
何より幼稚園があるので、
「昨日は楽しかったねぇ〜、また来てくれないかなぁ」
などと言うくらいにとどまるのだが、
問題は、むつである。

今日もいそいそと支度して、
「はい、いくよーー」などと言う。
「どこに行くのよ?」と聞くと、
「えきにいって、でんちゃのって、
 ばーちゃんとまつどいくのよ、よーかどーでかいものするの」
 (訳・駅に行って、電車に乗って、
    ばあちゃんと松戸に行くのよ、ヨーカドーで買い物するの)

なぜか、むつは「電車に乗っていく先は松戸」と思っているらしい。
いや、それほど松戸に通ったわけではないのだが。

そそくさと「駅に行く」と言うむつ。
仕方ない、とりあえず買い物にでも行こうか。
「ばあちゃんは来ないけど、ヨーカドーに買い物に行こうか」と誘う。
行く!!行く!!と飛び上がって喜ぶ。

ただ、14時に帰宅するとなると、さほどのんびりもできない。
最近のリズムとして、できれば昼前後にはむつを昼寝させて、
のんの帰宅までには起きていてもらいたい。
その方が、のんが帰宅してから公園などに繰り出せるし、
夜も早めに眠るし。

そう思って、開店直後のヨーカドーで買い物を済ませ、
昼前には帰宅し、早めに昼ご飯を済ませ、準備万端!!
………に、しておくと、子どもは寝ないという法則。

妙にはしゃいで、ちぃとも寝ない。

ちなみに、むつのトイレ続報。
昨日、かなりがんばって、(外出したので)オムツだったにもかかわらず
ほとんど汚さずにトイレですませた。

「じゃあ今日は朝からパンツ履こうか!」と言ったら、
「ううん、オムツはくの」と言い張る。

・・・。
どうも、頑張った翌日はオムツをはきたがる。
なにやら自分で「お疲れ休み」を決めているっぽい。
なんてことだ。
つい先日も、丸1日パンツで過ごし失敗ナシだった翌日、翌々日はオムツだった。

そんな、甘いことでどうする!!と思ったり、
一進一退だしなぁと思ったり。



2004年09月29日(水) ばあちゃんと買い物

雨が降るか降らないか、微妙な天気。
・・・数日前から、ばあちゃんが「一緒に買い物に行こう」と誘ってくれている。
のんとむつの冬物を買ってくれるという。
ありがたい、ありがたい。

明日よりは、今日の方が遅い時間に降り出す…かも?と
予想を立て、とりあえず午前中買い物に、池袋まで。

もう、むつはすっかりベビーカーを卒業したらしい。
普通に歩いて駅まで行き、電車は立って過ごし、店内でもよく歩く。
否、店内ではいろんなモノを見て、楽しくて浮かれて歩いていたようだが。
それにしても、成長したねぇ。

私が洋服を見ている間、むつとばあちゃんはオモチャ・文具売り場へ。
買い終わって売り場に来てみると姿がない。
ん?
連絡を取ってみると、なんとむつ、「トイレ」と言ったそうで、
トイレの中にいた。
(携帯電話というのはなんと便利か!)

オシッコは間に合わなかったそうなのだが、
ウンチは無事にトイレで出ていて、私はちょっと感動。
私や父ちゃん以外の人と、しかも外出していて、トイレを訴えて
きちんと出たのは初めてかもしれない。

さてこれから・・・弁当でも買って我が家に行こうか、と
話がまとまったところで、
むつがヒトコト、
「おなかすいたーーーー!!」と叫んだために、
そのままデパートのレストランにはいることになった。
むつ、最強。

むつ、久しぶりにばあちゃんに会って、嬉しくて仕方ないらしい。
「むちゃんは、ばあちゃんとかあちゃんのこと、すきから」
(訳・むつちゃんは、ばあちゃんとかあちゃんのこと、すきだから)
などと言い、ニコニコする。
そりゃあ、ばあちゃんもレストランに飛び込むというものだ。

食事を済ませて、ばあちゃんも連れて我が家へ。
雨がひどくなっていたので、一緒に来てもらって助かった。
むつも帰りの電車ですっかり熟睡してしまい、抱っこで帰宅。

のんのお迎え、私がひとりでバス停にいると、
のん「むつちゃんは?」
私が「寝ているから」と言うと
「ばあちゃん来てない?」と聞く。

す、すげぇ。
驚かせようと思ったのと、今日の帰りに寄るかどうかわからなかったので
今日会うこともいっていなかったのに。

「幼稚園でねぇ、ばあちゃん来てるな!って言う気がしたのよ」
などとさらりと言うのん。
・・・なんか、すごいけど、ちょっと怖い。

ばあちゃんと遊んでもらって、見送った後はそのまま3人で傘をさして、
ヨーカドーまで歩いていく。
傘をさして歩かせるのは、まだまだ私の気疲れが多いのだけど、
子どもたちは大喜び。
のんは緊張しているのか、いつもの数倍良い子で、むつの手を繋いでいてくれて、
滞りなく買い物を済ませられる。
「のんが協力してくれたから、とても良く買い物できたよ、
 お礼に何か果物買ってあげる」と言うと
「バナナ!!バナナがイイ!!」
バナナを買って、帰宅しました。



2004年09月28日(火) 運動会の予行練習

のんの幼稚園、本日は運動会の予行練習。
当日と同じ順序で一通りの競技もするらしい。
心配していた雨も大丈夫そう。良かった、良かった。

のんは運動会がとても楽しみな様子。
先日親子競技の練習をした時にも興奮していたが、
今日のこともとても楽しみにしていた。

のんの種目は、障害物競走、お遊戯、親子競技。・・・だけかな?
リレーの選手にはなれなかったらしい。

のん曰く、「(障害物競走の時は)1回しか、2位になってない」。
「あら、そうなの」と言うと
「だって他は全部1位だから」
・・・。アンタはズバットか。

いやいや、でも後から詳しく聞くと、赤の帽子の子は1位だから、とか何とか
どうにも信憑性のない「1位」なのだが。

まぁ、とにかくここ連日、園でも運動会の練習ばかりのようで
我が家もすっかり「運動会」の雰囲気。

お遊戯は「ワン、ツー、スリーー!!」という掛け声で音楽が始まるらしい。
何度も家で練習しているので、
私もすっかり掛け声が頭に染みついている。

何気なく、「ワン、ツー、スリー!」と言おうものなら、
どこにいても何をしていても「♪ちゃらっちゃ、ちゃっちゃ〜♪」と
踊り出す、のん。
あはははははは。面白い。
近いうちに、間違いなくむつも覚えて、踊り出すことだろう。

帰宅したのん、「運動会みたいにやったんだよ!全部!!楽しかった〜」
だそうで。
そうか、子どもたちは当日は観覧席に遮られたり、
自分の出る競技の準備をしないといけなかったりで、
他のクラスの全部の競技をきちんと見られなかったりするだろうから、
今日みたいな日はいろいろ見られて楽しいのかもしれない。

私は…私は、運動というか、運動会で行われるような競技は
ものすごく苦手な質で、運動会の度に、なんとかして中止にならないか、
なんとかして逃れられないかを画策したクチなので、
自分が産んだ子どもがこんなに運動会を楽しみにするというのが
不思議でたまらない。

まぁ、「嫌」と言うよりも「楽しい」というのだから、
それに越したことはないのだろう。
嗚呼、当日は良いお天気でありますように。
そして、みんなが元気でありますように。



2004年09月27日(月) のんの髪の毛

朝から本降りの雨。
こんな早い時間から降るのは本当に久しぶりではないか、東京地方。

さて。ここ1ヶ月ばかり、
「さて、そろそろ髪の毛切ろうか」
「えーー、まだーーー切らないー」
という会話が、のんと続いている。

私の「子どもの髪の毛」に関してのポリシーは先日書いた通り。
運動会の練習も、連日しているようだし、
出来るだけ早めにすっきりとした髪の毛にしてやりたい。

が、のん。
9月の最初に、横だけ三つ編みにしていったら、
どうもお友達に「可愛い」などと言われたらしい。
また、クラスで一番仲の良いお友達であるHちゃんは、
肩よりも下に髪を伸ばしていて、いつも結ってきているので
「おそろいだね」なんて話になるらしい。

それはそれで楽しそうで、9月最初の頃にはきちんと早く用意をして、
髪飾りを持って「結んでください」と来たのだが、
ここ数日になって、用意が遅くなったり、自分の遊びを先にやりたいと、
「今日は結ばなくていいから」などと言って、
そのままの髪の毛で行くことが出てきた。

うーーーーーーーんーーーーーー。
(まぁ、まだ、結ばなくても…という長さではあるのだが)

のんと話をした。
髪の毛を長くしていると、食事の時もうっとおしいし、
風呂で髪を洗う時間もかかる。乾かす時間もかかる。
朝は、早めに用意して結んでもらわないといけないよ、と。

散々のんと話をして、
「朝は、きちんと決められた時間までに早めに用意をしよう」
「幼稚園に行く時、食事の時には、必ず結ぶ。
 結べなくなるようなら、切ろうね」
と言う約束をした。

・・・確かに、この件に関して私は厳しいかもしれない。
このくらいの年齢の女の子は、そんな約束事ナシに
長くしているかもしれない。
でも。あくまでも「私の」方針としては、
自分のことを母親にしてもらうのを「当然」と思うようになって欲しくないのだ。
髪の毛に関しては、とりあえずのきっかけと考えている。

結局、今朝はいつもより20分も早く全部の支度が終わり、
のんには私の支度が済むのを待っていてもらってから、髪を結うほどだった。

さて、これからどうなることやら。

嬉しそうに鏡をのぞくのんを見ると、やっぱり私も嬉しい。
約束事、いつまで守れるかな?



2004年09月26日(日) のんと蜂とコウモリ

朝から、雨が降ったり止んだり。
先週の土日はお祭りだったし、23日のお休みの日も特に出かけなかったので、
この週末はどこかへ!!などと思っていたので残念な雨。

陽気も良くなってきたし、動物園とか行きたいんだけれどなぁ。

最近のんは、やけに動物に興味を示す。

先日の夕方、珍しく民放のTVがついていて、ニュース番組の特集で
「クマンバチ」を取り上げていた。
それが、なにやらのんの感覚にフィットしたらしい。

ものすごく真剣に見ていて、
むつが時折、「はちよーー、こわいよーーー」などと茶々を入れると、
「むつちゃん、静かにしていて!」と制止する。

番組では、蜂の習性から駆除の方法、蜂に襲われた時の対応などを
紹介していたのだが、
見終わったあと、興奮して私に教えに来てくれた。
ふーーーん。

その後、また某日、今度はETVで「コウモリ」に関しての番組があった。
出かける予定だったので、支度をしながら見ていたのだが
のんが動かない。
「行かないんならいいよ、行くのなら見るのをやめよう」
と言ったところ、半泣きで頼まれた。
「すごく見たいから、録画してよぅ〜」

ちょっと贅沢だとは思うが、そんなに見たいのか!と録画する。
帰宅して時間が出来てから、食い入るようにコウモリの生態を見る、のん。

そういうことに、興味の出る年頃なのかなぁ。

風呂に入りながら話をする。
私「それじゃあ、今度何か本を買う時には、
  動物のことがのっている図鑑を買おうか。」
のん「うん!!買って〜!買って〜!!
   …あ、でもコウモリの本がいい。」
私「なんで?蜂は??」
のん「蜂の本は、幼稚園にあって、それも読んだから。」

へぇぇぇぇーーー。
蜂やコウモリに興味がある女の子・・・。なかなか、私は好きなタイプだが。

よし、それでは近いうち、コウモリを見に上野動物園に行こう!!
と、考えていたのだ。(と言うことで話が戻る)

最近の動物園は、動物の見せ方もいろいろ考えられていて、
出来るだけ自然の生活に近い形になっていたり、なかなか楽しい。
ああ、今度の週末は晴れるといいなぁ。



2004年09月25日(土) ポップコーンを作ろう!

本日は、むつのプレ保育の日。

前回に引き続き、やたらにやる気の、むつ。
今日は出かける支度を済ませると、「まだいかないの?もういく?」と連発し、
「はやくいこーよーー!」

行くと、慣れた様子で園の遊具で遊びだす。
今日の予定は「運動会のダンスの練習、ポップコーン試食」である。

時間になると、園庭にクラスごとに集合、アンパンマンのマーチにあわせた
お遊戯を教えてもらう。
・・・次回のプレ保育は10/9、ここでもう一度このダンスを教わって、
   翌10/10に運動会!!…の予定なのだが、
   10/9はのんの幼稚園の運動会当日。さすがに、参加出来ない。・・・

そうと知ってか、知らずか、むつ、今までになく一所懸命踊る。
先生をよく見て、同じ動きでがんばる。

…そうかぁ。何事にも、「時期」というものがあるんだなぁ、と
のんとむつを見ていて思う。
確かに、のんがこのプレ保育に来はじめたのは2歳11ヶ月の時だった。
最初から先生の動きをよく見て、お遊戯を教わり、歌もよく聞いて一緒に歌った。
次回の予定を聞いて、楽しみにすることも出来た。

方やむつ、最初に来たのは2歳3ヶ月。
「なんのために、私は連れてこられたのですか?」という表情で、
歌も歌わず、お遊戯もせず、だらりと保育室でダレていた。

むつが今2歳8ヶ月。
やっと、「プレ保育」を楽しめる「時期」がやっと来たんだなぁ。

さて、ダンスのあとは部屋に入って。
先日収穫し、皮をむいて干しておいたポップコーンを、
今度は種だけはずす作業。
すっかりカチカチに乾いていて、ちょっと固いがぐっと親指で押すと
ポロポロととれる。

「これをとると、あとで先生がポップコーンを作ってくれるんだって!」
などと言ったところ、むつの目が輝く。
2歳児の力では、かなり固かったと思われるのだが、
めちゃくちゃがんばって真剣にはずす、むつ。
ポップコーン食べたさがなせる技か。

自分でポロポロはずした種は、そのまま袋に入れてお持ち帰り。
さて、ようやく先生が、
「それでは、みんなが取った、この同じ種でポップコーンを作りまーす!」
あらかじめ用意してあった種と、油と、そしてポップコーンマシーン。
(家庭用の簡単なものだった)

目の前で、ポップコーンがはじけていく様子に、子どもたちの歓声が上がる。
うふふふふ。
作りたてのポップコーン、むつは小さなお皿に3回もおかわりをした。

家に帰って昼食を終えてから、今度は我が家でポップコーン。
むつが一所懸命はずした種で出来たポップコーン。
お疲れさまでした。

ちなみに、のんの時の様子…2002.9.28.日記…。
ああ、この時期は幼稚園選び、七五三の手配と散々迷って、
大変だったんだなぁ・・・。



2004年09月24日(金) むつのポケット

むつは、ポケットに何かを入れるのが好きである。
少し以前から、ビーズをポケットに入れることが多いのは気付いていた。

 …「ビーズ」と、私たち3人は呼んでいるのだが、
  正式には「チェーンリング」などと言うらしい。
  やわらかいプラスチックで出来ていて、直径1.5センチほど、
  繋げて遊んだりするものである。
  最近は、○型だけでなく、☆型やハート型などがある。……

どこか…例えば、買い物などに出た時、
ちょっとした待ち時間や、「ここに座っていなさい」などと言われた時に、
むつだけが自分のポケットの中から、ビーズを出して遊んでいたりする。
のんと2人で、「むつちゃんって面白い〜」などと言っていたのだが。

ここ最近、ポケットが服についていないと、
「ぽちぇっとないのー」などと言って、わざわざ着替えるようになってきた。
そして、ポケットに入れるものも多様になってきた。

前回のプールの時には、なんとオモチャのお金、50円玉を1枚入れてきた。
プールの本館の1回にトイレがあるので、
行くたびに必ず1度は、いつもいる観覧室を出て本館に行くのだが、
そこには「ガチャガチャ」が何台も並んでいる。

いつもはそれを眺めたり、ハンドルを少しいじったりするだけなのだが、
おもむろに台の前に立ったむつ、
「今日はアタシ、お金持ってるのよ」と言わんばかりに
じゃーーん!とポケットから50円を出し、私が止める間もなく入れた!

・・・当然、カプセルは出てこない。
情けない顔をして、私の方を振り返るむつ。
こらぁ。入れたらダメ!!
言いながら、返金ボタンを押すと、ぽとりと軽いお金が落ちてきた。


今日、出かける前に私がポケットをチェック。
・・・スーパーボールが入っていた。
うーん。これならいいか。じゃあ、Aちゃんの分もね、貸してあげるんだよ、
ともう一つ入れてあげる。

そんなわけで、
今日の2人は観覧室で楽しそうにスーパーボールを弾ませて遊んでいた。


プール終了後はそのまま公園へ。
前回、とても良く遊べたので、今日も!!ということになった。

今日は我が家に近い公園なので、
14時にむつをAちゃんママにお願いして、いったん私だけのんを迎えに。
のんを着替えさせて、そのまま公園に連れて行く。

Aちゃんは夕方前に帰宅したのだが、
我が家は閉園する17時までたっぷり遊び、帰宅する。



2004年09月23日(木) かあちゃんのこと、すきから

昨夜、むつがいきなり泣きだした。

…そもそも、いつも私たちは3人並んで、2枚の布団に寝ている。
私の左側にのん、私の右側にむつ。(ちなみに父ちゃんは別室)

冬から初夏の頃まで、
むつは寝る直前、体があったまってくるとアトピーのところが痒くなり、
「ぃたい、ぃたい」と言うので、
私はむつの方を向いて、むつのからだをさすってやりながら寝る…
と言う状態が続いていた。

が、ありがたいことに、ここ2ヶ月ほど、
さすがに湿気が多いからか、アトピーがやっと軽減してきたのか、
あまり痒がらなくなってきて、
以前ほどさすったりせずにも寝つくようになった。

当然、私もずっとむつの方を向かなくても寝られる。

と。
いきなり昨夜、むつが泣きだした。
「何?!どこか痛いの?!」私が聞く。
わーわー泣くので、のんも驚いて見ている。

「かあちゃんのこと、すきから、むちゃんのほうむいてよーー」

ええ??

「かあちゃんのこと、すきなのーー」

むむむ???
……ああ!!
どうやら、
「お母ちゃんのこと、好きだから、むつちゃんの方を向いて寝て」
と言うことらしい。

あらあらあら。
うはははは。
まぁまぁ。よしよし、と言うことでむつの方を向く。
のんも笑っている。
「すきからー、だって!!」などと言うのん。余裕があるね。

うふふふ……と寝ついたのはいいのだが、
夜中、またむつが泣きだし、私は飛び起きた。
「むちゃんのほう、むいてないのーーーー!!」

えええーーっ。だって・・・寝返りもするし…。
「むちゃん、かあちゃんすきからーー、むいてよーーー」
わーわー泣く。
わかったわかった。

むつの方を向く。
暗闇で、むつがぱっくり目を開けているのがわかる。
目をつぶって、寝なさい、と言うと少しつぶるが、
また、ばかりと目を開ける。

そして私が上を向いていると、ぐりっと自分の方を向ける。
こんなコトを朝までにあと2度ほど繰り返した。

・・・突然、なんだったんだろう??
何か、不安になるようなことがあったのか?むつ。

ちなみに、朝は抜群のご機嫌で目覚めたむつ。
何事もなかったかのように、普通に一日過ごしました。



2004年09月22日(水) 健康センターへ

午前保育の水曜日。
午後は公園でも…と、Tくんママと約束をしていたのだが、
10時頃、Tくんママから突如電話がかかってくる。
「2人いっぺんにお迎えして、どこか遊びに行こう!!」

のんは11時10分頃バス停に降りるのだが、
Tくんはバスルートが違うので35分くらいになる。
が、あらかじめ園に電話や手紙でお願いしておくと、
他の子のバス停に降ろしてくれることも可能。

早速Tくんママが園に連絡を取り、のんとTくん、一度に我が家でお迎え。
Tくんママが着替えを持ってやってきて、よし、出発!!

目指すは・・・温泉!!
私とむつは先日も幼稚園のお友達ママと行ったのだが、
のんやTくんママと一緒なのは久しぶり。

子どもたち3人、「お風呂、お風呂!」と掛け声(?)をかけながら駅まで。
3人で並んで電車を待ち、
3人で並んで椅子に座る。
15分ほどの乗車時間だが、Tくんとのん、しりとりをしたり窓の外を眺めたり、
とても、とても楽しそう。

到着し、まずはざぶんと。
ああー、なんとシアワセか。
Tくんとのんは、すっかり2人で連れ立って、
「今度はあっちに入ろう」「こっちも行こうよ」などと手を繋いで
あちこちのお風呂に入っている。
うふふふふ。

2人とも、走ったり、はしゃぎすぎたりすることもなく、
ちゃんと入れるようになってきた。
ああ、本当に楽になったなぁ。

…と、私は微笑ましく見ているのだが、むつはおさまらない。
前回、のんがいなくてここに来た時には、
私と一緒にはいるか、もしくは洗い場でお湯を溜めて、
体を洗う真似をしたり、遊んだり・・・で良かったのだが、
今日は、どうしたってなんだって、Tくんとのんが気になって仕方ない。

2人が露天風呂の方に行ってしまうと、「あっちいく」
ジェットバスに入っていると、「むちゃんも」。

おまけに、私が手を添えて入らせようとすると「いーの!!」
2人と同じようにやりたいらしい。
まぁ、それほどすっ飛んでいくタイプではないので、
近くで様子を見て、見守る。

いったん上がって昼ご飯。
私たちはのんびりご飯、子どもたちはお蕎麦を慌ただしく食べて、
正面のゲームコーナーで遊ぶ。
時折、むつがパタパタと私たちの方に走ってきて、一緒に何かつまんだり。

もう一度ゆっくり浸かってから、温泉をあとにする。



2004年09月21日(火) Aちゃんと公園へ

Aちゃんは、むつより1ヶ月お姉さん。
ママがマタニティスイミングに来はじめたときからの、
まさに「お腹の中にいるときから」の、むつのお友達。
そして、現在も一緒にスイミングクラブに通い、
Aちゃんのママと私が泳いでいる間、一緒に待つお友達であり、
一緒にプレ保育に通うお友達でもある。

「むつのお友達」としては一番親しいお友達なので、
出来れば同じ幼稚園に通いたいところ……なのだが。

いかんせん、Aちゃんのお家は遠い。
駅で約1駅分。
「のんの通っている園においでよ!」と誘えない範囲にある。

そして、もっかのところAちゃんママの悩みは、幼稚園選びである。

今日はプールのあと、「ちょっと話を聞いてくださいよ〜」とお誘いがあり、
近くの公園、我が家のよく行く交通公園に行くことに。

ファーストフードを買って、芝生のところに座って食べながら。
Aちゃんのお家の周辺の幼稚園事情を聞く。
今日までにも何度かその話は聞いているのだが、
さすがに願書配布(このあたりの地域はほぼ10/15)まで1ヶ月を切って、
Aちゃんママ、焦っている。

おまけに、Aちゃんは今年七五三。
ご実家との食事会の手配、お参りの手配も悩みの種。

・・・あれ?うははははは。
うちの2年前の状態、そのままだ!!(2002.9.30.日記)

みんなそうやって悩むんだなぁ、と妙なところで感動したり。

さて、そんなママたちの悩みとは関係なく、
Aちゃんもむつも、遊ぶ遊ぶ。
Aちゃんはこの交通公園は初めてだそうで。
(ちなみに我が家は8/26に来ている)

むつは、いつものんとやっている遊びをトレースするようにやってみている。
しかも、今日はのんがいないので、自分が主導権を握れる。
Aちゃんは大人しいタイプなので、
むつがやることなす事、みんな真似をしてやってくれる。
・・・むつ、そりゃあ鼻息も荒くなるって言うもんで。

普段より、ずっと大きな声を出して、興奮して遊ぶむつ。
自慢げに展望台に先に上がって見せたり、
船(の形をした大型遊具)も、この前のんがやっていた通りに窓からのぞいて
見せたり。
うふふふふ。

自転車も、たっぷり2周回って、三輪車も豆自動車も、
全部遊び尽くして帰途につく。

帰り道、ばったり寝てしまったむつを連れ、のんをお迎えに。
のんはTくんママにお迎えしてもらって、そのまま遊ばせてもらっていた。
私の姿を見ても、いつまでもいつまでもTくんと遊ぶのん。

明日も遊ぶ約束をしてもらい、ようやく家に帰れた。



2004年09月20日(月) のん、初鼻血/「過去」「未来」

のん、昨日は結局、お祭りでチョコとアイス。
その後バアバのお家で、
私がむつを迎えに行っている間に(←ここがちょっとミソなのだが)
プリンをもらい、ジュースなどお菓子をもらい、バナナを食べた。

・・・と言うのが直接の理由かどうかはわからないのだが、
今朝、のんは初めて鼻血を出した。

いつもよりちょっと早めの時間に布団から起きて、ちり紙を取りに行ったのは
私も気がついた。
ティッシュを出す音がする。
???
鼻をかむ音がしない。???と思っているところに、のんが来た。

「おかあちゃん・・・」

見ると、すでにシャツに血がたらたらたれてしまっている。
あらららら。

大丈夫、大丈夫。
とりあえず鼻に詰め物をして、椅子に座らせる。
びっくりしたのだろう、こわばっている。
大丈夫、大丈夫。

「最初ぷくっとなんかなったから、ハナかと思ってかもうと思ったの」
のん、興奮しているので話が止まらない。
うんうん、と聞きながら床に落ちている血を拭く。
カーテンを開けて見ると、自分でもこすったのか顔や体にも血が付いている。
濡れティッシュで拭いてやる。

びっくりしたでしょう、大丈夫、大丈夫。
30分ほどすると、ピタリと止まった。
ほっ。

「お母ちゃんも、子どものときにこういうことあった?」
あったあった。
(…というほどには無いのだけど……)

最近、何かあると「お母ちゃんが子どものときはあった?」とか、
「子どもだったときにこうやってやった??」とか聞いてくる。
自分の知らないことだと、
「のんちゃんが産まれる前の話?」

そして、将来のことも言う。
「あー、早くお母ちゃんくらいに大きくならないかなぁ、
 そしたらそういうこと(台所仕事など)するのになぁ」
 
だんだん、「過去」「未来」という概念が育つ頃なのか。

「のんちゃん、たくさん食べて大きくなるよ。
 中学生くらいになったら、むつちゃんのこと抱っこして歩いてあげるから。
 むつちゃんのオムツも買ってきてあげるね」

・・・いやいやいや。それは・・・いろいろ違うのでは。



2004年09月19日(日) お祭り2日目!

お祭り、2日目!!
今日はどんなお菓子かな?!と、張り切るのん&むつ。
いつもの朝の支度より、むつは数倍早い。
(最近むつは朝の支度が遅い。のろのろしていて怒られることも。)

10時に公園へ。
今日は念願のTくんも来てくれている。
お姉ちゃんたちはそれぞれお友達と遊びにいっていて不参加。
ああ、だんだん年齢が高くなると、お祭りなんて来なくなるのかぁ。
寂しいなぁ。

ほどなく、山車が出発。
さすがに昨日よりも今日の方が人数が多い。
Tくんとのんの間にむつが割り込もうとして、出発時点で揉めたが、
Tくんを真ん中にして「むつ・Tくん・のん」と並んで無事出発。

…というか、2人でTくんをとりあって争うのか。
これは今後さらに激化するのか??

のんもむつも、昨日一通りやっているので要領がわかっている。
今日はルートも昨日より広い範囲に。
大きな幹線道路も、警察の人が出ていったん車を通行止めにして
そこを子どもたちが「わっしょい、わっしょい」と歩く。

すごいなぁ、お祭り。
私はそのあたりに非常に興奮を覚えて、
「のん、すごいねぇ、いつもここは車しか通れないんだよ?!」と言うのだが、
子どもにとってはそれほど感動するものではないらしい。
「のんちゃん、いつもここバスで通ってるよ」などと言う。
ちっ。

1度目の休憩。
おお、アイスとチョコレート。
今日はしょっぱなからすごいなぁ。
…と思っていたら、2度目の休憩ではオニギリとカレーパン。
3度目の休憩では、なんとカップラーメンが配られた。

あはははははは。

午前中にお菓子を配るのは、親に不評なのだろうか。
去年、一昨年はお菓子の詰め合わせのようなものが出ていた覚えがあるのだが。

だが、のんもむつも、そしてTくんも大満足らしい。
ガツガツと、オニギリやカレーパンを食べる子どもたち。
とにかく、日常でない状態で渡されると嬉しいのだろうか。
それはそれで、見ていて面白い。
Tくんはオニギリもカレーパンも、残さずぺろりと平らげてしまった。

昼前に解散、少し公園で遊んでからサヨナラをする。

午後は…もしもむつが昼寝をしたら、その間にのんと私でもう一度
牽きに行くか…と思っていたのだが、
そういう時に限ってなかなか昼寝をしない。

やっと昼寝をして、のんと外に出たらもう山車は戻ってきてしまっていた。
残念。
せっかくなので、神社まで散歩。
大きなべっこう飴を買って、そのままフラフラ散歩して、
父ちゃんの実家、ジイジ、バアバのお家まで。
お邪魔して少し遊ばせてもらう。

しばらくするとむつが起きたというので、私だけでむつを迎えに行き、
のん、むつをまた夕方まで遊ばせてもらう。



2004年09月18日(土) お祭り!

我が町に住んで約8年。子どもが産まれて5年。
やっと、「お祭りの法則」がわかった。(遅いか?)

1年おきに、「表」と「裏」があり、10年おきに「大祭」があるという。
一昨年は、2日に渡って、子ども御輿も山車も午前、午後と2回ずつあった。
これは「表」。
去年は、1日目は午後しか子ども御輿も山車も出なかった。
これは「裏」。

そして、今年は「大祭」であるという。
もう、金曜日から祭をやっている我が地区。御輿、山車が出るのは今日、明日。
数日前から町中に祭の旗がかかり、提灯が下がっている。
むつが「なに?」と聞くので
お祭りのこと、山車をみんなでひくこと、
そして一所懸命ひいたらおやつが出ることを話する。

「一所懸命ひいたらおやつが出る」というところが、むつのハートを射抜いた。
旗を見るたび、提灯を見るたびに、私や父ちゃんに言う。
「わっちょ、わっちょ、っておまつりひくのよ、おかちもらえるの」

もちろん、のんは去年のことを覚えていて、とても楽しみにしている。

山車は、午前10時に近所の公園から出発の予定。
早めに行って、遊んで待つ。今年は、のんにもむつにもはっぴを用意した。
蒸し暑いが、風が吹くとさわやかな陽気。うん、ちょうどいい。

のんもむつも、「おかし、おかし」と非常に楽しみにしているので、
「土曜日はちょっと少なめかもしれないから、ガッカリしないでね」と
のんにはクギを刺しておいた。
確かに、土曜日は参加する子どももあまり多くないし、
ルートとしてもちょっと短めの設定らしい。

少し遅れて、10時半頃に出発する。
お囃子の音にあわせて、踊るように歩くむつ。
のんは「知ってるお友達がいないー」と不満そう。
(これは去年と全く同じである)

少し歩くと休憩。ハンバーガーが配られた。あらあらあら。
お菓子じゃなくてハンバーガーか・・・と私も父ちゃんも苦笑したのだが、
のんもむつも、これ以上美味いものはない!という感じでガブリついて食べる。
気分の問題なんだなぁ、面白いなぁ。

また少し歩いてお菓子が配られ、しばらく練り歩いてはお菓子。
結局、2時間弱歩いて3回の休憩、おやつタイムがあった。

のん、私が「少ないかもよ」と言ったのを覚えていて、
配られるたびに「これで終わり?終わり??」と聞いてくる。
むつは大満足。のんと同じだけの大きな袋ごとのお菓子をもらい、
「これは自分の分!!」とばかりに、堂々と食べる。
そうか、家ではそんなこと無いものなぁ。

ま、お祭りだから。

帰宅して、昼ご飯…とはいえ2人は殆ど食べなかったが…をすませたら、
いつの間にか寝ているむつ。
さすがに、2時間歩いては疲れただろう。

夕方、のんと2人で神社まで行く。
出店がたくさん出ている。本当に今年は盛大だ。
「むつちゃんに内緒よ」と、ソースせんべいとチョコバナナ。
幸せそうなのんと一緒に駅まで歩いて、夕飯のおかずの買い物をして帰宅。



2004年09月17日(金) プールへ/みんなで夕食

久しぶりに、プール。
いろんな事が重なって、9月はまだ1度も泳いでいなかった。
否、もとい、9月はまだ1度も「スイミングクラブでは」泳いでいなかった。
久しぶりに子どもを気にせずに存分に泳いで、体を伸ばす。

久しぶりに会ったAちゃん、なんとパンツだった。
おおお。
もう数日前からだそうなのだが、「パンツ履く」と言って、
出かける時にも寝る時にも、オムツを履きたがらないそうで。
それはそれは。なんと良いこと。

…ちなみに、むつ。
どうもまだまだ、「オムツ履く」とオムツをはきたがる。
出た直後に教えてくれるようになったので、それはそれで進歩している?とは
思うのだが。

Aちゃんがトイレに行く様子に刺激されたのか、
「トイレいく?」と誘うとついてきた。
トイレは、幸いなことに「嫌なところ」ではないらしい。
少し座って、「でないーー」と言うことが殆どなのだが・・・
あら。
今日はちゃんと出ました。お友達効果か??
本人も嬉しそうなのだが、やっぱりオムツがいいという。

ま、気長に行きましょう。
事前に教えられるようになる
イコール、ちょっとの間、我慢しながら伝えられるようになる
という部分がまだ身体能力的に無理そうか?と思ったり。


夕食はお好み焼き屋さんへ。
ジイジ、バアバも誘って、大人4人に子ども2人。
6人で座敷の大きなテーブルを予約しておいたので、鉄板も2つ分ある。

1つは火を入れずに、そちらで子どもたち、ジイジ、バアバで食べてもらい、
1つのテーブルで私が焼いて渡す。

ああ、子どもを見ていてもらえるというのはこんなに楽か。
子どもたちも、自分で「これはいる、いらない」とちゃんと意思表示して
お皿にとってもらえるようになったし、
のんはバアバに、むつはすっかりジイジに懐いて膝で食べさせてもらっている。
ありがたい、ありがたい。

のんはとてもジイジのことが苦手で、今のむつくらいの時期には
絶対ジイジのところに自分から行かなかったし、
抱っこされるとものすごく緊張していた。
ジイジもそれはとても不満だったようだけれど、
今はむつがその分ジイジ孝行している。

遠慮無く、「むちゃんにもまよねーずかけてよーーー!」などと言い、
はいはい、と甲斐甲斐しくマヨネーズをとるジイジが微笑ましい。
いきなり、「じゃんけんする!」といいだすむつ。
ぐるぐるじゃんけん、じゃんけんぽい!
負けてもあいこでも「かったーー!!」と両手を挙げて喜ぶむつ。
・・・心底楽しそうだ。ジイジが。

みんなお腹いっぱい、大満足で店をあとにする。



2004年09月16日(木) 親子競技の練習/親子討論

秋は、怒濤のように行事が続いている。
洗濯物を干して、片づけをしたら、本日もむつを乗せて自転車で幼稚園へ。
この道を自転車で走るのも、ずいぶん慣れた。

今日は「運動会の練習」である。
去年は年少児だったので、「親子ダンスの練習」だったのだが、
今年は「親子競技の練習」になる。

2学期が始まった頃から、
のん、「『プーさんのハニーハント』やるんだよ!!」と言っていた。

どんなのかと思ったら、
段ボールの底を抜いたものに、TDLのハニーハントよろしく装飾がしてあり、
それに親子で入って走るというもの。
まぁ、「電車ごっこ」状態で、リレーをしていくのだ。
クラス対抗になっているらしい。

むつは…一緒にはいるほどの大きさではないので、
とりあえずそばを走ってもらおう。

そういえば去年は、泣くむつをおんぶして親子ダンスの練習をしたなぁ、
大変だったなぁ、などと思い出す。
「一緒に走るんだよ」と言い聞かせたのに関わらず、
私とのんが走り出したのを見て、慌てて追いかけてくるむつを迎えながら、
楽になったなぁと実感する。


こんな感じ…

ちなみに、のんのクラスは2位。(年中3クラス中)
「いつもは3位なんだよ!!」と、嬉しそうなのん。
あははは。みんな、そんな大差ないけれどね。


帰宅したのんと、『仮面ライダーV3』を見る。
言わずとしれた、1973〜74年に放映されたものである。
最近、DVDが発売になったこともあり、今我が家ではライダーブームである。
のんは1号ライダーから少しずつずっと見て、
やっとここ数日でライダーマンが出てくる43話まできた。

すごく熱心に見ている、のん。
44話のライダーマン、V3の様子を見て、
「何で一緒に戦わないのかね?」と言いだした。
「プリキュアみたいに、一緒に戦えばいいのに」。

  私「うーん、まだあんまり仲良しじゃないんじゃない?」
のん「あ!あのさぁ、V3だってコト知らないんじゃない?」
  私「そうだねぇ。」
のん「V3は一号とか二号がいるの知ってるけどね」
  私「ああ、なるほどね、ライダーマンはデストロンにいたんだもんね。」
のん「えっっ!!デストロンに?!そうなの?!」
  私「何アンタ、なに見てたのよ」
のん「しらなかったーー」
  私「だってデストロンの科学班にいたんじゃない」
のん「そうなのかーー。ああ、だからV3と仲良くしないの?」
  私「そうじゃなくてさ・・・」

何で私、5歳児相手にこんな真剣に解説しているんだろう。



2004年09月15日(水) 「敬老会」

本日は、幼稚園の「敬老会」の日。
園児の祖父や祖母を呼んで、歌やお遊戯、楽器の演奏を見てもらったり、
プレゼントを渡したりする。
(昨年の様子)

昨年はばあちゃん…私の実母…に来てもらったので、
今年はバアバ…父ちゃん方の母…に来てもらう。

9時30分受付開始、10時始まりの予定。
バアバは我が家からほど近いところに住んでいるので、
自転車でお互い行かれてとても楽である。
ホールに上がるバアバを見送って、私とむつは保育室に待機。

ホールはさほど広くないのと、
OKしてしまうと全部の親が上がってしまうからだろう、
ホールにはお祖父ちゃん、お祖母ちゃんだけ上がれる。
それでも1人の子どもに4人の祖父、祖母がいらっしゃるお家もあったりして、
ホールからはみ出してテラスで見ている方もいる。

私たち母親は、保育室の「夏休みちょう(夏休みの思い出を貼ってある)」の
展示などを見て過ごしてください、と言うことになっている。

一通り見て…退屈したむつ、外に出たい、と言う。
うん、まぁ、それほど派手に遊具を使ったりしなければ、
私がついていれば大丈夫だろうか。

園庭の端の方で、大型遊具に登ったり、降りたりするむつ。
ああー、本当に。
このところ何度も思うことなのだが、
あと約半年で、むつもここに通って遊具を使うんだなぁ。

少し前まで、この大型遊具に登るのも危なっかしくて止めていたのに、
いつの間にか自分でちゃんと登って、ちゃんと降りてこられるようになった。
遊具から降りてきて、
何故かポーズを作って、
「ふたりあ、ぷりきあ!!」(ふたりは、プリキュア!)などと、
言ってみたりする、むつ。

ああー、大きくなったなぁ。

お友達のママ4人で、遊具の前で立ち話。
のんの学年でお友達のママは、下の子がむつと同じ学年のことが多い。
4人で、兄弟の顔が似ているとか似ていないとか、
ママとは似ているとか似ていないとか、
そんな他愛ない話をしながら、下の子達が遊ぶ様子を見て。

会が終わって、バアバがホールから降りてくる。
お疲れさまでした〜。
のんからのプレゼントは、ハンガーだったらしい。
針金ハンガーに、可愛らしいシャツ型の飾りが付いていた。

むつ、たくさん遊んだからか、耳鼻科の薬が効いているのか、
帰り道にうとうと。
昼ご飯も食べずにばったりと寝てしまった。
こちらも、お疲れさまでした。



2004年09月14日(火) むつ「びじか」/公園へ

昨日「だってさ、むちゃん、ないちゃうから」と言われ、
行かなかった耳鼻科だが、
残念ながら薬もなくなってしまった。
行かねば。

耳鼻科行くから、用意しな〜、とむつに靴下を渡し、準備する。
「びじか?」
そう、耳鼻科。
「だって、むちゃん、ないちゃうよ?」
うん、でももう薬もないし、鼻がたくさんでるから、行かないとね。
「みみ、みる?」
うーん、耳はそうでもないかな。鼻を見るよ。

「・・・むちゃん、いかないよ」

ええーっ。じゃあさ、耳鼻科ちゃんと行ったら、その後ジュース買おうか。
(耳鼻科の下の階がコンビニになっていて、パックのジュースを買うのを
のんもむつも耳鼻科の後の楽しみにしている)

「いく!!むちゃん、いく!!びじか!!」

………ジュースがあればいいんかい。
いやぁ、それにしても、立派に会話するようになったもので。
「びじか」だけれど。

鼻の薬も付けてもらい、新しい薬ももらって、
ご機嫌でパックのジュースを飲みながら帰宅。
やはり、アレルギー性の鼻炎らしく、抗アレルギーの薬をもらうと
ピタリとその後鼻が止まる。
この時期、しばらく飲むのは仕方ないらしい。

ちなみに、「ないちゃうから」と言っていた通り、
ずずずっと鼻を吸われる時には「ひぇーーーん」と言っていたけれど、
その後は平気。
吸入も、自分から器具をもって出来るようになった、むつ。
医者に慣れる…というのも、どうかと思うけれど、
泣いて騒いで、暴れるのではない方が、気が楽。


のんのお迎えよりも前にむつは昼寝を済ませてしまったので、
のんが帰宅したらどこかに遊びに出るか…。などと考えていたら、
Tくんママから嬉しいメール。
『のんちゃん誘って公園に連れて行ってもいい?』
すぐ電話する。
「なんでーー?私とむつは誘ってくれないのーー??」
わははは。

むつは昼寝している時間だと思って気を遣ってくれたらしい。
ありがたい、ありがたい。
早速、一番近くの交通公園で待ち合わせ。
むつを歩かせても7分くらいの距離である。

15時30分くらいから、閉園時間の17時まで。
めいっぱい自転車に乗って、ゴーカートに乗って、
ブランコ、滑り台・・・そして、16時過ぎからはTくんのお姉ちゃんと
お姉ちゃんのお友達も来てくれて、
みんなで鬼ごっこ。

むつも、なーんとなく仲間に入っているような気分で、一緒に遊ぶ。
鬼ごっこの時の最初のジャンケンは、気付いて、行った時点で
オニが決まってみんな散り散りになったため、
ちょっと憮然としていたむつだったが。

閉園のアナウンスを聞きながら、Tくんと別れて帰途につく。
楽しかったねぇ。
家に着いてから、ちょっと昼寝(夕寝?)ののん。
でも、ちゃんと夕食時には起きてきちんと食べた。楽になったなぁ。



2004年09月13日(月) のんのいない日中

のんを見送り、むつと家に戻る。
ああー、今日は14時降園。
むつも、私もまだまだ「のん不在の日中」に慣れていない気分。

しばらくの間、むつ、遅めの朝ご飯をゆっくり食べたり、
洗濯物を干したり、掃除をしたり、のんびりと過ごしたのだが
「いこーよ!」と始まった。

でも、ベビーカーに乗りたいという。

ベビーカー。ここ2ヶ月以上、ろくに使っていなかった。
持って出かけても、「歩く、歩く」になってしまい、
私は子どもの手を繋ぐどころか、
さらに大きな荷物として、ベビーカーを持って歩くことになるので
夏休み、あちこちに出かける時には全く乗らせなかった。

久しぶりだから、乗りたいのか。
はたまた、さすがにむつもくたびれているのか。

せっかくベビーカーに乗って、…どこに行こう。
そろそろ、耳鼻科の薬が切れかかっている。
「耳鼻科、行く?」と聞くと、
しばらく考えてから「ううん」と首を振る。
「どうして?」と聞く。

「だってさ、むちゃん、ないちゃうから」

だそうで。
あはははは。せっかくちゃんと理由を言えて、まだ薬もあるので
今日はやめておこう。
でも、近いうちには必ず行くんだよ、泣いちゃうけど。

一通り散歩して、帰宅して。
それでもなにやら、つまらない・・・と言うか、所在なげなむつ。

のんが帰る直前、眠そうにごろごろしていたので
寝るかと思ったが、お迎えしたらイキイキして、のんと遊びだした。
当然、ケンカもありだけれど。

ああ、年齢が行くと、だんだんこんな風になるんだなぁ。
この10月にむつの幼稚園の願書配布、11月に入園申し込みで、
「何と早い!」と思っていたが、
ちょうどいい時期なのかなぁ、などと考える。



2004年09月12日(日) 思い出す、むつ

さすがに疲れたのか、昨夜は20時頃に寝てしまう、のん。
むつは興奮冷めやらず。
21時過ぎても、22時過ぎてもまだしゃべる。

ここ数日、むつは部屋を暗くして横になると、
「他にすることもないし」という感じでよくしゃべる。
私が寝ている(およそ寝たふりをしている)と、
「おしゃべり、しようよー」とぐりぐり起こしてくる。

まぁ、寝る前のおしゃべりはのんもそうだったし、
子どもがしゃべってくる時には、余計な口をはさまずに
できる限り聞いてやって、気持ちの高揚を吐き出させてやった方がいい、と
聞いたことがあり、私もそれに同意している。
(でも眠い時は眠い!)

昨夜は、もちろん昨日、一昨日に見聞きしたことをしゃべるむつ。

「あの、しまろーのとこ、いったねー」(訳・しまじろうのところ行ったね)
「ぱんやさんとか、でんまとか」
 (訳・パン屋さんとか、電話とか(注・しましまタウンにあったものである))
「こんど、いこーねーみーんなー!でね。のんちやんとー、むちゃんとー、
 とうちゃんとー、かあちゃんと!」(また行きたいらしい)

むつちゃんが一番面白かったのは、何だった?と聞いてみる。

「あの、とけいのね!め、がね、こーうして、こーうして!!」
あははは。
実は、ららぽーとにはこんな時計があるのだ。

 

毎時ちょうどになると、この目が開いたり閉じたり、瞬きをしながら
音楽が鳴り響く。
なかなかシュールなデザインで、
去年訪れた時にも子どもたちのハートはわしづかみにされた。

思い出して、しゃべるむつ。
こうして、こうして、と、瞬きをする真似をしながら、
自分でも可笑しいらしい、うふふ、うふふと笑う。


朝は、ゆっくり目覚める。
のんびりダラダラと…過ごしたかったのだが、
「のんちゃん、早く寝たからもう元気満タンだよ!」
などと言われ、仕方ない、昼間一度散歩に出かける。
のんの元気が元気玉(by鳥山明「ドラゴンボール」)に注入されたら、
どれほどの威力かと思う。

散歩の帰りに、夕食のおかずの材料を買って帰宅。

昨日、一昨日撮ったビデオを見ながら、
のんもむつも、「また行きたい!すぐ行きたい!!」と言っている。
うふふ。またね。また今度。



2004年09月11日(土) ららぽーとへ

残念なことに、
宿泊翌日の分のプールの入館に関しては別に券を買わないとならない。

父ちゃんと相談して、今日は早めに出発して、
どこか別のところで夕方まで遊んで帰ろう、と言うことになった。

目指すは……ららぽーと

早めに出たので、いったんSAで車を降りて遊ぶことに。
私は免許を持っていないし、我が家は車がないので
(今日のような時には父ちゃんの実家に車を借りている)
SAで遊ぶ、なんてことは考えてもいなかった。

広くて、綺麗で、設備が整っているのでビックリ。
ちなみに、こちらなのだが、
レストランの周りのところがコスモス畑、ヒマワリ畑になっていて、
ちょっとした散歩道になっている。
ネコジャラシを摘んだり、コスモスを眺めたり、芝生のところで走ったり、
ああ、子どもってどこでも楽しく遊べるんだなぁとあらためて感心。

さて、ららぽーとには昼前に到着。
まずは…サンリオのお店やトイザらスへ。

その後少し前から目を付けていた
しましまタウン」に行ってみた。

こ、これはすごい。
むつが、笑いっぱなしに笑うほど楽しかったらしい。
そういえば、昨日のプールの時にもむつはずっと笑って、ずっと歌っていた。
(最近のむつの十八番は「仮面ライダーV3」のOP、EDである)

「しまじろうのお家」および「しまじろうの町」が
さほど広くないスペースに小さく並んでいて、
大人が居るには狭すぎる空間なのだが、子どもにはちょうどいい大きさ、高さ。
とても広いボールプールの空間では、よじ登ったり、滑り降りたり。
ああ、こういうところに来ても、むつもしっかり遊べる年齢になったんだ。
少し前までは、危なっかしくて、とてもひとりでは居させられなかったのに。

のんは、言うまでもなく目の色を変えて遊ぶ。
あっっっ!!!という間に、制限時間の30分が過ぎる。
30分は、短すぎるなぁ〜。
ということで、15分延長。
時間ギリギリになって、「早く!出るよ!!」と焦る私に
「もういっこだけ遊んでくる!」と走る、のん。
ひーーーーー!!
とりあえず時間制限には間に合って、楽しかったしまじろうの町にお別れ。

ほっと一息。
のんびりと広いスペースに出て、飲み物を飲んだり。
そんな中でも、子ども2人はよく遊び、よく走る。

豆汽車に乗り、早めの夕食を済ませて帰途につく。
ああーーー。さすがに、くたびれた!!



2004年09月10日(金) プール、温泉、ホテルへ!

先日と同様に、わが父ちゃん、夏休みをとった。
せっかくだからどこかに行こう!よし!!旅行だ!!

そんなわけで、行って参りましたホテル

かなり順調に車で1時間ほどで到着。
子どもたちも、このところすっかり車に慣れて、きちんと座って大人しく
過ごせるようになった。
車内では、しりとりをしたり、歌を歌ったり。

到着し、とりあえずは「スパ棟」へ。
「ホテル棟」「スパ棟」が別れていて、スパ棟の方に屋内外のプール、
温泉施設があるという。
着替えを済ませ、父ちゃんと合流。
こういう施設にも、のんもむつも、すっかり慣れた。

のんは5歳で有料なので、その分(?)ロッカーのカギが渡された。
のん、ちょっと興奮。
「のんちゃんのところにいれてもいいよ!」などと。

天気が怪しかったら屋内だけで…と思っていたのだが、
ありがたいことに午前中は晴れていて、屋外のプールでも遊べた。
流れるプール(とても規模は小さいが…)が温水になっていて、
のんとむつはすっかり気に入って、流されて遊ぶ。

屋外のお風呂(水着を着て入る、いろいろな種類のお風呂)も
一通り楽しんで。
昼食を終えた頃に、ポツポツ雨が降り出したので、午後は屋内へ。

サマーランドに比べたら(比べるのも申し訳ないのだが)、
ずいぶんと屋内プールのスペース自体が小さくて、
(通常のホテルプールと比べて考えるととても大きいのだが)
子ども用に浅くなっているところも特に無いので
「遊べる?」と心配したのだが、そんな心配無用だったらしい。

ガンガン遊ぶ、のん。
むつは午後少し遊んだところで力尽きて、昼寝。

のんは1時間に1度くらいずつ、何らかの形で上がらせて、
休憩をとらせるようにするのだが、それも難しい。
「もう入っていい?」「遊びたいーーー!!!」と、水に入りたがる。

結局、ホテルのチェックイン時間をだいぶ過ぎた頃に、
「お部屋に行ってみよう!」と言うことでプールをあとにする。
のんに「またくる?また泳ぎにくる??」と何度も確認されながら。

部屋に入って、一休みのあと、夕食へ。

夕食はバイキング形式で、のんは「パン!丸いパン!何にも入ってないパン!!」
と、ロールパンをむしゃむしゃ。
いや、他のものも食べたのですが、パンの食べっぷりがすごかった。
ああ、この勢いでもっといろんなモノを食べてくれれば、
もっと大きくなるでしょうに…。

方やむつは、「これ、食べる?」と聞くと何でも「たべるーーー!!」
私たちが食べているものも、「こえ(これ)、なに?」と聞いてきて、
「たべたーーいーー!」
結局、むつのさらにどんどん食料が溜まっていく。
そして、当然食べきれない…のだが、私が食べようとすると怒る。
ゆっくり、ゆっくり、ひとつずつ食べていく。
楽しそうだなぁ。

夜は、またみんなでプールへ。
プールの閉まるギリギリまで遊んで、最後にお風呂に入りに行く。

のんは父ちゃんと、むつは私と。
むつが「のんちゃんは?」と聞くので、
「お父ちゃんと入ってるのよ」と言うと、
「かあちゃんは、むちゃんとはいるの?(むつが)すきだから?」などと言って
ご満悦のむつ。

部屋に入って、「お母ちゃんの隣がいいー!」なんて言いながらも、
一人でばったり寝てしまう、のん。

いつものお約束通り、部屋でいつまでも、いつまでも遊んでいる、むつ。
今回は冷蔵庫とテレビが気になったらしく、いつまでも冷蔵庫を開けようとする。
結局、私が夜中気がついたら、むつは隣で寝ていた。



2004年09月09日(木) むつとのんびり午前中

のんがバスに乗り込み、「バイバーイ!」と手を振っていってしまう。
そのバスを見送りながら、むつが必ず
「むちゃんも、バスのりたいなー」
と言う。
「そうだねぇ。いつか、お願いしに行こうねぇ」
と返事する。
「うん」
と話をしながら、家に入る。

毎日、同じ会話をするっていうのも、シアワセなことで。

むつ、どうにもこうにも、のんがいないとつまらないらしい。

見送り終わり、家に入り、
…もしも、朝ご飯が途中だとそのまま続きを食べて、
むつが食べ終わると私は片づけもの、洗濯物など。

その間、むつはひとりで本を見たり、ノートに絵を描いたり、
シールを貼ったり、私から見ればとても気ままに、楽しそうにしている。
「てぇびつけてよー」と言ってくることもあり。
てぇび→テレビ(教育TV)である。

夏が過ぎて、2人とも成長して、
とてもとても楽になった。
確か、1学期まではまだ、私が洗濯物を干しているとむつがついてきて、
台所に立つとついてきて、…とするので、
できる限りの家事は、むつがまだ寝ている間の時間にやっていた気がする。

それが、自分で本を出してみている。
絵を描くにも、自分でノートやエンピツを出してきて、描いている。
ああ・・・こうやって成長するんだなぁ。

でも、しばらくたつといきなり飽きる、むつ。
「いこ!」と声をかけてくる。
ん?
「いこーよー!」
ああ、行こう、か。
どこに??
「よーかどーいこーよ!!」
なんだか、ヨーカドーしか知らないみたいだ。と苦笑。

別の時には、いきなり「ばーちゃんは?」と聞いてくる。
うーん・・・家にいるかな?というと、
「ばーちゃんち、いくのよ」
と私の手を引く。
ええっ、今からですか?

そして結局、9時30分頃には、むつと2人で外に出てぶらぶら。
(見送りは8時10分頃なので、約1時間は家にいられるらしい)

10時に開店するヨーカドーに行って、ぶらぶらして買い物して帰宅したり、
公園の周りをぐるりと回ったり。
まだ、むつひとりで公園で遊びたいとはなかなか言わない。
のんがいないと、つまらないらしい。

家に帰って、少し早めの昼食を済ますと、
やれやれ、と言う感じでひとりで昼寝してしまう、むつ。
するとちょうど起きるくらいの時間に、のんのお迎えになる。

あと・・・半年もすると、むつも幼稚園。
早い。ウソみたいだ。
…というか、あんなにたどたどしい日本語の子どもが、
幼稚園に入ってイイものか?!…というのはおいといて。

あと約半年、こうやってのんびり午前中過ごすのだなぁと
あらためて感じた今日。



2004年09月08日(水) のんとむつの違い…対人

昨日に引き続き、お友達ママと約束。
今日は昨年度一緒のクラスだったYちゃんのママと、
ちょっとお出かけ、ちょっとランチ。

実は7月最初に約束していたのだが、Yちゃんの妹Sちゃんが熱を出して
お流れになっていた。
お互い、子どもが複数いた上での「デート」は、
3回に1回くらい、お互いの子どもの体調でNGになるような気がする。

むつは、会う前に「Yちゃんママ、わかる??」と聞くと、
「うん、うん」と頷いた。

Yちゃん、去年まで我が家のすぐ近くに住んでいて、
(今お引っ越ししてしまったけれど、幼稚園は変わらず)
お家に遊びに行かせてもらったこともある。(2003年9月)
Yちゃんママの妹さんに、とてもよく遊んでもらって懐いていた、むつ。

まぁ、その後も幼稚園に行くたびにあって、話をしたりしているわけだから、
むつが「わかる」というのもウソではないかもしれない。

それを裏付けるかのように、最初からうち解けている、むつ。
昨日のTくんママとのお出かけの方が、緊張していた気がする。

ああ、Tくんママには一度預けたことがある(プール掃除の時)から、
警戒していたのか?


のんとむつは、人に対しての…好み、と言うと語弊があるが、
懐きかたも違いがあって、なかなか興味深い。

父ちゃん方のジイジが苦手で、つい最近までろくに話も出来なかったのが、のん。
でもむつは「ジイジ、ジイジ」と自分から行って、抱っこされようとする。

Tくんママが大好きで、私よりもTくんママに手を繋いでもらい、
Tくんママのお家に預けられるとすぐに私に手を振った、のん。
昨日、間違いなく微かに緊張していた、むつ。

…まあこれは、のんの時には生後すぐから(正しく言えば妊娠中から…)
Tくんママに会って、抱っこされていたのだが、
むつの時にはTくんママはお仕事をはじめたのでそれほど密接に会っていない、
と言う環境の違いも大きいのだが。

が、
大凡において、むつの方が人に対して愛嬌がある…ような気がする。
警戒はしていても、私さえいれば結構平気な感じがする。

のんの時には、もう見ていて可哀想なくらいに私にしがみついて、
離れなくなっていた。
「おともだち」に関しては全くそういうことはなかったのだが、
「大人の人」に対してはとことん苦手だった、のん。

同じ親が産んだのにねぇ。
Yちゃんのお家も、YちゃんとSちゃん、やっぱり同じような違いがある。
面白いねぇ、性質というのは、生まれつきなのかねぇ、
長女、次女での違いもあるねぇ、などと話をする。

自分のことも重ね合わせて考えて…本当に、興味が尽きない。



2004年09月07日(火) ストレス解消

とてもとても久しぶりに、Tくんママと約束をした。
Tくんママ、仕事柄あちこちに研修に行ったり、いろいろ忙しかったのだが、
ちょっと落ちついて、仕事を選んだり出来るようになったらしい。

夏休みはずっと忙しくて、ゆっくり話も出来なかったので、
先日の、Mちゃんとの夕食会以来だ。

せっかくだから、お迎えの時間までどこかに出よう、と言うので
数駅電車で行ったところの駅ビルまで。
ディズニーストアを見てぶらぶらして、お互い目的の店を見て。

こちらは当然、むつ連れ。
Tくんママとは気心が知れているので、とても楽。
「○○見てくるね〜」「じゃあ後でね〜」と楽に動ける。

一通り玩具などを見て、子ども服などを見て、
キッズコーナーで遊ばせているところで合流。
昼食をとって、帰宅して、Tくんとのんをまとめてお迎え。

そのまま我が家でお茶を飲みながら、子どもたちを遊ばせる。

・・・ああ、なんだかここ数日のストレスが解消されていく。


昨日、「のんの困ったこと」を書いたのだが、
どう考えても悪循環であることには気がついていた。

のんが落ちつかなかったり、こちらのいうことを聞かなかったりすると、
私もイライラする。
イライラすると、言わなくていいことまで注意したりする。
そうすると、のんがさらにイライラする。
しなくていいことまで、するようになる。
するとさらに・・・。

子どもとうまくいかない時の典型だ。

否、「子どもとうまくいく」のが理想ではないとは思うのだけど、
やっぱり、お互い人間だし、しかも女であるからには、
体調によってイライラしたり、
普段だと素直に聞けるものが聞けなかったりということが、間違いなくある。

それに気がついて、うまく気分を切り替えさせるのが、
母親であり大人ってもんでしょう……と、
思うことは思うのですが。

それがすんなりうまくいくほど、人間が出来ていないわけで。反省。

こんなことあったよ!という話、地元の幼稚園や学校の話など、
他愛ない話を数時間。

のんも、とてもとても久しぶりに、Tくんと遊ぶ。
もちろん、むつも一緒。
むつもずいぶんコミュニケーションがとれるようになってきて、
「いーれーて!」などと言って遊びにはいる。
自分の順番まで、Tくんやのんのすることを待って遊べる。

親子ともども、すっきりとしてTくん親子をお見送り。

昨日は怒りっぱなしで一日が終わってしまって、非常に反省しながら
眠りについたのだが、
今日はとても穏やかに。
ああ、ありがたいありがたい。



2004年09月06日(月) のん、落ち着かない

のん。ここ数日、ちょっと落ち着かない。
まあ、夏休みの間と、幼稚園と、生活があまりに違うから、
そのストレスであろうと思うのが順当だろう。

いくら「幼稚園早く行きたい!好き!!」などと言っていても、
のんびり、遊びっぱなしの家での生活と比べれば、
ずいぶんと自分の思う通りにならないだろうし、くたびれるだろう。
・・・と考えるのは、私が幼稚園が大嫌いだったが故か。

ただ、だからといって家でほいほい甘やかすわけにはいかない。
「幼稚園に行く」というのが、基本のスタイルなんだから。


ここ数日の、のんの様子を幾つか挙げると。

まずはぐずりやすい。
何か思い通りにならない時、こちらの説明を聞く前にぐずる。
自分の主張を通そうと、こちらが何か言っても聞かない。
程度の問題で、軽いものはいつもあるが、ここ数日はちょっとした、
私から見ればバカバカしいほど小さいコトでも、よくぐずる。

それから、こちらの言うことを聞いていない。
所謂、「いうことを聞かない」のではなく、
音声の、声が聞こえていない、
何か言っても、まっっっったく、耳に入っていないらしい。

何か他のところに興味を引かれているらしいのだが、
それによって、先日も危うく迷子になりかけた。

今日も園から帰ってきて、むつと3人で買い物に出かけたのだが、
のんひとりでずっと看板を見ていて、「行くよ」と言っても
聞こえなかったらしい。
ずーーーっと待っても、まだ来ない。
近くに行って、大きな声で呼んで、初めて気がついた。

あと、品物を粗末にする。
これは・・・なかなか難しい。
実は、普段からのん、折り紙やノート、シールの類を
とても多く持っている。たぶん、標準よりだいぶ多いのではないか。
どうも……ちょっと書きにくいのだが、バアバ、ばあちゃんが
与えすぎるフシがあるのだ。

そもそも、ちょっとした理由で、もともと家にはメモ帳の類が多く、
わざわざ買ってもらわなくてもあるところに、
毎回のように「お土産〜♪」とくださるのだ。

くれるのは、ありがたい。ありがたいが・・・。

今日も、どんどん使おうとしたので、止めた。
「無くなっちゃうよ」と言ったところ、
「そしたらまた買えばいいよ」と言われた。

ムカーーーーーーーーッ!!!

いや、当たり前の発言と言えば当たり前なのだが。
が、大事に使わないというのは、許せない。

ある程度話をしたのだが、どうもわからないらしい。
へらへらと「まだあるよ」「のんちゃんが買うから」などと言うので、
「もう、バアバにもばあちゃんにも、Keiお姉ちゃんにも、
 ノートとかシールとか、持ってこないでくださいって言うから!!」
と、ガンガン怒ってしまった。とほほ。

うーーーーん。
大人げない・・・かなぁ、やっぱり。



2004年09月05日(日) 雨の日

雨。なんだかここのところ、毎週土日に雨が降っている気がする。
そんなわけで、家の中で過ごす。
……一日家の中。・・・とは行かない、我が子。

雨が小降りになってきたところで、
それでは…と、徒歩で約30分ほどのところのファミレスまで、
父ちゃんと私は傘をさして、子どもたちにはカッパを着せて行く計画。
バタバタと準備して……
やっと外に出ると、ものすごい強い降りになっていた。
・・・がっくり。

こんな降りの中、30分も歩かせるのは…と、中止。
でも、「中止」が納得出来ないのは、のん。そしてついでに、むつ。

のんは「歩けるー!!ちゃんと歩くから、行く!!」とがんばる。
「ちょっと、父ちゃんと相談しているんだから待ちなさい!」と言っても、
ものすごい不満顔。
「だって、雨なんだから仕方ないでしょう」と言っても、
「少し止むまで待ってみる?」と言っても、
「行くの!」不満顔。

とりあえず、親の言うこと聞けないなら、このまま帰るよ!!と
言ったところ、
むつがしたから首を振る。
「むちゃんも、おそといくのよ・・・」(気を遣ってか、ちょっと小声)

うーーーん。
むつはともかく、のんは昨日もろくに外に出ていない。
それじゃあ、ヨーカドーに行きますか、と、父ちゃんと話がまとまる。
(ヨーカドーは我が家から約5分)

雨の中、カッパを着て歩く2人。
長靴をバタバタ言わせて、水たまりを歩くのが楽しいらしい。
無事にラーメンを食べて、さて、買い物。

のん、この夏に身長がぐっと伸びた。
それと一緒に足も大きくなり、靴がきつくなった。
上履きを久しぶりに履かせたら、はけないことはないがキツイ…という
感じになっていた。
これは、買わねば。

探して、今までより1サイズ大きいものを購入。
ついでに、靴が安くなっていたので洗い替え用として運動靴を1足購入…
……しようかと見ていると。

当然のように下の方から声がする。「むちゃんもーーーー!!」
ありゃりゃりゃ。こりゃだめだ。

当たり前だが、むつの方がサイズが小さい。
なので、むつの履ける靴は、のんが履いたものでまだ綺麗なものとか、
お友達にいただいたお下がりの運動靴がまだまだある。
むつにも買うのは、はっきり言ってもったいないのだ。

仕方ないので、運動靴は買わずにいったん帰宅。
先日、お友達にいただいた、(2,3回しか履いていないらしい)新品同様の
むつのサイズの靴を出す。
「ほら、むつちゃんの新しい靴だよ!!」

そして、午後にむつが昼寝しているスキに、
のんと2人でもう一度店に行き、のんの靴を買う。

そこまで気を遣わなくても…とも思ったりするのだが、
やっぱり、私自身「妹」だからか。



2004年09月04日(土) むつ、やる気を見せるプレ保育

久しぶりに、むつのプレ保育のある日である。
本日の予定は、園のバスに乗って園の農園まで行き、
トウモロコシ狩りをするのだ。
今日収穫したトウモロコシ(ポップコーンにする品種)は、
皮をむいて、干しておいて、
次回、ポップコーンを作って食べさせてくれることになっている。

雨が心配で、直前まで行くかどうか迷った末、出発。
自転車に乗りながら、むつに今日の話をする。
 この前、むつはバスに乗っていったでしょう。
 あそこに、今日もまたバスで行くんだって。
 でも、お母ちゃんはバスに乗れないから、
 むつと、Aちゃんと、お友達みんなと、先生で乗っていくんだよ」

うんうん、と話を聞く。
「とうちゃんは?」とむつ。
私「ううん、父ちゃんも乗れないから。」
むつ「おともだちと?ちぇんちぇいと?」
私「そうそう」

ふーん、と神妙な表情。
さて、今回はちゃんと泣かずに行き帰り、乗れるだろうか。

のんの時は「きまじめ、はりきり」のプレ保育であったが、
今までのむつの様子を言うとはっきり言って
「やる気ナシ、だれまくり」のプレ保育。
特に7月の最初の時なんてひどいもんだった。

それが。おお?!
今日はひと味違う、むつ。
「最初にトイレに行きたい人は行ってくださーい」と先生に言われ、
オムツにもかかわらず、「いく。」とトイレに向かう。
(おかげでずいぶん時間をとってしまい、朝の歌に間に合わなかった)

自分で指示に従い、バスにもAちゃんと手を繋いで乗り込む。
おかげで、2人並んだ席にしてもらえた。

バスが農園に向けて発車すると同時に、
ママたちは一斉に自転車でバスを追いかける仕組みなのだが、
(園〜農園まで、自転車でも3分ほどである)
曲がり角でちょうど見えた時、むつが中から私に手を振った。
何事か言っている。

あららら。前回とはずいぶん違う。
降りてきた時も、しっかり見て降りてきて、動揺した様子はない。
おおお。成長って、するもんなんだなぁと、こういう時実感する。

トウモロコシも、「ここだよ」と場所を教えると、
自分でちゃんとむしり取る。

園に帰ったあと、(ポップコーンにするために)皮をむいて干す作業をするのだが、
それも先生のやり方を見ながらちゃっちゃとする。

すごい!どうした、むつ?!
私は心底ビックリだ。
その後のお帰りのお歌も初めて身振り手振りをくわえてちゃんと歌えて、
サヨナラの御挨拶が済んで・・・。

さて、室を出ようという時、むつが大きな声で言う。
「ぽぷこーんは?!ぽぷこーん!!!」

!!!
それを期待しての「やる気」だったのか!!!



2004年09月03日(金) むつ、幼稚園に行きたい/花火

久しぶりに、むつのパンツ報告。
初めてむつがパンツを履いた時から、約2ヶ月ちょっと。
7月の下旬頃はかなりパンツで過ごし、
「連れて行けば出る」という状態にはなったのだが、
自分からはさっぱり「トイレ」と言い出さない。

否、「さっぱり」ではないのだが、
「といれいくー」と言って、トイレに入り、出たのは数えるほど。
(ウンチは別。こちらは、ほぼ完全にトイレでできている。)

うーん、これはまだまだ、オシッコのタイミングがわからないのか…?
と考え、とりあえず、今のところはオムツ着用でいる。
本人に「パンツにする?」と着替えの度に聞くのだが、
むつ自身も「オムツーー!!」という。

・・・ま、のんびり行きましょう、と思っているのだが。

そんなむつ。
今朝、のんの幼稚園バスを見送って、家に帰りながら、
「どうちてよ」と言いだした。
私「なにが、『どうして』?」
むつ「どうちて、のんちゃんのばす、むちゃんのらないのよ」
私「ああー、そうだねぇ。来年になったら、むつちゃんも乗るよ」
むつ「むちゃんのるのよ」
私「うん、それじゃあさ、
  ちゃんとトイレでオシッコ出来るようにならなくちゃ。
  できるようになったら、母ちゃんが先生にお願いしてあげるよ。
  むつちゃん、幼稚園に通っても良いですか?って」
むつ「ちぇんちぇい?」(せんせい?)
私「うん」
むつ「おねがいでーす?」
私「うんうん」

先生にお願いしに行く、と言うのがツボだったらしい。
とても喜ぶ。
イヤ、その前にトイレでできるようになろうよ。

その言葉が効いたのか、今日は一度だけ自分で「トイレ」と申告して
トイレに行く。

本日は、のんの幼稚園の防災訓練。
去年やった通り、緊急連絡網が回った順に園に子どもを迎えに行く。

実は、去年はまだまだ、私が子乗せの自転車に慣れていなかったので、
迎えに行ったら、教室にはのんともう一人しか残っていなかった。
「お母ちゃんは遅かった」と何度も言われたので、
今日は完全スタンバイして電話を待ち、一所懸命自転車をこぐ。
おお、まだまだみんながいる時間に到着。ふーー。
大汗をかいてしまった。

夜は、父ちゃんの実家である、ジイジとバアバのおうちにお呼ばれ。
花火をたくさん買ってくれて、土手でやろうと言ってくれた。
夕食を終えて、花火が始まる。

むつも手持ちの花火を持って、ものすごく楽しんでいたのだが、
ちょっと大きめの仕掛け花火で、打ち上げ式のものを1つあげたら、
その音に驚いて土手から降りようとする勢い。
あはははは。(笑い事ではないのだが)

バアバのお友達のご近所さん、そのお孫さんたちが2人加わって、
賑やかに花火。
むつは途中からすっかり飽きて、土手を上がったり降りたりしていたが、
のんは、まるで取り憑かれたように花火をし続ける。

風がちょっと強かったのと、火種が切れたので
線香花火はお土産にして終了。



2004年09月02日(木) 父ちゃんと夏休み

のんは明日まで午前保育。
来週の月曜日からはお弁当が始まり、14時降園になる。
(通常保育が始まるのが)はやい!!

さて。実は父ちゃんの「夏休み休暇」がまだ残っている。
(仕事柄お盆休みはない。他の人と重ならないように1日ずつとる)
父ちゃん、午後半休をとって、上野動物園でも…と思っていたら、
雨の予報。
うーん、せっかくなのに残念。

それでは、と、月曜日に引き続き、東京ドームシティに遊びに行くことに。
昼食を終えて、13時頃出発。

月曜日は実質、「おもちゃ王国」にしか行かなかったので、
今日はアトラクションなど、他のスペースも回ってみよう。

「後楽園」が「東京ドームシティ」に変わって、ずいぶん経つが、
あまりじっくり回ってみたりすることがなかった。
通常の「入園料」のようなものが無くなって、
スペース全体がなにかのパビリオンのよう。
ショップあり、ゲームスペースあり、アトラクションあり。
なかなか面白い。
ああ、時代が変わったなぁ。

のんは「何か乗りたーーい!!」を連発。
カルーセルと、観覧車など、むつも一緒に乗れるものに限って乗らせたので
あまりたくさんは乗れなかった。

…どうものん、私とむつと3人で出かけた時はそれほどでもないのだが、
父ちゃんがいると安心するのか、「鉄砲玉」がひどく発動する。

歩いている途中で、私と父ちゃんに何もいわず、むつと一緒にぴゅーーっと
がちゃがちゃのあるスペースに入り込んでしまった。
見ていたから良かったものの、進行方向から勝手にそれたところに
行ってしまい、迷子になったらどうする気だ。

しばらくの間、父ちゃんと少し歩いたところで待つ。
待つ。ずっと待つ。
・・・20分くらいしたところで、むつがひょこりとそのスペースから顔を出した。
「かあちゃーーーん!!」近くにいないのに気がついたらしい。
泣きながら走ってくるむつ。

が、のんは出てこない。
その後5分くらいしたところで、悠々とのんが出てきた。
とりあえず、厳重注意。
こんな風にしたら、どこかいなくなってもわからないんだよ、
危ないことになったらどうするの、などなど。

どこまでわかったものか。

その後、「おもちゃ王国」へ。
9月は平日、時間無制限になるらしい。(普段は3時間制限)

たっっっぷり、閉館時間の18時まで遊んで、
満腹気分で出てくるのんとむつ。
むつは昼寝もせずにがんばった。

夕食は、ファーストフードをテイクアウトして、
屋外のテーブルと椅子のあるスペースへ。
ちょうど「ウォーターシンフォニー」なる、噴水と光、音楽のステージが
見られる位置で、
のんは「すっごいしあわせだねぇ〜!!」などと言いながら
パクパクとよく食べる。

むつは、食べながら、見ながら、ぼーっとしていたかと思ったら寝ていた。
あららら。これこそ、なんて幸せな。



2004年09月01日(水) のんの三つ編み

むつ、一昨日の晩〜昨日くしゃみを連発していたのだが、
昨日の午後あたりから薬が効き始めたのか、格段に様子が良くなった。

薬も、のんと一緒に飲むからか(のんにも鼻の薬が出ている)、
スムーズに飲み、点鼻薬もさほど嫌がらずにする。
大丈夫らしい。ホッ。

さて!!新学期だ!!
朝起きたのん、
「ええーーーっ、今日から幼稚園ーー?
 やーだー、もっとずーーーっと寝てたーーい、のんびりしたーーい」
などと、へらへら笑いながら言う。

幼稚園、決して嫌いではないらしい。
ありがたい、ありがたい。

あっと言う間に着替えも済ませ、準備万端。
「見て」とばかりに、私の前に得意気な顔であらわれる。
「・・・そんなに早く用意出来るなら、髪の毛結ってあげようか?」
と声をかける。


私の基本的な考えとしては、
髪は、自分で結えるようになるまで長く伸ばさなくていい、と思っている。
何よりも遊ぶのにも、食事にも、長い髪は邪魔になることが多い。
結って行っても、幼稚園の活動の度にほつれたりして、
「せんせいーなおしてーー」となるのは、痛いほどわかっている。
何より、短い方が清潔じゃないか。

何度も私がそんなことを言うので、
のんは「長い髪」に憧れながらも、あきらめている。
だから、
「ちょっと横のところ三つ編みにできるようになったら、
 もう切ってもいいから」
などと言う。

そんなことを素直に言われると、
子どもの好きなようにさせてやりたい…と思ったり、
イヤ!やっぱり、自分のポリシーを信じるべき!!と思ったり。
大いに心揺らぐのである。


そんな私から「結ってあげようか?」などと言われて、小躍りするのん。
うわーーい!!
早速、髪飾りを持って椅子に座る。

左右に少しずつ、3,4個の三つ編み。
うん、これなら横の髪の毛がばさばさとしないし、
帽子を被っても邪魔にはならないからいいだろう。

のんの髪の毛を結い終わると、
当然、「むちゃんもーーー!!」と、もうひとり待ちかまえている。

のんを見送ったあと、久々にむつと2人きり。
何をする出もなく、だらだらと過ごす。
午前保育で11時には帰ってくるので、買い物にもゆっくり出られない。
なんとなく過ごしているうちに、11時になった。

のんが帰ってくると、とたんに楽しそうになる、むつ。
もう、私ではまったくの役不足らしい。


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